海神(ヘシン) 第38話

サブタイトル・・・「海戦から2年…」
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お縄となり、清海に連行されたヨンムン一行。
「やっとソル大人が安らかに眠れる」と安堵するチョ大人。
捕まったというのに堂々としてたヨンムンだけど、チョンファの横を通り過ぎる時には目を伏せ、涙ぐんでいたのでした。こんな姿は見られたくなかったろうね…。

この功労をすべての新羅人に知らせる為に、皇都へ送るべきというチョ大人。
今後の商売のためにもなると、ソロバンをはじくだけではなく、
犠牲になったソル大人や護衛武士達の為にも…という思いがあるのでした。
「功労など求めてません。ヨンムンの対処はもう少し考える」とボゴ。
海を見つめて頭を過ぎるのは、少年の頃の出会い、ジャミ夫人邸での再会、
海賊と知ったボゴに、「俺も運命を呪っている…」と泣いていたヨンムンの姿。
仇でもあるし、民を苦しめる海賊で厳しい処罰をしなければならないけれど、
そう生きなければならない苦悩、そして友情を思えば。。。

捕まったヨンムンを思い沈んでるチョンファに、「思いを寄せているのはチャン行頭だろ」と不思議なキム・ウジン。
「私達の間に縁と悪縁が交差した長い年月を説明することが出来ません。
彼は私に思いを寄せていました。一途で寂しい人なのです。
その心を思うと胸が痛みます」と言うチョンファ。

チャン・ボゴを殺すどころか、自分が協力したヨンムンが捕らえられ、
厄介なことになったと困ってしまうジャミ夫人。
とりあえずチュンダルを清海へ向かわせました。

牢からヨンムンを連れて来させ、縄を解くように命じるボゴ。
身動き取れる状態で二人にするのは不安ながらも、
ボゴの言う通りにして部屋から出たヨン。
ヨンムンに酒を勧め「考えてみれば酒を酌み交わす時間もなかった。
一瞬で敵に変っていなければ、一生親友と思ってただろう」とボゴ。
「清海で武術を教えてくれと言って来たお前が初めての友達だった。
歩き方と剣しか学ばなかった俺に、初めて優しい言葉をかけてくれたのも。
海賊として育った運命を呪ったのも、お前と出会ってから。
だが今となってはこじれた縁をどうする事も出来ない。
チョンファお嬢様に会い、更にこじれた。もうお前を殺すしかないと思った。
早く殺せ。あの世に行っても今晩の酒は忘れない」とヨンムン。
その言葉に涙が滲み、
「イ・サド陣営で俺を助けた時、“生きるより辛い”と言ったな?
その苦痛をお前が経験する番だ。
いっときは主が違うから縁がこじれたと思った。
イ大人から離れられないお前が哀れだった。
だがお前は絶つべきイ大人との縁をしぶとく続け、無事の人々を殺した。
どんなに言い訳をしようとも、お前は海賊に過ぎぬ。お前を殺しはしない。お前への怒りと憎悪を生かすことで返そう」と厳しい目のボゴ。

ヨンムンを殺さず、刺字刑(額に“盗”の烙印を押すんだってーーー)の後、一生奴婢として生かす事にしたボゴ。
連れて来られたヨンムンに、「刑罰を下す私はお前の顔に刻印を刻むが、お前はそれを胸に刻め」と告げ、焼印の指示を出したボゴ。
ジリジリと焼ける音と共に、歯を食い縛りボゴを睨むヨンムン。
駆け寄りたくても叶わず、叫びながら泣いているチャン行首とペッキョン。
それにしても、焼印の時間が長いよーーー(*_*; 血まで流れて…

このシーンは、かなり前にネットのニュースで見た記憶があり、
最終回付近?と思ってたけど、ここで来るとはーー。
韓国での放送時、賛否両論の物議を呼んだらしいシーン、
「恨みを晴らすため」という声も多く、私の思いはかなり偏ってるかもだけど、、、
・・・決して恨みだけではなく、親友だったヨンムンには、
海賊に苦しめられた多くの民たちの痛みをわかって欲しく、
それほどの罪だったんだと償って生きて欲しかったんじゃないかと・・・。

イ大人を殺した時に感じた虚しさもあり、死罪をためらったようにも思うし、
死地へ送られ一生抜け出せないと言われたのに、生き延びたボゴやヨンのように、ヨンムンにもそう生きて欲しかった気もしてきます。
だからこそ、ボゴに対して屈辱と憎しみに満ちた目を向けたヨンムンは、
ちょっと残念だった私。。。
でも、すごい迫力の演技で見てるこっちも痛かったーーー!


その後は、もちろん手当てもしてもらえず、
清海の海岸に縛りつけられ、さらし者に。。。
潮が満ちると首の下まで海水につかり、夜になっても眠る事は許されず…。
呆然とし涙ぐんでいたヨンムンだったけど、
埠頭に立つボゴに気付くと、「俺を殺さなかった事を一生悔やむ事になる。必ずお前の心臓に剣を突き刺す」と恨みのこもった目で叫んでいたのでした。

2年後の揚州。
新羅房には唐の各地から商人が集まり、大盛況の様子で、
ボゴが開いた倭国への海路が実を結んでいるようです。
奴隷で売られ嫌がる新羅人の少女・オイヨン見かけて助け、
養女にして清海に連れ帰ったボゴ。
禁止されてる奴隷売買をしてたチュン大人は、除名処分に。

一方の清海は、交易の拠点がもうじき完成するそうだけど、
まだ未完成とはいえ、もうすでにアラブ系の商人も出入りしているし
唐や倭国と交易してるボゴのおかげで、
清海は以前とは見違えるほど、活気に溢れていました。

チョンファの建てた旅館にも色々な国の商人が来て、大繁盛で
任されているスンジョン父も大忙し。
倭人に対しては、やっぱり差別的な描き方…。
そんな中でチョンファは「お客様第一に考えて」と素晴らしい~。
清海が繁盛する一方、ジャミ夫人が独占してる徳津浦は閑古鳥らしい。

皇都のキム・ウジンから届いた手紙を読み、
「陛下が私をお召しになると…」と驚き&感動のボゴ。
もちろんボゴ以外の面々も自分の事のように、感激してくれてました。

皇都の司正副令と兵部令に、武珍州都督のキム・ヤンを紹介するジャミ夫人。
キム・ウジン側の人間では?と牽制する兵部令に、
「侍中様は私を遠ざけています」と答えるキム・ヤン。
反対勢力のキム・ウジンが侍中になり、頭が痛いだろう二人に、
「都督を傍に置けばよい」と言うジャミ夫人だけど、
「大反逆人の子孫など置けない」と言う二人。
サッと顔色が変るキム・ヤン。この言葉を何度も聞いたのでしょうね。
「私がキム・ウジンを倒す方法を考えます。
そのためにはまずチャン・ボゴを消すべき。
私的な交易をしました。その気になれば国法で罰せられる」とジャミ夫人。
↑物は言いよう…

しかし!そのチャン・ボゴが陛下に召されて入城すると聞き驚くジャミ夫人。
「奴婢が陛下を拝むとは…」と呆れる貴族達の声。
このセリフが物語るように、上に立つものは下々の者たちを蔑んで見るのが、当たり前だったこの時代。
そう思えば、身分を気にしないキム・ウジンや陛下は、素晴らしい人格者!
それだけに疎まれてしまうのね。。。


ヨンとムチャンを連れて、挨拶するボゴに、
「早く讃えるべきだったが、身分の事で貴族達の反発があり遅くなった。
海賊の討伐で余の肩の荷が降りた。皇都の貴族たちは腐り切っている。
余は新羅皇室の網紀を粛正する。力を貸せ」と言う陛下。
「賤しい身分の私が…」と辞退するボゴに、
「チャン・ボゴを清海鎭(チョンヘジン)大使に任命し、
1万の兵を徴発する権限を与える。
清海を交易の中心にしろ。余が後援する」と剣を下賜する陛下。
ありがたいお言葉に、涙ぐんで奉ったボゴ。

「国法で罰する」なーんて考えてたのにアテが外れてしまい、
陛下が身分のせいで官職につけないボゴのために、「大使」という役職を与えたのも、1万の兵を与えた事にのも気に入らず、
「奴婢のくせに」と、苦虫を噛み潰すジャミ夫人。
キム・ヤンも、都督の自分よりボゴが清海を仕切る事に不満そう。

皇帝からいただいた剣を手にし、
「奴婢だった俺達が入城し、行頭様は大使に。
もう誰も俺達の事を奴婢だと見下さない」と涙ぐむヨン。
「陛下は正しい判断をした。だが牽制しようとする勢力も出てくるはず。
交易に没頭するだけじゃなく、政争もしなければならない」とムチャン。
陛下の気持ちに応えるために、清海を最高の拠点にすると誓うボゴ。

兵部侍郎が尋ねてきて、皇都に来ているキム・ヤンに会いに行ったボゴ。
前に約束した弓術の競い合いをしたいと誘われ、お互いに弓を射り、どちらも的に命中して引き分けで、いよいよ本題に。
職責を与えられ貴族達の反発があるだろうから、自分がチャン行頭の目となると申し出るキム・ヤンに、「見返りに何を?」と警戒するボゴ。
「兵権と莫大な財物で私を後援してくれ」とキム・ヤン。
「私は政治に関りません。後援者を探しているならジャミ夫人をお訪ねください。夫人の野心なら都督様と気が合うはず」とチクリと告げるボゴ。
申し出を断った上に侮辱され、怒りに震えるキム・ヤン。

凱旋して戻ったボゴに、大喜びで力を貸すと言うチョ大人。
そして、「それだけの重責だから早く結婚するべき。
大志を成すには、身を固めるべき。チェリョンをこれ以上待たせるな」と。
いつまでも一人身のボゴを心配してるし、
ソル大人亡き今、父親の気持ちのチョ大人なのでした。
そうは言われても、胸の奥になるチョンファを忘れられないボゴ。

ボゴが清海を司る事になったと大喜びで知らせに来たスンジョンに、
自分の事のように嬉しそうな笑顔がこぼれるチョンファ。
それなのにボゴの前では、別人のよう・・・。
海辺で考え込んでたボゴに、お祝いを告げ、
「私との縁に拘っていれば大志は成し遂げられなかった。
行頭様への想いを捨ててよかったと思います」と言うチョンファ。
捨てたんじゃなく、思いを閉じ込めただけ・・・。
でも、そんな思いをおくびにも出さないチョンファを見てると、
本当に忘れてしまったのか?と信じられない気持ちでいっぱいのボゴに、
「もはや行頭様は私が心を寄せた方ではなく、
貧しさに苦しむ人々や暴政に苦しむ人々のために大志を成すべき方です。
私は離れた場所から行頭様を見守ってます」
そう平静を装って話し終わって踵を返すと、悲しい表情のチョンファ(ノД`);・

軍官に叩かれながらも、憎しみに燃えた目で必死に働いていたヨンムン。
腹を立てて殴りかかろうとすると、他の軍官に取り押さえられ、
厳しいリンチまがいの罰を与えられていたのでした。
昔のクンボクとヨンを思い出すわ。。。
木にくくられて、メシ時間に解かれだけど、与えられた握り飯は砂だらけ。
それすら踏みつけていびる軍官たちを睨みつけるヨンムン。
そんなヨンムンを興味深そうに見ていたキム・ヤン。
こう言っちゃナンだけど、この時代の男たちはハチマキみたいなのをしてるから、ヨンムンの額の烙印は隠せて良かったのかも…?とふと思いました^^;

「海神」-チャン・ボゴ-他の回はこちらです。

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