イルジメ~一枝梅~ 第18話

「復讐を前に」
 ☆感想とあらすじ(ノーカット版・ネタバレです)☆

イ・ウォノに謀反の罪を着せたのは誰かと、
ピョン・シクを問い詰めるイルジメ。
そのイルジメに剣を突き付けるウンチェ。
「許さない」と意気込むウンチェだけど、イルジメに叶うハズなく
簡単に人質に取られてしまいました。
目の中に入れても痛くない娘を助けたい、
でも黒幕=王様なんて口が裂けても言えるはずなく咄嗟に
「死んだイ・ギョンソプが黒幕。
6人の功臣の中で特別に寵愛を受けてたイ・ウォノを嫉妬してた」
と答えたピョン・シク。 ←意外と冷静ーーと感心。
盗賊(セドル)が殺されたのも、
ソ・ヨンスとの会話を聞かて焦ったイ・キョンソプがやった事で、
「自分が義禁府に駆けつけた時、あの盗賊は死にかけてた」と、
ウンチェの命乞いし泣きながらも、冷静にウソをついたのでした。

ピョン・シクの胸には功臣たちに刻まれた刺青がなく、
「中心人物は?」と剣をつきつけて尋ねるイルジメに、
本当に知らないと首を振り、
「お前はイ・ウォノの息子ギョムか?
あの時は仕方なかった。
やらなければ私も家族も殺されていた」と訴えるピョン・シク。
イルジメが初恋の少年だったとは…驚くウンチェ。

今日の事を喋ったらウンチェの命はないと念を押し、
ピョン・シクの話を信用し邸を後にしたヨン。

復讐の相手は既に死亡・・・。
やり切れない思いがいっぱいで
「父上の前で跪かせたかったのに。
父上…、お父さん…」と二人の父への無念で涙のヨン。
天友会の名簿を燃やし、
イルジメグッズと家族の絵(ギョムの家族とヨンの家族の二枚)を箱にしまって埋め、一旦ケリをつけたのでした。

父と慕ってたコンガルが敵だったショックが癒えず、
大きな梅の木の下で泣いていたポンスン。
するとヨンが現れたので慌てて隠れて見ていると、
紋様を刻んだ木に嗚咽している・・・。
泣いてる理由はわからないけど
自分の事のように胸が痛むポンスン。

大きな梅の木に近づくと、“この梅の木はヨンの物”と書いた札がかかっていて「?!」のヨン。
そして木の影に見えたチマの裾をたどり、ポンスンを発見。
「この木はあんたにあげようと。
本当は家を買いたかったけど足りなかった。
前にこの木を触ってるのを見た。
特別な木なんでしょ」と言うポンスンに、
なぜそうまでしてくれるのか尋ねるヨン。
ヨンの手を取り、「決してこの手を離すな。私が守る。
覚えてない?私はお守りを見てすぐ分かった」とポンスン。
あの時の少女と気付き、懐かしさがこみ上げるヨン。
梅の木の下で手を取り合う二人のシーンは、ゆったりと和む雰囲気で
ポンスン贔屓の私には嬉しいショット♪


行く宛のないポンスンを鍛冶場に泊めることに。
「復讐はもうしたのか?」とヨンに聞かれ、
「まだ…。もうすぐするつもり」と答え涙が滲むポンスン。
敵を殺したい、でも父をやれるのか…まだ逡巡してるようです。

ポンスンの行方を捜し、父や母のお墓へ向かったコンガル。
花が活けてあり、来た形跡はあるけどポンスンはいない・・・。
後日、ヨンからポンスンは元気だと聞いて安心したものの、
居所を聞けないコンガル。

ギョムが見つかった事を王様に言うべきか、
いや、約束を破ればウンチェの命が…と悩むピョン・シク。
そんな所に、シワンとシフが出世し、
兼司僕(王の親衛兵)に任命されたと嬉しい報せが~。
シワンは数々の難事件を解決したからなのでしょう(ヨンのおかげね)
シフはサチョンが推薦したのでした。

国外追放の処分を受けたチョン・ミョンスが
清国の将軍のお伴で再び登場。
追放されてたのに朝鮮の地を踏めるなんて…(-_-;)
この時代、清国に逆らえないかったとよくわかります。

「世子の死について奇妙な噂を。
清国で元気だったのに二ヶ月で死ぬとは」
と、王様の心を突くチョン・ミョンス。

表向きは弔意のため言うけど、
清国の使者がわざわざ来たのは思惑があると勘ぐる王様。
この頃の清国は大陸統一の最中で、
兵力を求めに来たのだろうから、
率先して兵士と兵糧米を送るべきと進言するピョン・シク。
しかし、今の朝鮮は飢饉が蔓延し余裕はなく、
「民の意見を聞こう」と呟く王様。

その王様の呟きに、
“志願兵募集”という形で対処した朝廷。
志願した米10俵や絹で釣り、募集の貼紙をしたけど
名分のない戦争の盾になりたくない!という意見が大勢。

ところが清国へ行けば父を探せるし、
米を売った金があれば父を帰国させられる…と考えたデシク。

飢えて死ぬより…と志願する者もいたけど、
集まった兵士はごく僅か。
思惑が外れ、「清国と約束したのに」と呟く王様。
清へ送る兵糧米の確保も難しい現状なので、
当然、志願兵に約束して渡す米などありません。
と、いうわけで、清国に約束した手前、
頭数を揃えるべく、使えそうな男達を無理やり誘拐し、
連れて行くサチョンとムイ。

王宮で志願兵の中にいるデシクを見かけ説得するフンギョン。
生きて戻れる保証はないのに、父を連れ戻したい一心で
聞き耳持たないデシク。

デシクの叔母から事情を聞き、王宮に駆けつけ、
フンギョンから、説得したけど無理だったと聞いたヨン。
王宮の前には、無理やり連れて行かれた家族を取り戻そうと、
たくさんの人で溢れていました。
その中の老人から、無理やり息子を連れて行かれた事、
米を取り上げられた事を聞き、怒りに震えるヨン。

山の鍛冶場で穏やかに暮らしていたポンスン。
花を飾ったり、家具を揃えたり、何だか新婚気分?
ヨンに食べさせてあげたくて、サンチュの苗を育てようと耕し、
埋めてあったイルジメグッズの箱を見つけ、驚愕。。。

動揺したものの、
ヨンが来た時には大分落ち着きを取り戻していました。
イルジメの衣装を見て、どうやって作ったか聞くポンスンに
「父さんに教わった。
昔から男には技術が必要と言って…」と話しながら、
自分の代わりに死んだセドルを思い、胸が詰まるヨン。
「ポンスン、帰れ。お前の父が心配していた。
それに1人になりたい」とヨンに言われ、
1人にしてあげようと思ったのでしょう、帰ったポンスン。

ホウキを持って追いかける父・セドル。。。
この絵を見るだけでジーンと来てしまう(:_;)
「俺にはまだやる事があるよね?」と父に問いかけ、
【宮】にターゲットを定めたヨン。

志願兵が清に送られるのは半月後、
「半月後に王宮参上」と
イルジメからの挑戦状を手にし、不気味に笑う王様。
この日は清の将軍の送別の宴会を予定していて、
延期するように進言されても、
「盗賊ごときのために?」と聞き耳持たず、
イルジメを捕まえるチャンス!と考えたようです。

カン都事から、イルジメに関する事を聞き、
ウンチェが弓矢でイルジメを助けたと知り、
王様に相談したサチョン。
ウンチェがピョン・シクの娘と聞いても、
「捕まえろ。邪魔なら片付けないと」アッサリ切り捨てる王様。

済州島へ左遷され、
「これまで私がどれだけのことを。
イ・ウォノの謀反や世子様の…」と訴えるピョン・シクに
「娘の管理をちゃんとしてください。
それと息子たちが王宮にいるを忘れずに」と脅すサチョン。
息子の出世を喜んでいたのに、
人質に取られてるようなものだったとは・・・。
愕然のピョン・シク。

フラフラと出て行くピョン・シクを見ても
「父ではない」と頑ななシフに
「育ててくれたんだろ?」と意外な事を言うサチョン。
そうかと思えば、「武士に熱い血は不要」と釘を刺し、
情を捨て切れないシフに肝に命じるように告げたのでした。

イルジメ=ヨン?という疑いが過ぎるフンギョン。
セドルから頼まれて読んであげた名前は、
すべてイルジメが侵入した邸だったし、
志願兵が送られる日を知るのは宮中の人だけなのに、
イルジメが知ってるのはヘンで、
自分がヨンに教えたから?と思い
「腹が減ったから盗むのか?」と問いかけると、
動揺してしまうヨン。
すると「本当にイルジメ?」とビックリのフンギョン。
カマをかけただけだったのねーー。

宮殿は貴族の邸と違うからと、
本物ソックリの宮への入場許可証をこしらえていたポンスン。
ダテに詐欺師をやってたワケじゃないわねーー。

ヨンは武器作り、ポンスンは許可証作りに没頭。
時には笑いながら何だか楽しそうで、
イルジメである事を隠し続けていた時より、
ヨンも楽になった気がします。

いつの間にか眠ってしまったポンスンの手を握り、
「ごめん。俺のせいでお前の兄さんが…。
俺が守ってやるから。
決してこの手を離さないから」とヨン。

ポンスンが目覚めると、
ヨンが素敵なプレゼントを用意してくれていました。
灯篭にヨンとポンスンを描いた絵を貼り、
スライドのように壁に映し出してくれたのでした。
今のヨンとポンスンの絵と共に、
幼い頃、ギョムにご飯を食べさせてくれたポンスンの絵も…。
「宮殿に入ってデシクたちを助けたら、
母親を捜して今の母と共に都を離れる。
一緒に行くか?俺は心に収めた人がいて忘れられない。
一生胸に抱くかもしれないが、それでも一緒に行くか?」
正直な胸に内を語り、プロポーズ?のヨンに、笑顔で頷くポンスン。

棟梁の部屋から
宮殿の地図を盗み出してくれたフンギョン。
その地図の上に汁物をこぼしてしまったポンスン、
汚れるーーと怒る二人だけど、これが功を奏する結果に。
さっきまで見えなかった模様が浮き出てきたのでした。

「恋文などの時に使う。
紫草で書いた上に酢を塗れば字が消える。
薬水を塗り乾けば見えるように」と聞いて
早速試してみると、
死んだ6人の功臣たちの胸に刻まれた刺青の文様が
地図のアチコチに現れたのでした。
その柄を一つにすれば、父を殺した男の剣の文様に・・・!
「ならあの剣は宮に。もう1人いる」と確信したヨン。
あれほどピョン・シクが口を噤んだ相手となれば、
それは王しかいないと気付きそうだけど、
父を殺す=王なんて考えも及ばないのでしょうね。

サチョンの手下に誘拐されてしまったウンチェ。
サチョンに言われた
「武士に熱い血は不要」を実践するかのように、
「私の任せてください。
妹でも私には関係のない人」と名乗りでるシフ。
サチョンから受け取った短剣をウンチェの指に当てて
「イルジメはどこに?」と問い詰めるシフ。
「なぜ私があんな盗賊を知ってるのか?」と睨みつけるウンチェ。
「斬れ」とサチョンの声がし、迷いつつも短剣を振り下ろしたシフ。

今夜こそ敵を殺す…と心に決め、
コンガルの元へ向かったポンスン。
気配に気付き、微動だにせずジッとしているコンガル。
この時のコンガルの表情がなんとも・・・(/_;)
『ごめん。兄さん父さん母さんを殺した奴を許せない。
だから一緒に行けない』
ヨンに語りかけ、
殺す…と決意しながらも、涙が溢れ出来ないポンスン。
そこにデシク叔母がウンチェが捕まったと報せに。

ピョン・シク邸の使用人からウンチェの誘拐を聞き、
ウンチェの厩(うまや)に向かったヨン。
すると軒下にイルジメ宛の手紙が残されていて、
「次は首を。娘を助けて欲しければ来い」と書かれた手紙と共に、
切り落とされた指がーーー。
この指はシフのなんじゃ・・・?

血相変えて向かおうとするヨンを、罠だと止めるポンスン。
「指を切られてる。
俺のせいであの娘を死なせるわけに行かない」と動揺してるヨン。
「あんたが殺される。
なら私も行く。死ぬ覚悟は出来ている」とポンスン。
「ポンスン、俺のために生きろ」とヨン。
「あのお嬢さんはあんたにとって何?」とポンスン。
胸をギュッと押さえるヨン。
泣きじゃくりながらも、気持ちを汲み送り出したポンスン。
1人取り残され、
「私の心は?私の心は置いて行くの?」と涙が止まらず、
可哀想だけど、片想いなのはわかってたものね・・・。

指定の場所へ行き、
煮えたぎった釜の上に吊るされたウンチェの姿を見て、
降伏したイルジメ。
仮面をはぎとり吊るせと命じるサチョンに従うシフ。
すっかりダークだけど、
「顔を見られたくない」とヨンの頼みを聞いてくれました。

目と目が合うと互いに身を案じるヨンとウンチェ。
王宮に入る理由を聞かれ
「無念に連行された民、
無念に強奪された穀物」と答えるイルジメに
本当の理由を答えろと迫るサチョン。
シフから、「天友会の家だけは盗みだけじゃなく、
何かを探した形跡がある」と聞いていたので、
疑っていたのでした。
「真相を知りたいだけ。あんたの気がかりであり、
俺が探し求めてるものに真実がある」とイルジメ。
その答えに満足せず、
「指だけじゃ足りないようだ。イルジメを吊るせ」と命じるサチョン。
もう目が異常だーー

話さなければ少しずつウンチェを茹で上がった釜へ落とそうと、
ウンチェとイルジメをロープで繋ぎ
「最後に尋ねよう。お前が盗もうとする物は?」と尋ねるサチョン
「探してるものは俺の胸にある。
嘘は言わない。その娘の命に賭けて」と叫ぶイルジメ。

確かめるためにロープから下ろされると、
近くにいた兵士を人質に取ったイルジメ。
サチョンにとって兵士の1人なんてどうでもいいんでしょう、
殺そうと近づくサチョン、
すると、サチョンに剣を向けてイルジメを助けたシフ。
やっぱりシフはこうじゃないと・・・感動したよーー(゚ーÅ)

兵士達を蹴散らし、
釜に落ちそうなウンチェを助けて逃げたイルジメ。

「私のヨンを助けて」とコンガルに懇願するポンスン。
復讐より愛する人を助ける事を選んだのでした。
サチョンの部下を締め上げて居場所を聞き出し駆けつけたものの
ウンチェもヨンもサチョンもいなく、
襲ってきた兵をやっつけるコンガル。

ウンチェの手を引いて逃げるイルジメに挑みかかるシフ。
さっきは助けたけど、あれはあれ、これはこれって感じで
自分の中で決着を着けずにいられないのでしょう。
「なぜ俺を助けた?」
「お前を助けたんじゃない」
しかしイルジメに追い詰められ
「斬れ。躊躇するな」と覚悟を決めたシフ。
「俺は人を殺したくない。
人を生かす剣を使えと、俺の父が教えてくれた」
とウンチェを連れて行ってしまうイルジメ。
サチョンの教えと真逆で、何か感じるものがあったようだったけど、
「二度と私に背を向けるな。
私の道を阻むものは仏でも友でも斬る」告げるシフ。
二人が行ってしまってからも、「斬り捨てる…」と涙が溢れ
出来ないからこそ自分に言い聞かせているよう・・・。


アジトでウンチェの傷の手当をし、
指が揃っている事に驚くヨン。
「兄の指は娘の手より綺麗でした」と
自分を庇ってくれた兄の気持ちを痛むウンチェ。
やはり予想通りシフは・・・(T_T)

魂が抜けたように、膝から崩れ落ちるシフの前に立ちはだかり、
なぜ逆らったのか尋ね、剣を振り上げるサチョン。

鍛冶場に近づく兵士達をおびき寄せ、
山の中へ消えたイルジメ・・・。
・・・いえ、イルジルの格好をしたポンスンでした。
自ら囮になってヨンを助けようと…、いじらしい思いにホロッ(:_;)

外でそんな事になってるとは知らず、中の鍛冶場では、、、

「私の初恋でした。そして最後の恋でしょう。
だから一度だけ顔を見せてください
思い出だけでも抱いて暮らせるように」
ウンチェの願いに涙がこみ上げ、身を委ねたイルジメ。

「イルジメ~一枝梅~」他の回はこちらです。




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この記事へのコメント

akiko
2009年08月02日 22:53
18話は、シフに軍配でした。
ヨンはポンスンにプロポーズしたのに、あんまりじゃ。
まーそれだけウンチェを想っているということですけれど。
パンダさんと同じく、ポンスン贔屓なもので、命がけでヨンを守ろうとするポンスンに、ぐっときました。

2009年08月04日 23:59
ヨンったら酷いですよねーー^^;
ポンスンへのプロポーズは「償い」だとわかってたけど・・・。
それでもヨンを行かせて、そして守ろる為にイルジメの身代わりになるなんて、ポンスンって何て凄い子なんでしょ(:_;)
あと残り二話、なんとかみんな幸せになってもらいたいもんです。

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