イ・サン 第67話

「最後の慈悲」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆

誰もが「死罪」と思っている中、
サンがクギョンたちに下した処分は、【罷免し流刑】
やっぱり、死の宣告なんて出来ないよね…と思ったら、
テス経由で、クギョンが直前に計画を中止したと知ったからでした。

サンからの最後の慈悲に涙が溢れるクギョン。

この生ぬるい処分に納得せず、
「お考えください」と大合唱の臣下たちに
「クギョンは王妃暗殺を企てた実行してしない。
王妃の膳を食べた自分が無事だったのが証拠だ。
直前に留まった。
これはクギョンが言ったのではない。
私が信頼する者から聞いた明白な事実だ。
自ら過ちに気付いたなら、命だけは救ってやるべき。
この処分について何もいうな」と毅然と撥ねつけるサン。

と、言われても臣下たちが納得するハズなく、
延々と大合唱は続き、、、

このままでは朝廷内が混乱すると助言するチェ・ジェゴンに、
それでも曲げる気はないとキッパリと答えるサン。

義禁府に連行されるクギョンの元へ行き
なぜ事実を話さなかった?のと尋ねるサンに
「実行しなくても王様を欺き、
王妃様を暗殺しようとした事実は変わらない。
信頼する王様を裏切った。
許されないとわかっていたのです」と声が震えるクギョン。
「そのとおりだ。
私がそなたを心から許すことはあるまい。
これがそなたへの最後の慈悲。
もうそなたに何も望まない」と厳しい言葉を突き付けるサン。
冷たい言葉と裏腹に目が潤んでいます・・・。

そんなサンの気持ちが十分伝わり、
跪いて泣き崩れるクギョン。

王宮殿の前ではノロン派が中心となり、
クギョンを死罪に!と直訴の嵐が起きていました。

もう我慢ならず、大妃の元へ向かったサン。

突然のサンの訪問らニコヤカに接する大妃に背を向けたまま、
「ここで恐ろしい事を企んでいたのですね。
クギョンまで巻き込み、再び朝廷を牛耳ろうと」と言うサン。
「誤解です。私は王様の前途の為に…」と厚顔の大妃。
「そんな空ごとでクギョンを巻き込んだのですか?
いいでしょう。そんな私の力になりたいなら、
門の前で騒いでる重臣達を即刻黙らせ
二度といらぬことをなさらぬように。
これが最後の警告です。私は先の王様の遺言を預かってます。
それだけは実行したくありまん」と厳しく告げるサン。
よく言ってくれたーー!

クギョンが流刑地に送られる日、
自ら護衛を名乗り出たテスとソッキ。
クギョンは大罪人の護衛をすれば、
後々まで出世の妨げになると心配したけど、
それでも揺らぐことがない二人でした。
ありがたさと、申し訳なさが滲むクギョン。

最後に王様に挨拶しても良いか尋るクギョン。
縄を解くように言ってくれた親衛隊長。

着物をキッチリと糾してから、
王宮殿の方向に深々とチョル(お辞儀)をし、
「王様、どうかお元気でいらしてください」と涙するクギョン。

クギョンが旅立つ時間に、
その方向をジッと見つめ、心で見送っていたサン。
この二人のシーンは、胸が詰まりました...(T_T)

テスたちが言ってたように、流刑地に向かう道中し険しいものでした。
集まった人々から次々と浴びせられる罵声、
一人が石を投げると堰を切って続く人達…、
あれほど「クギョン様~!」と持ちあげていたのに、冷たいもんだ。。。
一人が叩くとそれに続くってのは、今も昔も変わりませんね。


石を投げる人々も前に立ちはだかり、
「あの方は大罪を犯したが、
ずっと王様に忠誠を尽くしてきたんだ。
石を投げられるような人じゃないんだ…」と叫び、
遠く離れていくクギョンの牛車を泣いて見送るチャンボ。
クギョンが捕まって以来、
ずっと裏切られた…の一点張りだったけど、テスたちと同じ気持ちだったのよね。。。
護送シーンも泣けた・・・(T_T)


クギョンが都を離れたと聞き、
ポッカリと心に穴が開いた状態のサン。

そんな中、サンの母が決めた側室・和嬪(ファビン)の所に
まだ一度も通ってないと嗜めるサンの母。
ならソンヨンを正式に側室に…と懇願するサンの言い分を聞き入れず、今夜行けと命令。

ソンヨンはまだ「尚宮」で位が下なもんだから、
ちょっと見下してる感じの和嬪(ファビン)付きの尚宮。
和嬪の方が位が上だから譲れってのは何となくわかるけど、
「ソン尚宮様には難しすぎる」ってバカにしすぎ。
そんな尚宮と違い、
「書物を読むのに位など関係ない。
それよりこの本を読むなら、先に読んだ方が良い本がある。
私が持ってるから貸す」とソンヨンに告げる和嬪(ファビン)。

和嬪(ファビン)は本心からそう言ってるのか
繕っているのか、まだよくわからず。

立ち話をしてるところに通りかかり、
ソンヨンを無視し、和嬪(ファビン)にだけ優しく声をかけ、
ソンヨンに当てつけるように「教養があってこそ…」とサンの母。
なんだか子供じみて見える・・・。
あからさまに違う態度を見せつけられても、
ジッと耐えていたソンヨン。

今夜、王様のお渡りがあると言われ、顔が綻ぶ和嬪(ファビン)。

しかし、和嬪(ファビン)の元へではなく、
ソンヨンの元にやってきたサン。
サンがここに来たのは、心を休ませたかったからでした。
後任の宿衛所(スギソ)の隊長を決めなければならない、
クギョンの案で共に作った隊だけに、
簡単に決められないというか、
クギョン以外の者を置く気になれない、
でもクギョンを許してはならない…と葛藤し続けていたでした。

和嬪(ファビン)の元に行くんじゃ?と思いつつ、言えなかったソンヨン。
ソンヨンもサンがボロボロの傷ついてるとわかってるのね。。
でも、サンの母が和嬪に言ってたのを聞いてたし、
後々、知ってたくせに!と問題にならなきゃいいけど。

気持ちを打ち明けるサンに、
「王様はクギョン様をお許しになりたいのです。
もしやはじめからそうだったのかもしれません。
王様はクギョン様を恨んでなどいない、
むしろ恋しがってるのです。
その罪を許せなくても、クギョン様を許すことは出来ます」とソンヨン。
ソンヨンの言葉が心にしみ、涙ぐむサン。
気持ちをわかってくれる人が傍にいてくれ、幸せだろうね。

遠くの地からサンを案じ、
夜は罪悪感にうなされて眠れない日々が続いていたクギョン。
ただ黙々と一日を過ごしてる感じです。

そんなある日、薬剤を持って訪ねてきたテスの姿に、
笑顔と涙が浮かぶクギョン。
テスも懐かしい再会にウルウルです。

王様のお供で近くまで来たから寄ったと言い
やつれた様子を心配するテス。
「胸が…無念の思いではちきれそうだ。
王様への罪の意識がしこりとなって残っている。
お前に王様の安否を尋ねたくても
口に出来ないのだ」と声が震えるクギョン。

「もう来るな。罪人と関れば出世に響く。
礼を言う。訪ねてくれて感謝する。でももう十分だ。
わかったな?テス」と泣き笑いのクギョン。
ゴロツキだった自分を導いてくれた頃と同じ笑顔を
いつまでも見つめていたテス。

テスをここに寄越したのも、
たくさんの薬剤を持たせたのも、実はサンの頼みでした。
でもクギョンは、
サンが気遣ってくれた…とわかっていたんじゃないかな。。。
涙で濡れた寂しげなクギョンの笑顔が何とも悲しくて、
そしててらさまさんのお声がまた胸を打ち、
「泣けるで…(@キンタロス)」状態の私。


具合が悪そうだったと聞き、

「私は何と愚か人間なんだ。
私が過酷な地へ送ったのに
安否を聞くなんて」と自分を責めるサン。
サンとクギョン、道は違ってしまったけど、
互いを思いやる気持ちはちっとも薄れていません。

テスがクギョンから預かってきた書物を開けたサン。
そこには、前回、囚われの身となっても、必死にテスに託そうとした【軍の改変と改革案】の草案と、手紙が入っていました。

「罪人の私がこのようなものを渡すなど。
お怒りになったらすべて燃やしてください」
辺地で体調が悪い中、
コツコツとしたため完成させたクギョン。
最後の仕事を必ず実現させようと決めたサン。

と、いうわけでスギソは廃止され、一つの統合されることに。
俺達はクビか?!と怒ってたチャンボだけど、
新しい部署に配属と聞きホッと一安心。


飢饉などで暮らしが困窮し
申利(カムニ)という高利貸しに手を出し、
借金を返せず土地を奪われて奴婢になる民が続出し、
その問題に着手するサン。
申利(カムニ)とは、期日に返済がなければ倍の金を取るという
今で言う悪徳高利貸し。
パク・チェガら奎章(キュジャン)閣の臣下の調べによれば、
法で禁じられてるのに役人の目をすりぬけてやってる申利(カムニ)が多く、
更に悪どいことに、借金を返済出来なかったら
家族を清国に売り飛ばしているのだそう。

今日は儒生たちへ出した課題の解答を見に行く日なので、
成均館(ソンギュングァン)に寄ってから、
申利(カムニそ)の拠点があるチャンソン坊へ視察へ行くことに。

成均館(ソンギュングァン)から、こっそり逃亡しようとしる儒生と遭遇したサン。
その儒生こそ、
今後サンに右腕となると思われる「チョン・ヤギョン」でした。
(彼が主人公のドラマは現在BS日テレで放送中)

粗末な着物のサンをまさか王様と思わず、
自由きままな雰囲気で、
新しい文明に目ざといようで、
望遠鏡も自分で作っていたチョン・ヤギョン(「神の天秤」のジュナ、「黄金の新婦」のソン・チャンウィ)

儒生たちに出した問題は難しいから、
誰も解けないだろうと思っていたら、一人だけ正解者がいて驚くサン。
しかし答案に名前がなく、
代わりに書かれていたのは、
「民を売る高利貸しがコンソク洞にいる」と言う記載でした。

拠点と思われるチャンソン坊を調べたけで収穫はなく、
コンソク洞を調べてみることに。

何者かが潜んでるかも…とおそるおそる進んで行き、
偶然、チョン・ヤギョンと遭遇しました。
なぜここに?!と驚く中、怪しい連中の気配に慌てて逃げる二人。

倉庫に隠れたのは良いけど、
鍵をかけられて閉じ込められてしまいました。
だからと言って慌てる様子もなく
倉庫を調べて小麦粉などの密売品を発見したチョン・ヤギョン。
それらを使って爆弾を作り、
テキバキと事を進めて見事に脱出に成功~。

生まれて初めて見た珍しいものに興味津々で
ヤギョンと望遠鏡の取り合いになるサン(笑)

脱出後、
お前は何者?とサンの人相を見ようするヤギョン。
サンの顔を掴み(なすがままのサンが可笑しい^^)、
「若くして天下を取る相」と言い当てたのだけど、
こんな重臣は知らないし、残るは王様…
でもそんなわけないと大笑い。
「私はこの国の王だ」と正直に告げるサン。
もちろん信じるはずもなく、更に笑い転げるヤギョン。

「イ・サン」他の回はこちらです。


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