映画 『オー!ブラザーズ』(2003年/韓国)

画像イ・ジョンジェ&イ・ボムス共演。
全体的にコメディタッチなのだけど、
ホロリとする場面もあり、好きな映画の一本となりました。
金のために会った事のない兄弟を捜したり、
仕事(「レインマン」はカジノ)に兄弟を使おうと思いついて一緒にやったり、
兄弟と認めないといいつつ、徐々に心が近づいていき・・・というのは、
映画「レインマン」のようでもあるし、
「早老症(ウェルナー症候群)」は、映画「ジャック」?という感じもするけど、
兄と弟の絆や憎んでいても父と子・・・やはりそういう部分には心打たれます。

イ・ジョンジェを見るのは何本目かな~?
「ラストプレゼント」「イルマーレ」「純愛譜」「オーバーザレインボー」
ドラマでは「砂時計」「白夜」・・・
どれも特に風貌やスタイルはさほど変わりない感じなのだけども
本当に色々な引き出しを持った方だと感心してしまいます。
彼の涙と共に、私もウルウル・・・そして最後は一緒に笑顔♪

イ・ボムスは初見…と思ってプロフィールを見たら、
「ピアノを弾く大統領」「春の日は過ぎ行く」・・・ごめんなさい。覚えてないわーー
ドラマ「外科医・ポン・ダルヒ」関連のニュースで、お顔は拝見してましたが、
まだまだ知らない俳優さん、しかも上手い方がたくさんいるのね・・・と実感。
見た目はオッサンで、実際も撮影当時は30過ぎのイ・ボムス、
仕草や表情など、ちょっとマセた12歳の少年そのもので、
何だか可愛く見えました♪

脇役陣も、見慣れた顔がイッパイでーす。
いきなり冒頭に登場の、写真を撮られたワケあり(不倫っぽい)カップルは、
キム・ヒョンジャコン・ヒョンジン
キム・ヒョンジャは「真実」ジャヨン母、「新貴公子」監督妻、「クッキ」チュテ妻、「ドクターズ」などに出演、
コン・ヒョンジンは映画「ラストプレゼント」でイ・ジョンジェの相方「オーバーザレインボー」では友人
ケチなパク社長は、パク・ヨンギュ(「新貴公子」スジン叔父「チェオクの剣」セウク長官「クッキ」チュテなど)
悪徳(?)刑事のチャン刑事は、イ・ムンシク(「チェオクの剣」マ・チュクチ、映画「公共の敵」「達磨…」シリーズなど) 
サンウの友人は、リュ・スンス(「冬ソナ」ヨングク、映画「達磨よ遊ぼう」) 
クラブの社長は、イ・ウォンジョン(「海神」ムチャン、映画「達磨…」シリーズの坊さん) 



以下、内容に関するネタバレ含んだ感想です。


↓  ↓   ↓  




サンウ(イ・ジョンジェ)の元に、母を捨てて愛人と家出した父の訃報が届き、
その父の借金を息子のサンウが払わなければならなくなってしまいます。
憎んでた父の借金を?!と思っても通帳は差し押さえられちゃうし、
金はない…無いどころか、刑事に渡す金も催促されてピンチ!
行方不明の父の配偶者(一緒に逃げた愛人)が見つかれば、逃れられると聞き、
その女性の間に生まれた、異母弟のボングに会いに施設へ。
サンウの目の前に現れた12歳のボンク・・・見た目はオッサン!(イ・ボムス)
「早老症です」と聞かされて「早漏症?それが病気ですか?」ってサンウーー
これが通じるのは、漢字文化の妙ってカンジ~

会った事はないけれど、ずっとパパから聞かされお兄ちゃんに会えて、
抱きつく姿は12才の少年のボンス。
一方のサンウは、戸惑ったまま・・・
でも、ボングの母親を捜す目的もあるし、
父が施設に振り込んだ金の残金700万が魅力で、ボンスを連れ帰るサンウ。
チャン刑事から脅されていて、その700万を宛てようとするけど、
手続き戸籍謄本やら何やら必要で
そしてボングは、母親の居場所を話そうとはしません。

パパからもらったガンダムを大事にしてるボング。
「元々は俺のもの」と渋い顔のサンウ。
とにかくパパの話を楽しそうに嬉しそうにするボングにイラつき、
「父の話はするな!」と声を荒げてしまうサンウ。
ボングに向けるサンウの笑顔は、最初の頃は愛想笑い。
それでも笑ってくれると嬉しそうなボング。

パク社長から依頼されてる借金の取り立てに、
ボングを利用しようと思いつくサンウ。
12才の少年に夜のクラブはまずいでしょーーと思うけど
お兄ちゃんに喜んでもらうために、セリフを覚えて演技して頑張るボングでした~
スーツを着せてオールバックにすると、結構悪人顔のボング。
しかもインシュリンを注射する姿は、まるでヤクを・・・
サンウが取り立てても、小バカにして払おうとしなかったクラブの社長も、
ビビッてしっかり払ってくれたし、他のところでもバッチリです
取り立てシーンは、ドタバタ劇ってカンジでおかしいわ~

そのクラブのホステス・ウナを好きになったボング。 ←おマセ。
ウナに呼び出されたた夜、パジャマのまま出て行って、おパンツが丸見え
ウナを膝枕して、チューしようてしておかしいわ~
サンウに邪魔されちゃったけどね。

サンウの元に、妹を探して欲しいとやって来た女性。
その妹は聾唖者で、足に障害ある青年との結婚を父に反対されて
出て行ったまま音信不通なのだけど、
死期が迫ってる父に、会わせてあげたいと言うのでした。
その話を聞いて、一番感動してたのがギテ。純粋なのね♪

すぐに妹は見つかったのだのだけど、「会わない」と。。。
説得もせずに帰り、その報告だけをして謝礼を受け取るサンウ。
病室で背中を向けてた老人の肩を見て、涙ぐんでたボングは、
その金を奪って「兄ちゃんはウソつき」とずっと落ち込んでいました。

その夜、お兄ちゃんが寂しいだろうと、枕を持ってやって来たボング。
背中を向けたまま、病院で怒った理由を尋ねるサンウに、
「パパを思い出した。兄ちゃんの話になると背を向けて、
窓の外を見て肩が震えてた」とボング。
父の思いを聞き、複雑そうなサンウ。

今日は一人で取り立てに行ったボング。
サンウが迎えに行くと、ちゃんと取り立ての仕事は済ませていて、
子供と一緒におもちゃで遊んでいました。
子供のような笑顔(子供なんだけど)に、思わず顔が綻ぶサンウ。←ここ好き
するとバッタリと倒れちゃったボング。
おぶって、病院に駆け込み、動揺する姿は兄そのもののサンウ。
インシュリンは持ち歩いてると変質するそうで、それが原因でした。

ボングが一人で帰ると、荒らされたマンション!
チャン刑事の仕業でボンスを呼び出して、「署長の写真を持って来い」と。
ボングの言葉で笑った部下をボコボコにしたチャン刑事(←ヒドイッ)
恐ろしくって怯えてたボング。
それでも兄ちゃんを同じ目に遭わせたくなくて、
マンションに戻り写真を持って行こうと必死です。
すると戻って来たサンウが止めて、パニクるボングを突き飛ばしてしまって
「兄ちゃんは刑事と同じ。ママところへ行く」と口走るボング。

いつもしてた十字架を頼りに母親を見つけたのだけど、
母親は日本人と再婚して、ボングの弟もいたのでした。
ボングがキライなおでんをいつも食べてるデブな弟。
再婚した後、ボングが馴染めなかった…と悲しそうな母親に、
「ボングはあなたが大好きです」と告げるサンウ。

行きは二人だったのに、帰りは一人の車中で、どこか寂しそうなサンウ。
ボスイレコーダーから流れるボングの声を聞くと、思わず笑みがこぼれてました~
そして、その後に流れて来たのは、チャン刑事がボングを脅す声。
それを聞き、なんでボングが必死に写真を届けようとしてたのか知ったサンウ。
そのレコーダーは署長に渡し、チャン刑事は多分解雇?

入院中のボングを連れて、あの聾唖の妹を説得するサンウ。
ボングと暮らして、家族の愛に触れていくうちに、変わりました。。。
いがみ合って離れ離れになる、そんな不幸はないと一番わかってるサンウ。
「一度だけ会ってくれ」と言っても、首を縦に振らない妹に、
「俺みたいになっていいのか?父親の震えた肩も覚えていないバカに?」
父を恨んでたけど、ずっと恋しかったサンウの気持ちにウルッ。。。

死期が迫ったは、もう目が見えない状態。
それでも「きれいになった」と言う父、「お父さんもステキ」と返す娘。
あんなに結婚を反対した娘の夫にも「娘をよろしく」と言い、
父と子、長い事離れていても、心では求め合っていて通じるのでした

そんな父子を見て、感動し思わず笑みがこぼれるサンウ。
謝礼は返してカッコよかったけど、
少し金を取っていてボングに説教されてました~

帰りの車で、「一緒に住みたい」と涙ぐむボング。
自分も一緒にいたいだろうに、「ママの面倒を見ろ」と言うサンウ。

病院に送り届け、ボングから父の最期を聞いたサンウ。
「ポケットに8万ウォン入っているから、何か買って食え」と
死の間際に言った父。
ポケットを探すと4万しかなく、ヘンだと思ってもう片方を見ると4万。
それは僕と兄ちゃんの分だったんだと、血だらけの金を渡すボング。

母が死んだ時葬儀に現れて、「メシを食え」と金を渡した父に
いらないと金を投げつけた幼いサンウ。
この金は父の精一杯の愛情だと思うけど、
幼いサンウに理解しろと言うのがムリでしょう。
そしてボングの話を聞き、あの時に突き返してしまった父の愛情に、
涙が止まらないサンウ。
親孝行、したい時には親はない・・・
そんな言葉が心にしみてくるようなサンウの涙でした。

最後はボング宛てに書いたサンウの手紙。
サンウとボングは別々に暮らしていても、兄と弟。
手紙を書くサンウも読むボングも、とっても幸せそうで、
あったかい気持ちになったラストでした。


笑えるシーンもたくさんあって、
喧嘩になって、ボングを降ろそうと助手席のドアを開けようとするサンウ。
窓からボングを叩いて降ろそうとすると、
パワーウインドーを上昇させて挟めて、注射器をチラつかせるボング(笑)
「兄ちゃんだーーー」 ボングの勝ち~
糖尿病のボングは、インシュリンと注射器を持ち歩いてるのでした。

ホテルにチェックインして、ボングがお風呂の間、
勝手にボングのカメラを売りに外へ出たサンウ。
一人で心細くて、フロントの前でしょぼんとしてたボングが、
戻ったサンウを見るなり、泣きながら「捨てないでーー」と抱きついて・・・
フロントでチェクインしようか迷ってた、ホモカップルは、
サンウとボングを見て安心してチェックイン(爆)

ボングの大好きな映画は「チャイルドプレイ」
ハーイ!アイアムチャッキーね~懐かしい。
チャッキーと同じ格好のボングが、サンウに襲いかかってきて・・・
と思ったら夢オチ^^;とか、意外と臆病なサンウ。
そういや、ボングが母親の元で暮らしはじめて、
マンションに帰っても寂しくて、一人「チャイルドプレイ」を見てると、
ボングは平気なのに、サンウは怖がりーーー

似て無くてもヘソの形同じと聞いていて、寝てるボングとヘソと比べるサンウ。
見た目じゃわからないから、覆いかぶさって大きさを比べようとしたら、
医者来て「?!」どうみても怪しい人(笑) 
それにしても、このシーンでは腹が出てるボンク&腹筋が割れてるサンウでした。

   
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