善徳女王 第50話


家族にピダムとの関係を打ち明けたミシル。
一方のピダムは信頼するトンマンに、事実を告げられず、嘘を重ねていき・・・。

二人の関係に薄々気付いていたろうに、
「お前が言うなら事実だろう」と答えるトンマン。
責められるより、グッと胸が痛むピダム。
でも愛する人と実母、選べと言われればこうするしかない。。。
ミシルは、チヌン王の書を捨てずに持ち続けていたのは、
ずっと重い十字架を背負っていたと、
血を分けたピダムにはわかっていたのかもしれません。


信じると言ったものの、
「なぜピダムは私を騙す?」と心の中で葛藤するトンマン。

ミシルたちが潜伏してるテヤ城の地形を考え、
流れつき川を堰せき止めて水不足にし、
テヤ城に流れ込んだ水に「毒」を流そうと提案するピダム。
あまりにも酷い計略に息を呑むトンマンたち。
簡単に攻略できるだろうが、
そこに人が住めなくなり民が発生すると懸念し、
「またしても民を恐怖で押さえるのですか?」と反対するユシン。
「私も使うつもりはない。でも利用する」と
ピダムが提案した戦術を噂で流し、
ミシルたちの焦りを呼ぼうと作戦が閃いたトンマン。

ミシルと会談したいと書いた手紙を
「お前から渡すのだ」とピダムに託したトンマン。
ピダムを試してるのかな?と思ったけど、
息子が来れば条件を呑むと考えたのかも?

「降伏するなら会う」とせせら笑うミシルに
「王女様が怖いのですか?」とピダム。
怖い?と笑いつつも、図星をつかれたようなミシル。

そこに「川に毒が」という情報が入ったもんだから、
「窮地に追いこみ救うつもりか?
これしきで恐れるとでも?」と怒るミシル。
「そう言うならお会いになっては?」とピダム。

ミシルを叩き潰すのではなく「連合」を申し出るというトンマン。
反対勢力、
しかもあの憎いミシルと手を組むなどと皆が反対する中、
「ミシルとガ合従出来るのですか?」とチュンチュ。
姉の敵、母の敵なのに、
心から恨みを捨てることが出来るのか・・・?

しかしトンマンたちには、
「国を治めたことがない」という切実な悩みが。
ミシルを潰しても、その後窮地に追い込まれると考え、
「今私達に一番必要なのは人材。
ソラボルにはミシルほどの人材はいない」と答えるトンマン。
憎しみに固まっていては道を間違えてしまうと
本能がわかっているのね。

と、言う訳でトンマンとミシルの会談が実現。

合従を申し出、
「新羅は大義を成すのです。
だから人材を求めている」と申し出るトンマンに、
「確かにこちら側は人材が抱負、
一体誰を?とせせら笑う」ミシル。
「あなたです」とトンマン。
意外な答えに動揺するミシル。
目の前の王女は、
自分には考えが及ばないことを、広い考えを持ってる・・・。

しかしそんなトンマンも、完璧ではありませんでした。
「もう勝つことは出来ない。なら次の段階を考えるべき。
気に障ったなら、後継者の育成と考えては?
主となる跡継ぎを育てては」とトンマン。
自分は「主」になれないと突きつけられたミシルは、
新羅の土地の名を次々と挙げ、
どこかわかるか?と質問。
新羅の東西南北の国境だと答えるトンマン。
「違う。このミシルの血を注いだ場所だ。
愛する兵士たちの亡骸も引き取れずに埋めた場所だ。
それが新羅だ。チヌン大帝と私が作り上げた国境だ。
サダハムに恋したように神国に恋した。
だから手に入れたかった。
お前に何がわかる?合従?連合?
お前と恋心を分かちあえると?」と涙を堪えて訴えるミシル。
ミシルは権力欲しさで動いてるとばっかり思っていたのに
目から鱗だわ!

でも同じように国を愛するからこそ…だったと思い知ったトンマン。

交渉が決裂し、ミシルを説得しようと歩み出るピダム。
「たとえ負けても簡単に勝たせる気はない」と
合従に応じる気を見せないミシルに、
チヌン大帝の勅書を見せるピダム。
『結局、主の手に渡った…』と心で呟き、終わりを悟ったミシル。
しかしピタムは、トンマンに渡さず隠したと告白。

驚き、なぜ公表しない?とようやく口に出たミシルに
とても残酷なことだから…
…母上。あなたの人生すべてを否定されてしまう。
だが提案を受け入れないと公表するかもしれない」と告げ、
涙がこみ上げるピダム。
息子の思いに涙が溢れ、頬に手を延ばすミシル。
でも撫でることは出来ません。。。
許されない事だと自分を戒めているような…(T_T)

涙でいっぱいの目で見つめ、
寂しそうに背を向けて行ってしまったミシル。
母上は自分を捨てたけど、愛情まで捨ててはいなかった・・・。
このままでは落としてしまうだろう母を
黙って見送ることしか出来なく、涙のピダム。

交渉は決裂、内戦に突入すると宣言したトンマン。

水路を断たれた上に、残った水に毒がという噂に翻弄され、
トンマンたちに投降する兵が続出。
窮地に追いこまれていくミシルたち。

こうした中、出兵を進めるトンマンたち。

もう終わりだと感じ、魂が抜けたような状態のミシルを案ずるソルォン。
「最後の仕上げを…」と呟くミシル。
そこにミシルの窮地を知ったソッカム城の将軍ヨ・ギルチャン(第9話に登場)が
ミシルを守ろうと、全兵力を率いて向かっていると知らせが。

ソッカム城は百済との国境で
トンマンに話した「血を注いだ地」
助けが来る~とはしゃぐハジョン(←オイオイ-_-;)と裏腹に、
ここの兵力が空になれば、
百済に攻められると懸念するミシル。
本当にそのとおりで、百済が侵攻しはじめたのでした。

二万の兵がミシルに交流したら大変と騒然とする中、
ミシルの話を思い出し、
ミシルは新羅を守るため、
ヨ・ギルチャンの兵を帰すのかもでは?と考えたトンマン。
腑に落ちないピダム。
---神国に恋した。私とチヌン大帝が作り上げた国境だ---
一途に国を愛するミシルを思い出し、
「一瞬、ミシルに真の王を見た」と呟くトンマン。

このままでは新羅の地を奪われてしまう…、
ヨ・ギルチャンに引き帰してソッカム城を守れと命じ
兵が到着すれば勝算ありなのにーー!と訝る面々に
「やめます」とサバサバした表情で宣言。

離れていても、敵対していても、
トンマンとミシルの心って結構合致してるのよね。
才覚に溢れたトンマンとミシル、
戦い続けているこの二人が手を携えたなら、
神国は栄えて三国統一も早かったろうに。
そうならないのがまた運命。


最後を迎えるため、
テヤ城に構えた席に座っていたミシル。
まるでここが玉座のよう・・・。
ずっと支えてくれ、今も傍にいてくれているソルォンに
花郎時代の懐かしい歌を共に詠うミシル。
---守れぬ場合は引けばいい。
降伏できぬ日は…死ねばよいのだ---
「今日がその日です。
私を守った者たちを助け、導くのです。」と告げるミシルに
こんな時に人を労わり気遣うのです?」と涙がこみあげるソルォン。
「最後の段階を実行するだけ。
…ソルォン殿には申し訳ありません」と最後の命令書を渡したミシル。
このシーンは、胸がいっぱいに。。。

ヨ・ギルチャンの軍勢が引き返したという知らせに
ミシルがピリオドを打つつもりと気付いたトンマン。

母上は死を覚悟してる…と伝わったのでしょうか、
テヤ城へ走るピダム。

到着と同時に城に降参を告げる白旗が。

トンマンたちの到着を待ち、
白装束姿で現れ、全面降伏と武装解除を告げるソルォン。

床に転がってた空になった毒の瓶を拾い、絶望感が広がるピダム。
「騒ぐな。まだ時間は残っている」と毅然としているミシル。
「母上と呼んで差し上げましょうか?
それても捨てて悪かったと謝りますか?
それとも心の中で愛してると?」と泣いているピダム。
「愛とは惜しみなく奪うもの。
トンマンを愛するならそうせねば。
恋も大義も新羅も分かち合えぬ。
ユシンともチュンチュとも。
私は人を得て国を得ようとしたが、
そうすると人が目標になり危険なこと」とミシル。
「トンマン王女様は人であり神国そのもの。私がそうしてみせる」とピダム。
「人の心はもろく儚い。お前の夢は美しすぎる」とミシル。
ピダムの深層心理がわかっているようでした。
それは自分と似ていると感じていたのかも。

毒がまわり、グラつくミシルに駆け寄るピダム。
その手を払いのけ、一瞬顔が歪むミシル。
最期まで母の資格はないと自分に言い聞かせ、
息子を捨てた罪を抗おうとしてるよう…(T_T)

ミシルの傍らにピダムがいて驚くトンマン。
そして目を瞑ったままのミシルに呼びかけるけど、
もう返事は帰って来ない。。。
---ミシル…あなたがいなければ私は何者でもなかったのも。
ミシルの時代よ、さらば…---
恨みも憎しみも越え、涙が溢れるトンマン。

「善徳女王」他の回はこちらです。


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