食客 第15話

「おばあさんのキムチ」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
チョさんの話では、認知症のおばあちゃんは、
「最近キムチの材料を庭に積んでいて、
毎日同じ事し、頭の中が混乱してるよう。
遠い三千浦(サムチョンポ)まで行ったのは、
亡くなった息子の嫁が住んでいる街で、
昔、同居してた時にいじめて追い出した」のだそう。

畑から勝手に野菜を持ち出すおばあちゃん。
もちろん畑の主は返せ!と奪い返すけど、
取っ組み合いになっても野菜を取ろうとして、
通りかかったソンチャンとジンスが仲裁に入ってる隙に
ちゃっかり野菜を拾って家に帰り、
早速、キムチ作りの準備を始めるおばあちゃん。
盗んでまで何を?と憮然として見てたソンチャンとジンスも、
おばあちゃんのペースに巻き込まれて、手伝うハメに。

キムチを漬けながら、「“御菜分け”って知ってるかい。
昔は、春には麦も米もキムチも食べ尽くした。
食べ物がなくなると山で獲った山菜を持って金持ちの家へ、
するとその家で漬けたキムチを分けてくれる」と
今でも残ってる心を込めたキムチを分け合う習慣は、
ここから始まったと教えてくれたおばあちゃん。
「キムチの漬け方は忘れないんですね」と
不思議そうなジンス。←ちょっと失礼でしょーー。

その夜、「ソンチャンさんが負けて本当に悔しかった。
でも選考会の時みたいに黙って消えなくても。
ボンジュさんは有名人なのに悔しくないの?」とジンスに言われ、
「実力の差だよ」と笑い、
「店の後継者は兄貴。名乗りをあげたけど、俺は器じゃない。
今はたださすらってるんじゃなく、
何をしようか探して旅をしてる」とソンチャン。
「あまり長引かせたらダメよ」とジンス。

二人で話してると、ふとカメラがないと気付いたジンス。
畑に戻ってすぐ見つかったようだけど、
申し訳なくて隠れていたジンスを必死に探し、
「からかうな。人がいなくなるのが面白いか?
どれだけ心配したか」と声を荒げるソンチャン。
自分は黙っていなくなってるのにね~

取材から戻った記者から、
ボンジュが待令熱手の末裔ではない。
高宗の末裔に確認済み」と特ダネを聞いたハン編集長。
これは間違いなくスクープで、
多分ジンスはネタを掴んでいたのだろう…と考え、
勝手にジンスの引き出しからメモリーを出し、取材メモを探したのでした。
編集長も悪いけど、なんでジンスは鍵をかけてないの?!
案の定、“雲岩亭ミステリー”は、かなり纏まっていて、
ソンチャンが雲岩亭を出た理由、
兄弟のように育った二人、
なぜボンジュさんはあんな事を?

と読み進めて行き、スクープに目の色が変わる編集長。

今日作るキムチはソンチャンたちの手を借りず、
1人で漬けていたおばあちゃん。
漬けた壷の横には、
なぜかお茶の葉が綺麗に干してありました。

この地に来た目的、新茶の取材を進めるジンス。
このハドンははじめて茶の木が植えられた地で、
新羅時代、唐から持ち帰った種を植えたのが始まりだそう。
取材が終わると同時に、ソンチャンから電話が入り
また居なくなってしまいそうで、慌てて帰るジンス。
「文句を言わないと!」と言いつつ、
急いでるのは寂しいから…と気付いてるのか、気付いてないのか。

出発しようとしたソンチャンだけど、鍵がない!
ジンスが隠した?と疑うけど、違うようだし、
探しながらトラックに向かうと、あらビックリ!
韓服で正装し、うっすらお化粧したおばあちゃんが
助手席に座っていて鍵を差し出し、三千浦まで行って欲しいと。

いつもの様子と違い、思い詰めた表情のおばあちゃん。
そんな表情に気付かず、
港へ向かうのを見て「船に乗る?」と茶かすソンチャン。
船の上で作業してる女性達の1人に目が留まり、
懐かしさと心苦しさが入り混じった目で見つめ、
「自由にしてやったのに…」と呟き、
その人に会わずにそのまま後にしたおばあちゃん。
涙を堪えるこの表情を見てるだけで
涙がこみあげてきた私・・・(T_T)
おばあちゃん役のキム・ジヨンさん、やっぱり上手い。
「ピアノ」の時はホント酷いおばさんだったけど、「バラ色の人生」のミス・ポンはコミカル、「いかさま師」のハルモニも泣けたったっけ…


おばあちゃんの姿に気付いたけど、
駆け寄る事はしなかったお嫁さん。
帰りトラックの中で、寂しそうな表情のおばあちゃん。
さっき、お嫁さんに声をかけた事を思い出し、
いたたまれないソンチャン。
お嫁さんのところへ行き、「声をかけては?具合が悪いのにわざわざ来たんです」と声をかけたけど、「もう嫁じゃない」と拒絶されたのでした。
義理の親子の断絶は、養子のソンチャンにも思うところがあるのでしょう、一層心を痛めていたようです。

ふと我に返り、時々おかしくなって苦労をかけた事を詫び、
「一つ頼みがある。またいつ正気を失うかわからないから」と
大根、キュウリ、他にも色々な種類のキムチのそれぞれの食べ頃を教え、届けて欲しいと頼んだのでした。

「うちの嫁の好きなキムチは…」と言い掛けて、
言葉に詰まるおばあちゃん。
その夜、死の淵の中、息子と嫁、自分が笑ってる写真を見つめ、そのまま息を引き取ったのでした。
誰にも看取られず、一人ぼっちで・・・

お葬式には、この地の人がたくさん訊問に来てくれました。
おばあちゃんの遺言どおり、
それぞれの好みにあったキムチの壷を渡したソンチャン。

盗んでまで野菜を欲しがったのは、自分の死期を悟り、
キムチを漬けるためだった・・・。
形見のキムチを受け取り、
「好きなキムチを覚えていたくれたなんて。昔は優しい人だった。
息子さんが死んでからああなった」と涙にくれる町の人々。
野菜を盗った!と喧嘩した農家の主婦は、
産後、具合が悪く何も食べられなかったとき、
このキムチだけは食べれておかげで元気になった事を思い出し、
「なのに怒鳴ってしまった」と後悔・・・。
そして、ソンチャンとチョさんも、
おばあちゃんが話してくれた「御菜分け」はこれを意味していたのに、
野菜を集めてたことを悪く言ってしまった…と
悔やんでいたのでした。

最後に残った「お茶キムチ」は、お嫁さんの好物でした。
ジンスでも知らない「お茶キムチ」
この辺の人は何にでもお茶を入れるのだそう。

三千浦では頑なに拒絶したお嫁さんだけど
それは本心ではありませんでした。
訊問に来て笑顔の遺影を見つめて泣きじゃくるお嫁さんのために、ご飯を用意したソンチャン。
もちろんおかずの一品は「お茶キムチ」
きれいにおめかしして港まで行ったのは、
最後にお嫁さんに会いたかったからだったと、
あの時のおばあちゃんの気持ちを知ったお嫁さん。
「ハドンに来て初めて食べました。
お義母さんのキムチは本当においしかった。
どうして冷たくするんだろうと、ずっと恨んでました。
独り暮らしはつらいだろうと思っても、
冷たく追い返されるのが怖くて来られなかった」
お嫁さんの話に、もらい泣きのソンチャンとジンス。
おばあちゃんの心のこもったキムチを食べ、
おいしい…と何度も口にし、嗚咽するお嫁さん。
生きてるうちに言いたかったよね。。。

おばあちゃんとの出会いと別れは、
ソンチャンに「料理」の本当の意味を教えてくれました。
「ただおいしいと思えればいい。
キムチを漬けてる時、本当に楽しそうだった。
対決に勝つことばかり考え、
食べさせてやりたいという大事な事を忘れていた。
おばあちゃんは最高の料理人だよ」と語るソンチャンに、頷くジンス。

“雲岩亭 最後の待令熱手の秘密”の記事が雑誌に載り、
雲岩亭に新たな火種が・・・。
ハン編集長ったらサイテー

スポンサーになってくれたチャン会長から
「裏切られた」との怒りの電話が入り、
雑誌の記事を見て愕然のボンジュ。
記者の署名は「キム・ジンス」
いつも自分のまわりを嗅ぎまわり、時には抗議もしてたし、
彼女ならやりかねない…と思ったのかも。

記者達が大勢集まり、収拾に追われる雲岩亭。
「ソンチャンがコンペで負けた仕返しにやった」と怒るユン先生を止めるジュヒ。
誰がやったにせよ、この記事が出た事で、
コンペに勝ち、これから海外進出…って時なのに、
大打撃なのは間違いないのでした。

そんな大騒ぎになってるともしらず、
天然のシジミやアユを捕まえ、はしゃいでたソンチャンとジンス。
ソウルに戻らなくていいの?と聞くソンチャンに、
連絡がないって事はいなくていいって事と言うジンス。
そんな自由気ままでいいのかい( ̄ー ̄?).....????

川で服が水浸しになり、トラックで着替える二人。
荷台で着替えてるジンスを覗き見しては、
「サイズは」「水玉」とからかい、喜んでるソンチャン。←小学生かっ^^;
そうやってふざけながらも、
「キム記者、大好きだよ」と何気に告白し、
本気なんだか冗談なんだかね~~~。

「食客」他の回はこちらです。


食客 オリジナル・サウンドトラック(仮)
エイベックス・マーケティング
2009-04-24
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この記事へのコメント

2009年09月19日 17:02
pandaさん、あんにょん~
レビュー書き、私は久々だし、なんか大変だなあと思いつつも楽しくやってはいるんだけど、pandaさんは4本くらい並行して見てる??スゴイです!私も以前はそうだったかしら?(笑)

今回は号泣しちゃいました。やっぱりベテランが加わると絵が締まりますね~

主役の二人のことをすでに「草食系」と呼び始めている私です。ほんと、小学生みたい~(呆)
2009年09月21日 23:11
kbkbYさん、アンニョン
段々とレビューも視聴も貯まってきてしまいました^^;確かに以前は何本も並行して見る情熱があったよね。お互いに若かった?!

今回はkbkbYさんも号泣だったですかーー。
さすがベテランさん、ハルモニの表情一つ一つにグッと来ましたよ
寂しい最期だったけど、みんなに愛されていたんだよ…とハルモニに伝えてあげたいわ。

主役二人のはしゃぎぶりは何なんでしょ
いい年して~~~とつい突っ込んでしまうわね。

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  • 食客 #15 09/09/17 Thursday

    Excerpt: 9月11日放送 12:00 BS日テレ「食客」第15話「おばあさんのキムチ」 これがおばあさんのキムチ「お茶キムチ」です。茶どころ特有のキムチみたいですね。 久々に韓ドラで号泣しました.. Weblog: 韓流のたのしみ feat. TVXQ racked: 2009-09-19 16:52