イ・サン 第50話

「側近たちの思惑(おもわく)」

都に帰らず、疫病発生の中心地へ向かうと言うサン。
王様が疫病になったら大変な事になるとわかっていても、
治療を受けられずにいる民を思えば、
放って帰るなど出来なかったのでした。
朝廷がゴタゴタしていてたせいで、
対策が遅れた責任も感じてるのでしょうね。
民が苦しむ様を目の当たりにし、
「このようなときに重臣たちは
保身の為に国政を放り出してるとは…」と嘆くサン。

薬剤を処方すれば蔓延を防げるのだけど、
生憎、薬も医官の手も不足してる現状なので、
内医院の医官20名と医女薬剤師100名を派遣、
更に他の地方からも医官と薬を集めることに。
「国費で賄えない分は私の財産を使え」と命じるサン。
そして、今は睨み合ってる場合じゃなく、
辞表を出した重臣も呼び政務報告会を召集。
民が不安にならぬよう、皆で力を合わせようとしたのでした。

目的は王の横暴を止めることで、
朝廷を破綻させるわけにいかない、
一部の重臣だけでも出席させるべきと提案するチェ・ソクチュに、
重臣を追い出したのは王なのだから、
すべてを取り下げない限り折れないと反対し、
ソクチュに「甘い」と指摘するチャン・テウ。

疫病で役所が空状態と聞き、
「無能な王のせいで国が惨たんしてる」と嘆き、
疫病を防ぐ対策に私財を投じ、
飲み水を煮沸する手立てを打ったチャン・テウ。
そして「我々は民を苦しめたいのではない。
愚かな王を諭し、民の暮らしを良くしたいだけ」と
サンもテウも、思いは同じなのにね。。。

政務報告会の時間にノロン派の重臣は1人も現れず、
怒りに震えるサン。
その頃、ノロン派の重臣たちはチャ・テウの屋敷に決起。
時間が過ぎても、ジーーッと待ち続けたサン、
見ていられず、「逆らった重臣を捕らえる」と言うクギョン。
「なら全員の首を撥れば、行き詰った状況を打破できると?
なら私が出向こう」と席を立つサン。

出迎えたチャン・テウたちに、
「政務報告会ではなくここに集まっていたのか」と嫌味を言うサン。
「恐れいります王様」と頭を下げるノロン派。
この会話、妙におかしいーー

他の者を一切入れず、一対一で話すサンとチャン・テウ。
「王様に正しい政治をして欲しかったから。
南人と庶子を排除していただければ、
朝廷に戻り王様に仕えます」とチャン・テウ。
「苦しむ民を放り出すことが忠誠心なのか?
私が折れなければ、
目に物を見せてやると言うわけか?」とサン。
互いに譲らず・・・の対話の中で、
「こたびは私が間違っていた。
この国は王のものではない。
ノロン派なしではダメだとわかった」とサン。
ようやくわかってくれたかーーと安堵するチャン・テウだけど、
サンが差し出した書を読み、愕然。

「明日下す宣旨だ。
流れた科挙は予定どおり5日後に行い、
合格者には破格の位を与え、優れた者は要職に就ける。
こたびの科挙に応じぬ者は、
今後10年間受ける資格を剥奪する」と言うサンに
「朝廷を潰すのか」と反論するチャン・テウ。
いかにも。この機会に朝廷の規模を半分にする。
1人で国務に当たり、官僚の数が多すぎと気づいた。
見直しして官吏の数も減らすので
そなたたちが戻っても、半分しか就けぬ。
二度と両班たちがこれほどの影響力を持つなら、
横暴な真似をせぬよう、策を講じた。
正しき道を示すだと?
なら私が臣下の道理とは、両班とは道理とは何か、
そして背く者はどうなるかそなたたちに教えてやる」
サンの言葉に、ぐうの音も出ず、
完全敗北した上に説教までされ、悔しさがこみ上げるチャン・テウ。

ノロン派のボイコットを聞き、「時期が早まりそうだ」と呟き、
軟禁状態から脱し、再び権力を得る日を描いていた大妃。

早速宣旨を発令したのだけど、
撤回して欲しいと直訴する官吏が続出。
「宣旨は重要な事なのに
話し合いもせず、お1人で決めるなんて」と訴える官吏。
「そうしたかった。だがそなたたちが職を離れていて出来なかった。
辞表を出し、戻れという王命にも従わなかった。
もうそなたたちは重臣でも官吏でもない。
これ以上騒げば厳罰に処す」と答えるサン。

辞表を出した者が立ち入り禁止にされ、
「宮廷に入れなければ解決のしようがない。
我々は自分で自分の首をしめたのでは?
科挙で登用されれば、
居場所がなくなる」とオロオロするノロン派。

図書館を任せていた庶子たちに、
三司(サムサ)の業務を任せることに。
「三司は世の意見を広く王様に伝えるのが役目。
だが王様と重臣たちに軋轢がある今、
我々が就けば“王は広く意見を聞くのをやめた”と思われる。
諮問機関に任ずることは、
間違いではないが…」と躊躇するキ・チョニクやチェガ。
「意見を見極め、間違いがあれば諌める、
それこそが三司の務めだ。
そなたたちはは媚びたりせぬ。
だからこそこの大役に相応しいと思った」と
誇らしげに頼もしい臣下を見つめるサン。

図画署の中でチョビが疫病に感染。
伝染する可能性があると止められたけど、
心配なので見舞いに行ったソンヨンとイ・チョン。
1人ぼっちで死ぬかと思った…と来訪に感謝しながらも、
もう死んじゃうと嘆き、
最後にテスへの気持ちを綴った手紙を託したチョビ。

ソンヨンから手紙を預かったと聞き喜んだのもつかの間、
チョビからだと聞き、ガックリのテス。
その帰り、顔を合わせたソンヨンの態度が、
普通に喋ろうとすればするほどよそよそしくて、
「無理に平気なフリしなくていい。
不愉快だって怒ればいい。チョビからの手紙が答えか?
俺の事はこれっぽっちも興味はない…」と言っちゃうテス。
そう言いつつも、「大丈夫。結果はわかっていた。
着替えは取りに来るから
もう宿衛所に来なくていい」と告げ、さっさと行ってしまいました。
寂しいような、ホッとしたような、複雑なソンヨン。

側室選びの日程を持ち出され、
「今は朝廷が大変な時なのに」と躊躇する王妃に、
「こういう時だからこそ、
王室は磐石だと威厳を示さねば」と強行するサンの母。
重臣のゴタゴタはともかく、
民が疫病で苦しんでるのに、そりゃないんじゃ?


クギョンの妹を側室にすると言うサンの母。
「外戚は王室の要職につけぬと言う掟がある」と反対する王妃。
なるほど~。前回クギョンが迷っていたのはこれかーー。
「だから茶母を側室にしようと?
その点は私の父も外戚だが要職に就いてる」とサンの母。

サンの母を説得するのは難しく、直接クギョンに当たり、
「迷ってるなら母上に断って欲しい。
王の腹心がなるものではない」と王妃。
そして言わなくてもいいのに、
「側室にはソンヨンを迎えたい」と告げたのでした。

考えた末に、「妹を側室に」と返事をしたクギョン。
外戚になれば、
一層王様の近くでお守りできる…と純粋に考えたのか、
左議政のホン・ボンハンのような高い位を目論んだのか・・・。
前者だと思いたい!

疫病が治まりつつあり、
二日後に迫った科挙試験の準備を進めるサンに
また前のような事態になったら、
王室の名が傷つくと心配するナム内官。
出世を約束し、今回受けなかった者は、
10年間科挙試験の受験を禁止としたけど、
効果があるのかどうか、言いだしっぺのサンも心配そう。

科挙は誰も受けないだろうと言われても、
「儒生が学問するのは出世のため。
王の意志が固いと知り、気持ちは揺らぐ」とチャン・テウ。

チャン・テウの予想どおり科挙試験は長蛇の列で、
安堵するサンたち。

その日、クギョンに会いに行き、
「チャン・テウを追い返すことが出来る。
そなたに力を貸し、王様を助けたい」と申し出る大妃。
大妃の話に耳を貸さかったクギョンだけど、
目の上のコブのチャン・テウを?と、少し興味が沸き・・・。
この後、話をしたのかは不明。

側室選びの日程が決まり、
あくまでソンヨンを側室に推すつもりの王妃。
サンの母を説得できない今、
頼みの綱は本人ってわけで、サンに直接話そうと。

自分の知らない間に側室選びの日程が決まり、驚くサン。
そりゃそうだわねぇ^^;
王妃からお願いがあると言われ、
「そなたの願いならなんでも」と答えたサン、
しかし「ソンヨンを側室に迎えたい」と聞き、ビックリ(@_@;)/!
躊躇するサンに、
「心を通わせられるものを傍におくべき。
私の思い違いですか?拒まないでください。
私が王様にしてあげられるのはこれだけ」と王妃。
サンはソンヨンを愛しいと思うからこそ、
側室に迎えることに戸惑うだろうねぇ。

「イ・サン」他の回はこちらです。


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この記事へのコメント

TAMAMI
2010年08月18日 22:20
panda様、
いつもどうもありがとうございます。

ここで、突然ですが、女性陣達についての感想です。
王妃・・・さすが、チャングムの親友(ですよね)、立派だと思います。一番このドラマでりりしいのではないかと。政治も人の道理もわきまえ、ほんと、幸せになって欲しいです。
チョビ・・・チョビの手紙に対して、テス、あんまりな態様。恋する気持ちもわかるけど、チョビだって・・・
新しい側室・・・次回あたりから出てきますよね。どんなキャラなのか、興味津々。結局可哀そうな人なんですよね。クギョンも妹まで巻き込む羽目になっちゃって、望まなかったこととはいえ、お気の毒です。
2010年08月22日 23:48
TAMAMIさん、こんにちは。

>チョビの手紙に対して、テス、あんまりな態様
私もそう思いました。
ソンヨン一筋なのはわかるけど・・・
片想いの気持ちが身にしみてるハズなのにねぇ。。。

クギョンと妹は、表向きはすごい出世なんだろうけど、今後が大変そうですね。

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