イ・サン 第74話

「最後の肖像画」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆
重病のソンヨンを見舞いに、弟のソンウクが宮中を訪ねてきました。
ようやく会えた姉と弟なのに、
今は離れて暮らしていても、生きているという事で心の支えになっていたろうに、
ソンヨンを哀れみ泣いているウクに、
涙を堪えて平気だと気丈に笑うソンヨン。
やっぱりお姉さんだね・・・(:_;)

臓結病を治した経験がある医者が見つかったけど、
彼の診断も「手の施しようのない」で、絶望のサン。
それでも諦めきれず、この国の医師がダメなら、他の国から呼び寄せようと、異国に詳しいウク(そういやキリスト教信者でしたね)を呼び、西洋医学について尋ねたのでした。

既に清国で西洋医学が試されているけど、
朝鮮では未知の世界。
外科手術という言葉も無い時代、
「体を刃物で切り、臓器をくりぬくなんて残忍」だし、
まして「王の側室」であるソンヨンにそんな事などさせられない、
そう思って普通でした。
でもソンヨンを助ける方法はこれしかないと、、
テスを清国へ派遣し、医者を連れて来てもらう事。

本当にそれで良いのでしょうか?」と戸惑うテスに、
「私も怖い。だが一日一日が過ぎて行くのが、
明日にでもソンヨン失うと思うのが怖いのだ」とサン。

もう手遅れなのは自分自身よくわかっていて、
出発前にに挨拶に来たテスに
「王様に儚い望みを抱いて欲しくない。
もっと辛い思いをするなら諦めた方がいい」とソンヨン。
「何てことを言うのです?
王様が毎日どんな気持ちで過ごしてるかわからないのですか。
“救う”という希望だけで毎日耐えているのです。
それが無ければ生きていけないでしょう。
私にはわかります」と涙がこみ上げるテス。
きっとテスもサンと同じ気持ちなんだよね(:_;)

サンの思いに嗚咽のソンヨン。
出来ることなら、サンの思いを叶えたい…、
でも悲しいかな、自分じゃどうしようもない。。。

ソンヨンの為にも、サンの為にも、絶対に医者を連れて来るという決意で、
休まず馬を走らせ、清国へ向かったテス。

つらい体だと言うのに、身支度をしていたソンヨンを止めるチョビに、
「こうでもしないと二度と起きあげれない気がする」と告げ、
図画署から絵の道具を持って来て欲しいと頼んだソンヨン。

ソンヨンが外出したと聞き、
安静にしてないとダメなのに!と止めなかった臣下を叱るサン。

そこにソンヨンから来て欲しいと。

サンの肖像画を描く準備を整え、
「年に一度肖像画を描くのが私の夢でした。
年を追うごとに深みを増すお顔を絵に残したかったのです。
王室の掟に逆らうことですが、許して欲しい」とソンヨン。
掟云々より、弱った体で無理させられないと反対するサン。
「絵を描く事を心の支えにしたいのです。
王様が私の回復を信じてくれるよう、私も希望を持ちたいのです。
毎日お顔を描き、病と闘ってみせます。
ですから王様も約束して欲しいのです。
この先、何があろうと屈せず乗り越えると。
私が王様の為にこの瞬間を諦めなかったように、
王様もお傍に置いていく私の心を思い、
どんな困難にも負けないと約束してください」と
溢れる涙を堪えて語るソンヨン。
「…ああ、約束する」と答え、涙がこみ上げるサン。

ソンヨンの頬を撫で微笑むサンに、はにかみながら笑うソンヨン。
もうすぐ別れが近づいているけど、
この世で心から愛する人に出会えて良かった…という表情でした。

立派な姿を心に焼き付けるよう、絵筆を滑らさせるソンヨン。
目に涙を浮かべて笑ってるサンにも、
頑張って描いているソンヨンにも、ジーン・・・(T_T)


部屋で絵の仕上げをしながら、
サンとの数々の思い出が過ぎるソンヨン。
幼い頃、ケガした腕に巻いてくれた帯を握り締め、
必死に絵を完成させていたのでした。

しかしソンヨンの病状は益々悪化。
清国からテスが戻るのを待っていられず、
チャンボやソッキたちを途中まで迎えに行かせたサン。

戻って来たのはテスだけで
医師が見つからなかった?!と思いきや、
見つかった事を早く知らせたくて飛んで来たそうで、
医者は疲れてる様子なので少し休んでるけど、
辰の刻にはは到着すると言うテス。

テスからの手紙を読み、胸を撫で下ろすサン。

最後の力を振り絞り、絵を完成させていたソンヨン。
そんな時に突風が吹き、大切なサンの帯が飛ばされてしまいました。

女官達がアチコチ探してもさっぱり見つかません。
すると、ソンヨンが自分から捜しに出たと聞き、
安静にしてないとダメなのに!と天を扇ぐチョビ。
そこに清国の医者の事を知らせにサンが現れました。

帯を見つけてホッとするソンヨン。
(女官達が見つけられなかったのに…とツッコミたいところだけど、
きっと、魂が導いたのでしょう)

安心したのもつかの間、その場で倒れてしまい・・・!

捜しに来たサンが倒れてるソンヨンを発見。
サンの腕の中で意識が戻ったけど、
「この帯…」と告げ、再び意識がなくなったソンヨン。
「頼むから目をあけてくれ!清国から医師が着く。
私を置いて行ってはならぬ!
ソンヨン、行かせるわけに行かぬ」と叫ぶサン。
目を開け「申し訳ございません。
私は先にヒャンの傍に行かねばならぬようです。
「泣かないでください。悲しむ事はございません。
王様のお傍に…幼い頃からの私の思いを置いていきます」と
静かに息を引き取ったソンヨン。

自分の腕の中で愛する人が旅立ってしまい、
呆然とソンヨンを抱きしめるサン。
そんな二人を静かに見守っていたナム内官とお付きの尚宮。

意気揚々と戻って来たのに、
ソンヨンの死を聞かされ、泣き崩れるテス。

ソンヨンの人柄を物語るよう、宮殿は悲しみに包まれていました。
心を許せる友を失い嗚咽の王妃。
「もっと慈しんでやるべきだった…」と涙に暮れるサンの母。
そして、図画署の面々も皆涙。

ソンヨンの亡骸が眠る部屋を見つめ、
「傍にいられるだけで幸せでした。
王様のお傍で幸せに過ごされる事を祈っていました。
なのにあんまりです。
ウイビン様がいないこの世で、
私はどう生きていけば…」と語りかけ慟哭のテス。

その部屋の中では、ソンヨンの傍らにサンが座っていました。
静かに眠っているソンヨンを見つめ、
「泣かないでください…」とソンヨンの声が脳裏を過ぎるサン。
そして幼い頃にしてあげたときと同じように、
ソンヨンの腕に帯を巻いてあげ、あの時の思いを告げたのでした。
「幼い頃、そなたの腕に結んだとき、
心も一緒に結んだ事を…知っておったか?
だから私の心も一緒に持っていけ。
もうヒャンに会えたか?いつかそなたとヒャンに会いにいく。
それまで待っていてくれ、ソンヨン」
感動シーンなんだけど、
あら~おチビのサン君、結構おませさんだったのね♪と思ってしまったよ^^;


---泣かないでください。悲しむ事はございません。
ソンヨンの思いに従うように、必死に耐えるサン。
そしてずーっとソンヨンの手を握りしめていたのでした。。。

その後、悲しみを打ち消すよう、仕事に没頭していたサン。
ソンヨンに会えたときに堂々と出来るようにという思いも
あったのかもね。

新しい都の候補地・水原(スウォン)に建築中の城へ。

通例では城を建てる際、駆り出された民はタダ働きでしたが、
「悪い慣例は糾す」と言うサンの考えで
今回はちゃんと賃金を払っていました。
それで、民はお金をもらってるんだからキチンと働く→工事が早く進む、と、よい相乗効果を生んでいました。

しかし城壁工事があまり進んでいません。
ヤギョンが“挙重機(コジュンギ)”という、
滑車を使って重いものを楽々持ちあげられる優れ物を発明したのだけど、
両側から同等の力を加えなければならない難点があり、
まだ実用化できない状態だったのでした。

密偵から、新しい城が間近だと報告が入り、
危機が迫ってると感じる大妃たち。
なのに対策を打たない大妃に、
「王は壮勇衛を格上げし、五軍営の大将たちが不満に感じてる。
だから彼らは我々に加担してくれる」と提案するソクチュ。

御前会議で、
朝廷の一部を水原(スウォン)に移転…すること、
ここに建築中の城郭を“華城(ファソン)”とすると発表するサン。
朝廷を分散させたらハニャンが機能しなくなる!と反対するソクチュ。
「確かにそうだが何か問題でも?
皆、ハニャンに莫大な土地を所有し、
恩恵を受けてるからでは?
水原(スウォン)の土地を民に与える。
後日、ここで母上の還暦祝いと、父上の祭祀を行う。
上奏しても覆すことはない」と毅然と宣言するサン。

恩恵を受けてるというのは図星で、
ノロン派は潰れてしまうと焦る重臣たち。

ソンチュから催促の手紙が届き、
ソクチュの提案を呑み、五営軍の大将と手を組むと決めた大妃。
大妃は迷ってる感じだったけど、
もうこれしか手立てがないのでしょう。

---この先、何があっても屈せず乗り越えてください
私が王様の為にこの瞬間を諦めなかったように…---
ソンヨンの墓をお参りし、
改めてソンヨンとの約束を誓うサン。
「王座を去るその日まで力を尽くす…」と。。。

ノロン派の会合に五軍営の大将二人が参加していた。
断罪しては?と言うテスに、
「それだけで断罪できない。もう少し待つ。
決戦の地は華城(ファソン)になるだろう。
私は喜んであの者たちを待つ」と答えるサン。

「イ・サン」他の回はこちらです。


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