映画 「ふたつの恋と砂時計(原題:足ながおじさん)」

2005年、韓国の映画です。
ウェブスターの小説『足ながおじさん』は、
百万長者の男が、孤児院の女の子を、正体をを明かさずに影で援助するお話。
それを元に、ハ・ジウォン演ずる孤児のヨンミに、
ナゾの人物からの援助が…から映画は始まります。
その前に冒頭のヨンミの両親との思い出のシーがあり、
そこはアニメーションで語られて、
すごく柔らかい思い出…というイメージがわきました。

その人の事を「足長おじさん」と呼び、
彼に呼びかけるように、いつも手紙を書くヨンミ。
ジョンは、「なんでおじさんってわかるの?おばさんかも」と
鋭いツッコミをしてましたが^^;
きっとこの人が『足ながおじさん』なんだろうなぁと想像出来ましたが、
なぜ援助してるのだろう?と思いながら見ていきました。
その理由がわかった時、彼の思い・・・正体を知った時のヨンミの思い・・・
それまで語られた「ふたつの恋」とシンクロして、泣けて来ました。。。

主演のヨンミ役は、ハ・ジウォン。
「パリでの出来事」「チェオクの剣」「秘密」などのドラマでおなじみですが、
彼女の映画を観たのは始めてだわ~
このヨンミという女性は、何だかかわいらしい♪

ジュンホ役は、ヨン・ジョンフン。
「悲しき恋歌」「ローズマリー」ジュノ役に続き、
彼を見るのは三本目ですが、ジュンホがとっても良かった~~~
派手なシーンはないのだけど、どちらかといえば控えめなんだけど、
そんな彼の表情に胸を打たれました。
実は「悲しき…」ではゴンウ派だった私。「ローズ…」ジュノも良かったし、
結構私って、ヨン・ジョンフン好きなのかも~?

そして、もうひとつの恋は、回想で語られるのですが、
女性のヨンウ役は、「チャングムの誓い」ヨンセンのパク・ウネ、
切ない思いを演じていました。
ヒョンジュン役は、男性はヒョンビン。
美しいと評判(?)のヒョンビン、インタビュー以外では初見でした。
出番は少ないけど、「ラストプレゼント」で、イ・ヨンエの高校生役のキム・テヒちゃんを見た時同様、やっぱり目を引きました~
脇では、ヨンミの同僚に「バリ出来」ミヒのシニが、いい味出してます。
ヨンミの家に居候させてもらいに来るのだけど、
なぜかテント持参で、部屋でテント生活ヾ(>▽<)o
同僚のイPDにもウケました

ここからは展開に関するネタバレですので、ご注意を!!!!



大学に合格した日、ヨンミ(ハ・ジウォン)の元に届いた新しい靴が、
『足ながおじさん』からの最初のプレゼント。
大学の授業料は、4年間支払ってくれ、
その後も何かとプレゼントや援助をしてくれたのでした。
---“独りじゃない”と言ってくれてるようでした。
おじさんは希望という幸せをプレゼントをしてくれました---

お金だけではなく、ヨンミの心にもプレゼントをくれた『足ながおじさん』

お礼を言いたくて、送り主の私書箱のある郵便局で待ち続けたヨンミ。
郵便局員の「いい加減諦めたら?」のセリフのように、
何日も待ち続けたようです。
自分宛へのプレゼント(後にヨンミの星座・水瓶座のペンダントと判明)を受け取った時、
「恩に報いるには、努力した夢を掴んだ私の姿を見せる事」と思い、
夢だったラジオの放送作家となったのでした。

仁川のラジオ局から、ソウルのラジオ局に異動になった放送作家のヨンミ。
「一流じゃないのに」と文句を言うパーソナリティのジヨンの言葉どおり、
最初に書いた原稿はメチャクチャだったらしい。
もしや『足ながおじさん』が?と思ってたら、
やはり通例の異動ではなく、コネだったと後からわかりました。

住むところを用意してくれたイPD。
あら?家具までついて…と思ったら、
今、外国で病気療養中の上司の家を貸してくれたのでした。

ここのラジオ局で、始めての仕事をした日、
1年ぶりに『足ながおじさん』からプレゼントが届きました。
「絶対近くにいる」と言うジョン(シニ) 。
その言葉どおりだったのだけど。。。
この時は「そんなに金持ちは、ここにはいない。いるとしたら理事」と。

チャットの相手と待ち合わせしたジョン、
しかーし!そこに現れたのは、イPD(爆) ←初めてのチャットだったらしい(笑)
家に帰って自棄酒のジョンに
「いくら避けようとしても、出会って愛するようになる。
それが運命」
とヨンミ。

その言葉どおり(?)に、
またチャット相手と待ち合わせしたジョンの前に、イPD!
二度目のチャットのイPD、それが同じ相手で同僚なんてーーー
まあ、そんなこんなで、この二人はラフラブに~

そしてもう一組、
“いくら避けようとしても、出会って愛するようになる運命の二人”が。
エレベーターの中で、偶然出会ったヨンミと資料室勤務のジュンホ(ヨン・ジョンフン)
行き先の回数を押さずに「動かない」って緊急連絡しちゃったヨンミは、天然?
その前に先輩に怒鳴られてたから、動揺してたのから?

その後、資料室で一度、
家の近くでビール(?)を飲んでる時にバッタリ会ったり、
そして、ある日、CDショップで偶然会ったヨンミとジュノ。
突然の雨で、店先で佇んでるジュンホの手には、
数日前に資料室に「このCDはないですか?」とヨンミが尋ねたアルバムが。
実は自分もそれを買ったので、こっそりと隠すヨンミ。←かわいらしいわ~

相合傘で家まで送ってもらって別れた後、
そっと後ろ姿を見つめているヨンミは、すっかりジュンホに惹かれている様子♪
ホウセンカの汁を爪に塗って、
「初雪まで色が残っていれば、恋が叶う」というおまじないを。
これは冒頭の幼い日の思い出で、ママが教えてくれたものでした。

原稿を書いてると、突然自分のパソコンが壊れて、
この家にあったパソコンをちょっと借りたヨンミ。
そこに一通のメールが届き、中を開いてみました。
オイオイ、他人のメールを勝手に
このメールの子・ヨンウが、ヨンミなのかな?それならいいけど…と、
チラリと思ったのだけど、違ってました。
そのメールは、1年後の自分に宛てたメール。
(そういうシステムがあるのは知りませんでした^^;)

もし1年後、自分が受け取ったら、思いを伝えたい・・・と、
その人との出会い、伝えられなかった思いが綴られていたメール。
---予備校(?)で、受講票検査があり、
持ってなかったヨンウ(パク・ウネ)
「使わないから」と自分のをくれたヒョンジュン(ヒョンビン)
「彼と同じ学校に入る」と決めたヨンウ。
大学に入ってからも、ヒョンジュンの姿を遠くから見つめるだけで、幸せだったヨンウ。
図書館でい居眠りしてるヒョンジュンの傍らから、転がって来た砂時計。
それを拾い、砂が落ちない砂時計を不思議そうに眺めてるたヨンウ、
目が覚めて慌てて出て行ったヒョンジュン、
その砂時計はヨンウの手の中のままでした。

「女に会うんだろ?」とヒョンジュンをからかう友人の声に、
ガックリと肩を落とし悲しそうに雨に濡れたまま帰って行くヨンウ。
それでもいつも彼の事を見つめていて、
講義の時絵を引っくり返して満足そうなヒョンジュンを真似て、
自分も引っくり返したり…ここは後のシーンの伏線でした。

同じ放送局に入っても、見つめるだけの日々。
そんなある日、病気で倒れてしまったヨンウ。
その病気は、記憶を失っていく病気で、
手術をすれば悪化する危険があるのでした。
「あなたの記憶を失いたくない」
そんな思いで、1年後の自分に彼との思い出を綴ったメールを。

最初は、ヨンウ=ヨンミ、ヒョンジュン=ジュンホなのかな?と思ってました。
でも、孤児なのに、兄が?と、この時点では・・・


この思いを伝えてあげたくて、居所を捜すヨンミ、
しかし、そのメールの主(家の持ち主)は、ここの職員だったはずなのに、
不思議な事に局で聞いてもわからないし、イPDも多くを語りません。
「ラジオで放送してみては?」とジョンのアイデアで、
『愛する人にしたい話』という企画を始める事に。

この企画は、巷でも評判に。
次にヨンミが考えた企画は、パーソナリティのジヨンの心の傷に触れるもので、
当然、「出来ない」と怒られてしまったヨンミ。
(後から、ジヨンさんが思い直して、ヨンミの企画を受け入れてくれました)

席に戻ると、慰めるように、でっかいクマのぬいぐるみが届けられていました。
前にジョンが「ここの職場でそんな援助が出来る金持ちは理事」と言ってたので、
クマを抱っこして理事の傍に行ったけど、反応なしでした。

ロビーでクマごとジュンホにぶつかっちゃって、
「ヨンミがんばれ」と音が出て、おかしいわ~
背中に背負えるようにしてくれたジュンホ。
屋台に寄り、クマを相手に飲んでるヨンミ。ヨンミもクマも妙にカワイイ~

ジョンの誕生パーティの後、家に泊まったイPD。
二人のアツアツな会話に耐えられなくて、コンビニに行くヨンミ。
そこでジュンホとバッタリ。
花市場に連れて行ってくれたジュンホ。
そこから二人は、恋人として始める事に。
この時、改めて自己紹介した時、始めて笑顔を見せたジュンホ、結構素敵~
こっそり花束を買っていて、プレゼントしたりして、粋じゃない~
送った車で眠ってしまったヨンミを、とっても愛しそうに見つめるジュンホ。

恋人同士になったヨンミとジュンホは、本当に幸せそうでほのぼの。
そんなある日、資料室のカウンターにあった、砂の落ちない砂時計を見つけ、
ジュンホがメールの主の片想いの相手では?と思ったヨンミ。
10年間の秘めた思いを読んだだけに、悩んでいました。

メールの他にも、その人への思いを綴ったメモを
いっぱい壁に貼ってたヨンウ。
「あなたの記憶を私の中に止めておきます。
あなたの流れない砂時計のように」
彼女の思いに胸を痛めて、涙が流れるヨンミは。
その日から、ジュンホの事を避けてしまってました。

異動ではなく、コネ入社だったと知ったヨンミ。
イPDから理事に頼まれたと聞き、理事からは「弟の代わりをした」と。
弟とはジュンホ。
回想のもう一つの恋は、ヨンウ=ジュンホ、ヒョンジュン=ヨンミ。
再び、メールで語られた回想が、本当の人物で描かれて、
その時の片想いしてるジュンホの表情が、本当に切なくて、
今、ジュンホがその記憶がないというのが悲しくて・・・
片想いの相手との恋が成就した事も、分からないなんて・・・(:_;)


あの家にかかってた三つ編みの女性版画のモデルはヨンミ。
確かに、ヨンウに似てたけど、ヨンミにも似てるわーー
ヨンミの水瓶座のネックレスをまじまじと見つめてたジョンホ、
資料室のカウンターの絵を逆さまにするヨンミ、元に戻すジュンホ、
すべての辻褄があって行きました。

そしてもう一つ、ジュンホの病気は記憶だけではなく、やがて死を迎えるもの。
ショックでした・・・
記憶がなくて、恋人同士でハッピーエンドという結末は、ダメだったのかしら?

足ながおじさん…ジュンホ宛に手紙を書くヨンミ。
「周りを振り返らないように、丸太の上を歩くように生きて来ました。
だからこうして私の話ばかりして、寂しさを慰めたけど…
私は生まれて初めて後悔します。どうしたらいいの?」

『足ながおじさん』は、裕福な奇特なおじさんだと思ってたヨンミ。
ずっと感謝の気持ちを持っていたけど、
その相手がどんな思いで自分を助けてくれていたのかなど、思いもせず…
でもそれは仕方ない事で、私だって、そういう人が現れたら、
きっとお金に余裕のある人だと思うだろうなぁ。。。
自分にはお金だけでなく希望もくれた『足ながおじさん』
ジュンホを好きになったヨンミ、もっと早くに気付いてあげたかった、
早くに出会ってジュンホの方を向いてあげたかった、
せめて記憶が消える前にと、やり切れない思いが溢れてしまうでしょうね。。。

ジュンホとのデートで遊園地へ向かう途中、
「足ながおじさんが見つかりました。横を見たらいたんです」と告げるヨンミ。
でも、自分が『足ながおじさん』とは、記憶にないジュンホでした。

病気が悪化し、とうとう入院してしまったジュンホ。
付き添って眠ってしまったヨンミを優しく撫でて、
「君をエレベーターで見かける前に、資料室で見かけた。
最初に君を見た時も、どこかで見たような…その時恋に落ちたみたいです。
おかしいでしょ?初対面の人に」と笑うジュンホ。
おかしくないよーーーと思わず言いたくなりました・・・(T_T) 
記憶がなくても、一人の女性を愛したジュンホの思いに、ジーンと来ます。。。


これからヨンミとしたい事を語りかけ「愛してます」とジュンホ。
眠ったふりをしているヨンミの目に涙が溢れて。。。

あの時、流れ星を見つけ、願いを掛けるようにジュンホに言われ、
「どうせ叶わない」と言いつつ、願ったヨンミ。
またジュンホと来たいという願いは叶わず、
「もう一度、プレゼントが欲しい」と呼びかけるヨンミ。
すると空から降ってきた雪・・・(ここはファンタジーっぽいカンジ)
でも、あの時、満天の星空を見つめて、
「愛する心が空に上がり星になる。
だからこんなにたくさんの愛がこの世の中にある」と話してたジュンホ。
きっと空からヨンミの事を見つめているのでしょう。


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この記事へのコメント

2007年04月07日 23:52
pandaさん、アンニョン♪
私この映画普通に好きだったなぁ~。途中から想像できるし、最後は詰め込んだかんはあるけれど、ウルっときた思い出があります。
ジウォンちゃんのPUREな雰囲気もよかったけど、やっぱりバリ出来ミヒのカップルの濃さには爆笑しました。HNとかね!!
2007年04月08日 22:47
so-so♪。さん、アンニョン♪
私が見たサイトの映画評では、イマイチだったのだけど、私も好きな映画でした~
悲しい結末だけど、ふたつの…いや「一つの恋」の物語に胸が熱くなりました。
ハ・ジウォンちゃんは、同棲の私から見ても可愛い♪と思うシーンがいっぱいだし、ヨン・ジョンフンの雰囲気にすっかりやられてしまいましたーー。
そしてもう一組、ミヒカップルは笑ったわ!
HNの「のどの乾いた鹿」が印象的(爆) PDも顔に似合わずロマンチックなHNで可笑しかったです。

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