華麗なる一族 第4話

『悲しき裏切り』

☆感想とあらすじです☆
阪神特殊製鋼が開発した新製品を、高く評価してくれたアメリカンベアリング社から、全米自動車業界へ大々的に展開させたいと申し出がありました。
世界最大の鉄鋼国アメリカ進出を実現するチャンスであり、
日本鉄鋼業界の悲願。

取引が2倍になり、利益も倍で、バンザーイとはすんなりいきません。
肝心の原料・銑鉄の供給(帝国製鉄より)が、間に合わないのでした。
第一製鋼に当たってみては?と、既にアポを取ってくれてた一之瀬工場長。

翌日、訪ねてきた鉄平に、新製品材を絶賛し、
この時は、銑鉄の供給を快諾してくれた、第一鉄鋼・名古屋所長でしたが。。。

今日は、銀平の結婚式。
相変わらず仕切る相子に、顔をしかめ、「家族でもないのに、心配は結構。
それと披露宴は遠慮して欲しい。あなたがいると不愉快」と言う鉄平。
大介のいる前で言ったって、反対するに決まってるでしょ…と思ったら、
やはりその通り。「気に入らないなら、お前が出るな」とピシャリ。
そして、「どうせ万俵家と安田家の閨閥作りの披露宴」と冷めてる銀平。
その通りで、永田大臣のスピーチでは、
二人の話は一言もなしですって・・・


縁談を世話すると言う小泉夫人を、二子に紹介する美馬と相子。
「お前は自分の人生を生きればいい」と言う鉄平。
そうすることが出来なかった一子は、頷きながらもちょっと悲しそう。

今回知りましたが、永田大蔵大臣と鉄平義父・大川元通産大臣は、
次期総裁候補で、犬猿の仲のようですね。

万俵家としては、親戚の大川を応援しなければならないけど、
阪神銀行としては、永田大蔵大臣に気に入られたい大介。
披露宴の時、安田から、「三栄銀行の黒い噂」を聞き、
美馬に調べさせた結果、三栄銀行の副頭取から大川に闇献金が!
せっかく黒い噂を利用しようと企んでいたのだけど、
「親戚を餌にする事は、さすがのお義父さんも出来ませんね」と美馬。

でも、それが出来るのが大介なんですね。。。

倉庫に入らないくらいの注文に、嬉しい悲鳴の鉄平。
そんなところに、船への積荷を巡ってトラブルが。
船積みの量が増えて急いだら、大事にと言われて腹を立て、
怒って帰と言う沖仲仕(港湾労働者のうち、船舶内で貨物の積みおろし作業に従事する者)
そんな事で文句を…?と思ってしまった。。。
「あの製品は、日本の技術力を世界に知らしめる製品なんだ。
その為に僕達社員は、命をかけてやって来た。あの鉄が命と汗の結晶なんだ」
そう言って頭を下げる鉄平。思いが通じたようで作業再開となりました。
・・・このエピソードって、必要だったのかしら?先々、絡むのかな?

通産省から脅された第一製鋼から、供給を取り止めとの連絡があったと、
鉄平宅を訪ねてきた一之瀬父子。
どうやら帝国製鉄から横槍が入ったらしく、またも足の引っ張り合いです。

そこに四々彦がいるのも知らず、やって来た二子。
この機会に報告しては?と早苗の言葉に、激怒する父の一之瀬。
応援すると言う鉄平と早苗、頭を下げる二子と四々彦の姿に、
一之瀬も認めたところに、現れ、縁談話を持ち出す相子。
反論する早苗に、
「閨閥結婚を認めないのは、自分の結婚を否定する事」と手厳しく、
怒る鉄平にも、たじろぐこと無く、
「結果によっては、この家庭を壊したくなる」と不気味な相子。
そこに、父・大川が倒れたと電話があり、駆けつけた早苗。

その頃、三栄銀行・平和銀行の合併案を持って来た春田銀行局長に、
「君は私の意志と違うように動く」と言う永田大蔵大臣。
美馬を呼んで「万俵さんの言う、小が大を食う合併は難しい。
このままだとね」と念を押すように、意味深に告げました。

永田大臣って、大介が大川のスキャンダルを知ってるとわかっていて、
それをネタに動くと、見込んでいる?


この合併が決まれば、自分のところは飲まれてしまうと懸念する大介に、
大川のスキャンダルを利用して、この合併を潰さなければ、
2年後に大川が総裁になる前に、阪神銀行は潰れてしまうと告げる美馬。

元通産大臣の大川に頼んでは?と言われても、頷かなかった鉄平。
自分の足で、第一製鋼に出向くけど、結果は変わらず、
万俵家の池の将軍に、
「こんなくだらない事をしていては、先進国入りは夢で終わる」とこぼす鉄平。

あら?将軍が、ソッポを向いて行ってしまう?と思ったら、大介が来たから?
鉄平から、大川が入院中と聞いた大介。

大亀専務に、大川の担当医に病状を聞きに行かせ、
長くないと聞いたのか、大川を売る決意をした大介。
大介の目は、厳しいのだけど、うっすらと涙が浮かんで頬が震え、
裏切る事に、良心が痛んでるみたいに見えました。


見舞いに立ち寄った鉄平に、つる乃家のおかみが、入院してると言う大川。
「その辺にあるくだものを持って行って、お見舞いに行って」って、
自分がよそからもらった物なんじゃーーー?

鉄平と芙佐子の会話を聞いてたつる乃家のおかみは、
7年前、もう会わないと約束したのに、また会ってた事を激しく責め、
「かかわっちゃいけない」と。
相子が仲を引き裂いただけじゃなく、芙佐子側からも反対されてたのね…
つる乃家をひいきにしてた爺さん…、芙佐子ってまさか爺さんの子?


通産省に寄った鉄平に、圧力など掛けてないとシラを切る局長。
そこに、鉄平と共に来るようにと現大臣から呼ばれて出向くと、
体調が悪いのに、わざわざ来てくれてた大川がーーー
早苗から鉄平の窮地を聞き、腐敗してる通産省に怒り、
「今すぐ邪魔は止めさせろ!」とすごい迫力です。

前に、鉄平のような若者に、日本の未来を託したいと話してた大川。
「私には遠慮しないで、甘えて欲しいんだ。君の事本当の息子と思ってる」
大川の言葉に、涙ぐむ鉄平。

その頃、永田に三栄銀行から大川への闇献金の話をしてた大介。
翌日、新聞の一面にデカデカと、
“川議員に、不正献金。三栄銀行から3億円”の文字が。
誰の仕業だ?と嘆き、怒る大川。
多分、大川の政治生命は、絶たれてしまったのでしょう。
三栄銀行と平和銀行の合併話は白紙になりました。

この不正献金って、事実?
それだったら、悪い事してたわけで、大川の自業自得だと思うんだけど。。。
ハメられたなら、怒るのもわかるのだけど。
もしも、永田大臣の書いたシナリオだったら、怖いわーーー


大介の父敬介の十三回忌の日、
「万俵家に恥をかかせた」と言う相子に、激怒する鉄平。
「そんな事にいちいち動揺していては、経営者は務まらない」と大介。
「僕はあの記事を書いた人を許せない。
もしその人物が現れたら、打ち殺してやりたい」と怒りに震える鉄平に、
「そうか…そんなに憎いか」と、ちょっと寂しそうな悲しそうな大介。

大介のこういう表情や、大川への裏切りを決めた表情を見ると、
阪神銀行を守るために、非情にならなければならない苦悩が、辛いなぁ・・・
と思うのだけど、
愛人と…って姿を思い出せば、そういう同情がちょっと引いてしまう私。
原作にはあるのでしょうが、愛人と正妻と…の話は、必要なのかな。。。と。
当時、こういう財閥では、おかしい事ではなかったでしょうけどね~

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