イ・サン 第52話

「波紋を呼ぶ側室」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆
気持ちの整理をつけようと、
側室との初夜を前に図画署にやって来たものの、
自分の絵を前に嗚咽するソンヨンの姿に動揺するサン。
画員になりたいから側室話を断ったと言ってたが、
それを鵜呑みにしてしまったけど、
本心は違うと気付き問い詰めるサン。
しかしサンに迷惑をかけまいと、
「画員になる夢を諦める事は出来なかった」と
涙で濡れた顔で、気丈に偽りの返答をするソンヨン。
最後の望みが断ち切られ、
「愚かにもそなたも私と同じ気持ちだと」とサン。
背を向けたもんだから、ソンヨンの瞳から悲しみの涙が流れていたのに、気付かず。。。
ソンヨンの本心は伝わったのか否か・・・???


その頃、ずっとサンを待っていた側室の元嬪(ウォンビン)。
待ちぼうけを食らった屈辱を知られないよう、
女官が帰った後に王様がいらしたと芝居を打ったのでした。
(なーんか同情するなぁ・・・)

トスンジという高い位に就き、妹はサンの側室に、
飛ぶ鳥を落とす勢いのクギョンを見て、
肥え集めしてた人が…としみじみのタルホ。
マクソンおばさんと結婚したタルホに、
「再び宮使いが出来るよう取り計らう」と約束してくれたクギョン。

奎章閣(キュジャンカク...王立図書館)に新しく赴任したミン・ジュシクらノロン派の一行は、
庶子のキ・チェハクらを見下し、横柄な態度。
態度だけじゃなく、
「庶子の下座に座れるか!」と堤学の席に座るわ、
位が上のキ・チェハクに対して言葉遣いはなってないわで、
全くお子ちゃま・・・( ̄  ̄;)
「私は庶子でも堤学」と嗜めるキ・チェハク。

そうなると益々プライドが傷ついたミン・ジュシクらは、
直接談判しようと王様の元へ。
すると、宿衛所(スギソ)で身体検査を受けるように足止めされ、
そんなもの知るかと強行突破しようとしました。
ゴタゴタに飛んできて宿衛所(スギソ)の武官を殴るクギョン。
しかしミンへの無礼な態度を叱ったんじゃなく、
「検査を拒絶する者は力づくで連行しろと言ったはず。
王様の暗殺を企み、懐に忍ばせてるか検査するのだ」と。
これにはカチン!と来て「暗殺だと?」と訝るミン・ジュシク。
図星だからでは?と煽るように告げ、
「これは王命」と、ミンたちを強制連行させたクギョン。

「ホン・クギョンが職権乱用している。
蔵には財宝が積まれている。
トスンジと王様の外戚いう立場を盾に、国政を牛耳っている」と
サンに進言していたチョン・テウ。
この情報をどこから仕入れたのか、
ちゃんと証拠を掴んでから進言したのか不明。
クギョンに怒ったミン・ジュシクが腹いせに、
大袈裟にチョン・テウに言った感じもするけどどうなんでしょ???

クギョンはそんなヤツじゃないし庇うサン。
「王様のその妄信があの者をつけ上がらせている。
朝廷ではあの者の横暴に重臣達の不満が高まっている。
これが私に見せたいとおっしゃった
“正しい政治”なのですか?」とチャン・テウ。

クギョンの屋敷に人がたくさん出入るするようになり、
そんな噂が広まったらしい。
職権を乱用云々は、
タルホに宮使いを約束したとき、たくさんの民の面前だったから、
話に尾ひれがついたのでしょう。

大妃に呼びつけられ、
ファワンやたくさんの部下を犠牲にした結果なのに、
宮殿の片隅に追いやられてると言うチャン・テウに
「私が何を握っているかわかってるはず」と大妃。
「わかっています。しかしそれは役に立たない。
だから苦手な私を呼んだのでしょう」と鋭いチャン・テウ。
「邪悪な心は変わるもの。しかし油断せぬよう。
かつて私に苦い思いをさせられてはず」と大妃。
大妃はチョン・テウを味方にしたいのか、
牽制したいのかよくわからないけど、多分後者?

茶母のソンヨンを側室にしたいと言い張った事で
サンの母から面会拒絶を宣言されてたた王妃でしたが、
側室問題も片付いたので、ようやく会ってもらえることに。
宮中に不慣れな元嬪の面倒を頼むサンの母。

外で王妃を待つ間、
イ尚宮(サンの母のお付き)に、
「ソンヨンのせいでまた騒ぎが起きるか心配。
王様ったら初夜に元嬪様の部屋に行かずに、
ソンヨンに会いに図画署へ」とおしゃべりに花が咲くキム尚宮。
ホント、この人の口は軽すぎ・・・
これで王妃付きの尚宮でいられるのが不思議。


で、この話をサンの母の元に来た元嬪が聞いてしまった・・・!

丁寧に挨拶する元嬪に、
「世継を設けることが大切。私じゃなく王様に仕えよ」と王妃。
言葉に詰まる元嬪に、どうしたのか尋ねるサンの母。
「私もそうしたいのですが、
王様は私をお気に召さないのです」と
初夜に待ちぼうけを食らった事を切り出す元嬪。

元嬪の発言にムッとし、部屋に呼びつけ説教する王妃。
「要らぬ騒ぎを起こすと考えなかったのか?」と頭ごなしに言われ、
「母上様に訳を聞かれて偽りを言うわけにいかず」と元嬪。
「王室に入った以上、みだりに胸の内を話してはならぬ。
二度とこのような事がないように」と釘を刺す王妃。
なーんか・・・もう少し優しい言い方してもいいんじゃ。。。
宮中に入って右も左もわからない中、これじゃ可哀想。
でもそれが宮中の掟なんだろうか。


キム尚宮が話してた「ソンヨン」という女が気になり、
宮中に呼びつけた元嬪。
「王妃様がお前を側室に望まれたとか?
更に昨夜王様がお前に会ったのは事実か?
私は下々の笑い者になりたくて宮中に入ったのではない。
お前のせいで皆にヒソヒソ囁かれる始末。
正直に答えろ」と元嬪。
返答に困るソンヨン、
そこに王妃が現れ「一体、何の真似だ?!」と一喝。

あれほど釘を刺したのに、
何もわかってない元嬪に怒り心頭の王妃。
「なぜ王妃様がそこまで怒るのかわからない。
王様とあの者の噂を確かめたかっただけ」と元嬪。
「それは嫉妬。女子の道理をわきまえぬそなたを私が直接教育する」と
明日から内訓(ネフン...婦女子の教訓の書)を持って来いと告げる王妃。
下々の前でなじられた上に、
両班の女子なら誰もが知ってる内訓を教えるなどと、
元嬪にとって屈辱でいっぱい。

嫌がらせされてると思われても仕方ないかもねぇ。
王妃、元嬪に対して厳しすぎる気が…。

外で会話を聞いていたクギョンに、
「私の意に反したのだから、
それなりに妹を教育したと思っていた」と睨みつける王妃。
そりゃあ王妃の頼みを聞かなかったけど
サンの母からも頼まれていたし、
板ばさみのクギョンの立場もわかってやってーー。


サンの命令で政務報告会から締め出されてしまい、
あまりにも突然で、理由もわからず、戸惑うクギョン。

私はノロン派を牽制する為だろうなぁ…と気付いていたけど、
当の本人のクギョンは王様の意図はわからず、
疑心暗鬼が膨らむばかり。
翌日も政務報告会から締め出されてしまったクギョン。
しかも重臣達の前でサンの口から厳しく言われ、
もう何がなんだかわからない状態。
いつも思うんだけど、サンっていつも多くを語らず行動し
部下にしてみればどうなんでしょうね。
小さな誤解が積み重なって、ヘンな方向に行かなきゃいいけど・・・。


そんな中、ざまぁ見ろと言わんばかりに、ほくそ笑むミン・ジュシク。

その夜、王宮殿の前で跪き、理由を尋ねるクギョン。
「謁見をお許しください」とクギョンのすがる声に、
このまま騙し続けるのは耐え切れず
中に招き入れて事情を告げたサン。
「会議に出席させなかったのはそなたを守る為。
わからなかったのか?
先日、検査を巡っノロン派と一悶着起こしたそうだな。
やりすぎと言われたが、措置に問題はなかった。
だが会議に出れば重臣達に責め立てられる。
これで理解できたか?」とニヤリと笑うサン。
サンの心遣いに気付かず、その真意を疑った自分を責め、
涙で詫びるクギョン。
「前もって話せば良かったが聡明なそなたなら察すると。
私の配慮が欠けていた。
そなたは私が大切に思う臣下だ。これだけは決して忘れぬな
そなたには私より尊敬を集めるようであって欲しい。
重臣だけじゃなく万民がそなたに注目している。
今後慎重に行動せねば」と言うサン。
決して王様のその言葉を忘れません」と誓ったクギョン。

そして次の改革案“奴婢制度の撤廃”を見せたサン。
巷では両班の搾取に耐え切れず、逃げ出す者が続出。
両班は残された家族に年貢を肩代わりさせて、
それを見過ごすわけにいかないと言い、
「奴婢制度を改め、良民に格上げする。
自由になった彼らは労働に対する報酬を正当に得られる。
それで国の財政も潤う」とサン。
「両班にとって奴婢は財産。
それを奪われるとなれば反発する」とクギョン。
「反発されるのはわかっているが
生涯搾取に苦しむ民も私の大事な民なのだ」と強い意志のサン。

王の絵師としてソンヨンが肖像画を描くのは今日で最後の夜、
気まずくて早く仕上げているような気がして、
「先日の事なら気にしなくてよい。
気持ちはわかったからこれまでどおり気軽に接する。
だからそなたもそのようにして欲しい」と切ない目を向けるサン。
気持ちはわかったって… わかってないじゃん!
それとも、「偽りだとわかってる」って意味なら良いけどさぁ


筆を進めるソンヨンを見てると、自然と涙が浮かぶサン。
目が会うと無理して微笑み、
そしてソンヨンも必死に気持ちを抑え、絵を仕上げていたのでした。

その夜、自分の役目は世継を作り国事を安定させる事…と肝に命じ、元嬪のところへ向かったサン。

庶子ごときがあれこれうるさいとか、
王は改革とやらで我々の首を締める気だと憤り、
「身の程をわきまえぬとどうなるか思い知らせる」と
憤っていたノロン派の重臣たち。
ただ、ここにリーダー格のチョン・テウは不在で、
ミン・ジュシクが音頭を取り、ある計画を考えていたのでした。

それは登用された庶子を襲わせることでした。
大怪我を負いながらも、「奴らは先生も襲う。
早く行かないと危ない…」とキ・チョニクを案ずるパク・チェガたち。

しかしキ・チョニクの家は放火されていて、意識不明の重体に・・・。

サンの指示で街の医院にいるキ・チョニクを内医院に運んだものの、「回復は難しい」と。
サンのせいじゃないのだけど、
自分が登用したばっかりに、先生がこんな目に遭っちゃって、悲しくてやり切れないないだろうなぁ。。。


「イ・サン」他の回はこちらです。


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この記事へのコメント

TAMAMI
2010年08月24日 00:16
北海道は少しは涼しくなりましたか・・・

チョン・テウ、
あの、薄い瞼といい、細い眉毛といい、
いかんしがたいです。
あの、直属の家来もミン・ジュシクも、食わせ者だし・・・

自分がクギョンと同じ立場だったら
(ありえねー前提)
やっぱり、上司があんなひとを重用したらいやだと思います。サンの人事って、結局、今回のように先生を死なせちゃったり、王様になってすぐ、周りの内官や女官が死んじゃったりと、悪い結果になっていると思います。

確かに王妃はムキになりすぎているように感じます。

ところで、イチョン様が最近執心している、あの絵の先生(?)はチャングムに出てきましたよね。誰でしたっけ・・・思いだせない。
2010年08月28日 18:44
TAMAMIさん、こんにちは。
チョン・テウの風貌は別に気にならないですが、
他のドラマでもいい味出してた役者さんなので、注目しています。

サンの人事は、公平に…と正しい事をしてるのでしょうが、犠牲が多くてなんとも。。。
改革には犠牲はつきものだと何かのドラマで見ましたが、そんなものなのでしょうかね。

絵の先生は「チャングムの誓い」のトックおじさんです。

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