イ・サン 第64話

「権力の光と影」

「元嬪の養子・完豊(ワンプン)君は王様のご長男、
だから世子にすべき」とチェ・ソクチュの進言に、
次々と従うノロン派の重臣達。
そんな中、チェ・ジュゴンだけが、
「何を言い出す?世継は王様の嫡子がなるべき。
子が産まれるのを待っても」と反論したけど、
いつも真っ先に発言するホン・クギョンは、黙りこくったまま。

「提案を知っていたのでは?」と疑うサンに、
知らないと嘘をつき、提案は早急すぎると
心にもない事を答えるホン・クギョン。

ノロン派の結束は大妃が動いた証拠。
だから大妃を復権させ、養子縁組を?」と疑うチェ・ジェゴンとナム内官に
「何を言っても信用なさらないでしょう。
お二人は私に対して不満を持っている」と盾突くクギョン。
窮地を共に乗り越えてきた仲なのに亀裂がーー。
それにしてもクギョンったら、随分とデカイ酷い態度だこと…

「世子擁立は急ぎ過ぎたのでは?
王様に私の真意を疑われる」と心配するクギョンを、アッサリ宥める大妃。
クギョンはキレる人物のはずなのに、
ただの駒にされるって気付かないの?


完豊(ワンプン)君の世子擁立は、
三司が反対するから通らないと思ってたチェ・ジュゴンたちに、
「彼らはクギョンが登用した。反対しないだろう。
権力を正しく行使すると信じていたのだが…。
今のクギョンには時間が必要」と
この件にクギョンが関ってると、薄々気付いたサン。


突然、重臣達が世継話を持ち出したのは、
卑しい身分のソンヨンを側室にしたせいと、逆恨みのサンの母。

挨拶に行っても、相変わらず門前払いされていたソンヨン。
そんな中、前回キム尚宮にアピールしてたチョビが
目出度く尚宮として宮中入り。
女官を通り越していきなり尚宮なのねーー。
王妃が取り計らってくれたのだけど、
寂しい思いをしてるソンヨンを気遣ってくれたのと、
心穏やかに過ごして、
早く世継を授かって欲しいと願っての事でした。

チョビが自分を心配し来てくれて感激のソンヨン。
しかしチェビは、いずれ宮中を牛耳ってやる!と
浅はかな…いや、偉大な夢を描いていました。
これってストーリーに関係あるんだか…
でも宮中を探って、いい情報を得たりするのかも?!

専売商人との話し合いの出席者名簿に
左議政のチャン・テウの名が無いのに気付き、
彼が投獄されてる事をようやく知ったサン。
そんな大事な事をクギョンは報告してなかったのね…
権限を与えたから報告の必要なしかもしれないけど、
それでもまだクギョンを信用するのか?サン!


チャン・テウの無実を王様に訴えようとする官僚たちを
クギョンの命令で全員ひっ捕らえたチャンボ。
彼らは無関係なのにおかしいしも
最近の宿衛所のやり方に不満の声も耳に入っていたし、
クギョンと話しに行ったテスとソッキ。
しかし「そなたたちは部下。理由を問える立場じゃない。
どんなに長い付き合いでも、
私に忠誠を誓えぬものはいらない」と冷たく言い放つクギョン。

クギョンはすっかり変わってしまった・・・。
呆然と立ちすくむテスとソッキ。

昇進の見返りにクギョンに従い続けてたものの、
やり方は間違ってる…と悩んでいたチャンボ。
チャンボの思いにテスたちも気付いていたけど、
上司に逆えず、行き詰る三人でした。

そんなモヤモヤを打ち払うかのように、
武芸の稽古に没頭していたテスに、
久しぶりに手合わせしようと誘って来たサン。
実はテスが悩んでると気付いていて、
「悩んでるとはわかっている。友ではないか」と言ってくれ、クギョンの事だと打ち明けたテス。

クギョンと出会ってなかったら街のならず者で終わっていた自分。
だからクギョンに感謝し、
どこまでも着いて行こうと思っていた…と話すテスに、
「自分も同じ。だがクギョンを信じて待つ」とサン。
二人の思いに、クギョンは応えてくれるのでしょうか・・・。

そんな時、王様の命令でチャン・テウが釈放されたと報告が。

バッタリ顔をあわせたクギョンに、
「これが見せたかった外戚の力か?」と告げるチャン・テウ。
↑激しく同意。
あなたをこのままにしない!と息巻くクギョンだけど
隠そうとしても悪事は必ず出る」と言われ、返す言葉もなく・・・。

ミン・ジュシクの手紙が証拠だと訴えるクギョンに、
「書状など偽造できる。
賢いそなたがなぜ捕らえたのか理解に苦しむ。
やり過ぎと思わないか?今後は私の指示に従え」と告げるサン。

チャンが犯人だと信じて疑わないクギョンにとって、
サンの苦言は寝耳に水。
悔しさを滲ませ、必ず真実を暴こうとやっきになっていました。

サンの暗殺事件に専売商人が関ってると大妃の言葉を信じ、
秘かに調べを進めていたクギョン。
そこで浮上した専売商人の頭領らを捕らえろと命令。
しかしテスたちは、
「皆捕らえるのですか?チャン・テウ様の件で言われたばかり。
王様の命令に背く行為」と躊躇。
なのにクギョンときたら、「黙れ!間違いなく彼らは陰謀を企ててる」と全く引きません。
なんだか…突っ走りすぎのクギョンを見てたら、
命令を真実にするため、証拠を捏造したり
わざとサンを襲わせたり、と思ってしまった。


捕らえた商人たちに、
王様を視察に誘ったのは、
そこで殺すつもりだったんだろ!と掴みかかり、
厳しい拷問で自白を取ろうとしていたクギョン。
そんな安易な計画、立ててるはずなかろうに…。

クギョンの暴走を止めるように、
チェ・ソクチュに宥めるようにと命じる大妃。
利用しようと思ってたのに、これじゃおじゃんになっちゃうもんね。
しかし頑として聞き入れず、
「彼らが陰謀を企てていたのは間違いない。
王様をお守りするのが私の役目。
それでこそ何事もなく、完豊(ワンプン)君様の件が実現する」と
専売商人の釈放を断るクギョン。

ここまで突っ走るのは、
専売商人の屋敷から押収した眺望に、
不穏な大金の動きがあり、
倭国と密貿易し、爆薬の原料になる硫黄を仕入れたた事実を突き止めていたからでした。

白状しない専売商人たちをもっと拷問しろと指示。
このままでは死人が出ると心配だけど、
逆らえずに手をこまねいていたテスたち。

翌日、
そんな事になってるとも知らず、視察に向かったサン一行。
ところが専売商人はほとんど囚われの身なので、
市場に人の姿はありません。

宮中に戻り、人がいない理由を調べてるクギョンの報告を待つ間、
すっぽかし=王様を欺いたという事と訝るチェ・ジェゴン。
そこにチャン・テウが現れ、
これはクギョンのせいだと教えたのでした。

「専売商人を捕らえて拷問してると?!
彼らはどこに?」と声を荒げるサンに、
渋々取り調べの場へ連れて行ったクギョン。

拷問の傷で苦しむ専売商人の姿に愕然のサン。
今後は自分の指示に従うように約束したのに、
またしても約束を破られたなんてガックリよね・・・。

彼らの中に狙撃に関った者がいると理由を告げるクギョンに、
「それでも拷問なんてやりすぎ。
視察で意見を交わそう思っていたのに、
もう歩み寄ることも出来ない。改革の問題も解決できない。
どう責任を取るのだ!」と怒るサン。
「私が収拾します」と頭を下げるクギョン。
↑そんな答えを聞きたいわけじゃないでしょう。

クギョンに手を引くように告げ、
後の処理をチェ・ジェゴンに託したサン。
まるで愛想着かしたって感じだけど、
クギョンの頭を冷やそうとしたんだろうと思うな。

しかしクギョンの心中はズタズタでした。
サンを守るために必死だったのに、
落胆より怒りがこみ上げるクギョン。 ←だからダメなのよーー。

予想通り専売商人との税率の話し合いが難航する中、
「商売を自由化しても、
国の需要品を独占的に供給する六種類だけは保護する」と妥協案を提示したチェ・ジェゴンが、彼らの説得に成功。

手柄を立てたチェ・ジェゴンと比べて
そなたの信用は地に落ちたとチャン・テウに笑われ、
益々憤るクギョン。
挽回するには大妃の力に頼るしかなく、
早く完豊(ワンプン)君を世子に擁立して欲しいとすがったのでした。

焦ってるクギョンの様子に、
「かえって好都合」とほくそ笑む大妃。
まわりが見えなくなってるクギョンを操ることなど、朝飯前ってところね

チェ・ソクチュたちが世子擁立に動いてると聞き、
完豊(ワンプン)君を実家へ戻すよう命じた王妃。

あの子が世子になる事はないと宣言する王妃に、
「だから追い出すのですか?
幼いあの子にこんな惨い仕打ちを。
なぜ私利私欲の為と決め付けるのです。
王様の前途の為なのに」とクギョン。
「前途というなら、ソン尚宮が側室に入ったのに、
なぜ世子誕生を待たない?」と王妃。
「ソン尚宮はヘギョン見や様に正式な側室と認められてない。
子を産んでも災いをもたらすだけ」とクギョン。
「王様が選んだ側室なのに無礼」と言い返す王妃。

二人の言い合い偶然目にし、顔を曇らせるサン。

クギョンの言いたい事も思いもわかるけど、
でも大妃と手を組んでることが許せないなぁ。。。


そして愛する人の傍にいられるだけで幸せと言ってたソンヨンだけど、
そんなピュアに思いと裏腹に、身辺が騒がしくなってきました。

前回、同じ宮中にいても遠くから見守るだけ…と案じてたタルホが、
ようやくソンヨンと会えました。
図画署のメンバーが宮中に来ていたので、
少しでも気晴らしになって欲しいと思い、
教えに来てくれたのでした。

懐かしいタルホの姿に、
つい「おじさん!」と呼んでしまい、目がウルウルのソンヨン。
講義の時間が迫っていたけど、
少しでもみんなに会くて、呼んできてもらいました。
楽しく談笑してるところに現れた王妃。
講義をすっぽかしたと注意するかと思いきや、
「明日に延期する」とニコヤカな王妃。
これが元嬪だったら、目を吊り上げて叱ってたろうな…と思うと複雑。

「イ・サン」他の回はこちらです。


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