エデンの東 最終話

「復讐の終わりに」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆
HK銀行の金庫の件で電話をもらい、ギチョルの元へ向かったドンウク。
そのギチョルが会わせた人物は、
自分達の運命を変えたミエ。
そうでした。彼女はHK銀行だったわ。

申し訳ないと詫びながらも反省の色は見えず、
「あなたは所詮テファンの息子。
テファンの悪行を継いでる」と挑戦的な目を向けるミエ。
あくまでドンウクの事は敵の息子としか見えないし、
テファンの血を引いて無事に産まれた子だから、悔しいのでしょうね。

「テファンが息子に殺されるのを見れば復讐が終わる」
そう言って高笑いのミエに、
「あんたはテファン以上の悪魔。
自分が苦しいからと他人の肉まではぎ取る」と吐き捨てるドンウク。

しかしドンウクが強がれたとはここまででした。
---ドンチョルと麻薬を結びつけドンウクに逮捕させる
録音テープのテファンの計画を聞かされ愕然、涙が伝うドンウク。
「テファンには情はない。
育てたミョンフンを捨て、ドンウクはただの操り人形。
ドンチョルを消すたろの道具でしかない
追い討ちをかけるようにまくし立てるミエ。
あんたの口から説教じみた事聞きたくないわ…と思ってしまった。
それにテファンはああ見えて、
親子の愛情表現がわからないなりに、
息子の為になると信じてやっててると私は思ってるんで。


思わず掴みかかるドンウクに、
チュニの乗った車に細工したのもテファンと告げるギョンテ。
---兄さんが麻薬の取り引きをした話は信じるのに
テファンが母さんを殺そうとしたのは信じないのかい---
チュニの声が脳裏を過ぎり、
すべて自分が間違ってたいたとようやく気付いたドンウク。

クク会長の個人金庫の暗唱番号を渡すミエ、
これを開けたらテファンの秘密がわかる…、
震える手で受取り銀行へ。
金庫の中には、クク会長の事はもちろん、
テファンの悪事を証明する書類がたくさん。
---ドンチョルが裏金を運んだのは、
オ会長殺人容疑で逮捕されたドンウクを助けるため、
弟の検事人生のために、自分の人生をトブに捨てた---
ミエの言葉が蘇り、泣きながら一つずつページをめくるドンクウ。

その中に、
マカオのドンチョルとヨンナンを隠し撮りした写真もありました。
自分を庇って少年院に行き、母を助ける為マカオ行き、
ヨンナンはそんな兄が見つけた小さな幸せだったのだと、
気付かされたでしょう。
弟の為に生きていた兄、
それは血の繋がりがないとわかっても変わらなかったのに
信じず、終いに逮捕まで・・・。
頑なだった心が解け、慟哭のドンウク。

すごい剣幕で飛び込んで来て、
なじるドンウクに訳がわからないテファン。
「俺はお前の父親シン・テファンだ」
「わかってます。俺の頭から消さなければならない名。
良心宣言を金で買い、罪のないドンチョルを麻薬商に仕立て
いつまで僕達兄弟を汚す?!
あなたは僕の人生から消えてください。
僕を使ってバベルの塔は積み上げられない」と怒鳴るドンウク。
誤解だと繰り返すけど、
証拠の書類を突きつけられ「誰が」と呆然のテファン。
「誰が?他人じゃない。あなたが一つずつ自ら作ったものです。
僕がシン会長を捕まえます。
この資料、ミョンフンが出した証拠で十分できます」とドンウク。
「息子が父親にそんな事するのか?」
「シン会長の息子だから起訴します。
悪行を積み重ね父親を眺めていられない。
検事としてじゃなく息子として、
お父さん…、あなたを断罪します」
怒りと言うより憐れむ涙を浮かべ、出て行ったドンウク。

私はここの「お父さん(アボジ)」と呼び
罪を暴くと宣言したシーンが最終回でグッときました(:_;)


憔悴し切った状態で検察へ帰る途中、
ドンチョルが脱走したと知らせが入り、
「一人で行ったらドンチョルは死んでしまう。
ジャッキーの元へ突く前に捕まえろ」と叫ぶドンウク。

運転手のギョンテに、
「俺の傍にはもう誰もいないと思ってたのに。
長いこと隣にいてくれたのはお前だけ」と感謝し、
眠ってしまったテファン。
多分、睡眠薬でも飲まされたのでしょうね。
いつも他人に感謝なんてしないテファンが、こんな事言うなんてねーー。
でもそのギョンテは既に裏切り者なのに
なんともテファンが哀れ。(悪事を重ねた代償なのかも)


目が覚めると、車に縛られた状態だったテファン。
蔑む目を向け「急ぐ溶き困った時だけ呼ぶな」と言うギョンテに続き、
ヘッドライトに照らされたミエがゆっくり登場。
この演出もワザとらしくて、怖いというより興ざめに感じてしまった。

恨みの言葉を吐き続け、
「悪魔を処断する為、それ以上に残忍な悪魔になった」と笑い、
「子を殺された以上につらかったのは、
愛を拒否された苦しみだった。
私とあなたは今までエデンの東をさまよっていた。
罪深い多くの人間が戦い葛藤してるあの地。
信じてた人を裏切り続けたテファン、
自分のために罪のない子たちの運命まで変えたミエ、
二人の毒キノコ(なぜキノコ?)が消えて、
誠実に生きた人の苦しみも軽くなる」
そう告げてテファンと共に崖に落ちて行ったミエ。
どうもミエの自己満足にしか見えないよ。。。

最後まで抵抗してたテファンだけど、
落ちていく中、一筋の涙と共に薄っすらと笑みが・・・。
一体、何を思ったのか、
自分の人生なんてこんなものと思ったのか、
1人ぼっちと思ってたのに、
自分をずっと愛してくれていたミエがいたと思ったのか、
それとも、もう悪事に手を染めずに済むと安堵したのか・・・。


ミエの手で成敗されるんじゃなく、
罪を受け入れて、息子ドンウクの手で裁かれて欲しかったなぁ。。

脱走したドンチョルは、毒蛇とワン・ゴンと共にジャッキーのアジトへ。
そこには吊るされた状態のヨンナンが。
なぜ↑この状態?
1人で乗り込み、敵に挑み逆にボコホゴにされちゃったけど、
口をふさがれた状態で必死に叫ぶヨンナンの声が届いたのか、
力を振り絞って敵を倒し、ヨンナンを救出。
ケガして酷い状態の中、
「大丈夫」とヨンナンを励まし続けるドンチョル。
縄が解かれ「助けに来てくれると思った」と泣くヨンナン。
「お前がどこにいても俺は捜し出せる。
家へ帰ろう」と笑顔のドンチョル。

しかし二人の前に立ちはだかり、銃を突き付けるグァンソン。

アジトの外ではドンウクや特捜部が到着。
敵は「ドンウク1人が来れば交渉に応じると」と条件を出し、
部下が止める中、危険を承知で向かったドンウク。

人質のドンチョルの姿に「兄さん…気付くのが遅すぎた。
すまない」と涙のドンウク。
昔と同じ、兄を慕う表情の弟に、涙がとめどなく溢れるドンチョル。

自分の手下を釈放すれば人質を返すと条件を出すジャッキー。
「人質を解放してから交渉を始める。
その代わり俺が人質になる」とドンウク。
しかしジャッキーはヨンナンとドンウクの交換を認めたけど、
ドンチョルは保険として残すと言い張るんで、
とりあえずヨンナンだけ解放することにしました。

ドンチョルの身を案じ残ると泣き叫ぶヨンナン。
こちらも泣きながら、「行け!」と叫ぶドンチョル。

二人を引き裂いたようで、何だか後ろめたそうなドンウク。
前回、ドンチョルに頼まれた時にちゃんと聞いてあげていたら、
早く救出できたかもしれないもんね。

ドンチョルとドンウクの二人が残り、いよいよ交渉…って時に、
特殊部隊が潜入して来てしまいました。
オイオイ、何てこったーーー\(◎o◎)/!

警察vsジャッキーチームのドンパチの中、
ドンウクを狙うグァンソンが目に入ったドンチョル。
(なんでドンウクを狙ったんだろ?と思ったけど、
前回、ジャッキーが「ドンウクを殺して力を見せつけろ」と言ってたっけね)

僅かな時間の間で、弟を守らなければ…
いや愛するヨンナンを残しては…と葛藤したのでしょうが
やはりドンチョルはドンチョルでした。
ドンウクの盾になり、自ら銃弾を浴びたのでした。。。

「このまま死んだら母さんに叱られる」と泣いてるドンウクに
「すまない。兄さんが謝る。
兄さんがドンウクの事を愛してること、
わかってるだろ」と詫びるドンチョル。
「いや謝るのは僕の方。
母さんと僕、いやミョンフンも一緒に暮らそう。
もうすねたりしないから」と涙のドンウク。
そっか・・・あの態度って、すねてたのね^^;
あの家と距離を置くために、
ワザとああいう態度を取ってたのかと思ったわ。
(そういう気持ちもあったと思いたい)


泣いてるヨンナンに
「お前がいるから死にたくない。
もし生まれ変わったら、必ずまた会おう。約束してくれ」と言い、
頷くヨンナンに安堵し、
心配かけまいと笑顔を見せるドンチョル。

命が尽きそうなドンチョルの目に映ったのは、
優しく大きな父の姿でした。
---真の男はいい人も悪い人も抱きしめるんだ---
父の声に包まれ、あの世へ旅立ったドンチョル。
父の教えのように真っ直ぐと、
家族のために生きた男の最後でした。

その後、ドンチョルとヨンナンの間に赤ちゃんが誕生し、
今日は家族に囲まれて一歳の誕生祝いです。
ヨンナンの格好から推測するに、この家で質素に暮らしてるのかな?
(でもそうなるとアジアカジノはどうなった?)


ドンウクもいてミョンフンもいて、
そこに「母さん」と呼ぶドンチョルの声が。
「早く入りな」と手招きするチュニ、
「おかえり兄さん」とドンウク、ミョンフン。
「私達の子のお祝いなのに遅い」と言うヨンナンと、
父親の姿が見えてるかのように手を延ばす赤ちゃん。
笑顔のヨンナンに「愛してる」と答え、
一筋の涙が伝うドンチョル。


それぞれがドンチョルに語りかけるラストシーンは、
モノローグというか心の中で語りかける方が良かったなぁ。
それにしてもミョンフンの出番が、ここだけとはーー。
カットされちゃったのね

.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:

最終回は、私的に「うーん・・・
私は、ドンチョルとヨンナンの愛に感情移入出来てなくて、
それと、ミエのした事は許せないんです。
ドンウクにドンチョルが裏金を運んだ理由を教えたのも、
テファンに決着をつけたのも彼女で、
要所要所のおいしいところ取りなのがどうも。。。

オリジナルではドンウクから罪を暴くと宣言された後、
広い家に1人寂しく佇むテファンの姿があったそうで・・・。
貧しい生い立ちだったテファンは、
金持ちになって見返したい気持ちがあったと思います。
まあそういう思いがあってもなくても、
「今までやって来た事で残ったものは孤独だけなんて、
何て虚しい…」って思えた気がします。

そういやテファンの生い立ちもよくわからないまま。
高利貸しの母って養母?捨てた実母?
ジェヒもこの人を「お母さん」と呼んでたし、
高利貸しの母は二人を引き取ったのか、どうなのか曖昧。
もっとテファンの背景を描いてくれたら、
敵として生きた気がします。
でも韓国では視聴率が良かったようなんで、
私の思考能力が足りないだけかもね

ドンチョルは死なないとダメだったのかなぁ。。。
その点もどうも納得できないし、
レビューにも書いたけど、
テファンには罪を認めて償って欲しかったんで、
どうも不完全燃焼な最終回でした。

「エデンの東」他の回はこちらです。


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この記事へのコメント

hanako
2011年12月03日 13:56
予測していた結末だけど、泣けました。ドラミア行ったらなんと撮影中の毒蛇にあいました。握手して写真とりました。
2011年12月06日 16:48
hanakoさん、こんにちは~
私は悪の根源のテファンは死ぬと思ってたけど、ドンチョルの死は予想外でした。
「家族」を何より大切に思う韓国ドラマならではの最後だった気がします。

毒蛇さん、「善徳女王」で同一人物だとすぐ気付きませんでした^^;
握手&写真だなんていいですね~。
ドラミア…いつか行ってみたいです。

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