太王四神記 第10話

「雨に流された絆(きずな)」
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☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
神器が目覚めたような光と共にタムドクが姿を消したと聞き、「ホゲが王と言ったではないか」と迫るヨン・ガリョに、「天は意地が悪い。火山会はホゲ様に仕えるべきか迷っている」と答える大長老。
その言い草に、陛下殺害犯として処刑する事も出来ると軽く脅すものの、逆に「殺害に加担したと公に出来る」と大長老に言われてしまい「虎の尾を踏んだのか」と呟くヨン・ガリョ。
ホゲがチュシンの王であろうとなかろうと、火山会と手を組んで進むしかないと悟ったでしょう。

テジャ城での眩しい光の夢を見て、飛び起きたホゲ。
部屋を出て来たホゲに小刀を突きつけ
「太子を殺したのですか?恋慕う人の恨みを晴らします」とキハ。
「私のいとこがチュシンの王だとしたら?
私は王じゃないかもしれない。殺してみろ」とホゲ。
その言葉でタムドクを殺してないと気付き、胸を撫で下ろすキハに、
「そなたが本物の朱雀の守り主なら私を殺せないはず。刺してみろ」と
服をはだけさせて心臓を指差すホゲ。
彼もタムドクが本当のチュシンの王では?という疑いが消えない様子です。

タムドクを守って亡くなった勇者たちのお葬式が行われました。
「チュシンの王に命を捧げた故、檀君様がお迎えを遣わし…」と
息子が死んで悲しいだろうに、気丈に火をつける絶奴部族長のフクチ。

鄒牟(チュモ)王の剣を持ち、村を出ようとするタムドクに、
絶奴部族と手を組んだ太子が、先王に刺客を送ったと噂になっているから
今国内(クンネ)城へ戻ったら命が危ないと止めるヒョンゴら村人たち。
何度も自分を「王様」と呼ぶ彼らに
「なぜ王と?父上はまだ健在なのに」と死を受け入れられないタムドク。
「殺したのは火山会のキハ。火山会はチュシン国を敵視して来た」と止めるヒョンゴの胸ぐらを掴み、「王と呼ぶな」とタムドク。
「我々がお仕えするのは高句麗のではなく、チュシン国の王」とヒョンゴ。
「私は生き残る為に仲間を犠牲にした。女と暮らす為に父と国を捨てようとした。そんな私が王様?他の者を捜せ」と涙が溢れ出て行くタムドク。
そんなタムドクに着いて行くスジニ。

尊い立場であろう大神官にまで圧力めいたことを口にし、
「高句麗の安寧を望むなら、我々と同じ道を進むべきでは?」とヨン・ガリョ。
そんな脅しにひるまず
「天のお告げを伝えるものが、なぜ同じ道を行けましょう」と答える大神官。

会議に現れたテジャ城主に、「タムドク太子を連れて来い」と迫る重臣たち。
その場を収めて自分から質問し、城主からタムドク不利な答えを導くヨン・ガリョ。
タムドクが正体不明なものを連れて城門を開けろと迫ったこと、
第三近衛兵が合流し、鄒牟(チュモ)神剣を太子に渡したこと、
先王は鄒牟(チュモ)神剣で刺されて死んだ事実から、
“カクタンが先王を殺し、タムドク太子に剣を捧げた”という結論にし、
「タムドクの太子の称号を剥奪し、逮捕令を出す」と宣言したヨン・ガリョ。

タムドク太子の出頭を求める文が貼り出され、
「父を殺して王になった者は自分の子に殺される」と噂が飛び交う中、
国内城に到着したタムドク。いつまでも着いてくるスジニに帰るように言うと、
「先王の遺体は天地聖堂にあるそうです。そこに先に?
それともあの女の所?ヨン家に入るのを見ました。私が連れて行きます。
あの女は火山会の手先、きっと私達を殺すはず。先王様も…」とスジニ。
スジニの言葉を遮り「彼女は私が11から信じた人だ」とタムドク。

ヨン家の牢獄でサリャンに殺された夫をの死を悲しみ、
ずっと夫の服を抱いたまま、魂が抜けたような妻・タルヒ。
そんなタルヒを気遣ってご飯を食べさせようとするパソンねえさんと、
心配でたまらないのに、飢え死にしたい奴は放っておけと一喝するチュムチ。
その甲斐あり?パソンとチュムチが取り合って
転がった握り飯を、口にしてくれたタルヒ。
この3人の関係ってストーリーに絡んでくるのかしら?

「太子の手紙を渡せば王位を譲ったはず。殺さなくても」と言うキハに、
「それだとあまりにも簡単すぎるし、
キハ様とあの者の仲を裂く必要がありました」と非情な大長老。
「私は約束どおり戻りました」とキハ。
「心は戻ってません」といつになく、声を荒げ、
「火山会は火の巫女の心を二度と奪われてはならない。国王が死んだのも太子が逃亡犯になったのも、キハ様の心が揺れていたから」と大長老。
こっそりとヨン家に忍び込び、二人の会話を耳にしたスジニ。
陛下を殺したのはキハじゃないと分かってくれたって事は、
今後タムドクに伝えてくれるのかしら?


茶を運ぶスジニの姿に
キョックの時にタムトグと一緒にいた女と気づいたサリャン。
それにしても、見知らぬ者が入り込んでるのにヨン家の警備って大丈夫?

あれこれ話しかけても、呆然と立ちすくんだままのキハ。
医術に詳しいから…という言葉に振り向き、
前にタムドクと一緒にいた女と気付いたキハ。
タムドクに話してたように「殺されるかも…」と恐れて、
懐に剣を隠し持ちながら、お茶を勧めるスジニ。
茶碗の下に隠してあった手紙を手にし、「ありがとう」と顔が綻ぶキハ。
そんなキハの姿に、殺される心配は消えて安心したものの、
タムドクとキハの絆に、少し複雑な表情のスジニ。←嫉妬?

聖堂に現れたタムドクに、「ご無事でしたか」と神に感謝する大神官。
父の遺体と対面し、数々の思い出が蘇るタムドク。
幼い頃に「目を背けるな。お前には高句麗の血が流れてる」と言われたこと、
お前は多くの人に待ち望まれていると言われたこと、
王の即位式を急ぎ、その気持ちを伝えようと抱き締めてくれたこと…。

そこに生き残った近衛兵が連れて来られて、
一緒に霊廟に入ったキハが殺したと証言。
信じられない様子で、神殿を出て行くタムドク。
カクタンもこの近衛兵も、抜いたところを見ただけなのに…。
まさかこれも大長老が暗示させてるワケじゃ?


タムドクとの待ち合わせに向かうため、こっそり馬を出そうとしたけど、
大長老に見つかってしまったキハ。
「今行けば、キハ様の心が大きく傷つきます」と釘を刺す大長老。
それでもタムドクの元へ向かったキハ。

もっと深く考えれば、ここで大長老に見つかったってことは…と、後の事を予想できたかもしれないのに(>_<)
いや、私も予想出来なかったわ・・・。ただ会わせてあげたかったなぁ。
手紙を受け取ったキハが、本当に嬉しそうだったのに。。。


本当にキハなのか、それとも間違いなのか…と
迷いが生じてきている様子だったタムドク。
ひづめの音が聞こえ、キハ?と思いきや、飛んで来たのは手裏剣で、
襲いかかってきた大勢の火山会のメンバーたち。
もはや、キハが手引きしたと思われても仕方ない状況にーー。
そう思わなくても、火山会のキハとは運命を分かち合えないと悟ったかも。
矢を打ちタムドクを守るスジニの姿は、まるでセオ。
鄒牟(チュモ)神剣を手にし、賊を斬っていくタムドク。
ようやく到着し、この状況を呑み込み愕然とするキハ。

降り出した雨の中、剣を取って敵を倒していき、
キハに気付きながらも、何も告げずに、
傷を負ったスジニを連れて行ってしまったタムドク。
違う…と言いたげに、雨に濡れたまま首を振って泣いていたキハ。

コムル村に戻り、治療を施してもらうと翌日には治ってたスジニ。
「毒さえ抜ければ大丈夫です。なぜなら…」と言いかけたヒョンゴ。
なぜなら朱雀の守り主だから…って続くのかしら。
鄒牟(チュモ)神剣を見つめて、何かを感じた様子のタムドク。
あの雨の中、この剣を手にして戦った時、
自分の中にある何かが目覚めたような…そんな気がします。


目が覚めたスジニに、「悪かった。私のせいで命を落とすところだった。
私の過ちで父や若者を死に追いやった。
お前の師匠は私を王と呼んだが、お前は?」とタムドク。
もう治った傷を見せて、「私のようにならないと。
王になったらもっと多くの人を死なせます。
そのたびに泣いていては王など務まりませんよ。
どんなに辛くても、1日で心を治さないと」とスジニ。
「ありがとう。スジニ」とタムドク。
ようやく名前を呼んでくれた事もお礼を言われた事も嬉しそうなスジニ。

タムドクの父親殺しを民が信じるかとどうか、
重臣の中にはタムドクを慕う者もいるので安なヨン・ガリョに、
「民は単純。信じさせるのです。
太子が身の潔白を証明しに現れたら、その時がチャンス」と大長老。
大神官が天に代わって罪人を見分けるのに使うカウリ剣を使おうと。
カウリ剣とは疑わしきものには、その心臓を居抜く剣で、
その制度を使って以来、生き残ったものはいないそうで・・・。
「全員罪人だったのでしょう」と言うけど、そんなハズはなく、
政敵を消したい時に使ってたようです。←コワッ

「カウリ剣を使う。だから太子に来るなと伝えて欲しい」とキハに告げるホゲ。
タムドクを憎むホゲでも、消すことには心が痛むのかな?
キハには、「そうしないと私が殺す事に」と言ってましたが…。

タムドクが神殿に来る明日、自分も出席すると言うキハ。
「私は朱雀の守り主。私がホゲ様を王と呼ぶのを見たものもいる。
私の知るあの方必ず来ます。先王の遺体のある場所です」
キハの言葉に、「カウリ剣を使うと知ってタムドクが来るはずない。
あの方はキハ様を見て喜ぶでしょうか?
キハ様は父親を殺した女なのです」と大長老。
「あの方が神殿に来たら二度と会えません。
最後に会いたいのです。これはお願いではありません。
生きた朱雀をそばに置きたいなら、私の話を聞けと脅迫してるのです」
タムドクを守ろうと必死なキハに、胸が痛みます。。。

神殿に戻るタムドクを、命が危ないと止めるヒョンゴ。
「天が私を守るのでしょう?
私も信じられないから尋ねる、天に」と向かったタムドクに
着いて行くスジニと共に、村人に何も告げず慌てて同行したヒョンゴ。

神殿でタムドクの罪を問う会議が始まりました。
絶奴部族とタムドクが手を組み、王位を譲れと陛下をゆすった。
誘拐された三部族の長男たちの遺体の傍にはタムドク太子がいた。
先王殺害は第三近衛隊の仕業で証人も…と不利な証言が飛び交う中、
「そうです」と声がして、一同振り向くと
「この剣は第三近衛兵のカクタンが私に届けた。
最後まで陛下を守り王命の為に命を捧げた勇士です。先王と天の意志で太子になった私、天に呼ばれ参りました」と告げるタムドク。

タムドクはどうカウリ剣に挑むのか、キハはどんな行動に出るのか・・・。

「太王四神記」他の回はこちらです。

太王四神記 公式ノベライズ 中巻

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