韓国ドラマ『白い巨塔』 第23話

サフダイトル・・・「繰り返す偽証」

☆感想とらあすじ(28話版・ネタバレです)☆

傍聴席にいるジュンヒョクの顔が目に入ったろうけど、
キム弁護士の質問に、真実を述べたユン・ミラ看護師。
生検を進言したドンイルへのジュンヒョクの態度は、
他の医師達も萎縮するほどだったこと。
転移の可能性は言わなかったことを述べました。
パク先生と異なる証言をしたと言われても、
「違うことを聞いたなんてありえません」とキッパリと

続いてチョ弁護士の反対尋問が始まりました。
すべての事を覚えているか聞かれ、特別な処置は覚えてると答えると、
「患者に特別な処置を出してないはずなのになぜ詳しい?」
と突っ込んでくるチョ弁護士。
ドンイルが叱られたし患者が亡くなって印象に残ってると言うと
「前外科長からの信頼が厚かったそうで、その娘とも会っていた。
チャン科長とイ科長の険悪な関係もご存知で?」と、
陥れる証言をしてると言わんばかりの事を言うチョ弁護士。

再びキム弁護士の尋問。
チョ弁護士から証言しないようにとお金を渡された事を話すと、
「証人をウソょ。妊婦は精神的に不安定になる。
精神鑑定を」と反論するチョ弁護士。
法廷で元部下のミラを侮辱するように発言が飛び出し、
ジュンヒョクの表情は申し訳なさそうに見えました。

ここは日本版の財前とは違うけど(多分)
ジュンヒョクの「情」が伝わって来ました。

チョ弁護士の挑発にひるむ事なく、
傍聴席にいる夫からその証拠のベビー用品と金を見せ、
「科長、ここまでしなくては?」と訴えかけるミラ。
提出した小切手は証拠品にはならないけど、
裁判官への印象を原告側に引き寄せる事になりました。

追い詰められ、万事休すのジョンヒョク。
科長の座を守るために、新たな策を練らなくては・・・。
ドンイルもパク先生(元医局長)も証言したから、残る証人はハム医局長。
彼はいつもパク先生に引っ付いているし、同じようにジュンヒョクに忠誠心いっぱいで、間違いなく有利な証言をしてそうな人物。
それでも直接頼むのではなく、
自らするという方向に持って行くのがジュンヒョクのうまいところ。

ハム医局長が当直と聞くと、少し休んだ方がいいとパク先生と交代させ、
チョ弁護士や義父たちとの会食に連れて行ったのでした。
話題は当然裁判の事になり、「何か思い出さないか?」と尋ねるジュンヒョク。
義父や副院長達がさりげなく言葉をかけると、プレッシャーになったようでドンドン追い詰められ、「思い出しました」と作り話を始めたハム医局長。
『科長が肺の生検の手配を命じた。
パク先生が「一緒に肺も摘出をするのでは?」と聞いた。
「可能なら一度に摘出する」と科長が答えた』・・・と。
短い間に考えた作り話の記憶を話したのでした。
その答えに満足し、そうだったと喜ぶジュンヒョク。

更にハム医局長の作り話は続く、、、
『生検の手配の電話をしたけど、看護師の連絡が遅かった。
すい蔵の後に肺も手術する予定だったから諦めた。
諦めたのは学会の日程を考えてのこと。
学会の後に生検を行うと提案すると、科長も了解してくれた』

よく出来たシナリオだけど、これを裏付る証拠が必要です。
「翌週の検査予約を入れた」と咄嗟に言うハム医局長。
もちろん、そんな記録など存在しませんが、
「記録が残ってるかも」と言い出すジュンヒョク。
つまり、改ざんすればいいのでした。
副院長の手にかかれば、何でも出来るしねーー。

とうとう魂を売ってしまった 地獄への一歩を踏み出してしまった
ハム医局長の顔を見てたら、そんな感じがしました。
副院長やジュンヒョク、ミン院長(ジュンヒョク義父)などに囲まれ、
君の肩にかかってるよと言われてるような雰囲気の中、
逆らうことができる人なんて滅多にいないでしょう。。。

送ると言うジュンヒョクの誘いを断り、屋台で飲んでいたハム医局長。
酔っ払って、屋台のおばさんの包丁裁きを褒めると、
「医者なんだから上手でしょ」と言われ、
「僕になんてまだまだ…。マネしたかったんだ」と寂しく呟いていたのでした。
ウソの証言を考えたのは、
憧れのジュンヒョクを守りたい気持ちが強かったのかも。


酔っ払って後輩のドンイルのマンションに寄り、
自分に言い聞かせるように語るハム医局長。
「お前と飲みたかった。我慢して走り続ければいい。
俺はそう思う事にした。科長は正しい。そう信じる」
そう言いながらも、つらそうなハム医局長。
先輩がなぜ酔ってるのか悟り、
「苦しむのは俺だけで十分」と証言を止めさせようとするドンイル。
「僕達が悪者になろう。その見返りで裕福に暮らそう」
そう告げ、本当の気持ちを押し殺して帰ったハム医局長。
二人のつらそうな表情に、泣けて来た・・・(ノД`);・
もしかすると、ジュンヒョクのように裕福でない家庭に育ったのかな。
だから『今』を守りたいのかも。。。


やり場のない気持ちで、ハ先生に電話したドンイル。
昼間、今日の法廷の様子を耳にして
ミラが真実を証言した事を知って動揺していたし、
ハム先輩のこともあり、信頼する人と話したかったのでしょう。
でも、いざ向こうからかかってくると、
話す勇気が出ないという複雑な心境なのでした。
---自分を責めないで。強がる姿は似合わない---
ハ先生からのメールに、胸が詰まるドンイル。

「医者になってよかったか?逆か?」と尋ねるオ先生に
「まだわからない」と答えるドンイル。
「それでいい。“まだ”にチャンスが潜んでいる。
医者になった事を後悔しないよう頑張れ。
自分が世の中に出た時、恥かしくなければそれでいい」とオ先生。
今のドンイルには、この励ましが重いような感じなのだけど、
いつかわかってくれる日が来ると、オ先生もわかっているのでしょうね。


パク先生から、VIP患者を特別に扱うよう指示されても、
一般患者の処置があると毅然と断るドンイル。
科長の雷が落ちると脅かされても、
今からでも、正直に真っ直ぐに生きようとしてるようでした。

論文を褒められたけど、その名誉と引き換えにしたものがあの証言。
意を決し、黙って病院を出て行こうとしたドンイル。
でも、新しい大学病院の模型を目にすると迷ったのか
『この病院の残りたくないのか?』とジュンヒョクの声が脳裏を過ぎり、
立ち止ってジッと見つめいたのでした。
一体どうすんの?!まさか戻る?と心配した私。
でも引き返すことはありませんでした!


疲れが抜け切れず、出て行ったドンイルの事をパク先生に任せたジュンヒョク。
前は自分から気遣っていたのに、よほど体調が良くないみたいです。

以前、熱心に支援してくれた製薬会社の担当者が
ドヨンのいる病院に来てくれて、中断してた研究が進みそう。
そのドヨンのところへ来たものの、話しかける事が出来ないドンイル。
そこにスンヨン(ジュンヒョク妻が紹介した彼女)から電話が入り会う事に。
こんな時にデート?・・・
・・・ではなく、「友達として付き合おう」と告げたのでした。
ジュンヒョク妻を羨んでいたスンヨンの為になれないから?と一瞬思ったけど、これから正直に生きようって現れなんでしょうね~。
別れの理由を言わないドンイルに、
「すごくつらそう。解決するといいわね」と言い、握手して別れたスンヨン。
彼女は日本版とは違った設定なのかな?

正義と引き換えに得た、自分名義の論文や名札を燃やしながら、
思い出すのは、クォンさんへの処置のこと。
後悔しても取り返しがつかないとわかってるだけに、
悲しくて申し訳なくて、泣いていたドンイル。

その夜、呼吸器科のパソコンデータを改ざんし、
手術前にクォンさんの生検を依頼した事にしたハム医局長。
もちろん呼吸器科長には、前もって副院長が頼んでありました(圧力?)

ハム医局長の証言と、このデータを引っさげ、
第二回控訴審が始まりました。
突然 振って沸いてきたように証拠に、捏造を疑う原告側。
呼吸器科の受付の看護師も、ハム医局長の話は事実と証言。
「亡くなったのに、検査延期のまま保存されてる」と
いいところを突いたキム弁護士だけど、
消さない限り残ると言われればそれまで。
でもこれは調べれば違うってわかりそうな?

ミラの証言で原告側が有利と思われたけど、
ハム医局長の証言で、被告側に傾いてしまったような雰囲気になり、
あとは本人への審問を残すのみ・・・。
原告側としては決定的な物的証拠が欲しいところなのだけど、
それが中々見つかりません。

外科の団結を深めるため、飲み会を開いたのだけど、
いくら電話してもドンイルに繋がりません。
いつもと違ってワインを飲み干せないジュンヒョク。
翌朝、中々起きてくれないし、
体調が悪いのではと不安を感じて検査を勧めるヒジェ。
しかし「疲れてるだけ」と聞き耳持たないジュンヒョク。

翌日、やはりドンイルとは連絡が取れません。
家へ行って確認するように告げ、法廷へ向かったジュンヒョク。

ハム先生の苦悩まで描いてくれて奥が深い・・・。
日本版だと、ここまでやってなかったような?(私が忘れてるだけかも)
財前は法廷では険しい表情だった…というイメージなのだけど、
ジュンヒョクは心の痛みが見える時があり、
そういう部分が憎めなくて・・・。グッと来ます。。。

「白い巨塔」他の回はこちらです。

↓特集載ってます♪↓



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この記事へのコメント

2008年07月13日 15:47
凄いペースで書いていますね、pandaさん(~O~)
積極的な性格の柳原の彼女は柳原の部屋に押しかけて・・・なのですが、裁判での証言後に破談になるのです。
彼女も彼女の家も柳原個人ではなく未来の教授夫人の肩書きが欲しかった・・・ということで。
ですからあまりにキレイな別れ方にかなり面食らいました。
また原作で医局長はこんなことはしていなかった気がします、うろ覚えですけど。
とは言えドンイルのマンションでのハム医局長の痛々しさとと揺れ続けるドンイルが印象的です。
2008年07月15日 23:04
sannkenekoさん、こんにちは~。

暇な時に頑張って書きましたよ~ (^ー^)でも追いつかなかった・・・。残念!

柳原君の彼女は、そうそう肩書き欲しさでしたよね。韓国版もジュンヒョクの奥さんを羨ましいと言ってたので同じ展開かな?と思ったら、意外とアッサリでいい人でした(老けて見えるけどね~)

>原作で医局長はこんなことはしていなかった気がします
私も、田宮版・唐沢版とも、彼にこういう展開はなかったような…という記憶です。あまりいい印象は残ってないので韓国版の描き方は上手いなぁ…と思いました。彼の痛みは見ていてつらかったです。

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    Excerpt: 嘘の連鎖は留まるところを知らず、 それは新たな苦しみと決意を生む。 第23話『繰り返す偽証』 Weblog: 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 ~ドラマ編(仮) racked: 2008-07-13 15:28