推奴(チュノ) 第8話

「落とした石」

科挙に及第して高官になり、
身分のない平等な国を作る。
そして、お前と生涯を共にする。

かつて、背中におぶったオンニョンに誓った日を思い出すテギル。
そしてオンニョンは気を失い、
大切な石を落としたことにも気付かず、
テハの背中でその時の夢を見ていたのでした。

かつての上官・シン将軍(「善徳女王」ムンノ「朱蒙」ウテ「復活」イ議員の秘書「オールイン」チュニルなどのチョン・ホビン)の屋敷に、オンヨョンと共に身を寄せていたテハ。
将軍と呼ばれる地位まで上りつめ、部下からの信頼も厚い方だったけど、
清への降伏を拒み、軍から退いて地方で余生を送ってたのでした。

頭に巻いてた布を取り、刻まれた【奴】の字にやり切れない表情のテハ。
布で隠す事が出来ても、奴婢に落ちたのは現実・・・。

そして同じように鏡を見つめ、
入墨を焼いて消した跡を撫でるオンニョン。
消してしまっても、「奴婢」の血が流れてるは事実。

テハが用意してくれた(正しくはシン将軍ね)服に着替え、
大切な石を無くした事に気付き、過去を思うオンニョン。
---昔、寒さに震えるオンニョンの為に、温めた石をくれたり、
草鞋も温めてくれたテギル。
「今年は科挙に及第し、お前をおぶって国中を旅する」と夢を語るテギルに
「何年も同じ事を聞いてます」とオンニョン。
・・・って事は何度も落ちてるのね^^;
オンニョンたち奴婢が置かれてる立場を
それほど切実に感じてなかったのかもしれません。


ふざけあってるうちに顔が近づき、キスしようとするテギルに
身を委ねようとしたけどハッと気付き離れ、
昔は何もわからず同砲と思っていたけど、
大人になって現実を知った事を告げ、
「テギル様が私を慰め者にするなら構いません」とオンニョン。
「お前をそんな風に扱わない。
どっちも嫌なんだ。お前が寒いのも苦労するのも」と
心も温かったテギル様・・・。

亡くなったイム前左議政から後を託されたチョ・ソンビ(第1話でテハに密書を渡してた男)の元には
志を同じくする両班が集まっていました。
昔、人質として清へ発つ世子を奪還するため、
テハと共に戦った武官たち...テハ同様奴婢となった彼らを集めて、国を変えようと準備を進めていました。
「彼らが大将となり従う民が兵士となり、我々は彼らを支える。
ソン・テハ将軍は…」と話してると、
テハを捜す役人の家宅捜索を受け、
早く行動せねば…と感じているようでした。

テハの部下たちは、各地で奴隷として働いていました。
密書を読むと、かつての武官だった頃の厳しい表情が浮かび、
その日への心の準備をしていました。

匿ってくれたシン将軍にお礼を告げ、
師匠(イム前左議政)がチョルンに殺された事を話すテハ。
心が揺らぎつつも、
「私は過去の人間」と答えるシン将軍。
「済州島へ行き、
唯一生き残った石堅(ソッキョン)様をお守りします」とテハ。
一緒に行きたい気持ちもあったろうけど、
「歴史の流れは変えられない」と釘を刺すシン将軍。
今の国政に諦めムードの気持ちもあるだろうけど、
軍服を脱いだ自分に資格がないと感じてるのかも…。

元軍人として出来る事は、
国を変えようとするテハを助ける事でした。
近づいてきた官軍の気配を感じ、
「時間稼ぎをしてやる」と告げ、逃げるように促すシン将軍。

家宅捜索を拒絶するシン将軍に
かつての上官に敬意を称しながらも、
「許可を得るつもりはない」と冷たく言い放つチョルン。
強行突破しようとするチョルンに剣で制するシン将軍、
剣で応戦するチョルン。
シン将軍、さすがムンノ(@善徳女王)だけあって強い!と過ぎった私。
しかし引退した月日はあまりにも長かったらしい・・・。
チョルンの腕が上がった事もあるだろうけどね


かつての部下・チョルンにトドメ刺され、息耐えたシン将軍。
戦いながら、「空はとっくに変わってる」と言ったチョルンの言葉が正しいという事なのかか。。。

こうして無事に屋敷から脱出したオンニョンとテハ。

そのオンニョン、偽りの両班の身分になったと同時に、
ヘウォンという名を名乗っているらしい。
「お嬢様」と呼ぶペッコは、オンニョンという名を知らないのでしょうね。
ペッコから元訓練院の判官と結婚したと聞き、
腑に落ちないオンニョン兄。
そしてもっと驚くことを聞かされ、言葉を失いました。
「お嬢様たちを追ってる奴が二人いる。
一人は明の女刺客、もう一人は推奴師のイ・テギルという男です」

「イ・テギルと元両班。
使用人のクンノムが家に放火し、両親を失った」と話すペッコ。
同姓同名ではなく、あのテギル様なのは間違いない…。
平静を装い、「彼は恨みを晴らすために推奴師に?」と声を絞り出すオンニョン兄。
「わかりませんが、世間では逃げた奴隷を逃がさず、
悪名高い男と噂されてます」とペッコ。

大金をペッコに渡し、影から守り助けるように頼み
「それからもう一つ。イ・テギルの命を奪え」と告げるオンニョン兄。
なぜそこまでテギルに拘るのか引っ掛かりつつも、
お嬢様の為なら…と忠誠を誓うペッコ。

馬は売ってしまったし、金も使い果たして飲み食いに使ったソルファに
さすがのチェ将軍も呆れ顔。
まあ捨てられたと思い込んだソルファの気持ちも
わからなくもよいけど、
売春宿に売る!とワンソンが怒るのも当然でしょう。
かつて、家族に売られた過去があるのか、
人一人の値段がどれだけ安いか切々と語るソルファ。
可哀想な身の上を感じつつも、
「一文なしに用は無い。失せろ」と冷たく言い放つテギル。
酔っ払ったソルファを哀れみ、おぶって連れて来たけど、
これ以上、他人とかからないようにしてる感じです。

金を調達するため、町で“脅し”をすることにしたテギルたち。
町中には訳ありの人達が溢れているから、
それらしき人に身分証の提示を求め、
(こちらは偽造した役人だと証明する牌を持ってる)
金で交渉するのでしょう。
↑ここは劇中にはなかったけど、
逃げる男をワンソンが縄で捕まえるシーンはありました。
なんだか弱者につけ込んでる感じで、モヤモヤ…。


やる気満々のワンソンと裏腹に、
ソルファの事が引っ掛かるのか、仕事(?)に気持ちが入らないテギル。

同じ市場をウロウロしていたソルファは、
脱走した大道芸人の女将たちに見かってしまい、
連れ戻されてしまいました。

その場に偶然居合わせたけど、口出ししなかったテギル。
でも、助けて!とソルファの叫び声が離れなくて、
結局、迎えに行ったのでした。
テギルに抱きつき、
「ひどい。もっと早く来てくれないと…」と言いつつ、
うれし涙が溢れるソルファ。

道案内でジホを雇ったものの、彼らを蔑む目で見ていたチョルン。
そうされてるって気付いてるのか否か不明だけど、
ジホの態度ったら図々しい
済州島へ行くため港のある木浦へ行く、
船にのったらお役ご免と言われ、
なら最後に一緒に酒を~とジホ。
あっさり却下され、別室に放り投げられちゃいましたが…。

その頃、一つの部屋に布で仕切りをし、床に着いていたテハとオンニョン。
明日、済州島へ行く。それが最後じゃなく始まり。
新しい歴史が始まるのです。
…一緒に行きませんか?」とテハ。
背を向けて横になっていたのだけど、
こちら側を向き「邪魔になりませんか?」とオンニョン。
「私は戦争でたくさんの人を救ったが、
妻と子をあの世へ逝かせてしまった。
もう縁を結ばないと決めましたが、
また縁があればその人を守りたい」とテハ。
「私を守りたいという意味ですか?」

そう答えた瞬間、二人を隔てていた布が落ち(タイミング良過ぎ)、
目が合って慌てて背を向けるオンニョン。

済州島へ行く気でいるテギルに、
危険だからと止めるチェ将軍。
「なら島へ渡る前に捕まえればいい。
女連れだから安全な道を選ぶだろう」とテギル。
島へ渡るに一般的な木浦ではなく、
遠回りでもワンドから行くと読んでいました。

テギルの読みどおり、ワンドで舟を調達したテハ。

そしてチョルンは、そこまで読んで無かったのか、それとも先に済州に行って待とうと考えたのか、木浦から乗船することに。
ここで別れるジホに、イ左議政宛に途中経過を知らせた手紙を託しました。

ワンドに到着し、船を手配した男女がいたと突き止め追うテギル。

港に向かう途中、
オンニョンを狙った女刺客に気付き、止めたテハ。
そして女刺客と争ってる最中、額に巻いた布が切れ、
【奴】の入墨があらわになってしまいました。
オンニョンは、本当に軍人?と疑いつつも、
まさか奴婢思わなかったから驚いている様子。
元々同じ身分だったんだーーって、気持ちが近づくような・・・?
(テハは両班だけどね…)

「推奴(チュノ)」他の回はこちらです。


「推奴~チュノ~」公式ガイドブック
TOKIMEKIパブリッシング(角川グループパブリッシング)


Amazonアソシエイト by 「推奴~チュノ~」公式ガイドブック の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

とらねこ
2012年02月25日 14:06
初めまして

今、この回見終わったところです。
すごく詳しく書かれているので、それぞれのシーンが蘇ってきます。

また読ませてもらいますね
2012年02月26日 23:01
とらねこさん、こんにちは~

私のレビューはカットされたバージョンですが、シーンが蘇ってくると言ってもらえて嬉しいです♪
「推奴」は脇役キャラも深くて、色々な人に泣いたドラマでした。。。
また感想聞かせてくださいね~。

この記事へのトラックバック