食客 第9話

「伝説の解体職人」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
父親を拒絶する娘ソヨンを目の当たりにし、
いたたまれない気持ちで言葉を失うソンチャンどジンス。
二人の気持ちを汲み、明るく振舞いながら、
こうなった経緯を語り始めたカン・ピョンス。
---獣の肉を殺ぎ、血だらけになって働く解体職人、
この仕事はずっと差別され、カン・ピョンスも例外ではなかった。
そん仕事をしてる父親の娘に、息子を結婚させたい親はいない。
ソヨンに恋人が出来、自分は職業を偽った。
しかし、ライバルの解体職人によってバラされてしまい、
破談になった上に、闘病中だった妻はショックで死亡、
だからソヨンは未だに自分を許さない…と。

「高級韓国牛 納入権コンペ」がいよいよ本格始動。
参加する業者は雲岩亭の他にも、
利き肉対決をしたテジン流通のソ会長も名乗りをあげました。
この業界のコンペで負け知らずのソ会長を見つけ、
「手強い相手」と手綱を引きしめるボンジュ。

コンペに勝つには、解体職人の腕がキーポイント。
いい料理人は数多いけど、カン・ピョンスほどの職人はいないと、
彼を落とそうと必死なボンジュ。
それはソ会長も同じで、店に現れしつこくしてたのは、
一緒に組もうと誘っていたからでした。

利き肉対決で自分に勝ったソンチャンが、
雲岩亭の料理人だったと知り、益々興味が湧き、
コンペの仲間にしようと考えたソ会長。
その前に、「あの方」と呼ぶほど崇拝してる占い師に相談する事に。

その占い師は、なんとジャウン先生(笑)
ソ会長が流通業を始めるときも、いいアドバイスをしてくれたらしく、今の成功があるようです。
「気に入ったヤツがいるけど一筋縄でいかない。
引き入れる秘訣はありませんか?」と相談され、
大きなお札がいる」と、胡散臭い答え(?)のジャウン先生、
そしてその男が「イ・ソンチャン」と知り、ビックリ!!

カン・ピョンスから話を聞くと、益々ソヨンを放っておけないソンチャン。
すれ違う親子が自分と重なっているのかも・・・。
信用金庫でソヨンの窓口へ行き、
そっきお父さんの店で会いました。話したい」と言うソンチャンに、
「勤務中です。次の人」と素っ気無いソヨン。
何枚も持っていた番号札を出すソンチャン。 ←考えたわねーー。
しつこさに怒って立ち上がったソヨン、
すると、突然貧血を起こして倒れてしまったのでした。
ソンチャンがイラつかせたから…ではなく、
妊娠中の上、ミヌが圧力をかけたせいで、
上司から呼び出された心労が原因だったのでしょう。

牛肉の納入コンペに向けて、綿密に計画を練る雲岩亭。
ソ会長のテジン流通も参加するとあって、
解体職人・カン氏の返事を気にするユン先生に、
「大丈夫です」と自信満々に答えるミヌ。
負けたら投資話が立ち消えとなるので、
絶対に他社に取られるな!と絶対命令を出すユン先生。

ソ会長の部下に無理やり連れて行かれ、
ソ会長と会食する事になったソンチャン。
「韓国人にとって牛はどんな存在だ?」と突然と質問し、
「戦争を経験した親の世代にとって牛は大切な財産だった。
子供達の学費や結婚式の費用になった」とソ会長。
貧しい時代に貴重だった牛肉、
でも今は安い輸入肉や大牧場に押され、小さな牧場は頑張っても火の車
小さな牧場の牛を集めてテハングループに卸す、
それがコンペに参加する目的だと話すソ会長。
儲け主義でもなければ、思惑もなく、
純粋に牧場を助けたいとは、見直したよーー!


しかし若いソンチャンにとっては、別に心打たれる話じゃないし、料理人に復帰する気持ちもありません。
すると脚のヤケドの痕を見せて、
「父は兄を学校にやるために大切な牛を売ったのに
結局二束三文で牛の飼育代の借金を返して終わり。
怒った父は牛舎に火をつけ、子牛を守ろうと飛び込んだ、
両親にそれ相応の金を渡したいと思ってたのに、
叶わず亡くなった…」と涙ぐむソ会長。
この話にグッと来たのだけど、途中でBGMがなぜかコミカルになっちゃって、まさか作り話じゃないでしょうねぇ( ̄ー ̄?).....????

ソ会長の泣き落としも通じず、帰ろうとするソンチャン。
引きとめて酒を飲ませるソ会長。
最初は渋々付き合ってたけど、いい酒でドンドンと上機嫌になり、酔いつぶれて寝てしまったソンチャン。
ポケットにそっと紙(契約書?)を忍ばせて、
「ようやく捕まえた」とニヤリのソ会長。

翌日、信用金庫で倒れたソヨンが、あの後病院へ運ばれたと聞き、急いで見舞いに向かったソンチャン。
黒こまのお粥、白身魚のスープ、菊入り粥を差し出し、
吐き気を押さえるので少しでも…と言うソンチャン、
付き添ってた恋人も勧めてくれたけど、拒絶するソヨン。
そこに入院したと聞いて血相変えて来たピョンスが来て、
益々不機嫌になり、「もうやめて。赤の他人として暮らしたい。
放っておいて!」とイラつくソヨン。
実のお父さんなのに」と取り付くソンチャンだけど、
ソヨンの拒絶は収まりません。
しかし、赤ちゃんのいるお腹を押さえて泣いていたソヨン、
父を拒絶するなんて、本心であるハズない。。。


ソヨンの恋人から、理事長に呼ばれて何か言われたらしい」と聞き、
雲岩亭が仕向けた事と知ったピョンス。
汚い手を…とライバルに怒りがこみ上げるけど、
それが雲岩亭だとはまだ知らないソンチャン。
つわりが酷いソヨンが、「父が母がつわりの時に作った肉料理、あれなら食べれそうと話してた」と聞き、再び包丁を手にする決意をしたピョンス。

数年ぶりに手にする解体包丁を入念に研ぎ、
ブラングを感じさせないほど鮮やかに裁くピョンス。
当時の妻は自分が裁いた肉しか食べられず、、
つわりがひどい時は、珍しくもないし安い部位のモモのナカニクだけは食べたのだそう。
「お父さんの肉が世界で一番美味しい」と
幼い娘ソヨンに話していた妻、
それが娘ソヨンにも伝わっていて嬉しい反面、
自分の職業が再び大切な娘を苦しめてる…と嘆くピョンス。

亡き妻が褒めてくれた職業を誇りにしたい、
でも娘を苦しめるなら…、
解体職人に戻るか否か、明日決断する事に。

ナクニクを差し出されても、帰って欲しいと拒絶するソヨンに、
「お父さんはあなたの為にもう一度包丁を握ったんですよ」とソンチャン。
父の思いを知り、言葉を失うソヨン。
「これはお母さんが妊娠中、お父さんに贈ったもの、
ご両親はあの仕事を誇りに思っていた。
子が授かるくらい、大切に…」
ソンチャンから、柄に“ピョルア(星の子)”と刻まれた包丁を見せられ、頑なだった心が融け、涙が溢れるソヨン。

ピョンス親子はうまく行ったのに、
包丁を渡してしまったなんて、私の取材は?とジンス。
親と子の絆に感動的なのに、
ジンスのキンキンは水を差すわーー^^;

口喧嘩になりつつも、
なぜ誘拐されたのか?とようやく心配し、
相手はソ会長だったと答えるソンチャンに、
「ならコンペに誘われたの?って事は雲岩亭と戦うの?」とジンス。
雲岩亭が出るとなれば
益々ソ会長と組んで出るわけには行かなくなりましたが、、、

雲岩亭に返事をする日、
使いのものが迎えに来て出かけようとしたピョンス。
そこに恋人を伴ってソヨンが店にやって来ました。
「結婚に反対はないでしょ?」と聞くソヨンに頷くピョンス
すると恋人に向かって父を紹介し、
「以前は解体職人だった。牛がどう食用になるか知ってる?
15才の時、父の本当の仕事を知り、
仕事を変えてとタダをこねた」とソヨン。
それ以上言うなと止めるピョンス。
しかしソヨンは、全てを話して受け止めてもらおうと、
ダメならこの恋人とは結婚出来ない覚悟だったのでした。
「破談も経験した。名の知れた職人だったのに、私の為に辞めた。
5年経って私の為に包丁を握った。
そこまで娘を愛してくれる父。父を恥じたりしない」
ソヨンの言葉が胸にしみるピョンス。

ジッと話を聞いていて立ち上がる恋人、
「いやなら俺が消える」とすがるピョンス、
しかし恋人い立ち去ろうとしたのではなく、
跪いてお辞儀し、結婚の申し込みをしたのでした。。。
コンクリートの地べたに・・・感動したよーー(゚ーÅ)

恋人の横に座り、一緒に結婚の許可をもらうソヨン。
「脅した人たちに辞表を叩きつけてきた。
お父さんの自由にして」
二人の思いに、泣き崩れるピョンス。
奥さんが亡くなったのは、破談のショックもそうだけど、
誇りに思ってた夫の仕事が認めてもらえなく、
それが一番堪えたような気がする・・・。
誰かを恨まないと生きて来れなかったソヨン、
自分を心から愛してくれる人と出会い、幸せになってねーー。


カン・ピョンスり来店を前に、
圧力をかけた事がボンジュに知れたら?と心配する弟子に
「気付いてないとでも?」とミヌ。
暗黙の了解だと思ってるらしいけど、
本当にそうで上手く行けばそれでいいし、
ダメだったらミヌに責任を押し付けようと?、
それとも本当にボンジュは気付いてなかったのかイマイチ不明。

料理を口にし、最高の味に感心しながらも、
「でも褒められない。こんな見事な料理と豪華な建物があれば、
人の目と舌は喜ばせられる。だが俺の心は動かない。
綺麗事を並べながら、汚いマネをするんだな。
娘は辞表を出したよ」と告げ、帰ったピョンス。
ミヌが勝手な行動をしたと気付き、
「余計な事をするなと言ったの。責任を取れ」と言い、
クビにしたジョングを呼び戻せと命じるボンジュ。
なんでジョング?そんなに腕がいいの?と思ったら、
後の回で、彼が解体職人だったと判明。

自分が追い出したクビにしたヤツを呼ぶなんてイヤだけど、
ピョンスを逃がした責任で渋々聞いたミヌ。

その夜、解体職人に復帰し、ソ会長と組む言うピョンスから、
一緒に出ようと誘われたけど、
雲岩亭と争うわけにいかないので断るソンチャン。
ガッカリして、「雲岩亭に一泡吹かせたかった」とピョンス。
ピョンス父子を苦しめてたのが雲岩亭だったなんて、愕然のソンチャン。

アパートに帰ったソンチャンに、声を掛けてきた懐かしい声・・・。
振り向くと、寒い中待っていてくれた総料理長の姿が。
「なぜここに?体はもういいの?」と話しかけながらも、
涙で声が震えるソンチャン。
「かわいそうに。つらかったろ?
バカだな。ちゃんと食べてるのか?」
ソンチャンを撫でながら泣いてる総料理長。
父の言葉に堰を切ったように涙が流れるソンチャン。

感動の再会果たし、落ち着いたところで
ソンチャンの曽祖父の話を聞かせた総料理長。
「お前の祖先はわしらの祖先に
全財産と待令熱手の包丁を預けた後、非業の死を遂げた。
その財産も日本軍に没収され、日本人の料亭で働き
解放後はその料亭を引き継ぎ、今の雲岩亭の元に。
修行中のソンチャンに悪影響を与えたくなく黙っていた。
お前の居場所は雲岩亭だ」
そう言われても悩み「ごめん。戻れない」とソンチャン。
「わかった。だが包丁は捨てるな。
料理人の使命があるんだ。
お前が戦う相手はお前自身だ。敵が何であれ自分に勝て」
そう言い残し、帰った総料理長。

コンペ出席の申し込みに、まだOKをもらってないのに
料理人=イ・ソンチャンと提出したソ会長。

菓子を持参して先日の非礼を詫び、
「他社とは組まないで欲しい。その相応の礼はします」と頼むミヌ。
それはあまりにも勝手でしょーーー。
もちろん聞きいれず、追い返したピョンス。

ミヌが帰った後、菓子の箱の底に小切手を見つけたソヨン。
丁度配達に来て、雲岩亭が来て置いて行ったと聞き、
あまりのやり方に怒りがこみ上げ、
返しに行くと言うピョンスから小切手を奪い、
雲岩亭へ向かったソンチャン。
あんな風に出て行った雲岩亭に、
こんな形で足を踏み入れるとは・・・。
多分ソンチャンの頭の中にはそんな思いはなく、
ただ汚いやり方が許せず、つかつかと中に進んで行きました。

コンペ参加者の名簿が届き、
テジン流通にソンチャンの名を見つけ憤慨するボンジュ。
そこにソンチャンが来て、
「金を渡したり脅したり。汚いやり方で勝とうと?」となじられ
「誤解だ」とボンジュ。
「またミヌのせいか?あの時と同じだ」とソンチャン。
痛い所を突かれ、ソンチャンに掴みかり、
「やれるならやってみろ!」と凄むボンジュ、
名簿を見て、そっちこそ裏切り者だって頭もあったのでしょう。
憐れむ目を向け、「戦ってやる。コンペで正々堂々と勝つ事を教えてやる」と宣戦布告し、小切手をバラ撒くソンチャン。

「食客」他の回はこちらです。


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