イ・サン 第77話(最終回)

「愛よ永遠(とわ)に」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆
前回から数年経ち、今は正祖24年(1800年)。
新しい側室との間に出来た嫡男・コンは、
サンから問われた【“聖君”になる為王としてすべき事は?】の答えを見つけるため、数日前から民と同じ質素な食事を摂っていました。
そういやサンも同じような事してたわねーー(第3話
みんなしてコンのお体が壊れると心配してるけど、
それじゃあ毎日そんな食事の民は?と思ってしまったわ

「聖君になるには、民の願いを知ること。
それは安らかな暮らしを送ること」と答えるコンに、
その為に何をすべきか?と尋ねるサン。
次々と答えるコン、
「それも王がすべき事だが一番重要じゃない。
もう一度考えてみよ。
早く答えようと焦る事はない」と笑顔を向けるサン。

「聖君とは?」。
それは先の王様からと問われた事でした。
どれもこれも答えを却下する王様は厳しかったーー。
ビビッってるチビサンが可愛いらしい~。
でも王様は厳しい中にも思いやりがあったのよね。

あの時、民からの上奏文を読み、
知らないうちに答えを見つけ出したサン。
今のコンもたくさんの上奏文に目を通していて、
いずれ答えを見つけるだろうと確信したのでしょう、
優しい眼差しで息子を見守っていたサン。

タルホとマクソンおばさんが引き取った養子は、
昔のテスを髣髴させるほどのオバカだそうで、
将来を心配は、今は壮勇衛の隊長となったテスにを預けることに。

簡単な文字も読めないこの子を見て、
「お前を見てると私の先生を思い出す。
ホン・グキョンという方で、彼なくして今の私はない。
私はお前より酷かったのだ」と苦笑のテス。
クギョンが自分を導いてくれたように、
テスもこの子の師となるのでしょうね。
「なのになぜ大将になれたのです?」と問われ、
「生涯お仕えしたい方と守りたい女子がいた。
だからこうして頑張って来られた」とテス。

サンがお忍びで街に視察に出かけると
市が出る日だというのに閑散としていていました。
と、いうのも、硬貨の流通が滞り、
一両の価値が下がり不況に陥っていたのでした。

倭国から輸入していた硬貨を造る銅が値上がりし貨幣が減少、
更に両班や商人がこの機会に儲けようと
貨幣を眠らせて貯め込んでいて事態は悪化し、
民が何重にも苦しんでる状態で、
一刻も早く解決せねば…と臣下達と対策を練るサン。

清国では新たな硬貨が流通してるので、
余った方の硬貨を安値で買い取っては?という意見に、
「2つの硬貨が出ては混乱する」と反対するヤギョン。
国がきちんと対策を打たば大丈夫、
それに新たに硬貨を鋳造するより費用が節約出来るというわけで、
清国から硬貨を輸入する事に決定。


そんな中、足元がフラつくサンを心配するテス。
いつもの事だとサンは笑うけど、、足元がフラつくサン。

ソンヨンの法要を控え、
サンの持病を案ずるサンの母と王妃。
(持病っていつの間に?)

ソンヨンのお墓の前で、ジッと佇んでいたサン。

そしてテスも長い事、墓前を離れなかったそうで、
何を話してしたのか尋ねるサン。
「王様がお体を労わらるようにと。
ご自分の健康はいつも後回しにされてるので、
“休んで欲しいとおっしゃってください”と」とテス。
今夜は夢で叱られそうだと笑い、
墓参りの際、いつも寄る小高い丘へ。
「ここに立つと都全体を人目で見渡す事が出来る。
私は民にとって良い王でありたい。
この地で額に汗し必死に働く民が
安らかに暮らせるよう力を尽くしたいと思う」とサン。
「その願いはもう叶えてます。
かつてこれほど泰平だったことはない」とテス。
「いや満足するには早い。
私にはやりたい事もやるべき事もたくさん残っている」とサン。

その帰り、新たに流通させた硬貨を巡って争う民たちに遭遇。
清国から輸入して硬貨は偽造が簡単で
偽金が大量に出回っていたのでした。
偽金を手にするイ・ソジンを見て、
「ファンボ様~(by「チェオクの剣」)」と思ったわ♪


偽金を疑い、清国の硬貨を使わないため、益々状況は悪化。
とりあえず、偽造してた一味を捕らえたものの、
偽金は地方まで広がっていたので、
それを収拾するため、寝る間もなく執務をこなしていたサン。
病が思わしくなく、具合が悪そうなサンを気遣うナム内官に、
「これしきの事で倒れぬ」とサン。

偽造硬貨を回収したものの、
商人たちは清国の硬貨は信用出来ないからと、閉店を続けていました。
「清国の硬貨への不審は取れない。
清国からの流通を止めては?」と提案するヤギョン。
止めてたら更に貨幣不足が起きると反対するパク・チェガ。

ならどうやって商人達を納得させるか…。
その答えが見つからず、再び街へ視察に向かいました。
そこには、買い手が本物の硬貨を出しても、
「偽金だろ!この前もに偽金だった」と掴みかかる商人の姿があり、
清国の硬貨流通を止めると決めたサン。

莫大に損失になる事も、
貨幣不足になる事もわかってる。
でも市場には商人の暮らしがかかっている。
なのに清国の硬貨を押し付けられない」と臣下に宣言。

安定しつつある市を見て、
自分の考えが愚かだった詫びるチェガに、
「偽造の可能性に気付かなかった私と朝廷の誤りだ。
大切なのはこれからだ。皆で知恵を絞り、貨幣不足を打開さねば。
解決策が見つかるまで、皆を眠らせないぞ」と
冗談(?)混じりのサン。
こういう主君だと、着いて行こう…って気持ちになるよね~。

高価な銅に代わるものとして、
磁鉄鉱を使った硬貨をヤギョンが開発。

この一件にかかりきりで、益々病状が悪化していたサン。
主治医は「このままでは最悪の事態になる。
早く宮殿にお戻りを」と言うほどでした。

案の定、視察先で倒れてしまい、意識が戻らず、
主治医の診察では、
高熱が下がらず、意識が戻らない可能性がある、
3日以内に意識が戻らなければ最悪の事態に・・・と。

ソンヨンのお墓に向かい、
「まだ早過ぎます。逝かせる訳にいきません。
逝かせたくないのです」と嗚咽し、懇願するテス。

サンの危篤を知り。
「あれほど憎んでいたのに、嬉しくないのです。
気が晴れぬのです」と先の王様に語りかける大妃。
サンが大妃を憎むってのはわかるけど、
大妃がサンを憎むって、筋違いだと思った・・・。


死の淵を彷徨うサンの傍らに現れたソンヨン。
頬を撫で、「おやつれになりましたね。
なぜもっとご自愛なさらないのです?
もう少しだち力をお出しください。
まだ終わりではありません」と涙が溢れ、静かに微笑むソンヨン、
その姿に必死に手を延ばすサン。

サンの意識が戻り、安堵する面々。
「まだその時ではない。
やるべき事が残っている…という事か」とソンヨンに語りかけるサン。

意識は戻ったものの、サンの病は長く持たないのだそう。

その事をナム内官から聞き、泣いていたテス。

ソンヨンの思いに応えるように、病床で政務をこなしていたサン。
無理しないで欲しいと頼むテス。

「私の病が治らないと聞いたのだな。
だからこそ無駄に出来ぬのだ。
世子を頼んだぞテス。あの子はまだ幼い。
私にしてくれたように、いつも傍で見守って欲しい」とサン。
涙が溢れ、「約束します」と答えるテス。
「生涯、友でいてくれて、礼を申すぞテス。
私はかけがいのない友を持てた幸せを決して忘れぬ」とサン。
泣きじゃくるテス。
微笑みながら、頬を涙を伝うサン。
幼い頃の二人が蘇るわ・・・(゚ーÅ)
テスサンの言葉がありがたいし、
自分もそんな友を持てて幸せだったろうね。。。

でも残酷にも、二人には別れが迫っているのでした・・・。

死期が迫ってるのを感じ、ナム内官を呼び止めたけど、
何も言わず、下がって良いと告げるサン。
お礼を言いたかったけど、
王の立場では言えなかったのかもしれません。
でもナム内官にその思いが伝わっているようでした。
そういやずっとサンを支えてきたチェ・ジェゴンはいないのね。
何だか寂しいわ。。。


最後まで執務をこなして逝ったサン。

世子は王位に即位、純宗となりました。
「父上が心から頼れる友とおっしゃっていた」と話し、
父のような善き政治が出来るのか…と不安をもらす純宗。
「ご心配なさらないで。私が命ある限り尾も乗り致します。
この国の王として正しい政治を行ってください」とテス。
テスの言葉に安堵し、屈託のない笑顔を浮かべる純宗。

サンのお墓は、ソンヨンのお墓の近く、
都を見下ろせる丘に建てられました。
---私は民にとってよい王でありたい。
飢えや差別から万民を解放したい。
誰もが生きる喜びを得る国を作りたいのだ---
お墓を参り、サンの言葉を思い出すテス。
「あの日の事を鮮明に覚えています。
あれは紛れもなく壮大な希望でした。
日の光よりもまばゆい王様の眼差しなは、
この国で最も美しい夢が輝いていました。
今、その夢をかなえるのは私達です。
まだ終わっていません。
いつか王様が愛された民が
その夢を実現してくれる事でしょう」

この時代はまだ差別が残っていたのでしょうが、
サンの思いは叶えられ、現在があるのでした。

ラストは幼いサンとソンヨンとテスが無邪気に鬼ごっこ♪
なんだかジーンと来たよ・・・(゚ーÅ)
パク・チピン君(サン)が少し大人っぽくなったような?
サンはソンヨンに捕まり、大人パージョンに。
二人で仲良く宮殿へ・・・。

ありゃテスはーー?!
見守ってるテスの図が欲しかったなぁ~。 民の為に尽力し、民にも慕われただろうサン。
だからサンの死を悼む民の姿があったら良かったなーーと思いました。
(自国では“聖君”として名が知られてるから必要ないのでしょうね)


:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:.:*^*:

後はレビュー内でも書きましたが
サンの持病が唐突でした。
確かに前回ヨロッとしてたけど、一体何の病なんよーー?!
世子もいつのまにーー?!だし。。。。
(世子の母親なのにねぇ新しい側室の顔も出ないし^^;)
そういや和嬪はどうなったのかしら?
ソンヨンに対して親切に本を貸してくれけど、
複雑そうな表情を浮かべてるようにも見えたし、
味方になるのか敵対するのか…と思いきや、
側室として認められないソンヨンとの比較のキャラだったようで、
大した問題は無かったようです。

それから、「このままでは終わらない!」と言ってたファワンも
その後、どうなったのやら・・・(・・・?)

サンの改革でソンヨンが女子て初の画員となり、
他の茶母もそれに続くのかと思ったけど、
ずっと茶母のままで、ちょっと残念
でもこの最終回で元署長が茶母たちをねぎらっていたから、
昔より立場は向上してるのでしょうね。

「チャングム」ファンとしては、キム尚宮とチョビの
「前世は水刺間にいたのかも?妙に懐かしい」「私も
「私もそう感じていたのです」のやり取りに
思わず笑ってしまいました。
チョビの声を担当してる方は、「チャングム…」ではチャンイでした ^^

で、その後のシーンが
チェ尚宮vsヨンセン…じゃなく、サン母と王妃のやり取りなのが
何だかヘンな感じがしちゃいましたが…

「イ・サン」他の回はこちらです。


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この記事へのコメント

2011年02月20日 23:39
pandaさま

この大連載ドラマ、毎回丁寧で、そして、面白いレビューどうもありがとうございました。
終わってしまうのか、と思うと感無量です。
この一年以上、ずっとかかさずこのドラマを観て来たわけですが、これで終わり・・・と思うと淋しくてさびしくて・・・すべての登場人物に拍手と感謝です
(テビさまはべつかも・・・)
最終回も、つっこみどころ満載でしたね。

でも、テスがですね・・・歳を経るごとにどんどんよい男になってきて、最終回のほうは父性あふれる、また一皮剥けたかんじで、う~ん、もう拝顔できないのかと、残念。
それと、コン、いいですね。子役ながら聡明さと初々しさがあふれていました。韓国の子役さんは、ほんとによいですね。子役さんだけアンコール!もお願いしたいです。
最後、一回サンが一時的に回復するとき、一番最初に視界に入ったのが王妃、というところも、監督さんの人間的な深さ、優しさを感じました。

言い尽くせぬことばかりです。
pandaさま、本当にありがとうございました!

これ以上のドラマってなかなかあるとは思えないのですが、また、何かの機会によろしくお願いします。
2011年02月23日 23:57
TAMAMIさん、こんにちは。
長かったドラマ、終わってしまいましたね。
正直、この回は無くても良かったんじゃ…とか、前の回と合わせて1話にして良かったんじゃ…と思いましたが、最後のチビッコたちの登場に救われました。
三人もコン役の子もヒョン役の子も上手くて、ホント感心します。
それと私もテスが良かったです!
監督さんも、「テスはテスだった(俳優イ・ジョンスが演じてるのではなく)」と言ってましたが、ホントにその通りだと思いました。

毎回のようにコメントしてくれてこちらこそありがとうございました。
また違うドラマで会えたら嬉しいです♪
駿河の海老太郎
2018年07月01日 20:39
初めまして、こんばんは!
連日の30℃超えで暑い日々を過ごしております。

NHKで一度、見ましたが、現在、CSのチャンネル銀河で放送中なので、21時半~、丁度、帰宅後に見られるという利点もあって見ています。英祖が崩御し、柔道着のような喪服を着て喪に服している最中です。

pandaさん、以後お見知りおきを!

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