食客 最終話

「明日に向かって」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
いっぱいいっぱいで、限界だったソンチャンの前に現れたボンジュ。
来ると信じてた兄貴がやっぱり来てくれた…。
雲岩亭を守ろうと戦ってたソンチャンが、
弟のように(いや、弟なんだが…)今にも泣き出しそうな表情が印象的。

ソンチャン、ボンジュ、ミヌ、
ドラマ当初、後継者を巡って火花を散らした三人が、
今度は力を合わせて、一つになりました。
そこにジョングさんも加わり、
総料理長の料理の心を受け継いだ弟子たちなのよねーー。

ソンチャンが考えたメインディッシュの食材を見て、
「これじゃダメだ」と告げ、メニューに変更を提案するボンジュ。
試行錯誤を繰り返したソンチャンの自信作も素晴らしいけど、
世界に通用するには、これでは足りないと感じたのでした。
と、言っても、食材は限られてるし、時間もない。
反対するソンチャンたちに
「食材はあるものを使い
オリジナルソースを使って餅入りロブスターを作る。
牛肉対決で、お前のプルコギは父の伝統の味で最高だったのに、
僕が勝ったのは世界に目を向けた料理だったから。
そこまで計算してたんだ」と説明するボンジュ。
ジャウン先生が諭したように、世界進出に向けて考えたメニューがちゃんと役立つ時が来たのでした~。

餅は店にあるものを使う事に。
会場が雲岩亭で良かったわねーーー。

作戦会議で時間をロスしたけど、さほど影響がなく、
コチュジャンソースで仕上げた、餅入りロブスターが完成。
韓国庶民の味が高級ディナーに変身しました。

一方のマツモトチームも、韓国の庶民の味・イカ巻きをアレンジ。
梅干などを具にしてせいろで蒸し、1回戦同様日韓融合の作品です。

1回戦では「メリハリがない」と一点差がついたけど、
餅入りロブスターは高評価。
しかし相手のマツモトは欠点なく進めて来ているので、次の肉料理対決では何か対処しなければ…と考えるソンチャンたち。
次で使うモモ肉をやめ、高価な部位を使っては?と提案するミヌ。
でもボンジュは、あえてモモ肉を選んだソンチャンに
「あの時の味は最高だった」と褒め、
牛肉対決で審査員や自分を唸らせたモモ肉で行こうと決めました。

相手に危機感を感じ、
準備してた切り札を使う事にしたマツモト。
それは海外の支店でも使ってる、外国人の舌に合う韓国ミソでした。
審査員は外国人だから、こちらが不利になるんじゃ?と心配になる雲岩亭のスタッフたち。
ソースは韓国のしゅうゆに日本酒を加えました。
あくまでも日韓融合の味を追及してる…と私には思えるのだけど、向こう側にしたら、あまり気分の良いものじゃないようで、「韓国のを日本料理として出す気?」といったジンスの独り言などから、そう伺えます。

マツモトのオリジナルソースに対抗するには、
ソンチャンが考えたソースでは何かが足りない…と思い、
あれを使おう!と閃いたボンジュ。
それはソンチャンとボンジュに父が託した「種こうじ」
ずっと雲岩亭を守ってきた種こうじが、
今回も救うことになったのでした。。。

ソンチャンたちの作品は、安い部位であるモモ肉を柔らかくなるように細かくミンチして果実につけ込み、カボチャにつめた肉料理。
そこに大極図に見ててた三色に彩られたご飯とキムチを添えました。
「幸せを包みこむように」と
葉で具を包んで食べる韓国独特の食べ方を生かし、
韓国の精神と文化を表現したと説明するソンチャン。

一方のマツモトチームは、
牛バラ肉を韓国ミソで味付けしたものに、韓国の醤油と日本酒で作ったソースをかけた肉料理に、白いご飯と外国人向けの辛くないキムチ。
「それじゃ韓国料理が台無し」と苦笑いのジャウン先生、
実は私、あんまり辛くないキムチの方が好き…

奥深く柔らかいと評価された種こうじ入りソースを
「古くから雲岩亭に伝わる種こうじです。
亡き父と雲岩亭の仲間たちが作った味です」と
誇らしげに説明するボンジュ。

マツモトチームは29.5点。
一方の雲岩亭チームは30点満点。
0.5点の差はソースにありで、
雲岩亭のソースが素晴らしかったのはもちろんの事、
マツモトのは気候や水など環境の違いから
奥深さが出てなかったらしい。
「料理は調味料は重要なポイントです」と説明するテッドオー氏。
雲岩亭の調味料がダメになったとき、
「それしきの事」と反発したボンジュだけど、
今更ながら、父が言ってた大切さが身にしみていたようです。

0.5点の差を逆転するには、
最後のデザート対決で差をつけなければ…。
予想通り(笑)、マツモトチームは29.5、雲岩亭は30点満点で
合計点数が同点という事態に。
しかし、勝ち負けを決めなければならないので、
招待してた各国大使の方々に投票してもらう事になりました。
審査員が緊張して食べてる間、リラックスして楽しんで食してた方々なら、公平な評価で出来るだろうと。

その結果、マツモトチームは9.7点。
一方の雲岩亭チームは更に高得点の9.9点!
万歳!と共に、ホッとして顔がゆがみ、
そして記者席のジンスに、どうだーーと合図を送るソンチャン。

正々堂々と戦って負け、潔く握手の手を差し出すマツモト。
苦しんだこと、つらかったことは水に流し、
握手の手を握るボンジュ、そしてソンチャン。
うん、いいシーンだ(゚ーÅ)
「やったよ。雲岩亭を守った」
いつまでも抱き合い、泣き笑いのソンチャンとボンジュ。

わだかまりをすべて捨てて、
マツモトの為に心を込めてヌマエビ汁を作ったソンチャン。
その味は、昔総料理長と食べたのと同じ懐かしい味でした。
暇があれば食の旅に連れ出すほど、
マツモトを可愛がってた総料理長。
悩んでるときには大好物のヌマエビ汁を作ってくれた師匠だったのに、自分はその心を学ばなかった、そしてあなたたちまで傷つけて…と涙声のマツモト。
そして改めて雲岩亭を支援したいと申し出てくれたのでした。

マツモトと総料理長の関係は、
語りじゃなく回想シーンで見たかったです。
仲が良かった頃も、ヌマエビを拒絶して出て行くところも…。
それから、二人の因縁もソンチャンがマツモトに語るって感じで判明したけど、もう少し違う形で説明して欲しかったような。
雲岩亭の危機にマツモトが絡んでると知り、
総料理長が倒れるほど驚き、奴に関るな…と言ってた理由を
もう少し早くわかれば、
もっと緊縛感が伝わったんじゃないかな…と思いました。


雲岩亭に日常が戻り、しばらく留守にすると言うボンジュ。
逃げ出すんじゃなく、明日に繋げる修行の旅で、
海外進出に向けて他の国の人と触れあって彼らの舌を学び、
人の心を理解した真心のこもった店を出そうと考えていたのでした。
寂しそうに「兄貴だけ修行なんて」と呟くソンチャンに、
「お前は先に出たろ?」と笑うボンジュ。

出発前に雲岩亭のスタッフみんなでミソ玉作りをし、
そして父の墓前に墓参りをしました。
「しばらく来られません。
夢を叶えるために一からやり直すんです。
見守っていたください。
父さんの息子らしく立派にやり遂げてみせます」
胸を張り、父に語りかけるボンジュ。

そして一緒に来たソンチャンも、
兄貴と雲岩亭を守った事を報告し、
次に来る時は嫁さんになる人を…とちゃっかり告げていました。

ミソ玉を作ったのには意味があったのね。
「真心のつまったミソ玉が並んでいます」
兄貴と俺、ミソ玉みたいに仲良くやるから。
バラバラの豆が煮て潰されミソ玉みたいに一つになった」
と、父の調味料カメに語りかける二人でした。

ボンジュが修行の旅に出た後、
やっぱりまだ学び足りないと感じ、
自分も旅に出ると決めたソンチャン。
行商してる間に出会ったたくさんの人たちから色んな事を教えられたけど、まだまだ韓国には、たくさんの人がいる。
そういう人と出会い触れあい、学びたいと言うソンチャンに
「条件がある。店の仕入れを担当して」とジュヒ。
離れていても産地の物を送ってもらうことで、、
雲岩亭との絆はそのままに。
「食材の仕入れは怠るなと父さんが言ってた」と思い出すソンチャン。
そうそう第1話で言ってたわよねーー。

取材に出るジンスを横に乗せ、修行の旅が始まりました。
早速、今まで食べた事のない味に出会い、
厨房を覗いてみたソンチャンたち。
味を盗みに来たーーと料理人(イム・ヒョンシクさん♪)から追い返されたけど、しつこく捜してようやく秘密を見つけたソンチャン。
秘伝の味を!と瓶を取り返そうとする料理人ともみ合いになり、秘密の味が入ったビンが空中へーーー。
逃がすもんかと飛びつくソンチャン。
しかしソンチャン、
料理人として、他人の味を勝手に探るっていかがなモン?
私有地に勝手に入り込んでるしーー
何だか、最後のシーンは蛇足って感じがしました。


と、言いつつも、やっぱり面白かった「食客」
このドラマの間中、レウォン君に癒されてました
ボンジュ兄貴も良かったわーー。
兄貴だけあってしっかりしつつも、
崩れちゃうと意外に脆く、人間的でした。
雲岩亭を部隊に「待令熱手」の座をかけて戦うドラマだと思ってたんで、意外な展開でしたがそこが良かった
テーマは「家族愛」という感じで、されも血の繋がりだけじゃないし、ホロリ…とさせられました。
各回のゲストも豪華でしたね~。

「食客」他の回はこちらです。


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