海神(ヘシン) 第49話

【閻丈の葛藤】
☆感想とあらすじ(ノーカット版・ネタバレです)☆
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囚われの身となって皇都に送られても尚、堂々とした程度でボゴを睨み、野心を捨ないジャミ夫人。
「まだ財物にすがるのですか?皆、自分の罪を逃れようと夫人の罪を暴露しています」と諭すボゴにも「黙れ!私は必ず生き残ってやる」と叫び、その思いだけが、夫人を奮い立たせているよう。牢に入れられても悔しそうにこれからの対策を練っているようでした。

ヨムジャンを呼び、ポンスデを掌握してくれたおかげで勝てたとねぎらうボゴ。
「あの戦術は誰にも思いつかない。功労はお前にある」と答えるヨムジャン。
褒めながらも、どこかジェラシーを感じているようにも(・・・?)
いよいよ本題(?)、チョンファの生存を尋ね、無事と知ると胸を撫で下ろすボゴ。
「ジャミ夫人を見ていると、欲の虚しさを考えさせられる。
お前には本当に権勢に対する欲はないのか?
皇帝(キム・ウジン)を立てたんだ。更に増すだろう」とヨムジャン。
「そんな事は考えてない。望みを叶えたら清海へ戻ると笑顔で答えるボゴ。
ボゴはただ穏やかに、民の為に生きたいだけ、
だからキム・ヤンからの殺しのミッションは取り止めてーーー!


そしてヨムジョンに対する思いを、口にするボゴ。
「お前と志を共に出来とても心強い。
清海で初めて出会った頃のようにお前を信用出来る気がする。
今回の功労で海賊の汚名はそそがれ身分回復出来るだろう。
出来るなら、私が刻んだ刺字刑の跡まで消したいが…」と。
黙って聞きながら、自分を信頼してくれる友情と、
恨みを晴らすことへの思いで揺れているヨムジャン。

牢に来たヨムジャンに、「どう会おうか考えていた」と大喜びで、
「助けてくれたら何でもする。チャン・ボゴを倒せる大きな権力を握れる。
実は隠し財産がある。大いに役立つはず」と手を組もうと持ち掛ける夫人。
哀れんで見つめ「見苦しい命乞いは止めて観念してください」とヨムジャン。
「このまま死ねない!」と泣き叫ぶジャミ夫人。
前回のラストから、かなり感情の起伏が激しいーーー。

次にジャミ夫人の牢に来たのはチョンファでした。
「私を笑いに来たの?この手で皇帝を立てたし、死んでも悔いはない。
一つの悔いは、お前の情に負けて、チャン・ボゴを生かした事。
なぜお前を大事に育てたか…。お前のせいでこじれた」
と悲しみと怒りをぶつけるジャミ夫人。
「私の目には、財物と権力を握った夫人は幸せに見えませんでした。
どこにも心を寄せられず、寂しいあまりの無用な執着に見えました。
掴むべきだったのは、夫人を大切に思うだと早くお教えするべきでした」
そう言いながらも涙が流れるチョンファ。
「消えて!」と強がりながらも、その言葉が胸に響き「涙が止まらない夫人。

ボゴと顔を会わせ「おかげで命拾いしました」とお礼を言うチョンファ。
ヨムジャンの単独でなく、ボゴの命令だったとわかってたのね♪
そして、夫人の命を助けて欲しいとお願いするチョンファ。
何もかも失った夫人には、この上ない罰だからと。
チョンファにとっては、身寄りのない自分を育ててくれた母のような人。
夫人の商売の邪魔をしたのも、目を覚まして欲しかったからなのかも。


本来国法で裁かれるはずで、極刑は免れないだろうけど、
私が思うに、ボゴはイ大人を殺した時から、
死で償わせる虚しさを感じていたんじゃないかな?
悩んだ末に、ジャミ夫人を釈放する事に決めたのでした。
「悪縁とは不思議なもので、船倉の奴婢だった私が這い上がれたのは、
夫人に対する怒りがあったからかもしれません。
船を用意してますから新羅を去ってください。チョンファお嬢様に頼まれたのです。
私もお嬢様も、夫人との悪縁が続くことは望みません」
ボゴからそう告げられて、呆然としたままのジャミ夫人。
しかしチョンファの前に行くと、最後まで威厳を保ち続け、
「これ以上、惨めにしないで」と涙を堪え、立ち去って行ったのでした。。。

すっかり角が取れて丸くなったジャミ夫人。
これから生きて行くために、隠し財産を取りに向かったのだけど・・・。

ジャミ夫人が捕まったと聞き、自分の身を守るためにキム・ヤンの元へ行き、
夫人の隠し財産の有りかを教えたチュンダル。
コイツはとことん、何て奴だーーー

屋敷から出てくるチュンダルたちを見て、愕然とするジャミ夫人。
苦労して自分が築いたものなのに、アッサリと奪われてししまう・・・。
今までの夫人だったら、出て行って文句の一つでも言いそうだけど、
最後の望みを断ち切られ、もうそんな気力もありません。
海に向かい、笑顔を浮かべながら進んで行くジャミ夫人。
手を伸ばした先には、一体何が見えていたのか…?
自分を大切に思ってくれた人・・・校尉様だといいな。。。


キム・ウジンが皇帝になる事になり、戴冠式に行きたいチョ大人だけど、
「清海鎮の交易を再開するため、準備せねば」としっかり者のチェリョン。

戴冠式の前にボゴを消せと命じるキム・ヤンに、「時期尚早です」とヨムジャン。
「恨みが消えたのか?!我々が一得る間に奴は十得る。
早く殺さないと難しくなる」とハッパをかけるキム・ヤン。
同席してたチャン行首も、殺されたイ大人や刺十字刑の事を持ち出し、
揺らぐヨムジャンの気持ちを、奮い立たせるのでした。

・・・でも、海賊として罰せられたんだし、逆恨みのような気も。

自分を信頼し同じ志と喜び、刺字刑を後悔している友を思えば複雑、
しかし、額にある傷跡を見ると、
やはり恨みを晴らしたい気持ちが強くなるヨムジャン。

戴冠式を明日に控え、酒を酌み交わす平東軍。
落ち着くまで傍にいて欲しいと言うキム・ウジンに、
皇族や貴族の反発を心配して、清海に帰ると答えるボゴ。
それでもまだ名残惜しそうなキム・ウジン。

結婚したといえども、まだチョンファを見る目が切ないボゴ。
皇都の残ると言うチョンファに、清海に戻ろうと勧めると、
「大使様と奥様に大きな負担になるはず。
一箇所にとどまれぬのが私の運命のようです。
風になり清海を通る時は、小さな波となって知らせます。
わたしを忘れぬ事…。それだけが望みです」とチョンファ。
泗洋島での別れ以来、離れていても心の底で結ばれている二人。。。
そんな二人を影から見て、また嫉妬が渦巻くヨムジャン。

翌日、皇都を出たボゴ一行を、山中で待ち伏せしていたヨムジャンたち。
躊躇しているとチャン行首に促させ、矢を構える合図を送るヨムジャン。
しかし射程距離に入っても、攻撃開始の合図を送る手が震え、
ボゴを殺すことは出来なかったのでした。。。
そう、それでいいのよーーー。そう思ってジーン(゚ーÅ)と来つつ、
ただキム・ヤンの手下でいる限り、いつかは・・・と不安。

その夜、ボゴを救った気持ちを断ち切るように、
ムキになって武芸の稽古に精進するヨムジャン。

ボゴとチェリョンの間に、無事男の子が誕生しました。
「なんで俺が泣くのかな」と、自分の事のように感激しているヨン。
それと共に、生まれなかった子への思いも・・・(T_T)

出産を終えたチェリョンをねぎらうボゴに、
「やっと大使様の心の片隅に…」と、妻だというのに健気なチェリョン。
そして養女のオンニョンを傍に呼び、「お前は私の胸で産んだ子。この子と同じくらい大切」と言い、本当にステキなお母さん。。。

新羅第45代王・神武王となったキム・ウジンの使者がやって来てました。
呼び寄せたいという手紙に、
「お断りします。私は官職はいりません」と答え、
チョ大人とチャンギョムも登用したいと書かれていると告げるボゴ。
念願の官職に就けるというのに、
ボゴを差し置いて、自分達だけ行くことに、申し訳なさそうな二人。

チョ大人もだけど、家門の為に必死だったチャンギョムさん。
必死にジャミ夫人に取り入った時期もあったけど、
能力を発揮して、ちゃんと道を開いて、本当に良かった(゚ー゚)(。_。)ウンウン

しかし、ボゴが来ない事に納得せず、
もう一度呼びに行くようにと告げるキム・ウジン。
邪魔者は来ないし、しめしめ…って顔してたのに、ボゴに拘るキム・ウジンに、
「陛下の命令に逆らったものなのに」と意見するキム・ヤン(倉部令)だけど、
「倉部令は黙っていろ」と逆に諭される始末。
そして皇室守備隊長に就いたヨムジャンに、
説得してボゴを連れてくるように命じたキム・ウジン。

清海に向かう船で、チョンファと一緒の船だったヨムジャン。
ボゴのことで陛下が気を揉んでいると心配するチョンファに、
「どうしても重責を任せたいようです」と安心させるヨムジャン。

「皇都の政事に関与しない」と断ったものの、「それは別の問題だ。私と一緒に行こう」とヨムジャンに言われ、しばし考え込むボゴ。
チョンファからも、既に改革に反対する勢力が出て来ているから、陛下に力を貸して欲しいを助けて欲しいと聞かされ、出向く事に決めたのでした。
やっと来てくれたボゴに喜んで、
「功臣に遇し、感義軍使(カンオイグンサ)に任命する。
皇室と新羅の民の為に力を尽くしてくれ」と告げるキム・ウジン。

これはやっかいな・・・って顔のキム・ヤン。
というのもボゴの官職は、自分の兵部令に匹敵する位であり、「あんな賤しいものに、絶対に認めない」といきり立ち
更に、ボゴの娘を太子の妃にするようだと聞き、
「二人とも消せぬなら、どちらかに死んでもらう」と大焦り。
・・・二人共って、キム・ウジンの事も、いずれ…って考えてたのねーー
それで、殺しやすいキム・ウジンを消すことに決め、実行したらしい。。。
突然の陛下の死の報せに、ビックリ仰天のボゴたち。
こんなにもあっけなく殺されて、キム・ウジンは皇帝になってよかったのか…。あのまま清海で隠居していた方が良かった気もしてしまいます。

「海神」-チャン・ボゴ-他の回はこちらです。

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この記事へのコメント

2007年12月01日 09:43
fuji-3さん、こんにちは。
せっかくのコメントに本当に申し訳ないです~!
他ドラマの確信部分のネタバレ部分を伏字にして、入れ直させていただきましたm(__)m
fuji-3
2007年12月01日 09:44
ついにジャミ夫人の最期の時がやってきましたね…
その生き様、死に際は、○○…と重なるものがありました。権力・財力を不正を働きながら追い求め続けてもいつかは破滅する…現代にも通じる人間の悲しい性ですよね。
夫人が海に入った後の皆の反応がなかったのが残念です(ノーカット版ではあったのかな?)。あの性格の人が自害するなんて周りの人は驚いたでしょうに。
余談ですが、○○…もそうでしたけど、こんな重罪人がふらふらと外に出られるなんてありえないですよね~

それにしても皇帝があっさり殺されすぎるのはいかがなものか…
ミヨンもその前の皇帝もそうだし、戴冠式目前だったウジンの父もそうだし。一国の王がそれで良いのかしら…
なぜかチュンダルはしぶとく生き残っているのに。

あと残り2話を残すのみとなりました。最終回は月曜日です。待ち遠しい~
2007年12月01日 10:00
fuji-3さん、
ジャミ夫人の最期にには、不覚にも泣けて来ました…。チョンファや校尉の言ったように、もろく崩れる城にしがみついた夫人が哀れで。。。最後に笑顔だったのがまた何ともでした。
○○…の時にには、この人の生き方に同情してた子ともり、やはり最期は号泣でした。でもジャミ夫人には全然同情して無かったんですよ!でも今回と前回で、権力にしがみついたた寂しい貴族の末路に胸が痛みました。

キム・ミョン、その前の義弟の陛下、キム・ウジン、キム・ウジン父などが、割と早くに死んでしまうのは史実のようです(暗殺かどうかは緒論ありそう)
キム・ウジンは在位半年ほどだったそうです。この時代は権力闘争が激しくて、血で血を…の争いも頻繁だったのでしょうが、あっさりと政権交代されるのも、いかがのものか…ですよね。

チュンダルは、世渡り上手すぎて腹立たしく思っちゃいます。この人の登場シーンのみ早送りしちゃってます(^_^;)

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