ファン・ジニ 第20話

「隠れ里」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆

あれから三年、、、
松都教房の新しい行首には、チニの先輩だったスソンが就任し、
童妓たちの教育係にはチニの同期・エンムが。
クムチュンは髪を結ってないところを見ると、ご意見番のような役どころかな?
しかしエンムは遅刻魔で頼りない感じだし、
スソンが行首なんて荷が重そう。
そうこぼすクムチュンに、行首が厳格なら教育係は寛大なほうが良いと言うヒョングム。
そう、以前のペンムとクムチュンのようにね~。
二人の話題は、おのずとミョンウォルことチニの話題になりました。
行首に最も相応しかった彼女なら、この松都教房も栄華を極めただろうに・・・と。
死んだも同然だったチニが、あの方の手を取って生きてくれたと喜ばしい気持ちと、
便りがないチニの安否が心配なヒョングム。

街中にはジョンハンとチニの人相書き(指名手配写真みたいなモンね)が貼り出されていました。
それを率先して進めているのは、執念深いピョク・ケス。
この3年間、松都に来てはアチコチ探し、
居場所を隠したらただで済まないとスマンやスソンに圧力をかけるほどの粘着質だから、見つかればどうなる事か・・・。
何とか隠れていて欲しいと願うヒョングムとオムス。

その頃、人里は慣れた小さな家で
慎ましいながらも幸せに暮らしてたチニとジョンハン。
ウノも身分を捨ててこうやって暮らしたかったんだろうなぁ…としみじみ。
追っ手の気配がするたび逃げていたらしく、
「ここにはいつまでいられるのか…」と不安を漏らすチニ。
ピョク・ケスが簡単に諦めないとわかっているのだろうけど、
ここに来て1年経つから大丈夫だろうと安心させるジョンハン。

障子を貼り変えたり、釣りをしたり、おだやかな日々を過ごす二人。
チニのいるべき場所へ帰す日が来るまでと覚悟の逃亡生活だったろうけど、チニを愛するジョンハンは、この時間がずっと続けば…という思いが捨て切れないようでした。

ある日、慣れない糸巻きをジョンハンと一緒にやりながら、
ピーンと張られた糸を見て、ついコムンゴを思い出して指で爪弾くチニ。
その表情は本当に楽しそうで、複雑な表情が浮かぶジョンハン。
今が幸せだ言うチニに安心していたのだけど、
無意識にコムンゴを奏でる素振りをしたりするのを見て、
チニの幸せは違うのでは…とジョンハンは思い始めたような?


しつこくチニの居所を探し続ける3年の間、
毎晩酒を煽り続けているらしいピョク・ケス。
チニへの執着はもちろんだけど、
芸の道を奪いたくないからチニへの思いを封じると言ってた親友ジョンハンに
裏切られたって気持ちもあったのでした。
3年前、自分も芸に生きるチニを傍で見守ろうと決意してたらしく、だからこそ余計に怒り心頭で、「二人を見つけて最期を見届ける」と鼻息が荒いケスでした。

そんなケスを宥めようとしたメヒャンだけど、
プライドの高いケスが妓生の意見など聞くはずありません。
しつこいケスに辟易してるメヒャンに、
「行首様も同じ。人を使って探させている
千人に一人と言われるミョンウォルを諦める行首様ではない。
その証拠に私に行首の座を譲らない」と言うプヨン。
教房から逃げただけでも罪なのに、
王のお気に入りのジョンハンをそそのかした罪(!)は重罪で
チニを見つけても行首の就任なんて不可能。
それでも、天が崩れても助かる道はあると言い、
プヨンに悔しいか?と問いかけるメヒャン。
「いいえ。もう泣いてねだる真似はもうしません。
私も競わないのの満足する気はありません」と強気なプヨン。

その強気な発言のとおり、鶴の舞を習得しようと必死に練習していました。
そんな熱心なプヨンに冷たくするメヒャンに納得出来ない妓生に、
「ミョンウォルに心奪われたのは事実だが
本当に大切な子は、この世で最も愛しく思う子はプヨンだけ
行く手を阻む山を越えようとする姿が、いじらしく思う。
もし叶うなら私はあの子が困難に打ち勝ち頂点に立つ姿を見たい。
あのミョンウォルこそがプヨンが越える最後の山なのだ」とメヒャン。
この言葉に感動・・・ウルッと来たわ(:_;)

お気に入りだった桐の木が切られ、切り株を撫でるチニを見て、
箪笥を欲しがってるから作っては?と言う家主。
でもジョンハンにはチニの気持ちがわかってました。
桐は箪笥だけじゃなくコムンゴの材料になる、
チニはコムンゴが欲しいのだ…と。
しかし「弾きたいのではなく弾けないのです」とチニ。

子供達に読み書きを教えてるチニとジョンハン。
もちろん貧しい子たちなのでもちろん無料奉仕でしょう。
山で食べ物などを調達して家に帰る途中、
寒さで震える幼い子たちを見て、
拾ってきた薪を置いて行くジョンハン。
両班の生まれであっても、
分け隔てなく思いやりのある彼を見て、笑みがこぼれるチニ。

宮中では、能力で登用したいと思ってる王に、
そんな事では第二のジョンハンやチョ・ガンジョが生まれると危機感を持つ大臣達。
王に逆らっては自分達の立場が危うくなるから、
まず王の推挙を認め、後から追い出せばいいと考えていました。

臣下達から孤立してしまい、
「キム・ジョンハンがいれば…」と思いを募らせながらも、
自分を捨てていなくなってしまった事への憎しみがこみ上げる王。

村で教えてる才能のある青年に、役人になれと勧めるジョンハン。
「両班じゃない」と口を尖らせる青年に、
「出来る事もある。明や倭の言葉を訳す役人や他にも道はある。
それらは国を動かすほど重要なこと。
私がお前達に読み書きを教えるのはそのためだ。
学ぶ事すべてを世に捧げよう。そうすれば世の中もお前を認める」とジョンハン。
王から離れてしまったけど、ここで力になろうとしていてるのね。

翻る洗濯物に触れ、思わず鶴の舞を舞おうとするチニ。
ハッと我に返ると、舞いたい気持ちを抑え涙が流れていたのでした。
「教房が恋しいのだな?」
ジョンハンに問いかけられても、否定するチニ。
その否定は偽りと気付いていて、胸が痛むジョンハン。

吐き気が襲い妊娠に気付いたチニ。
以前、女の幸せは愛する男と暮らす事母・ヒョングムは言ってたけど、
その通りにジョンハンと暮らしていても、
女の幸せとは何なのか…答えは見つからず、
戻れぬ道とわかっていても芸を忘れる事は出来なくて、
地に足が着かず空を歩いてるような気持ちで生きてきたチニ。
でもお腹に子が出来た事で、
「ようやく生きるべき道を見つけた」と呟いていたのでした。

学識豊かな人材を集めると王の御触れを見てジョンハンを思い浮かべ、
お役人(「チャングムの誓い」アヒルの商人)を連れてきたジョンハンの教え子の青年。
これは困った事態にーーー!
両班じゃなく妾腹の子だから役人になれないと
最もらしい理由を言って断ったジョンハン。
諦めて帰った役人だったけど、
ジョンハンとチニの顔をどこかで見た…と引っ掛かっていたのでした。

ジョンハンの未来を封じてしまっている事に悩むチニ。
そしてジョンハンも、自分を信頼し共に歩もうとしてくれた王を思うと、つらい気持ちになってしまうのでした。

松都を通って平壌に行く商人(?)から、松都の様子を聞き
母・ヒョングムが危篤だと知ったチニ。
これはチニを釣るためにケスが流したウソの噂話なのだけど、
そんな事など知らず、いても立ってもいられなく松都へ向かおうとするチニに、「ケスの罠かも」と止めるジョンハン。
たとえそうでも、もし本当なら・・・。
ペンムを一人で逝かせてしまい、また母も…と思えば
「母まで一人で逝かせることなど出来ない」とチニ。

推挙に訪れた役人が、
チニとジョンハンの顔が以前見た人相書きの人物だと気付いてしまいました。
捕まえれば大手柄だと息巻いていたけど、
チニとジョンハンは松都へ向かった後でセーフでした。
ケスの流したウソの噂が墓穴を掘ったかもーー。

しかし、松都へ向かった事を知られているので、
役人たちを向かわせれば捕らえられる危険が。
キム・ジョンハンの居所を見つけたと報告に来た役人と、
これで王が考える“才能あるものを登用する”という考が間違いとわかるだろうと、高笑いの大臣の会話を立ち聞きし、メヒャンに教えて協力を頼んだソン長官。

信頼できるスマンに協力を頼むようにと言われ、動いてくれたメヒャン。
ケスから隠したらどうなるかわかるな…と脅されてたスマンだけど、ちゃんと味方してくれ、松都な入る前に二人に知らせるようにとムミョンを向かわせたのでした。
「誰にも言うな。ミョンウォルの母にも。心配掛けたくない」
そうムミョンに念を押し、もしかするとスマンもヒョングムの事を愛している?

チニたちが房に現れるのを見張っている武官たち。
そしてわざわざ都からケスも来ていました(ご苦労なことで…)

チニの事で胸騒ぎがしたヒョングム。←さすが血の繋がり。
夜中だというのにこれから仏に祈りに行くと言うので、
「チニの事なら心配ない。元気にしてる」と、つい言ってしまったスマン。
「元気とは…。報せがあったのですね?」とヒョングム。
スマンの言い訳を信じ、教房のまわりに武官がいるのに気付かずに山へ向かったのだけど、何か異変を感じてたようでした。

兵達がウロウロしてるので教房へ近づけず、
とりあえず山寺へ行く事にしたチニとジョンハン。
・・・って事は、お寺でチニとヒョングムが会える?!

チニが寺へ行きヒョングムを呼んだのでは?と考えたケスだけど、それならヒョングムが山へ行くと言うハズないと言われ、それもそうだ…と納得。
あー、良かった・・・とホッとした私。しかし、ケスの感は鋭かった
ジョンハンなら警戒して松都へ行かず、
懇意にしてる住職に助けを求めると読み、武官を寺へ向かわせたのでした。

お寺で3年ぶりに再会できたチニとヒョングム。
互いの体を気遣い、会えた喜びに涙する二人でした。
「死んだようだった娘がこんなに元気に」と感謝するヒョングムに、
「私が望んでいたこと」と答えるジョンハン。
そうしてるうち、ケスの部下たちが寺にーー
万事休す…だったけど、チニとジョンハンは逃げた後でした。
ここに追っ手が来ると読んだヒョングムが、逃がしていたのでした。
咄嗟に身につけていた装飾品を持たせてくれた母・ヒョングム。
そんな母の愛を抱きしめ泣いていたチニ。

母から受け取った品を金に変えてから帰ると言う言うチニに、
「顔を洗って身支度してくるがいい。
家に帰った時には懐かしい客が来てるはず」とジョンハン。
それは桐の木で作ったコムンゴなのでした。
「私が連れてくる客より大切かしら?
すぐ連れていきますから」と笑うチニ。
それが二人の子だなんて気付かず、キョトンとしてたジョンハン。

家に向かおうとするジョンハンに、
兵達が家を取り囲んでるから逃げるように言う教え子の青年。
頼まれてたコムンゴを渡し、チニの事は自分が連れて行くからジョンハンだけでも逃げてと言われたけど、「見捨てて逃げるわけにはいかない」と、自宅へ行ったジョンハン。

そこには多くの兵が取り囲んでいました。
そして向こうから、何も知らずに家へ近づいて行くチニの姿が。
チニが捕まるなら自分が犠牲になろうと、
「何者だ?!」と叫び、兵達の前に歩み出たジョンハン。
その姿を目の当たりにし、近づいてくるチニ。
ジョンハンの気持ちを汲んで知らないフリをするのか、
それとも共に囚われの身になるのか・・・。


「ファン・ジニ」他の回はこちらです。




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