イ・サン 第38話

「息子からの手紙」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆
「そちの父は誰だ?!」と、政務報告会で声を荒げる王様。
皆の前でこんな・・・。
問詰められてるサンより、王様が哀れだ。。。

養子になったので、
私の父は孝章世子様(王様の亡くなった長男)と答えるサンに納得する王様。
しかし、その後に
「されど私に体をくださった父はただ1人、思悼世子様だけ」
とサンが言ったもんだから、臣下達一同は唖然、
そして王様は「出て行け!」と激高。
サンも空気を読んで、とりあえず流せば済んだろうに、
でも我が父を無視する事なんて出来ないよね。。。


唯一、王様の発言は病のせいだとわかってる王妃は、
今が世孫を潰すチャンス!と考え、
丸め込んだ史官に、
「今回の発言を王様に知らせないように」と指示。
正気に戻った王様が知るだろうし、
まわりもヘンだと気付くだろうと、心配するキム・ギジュに、
「だから急ぐのです」と強行する王妃。
今度ばかりはキム・ギジュに同意だわ。

早速、その夜王様の元へ行き、
昼間の世孫の発言はいかがなものか…と言い出し、
「王に就くのに、亡くなった父を慕い続けていたら、
この国はどうなるか考えると恐ろしい。
かつてのヨンサングンのように朝廷は血に染まる。
今から正しい政治が出来るように導いて欲しい」と王妃。
「いくら諭しても無駄」と聞き耳持たない王様。
王妃は、王様と世孫の仲をもっとこじれさせようとする作戦だっかのかな?だとしたら失敗ね。

前回、王様は認知症では?と気付いたクギョンからそう聞かされても、
「王様のような聡明な方が…」と信じられないサン。
そう言っても、聡明だからなんて理屈なんてないし、
80を越える高齢なんだしありえる事で、
「対策を考えるのが大事」と説得するクギョン。

その前に、本当に王様は認知症か、確認する必要がありました。
王様を診た…と思われる医者と接触しようとしたけど、
常に警護が張り付いていて無理。
(でもテス、チャンボ、ソッキの三人なら、
警護をかわせた気がするわ^^;)

となると、次の手、
内医院から王様へどんな薬が処方されているか探ることに。
違和感無く内医院に出入り出来るのは内官くらい、
しかし、ナム内官も東宮殿の内官も、面が割れてるし…と困ってるクギョンに、「1人心当たりが」と、元内官だったタルホを思いついたテス。

やってやりたいのは山々だけど、
見つかれば首が飛ぶと躊躇するタルホに、
「確かに首が飛ぶかも。
だがそなたの他に頼れる人はいない。
世孫様とこの国のために、力を借りたい」とすがるクギョン。
ここまで言われて断ったら、男じゃないでしょう~。

王様に会いに行き、断られた上に、
“罪人の息子とは面会しない。
二度と王宮殿に足を踏み入れるな”と、
内官から王様の言葉を受け入り、打ちひしがれるサン。
書庫にこもり、思い出すのは亡き父のこと・・・。
「父上も同じ気持ちだったのですか?
上奏しようとしてもお気持ちを解いてくださらない。
一体どうしたら…」
そう語りかけながら、梅の絵を手にすると
ふと父の遺言が脳裏を過ぎりました。
飾り箱に私の描いた絵がある
それを王様に見せればきっと会ってくださると言ってた父、
だけどこの絵を見た時の王様は、一瞥しただけだったし・・・。
不思議そうに山水画を見ていたサンに
プロであるソンヨンに見てもらえば、
絵に込められた意味がわかるかもと提案するナム内官。

と、いうわけで絵を受け取ったソンヨンだけど、
何が隠されてるかさっぱり見当がつきません。

翌日、内医院に潜入したタルホ。
クギョンの作戦どおりにうまく医官を追い払い、
震える手で奥の部屋の鍵を開け中へ。
確認する薬草を覚えてきたとはいえ、
ズラーっと並んだ薬草を前にすると、
見つかれば打ち首…という怯えもあるし頭は真っ白にーー。
そうこうしてるうちに、追い出した医官は向かってくるし、
ハラハラ…の中、何とか処方箋をゲット
戻ってきた内官が「鍵がない!」と騒いでいたけど、
ドサクサに紛れて床に落とし、ここに~と誤魔化し、
事無きを得たのでした。

処方箋から、王様は認知症なのは確実。
ようやく、王様の病を現実だと受け止めたサン。

王様は中々正気に戻らなく、
この日、緊急の宣旨を出すため、サンと臣下達を召集。
罪人を父と呼び王室を侮辱した罪を問うと告げる王様、
「世孫は王位を継ぐ地位。
それを罪人の子に与える事は許されない。
明日、余は世孫に己の父が誰かもう一度問う。
また罪人の子と言えば、
その地位を追う」と宣旨を読み上げる都承旨(トスンジ)。

上奏しようとしても、
東宮殿の人達はクギョンも、
あの信頼してたチェ隊長でさえも門前払いの王様。

結局、王妃の思うがままに事が運んで行き、
「王妃が実権を握った暁も自分達は手先で使われるだけ、
でも生き延びるには」と諦めムードのファワン。
「母上が受けた屈辱は必ず私が。
権力は10年で腐る。王妃様も続かない。待つのです」とフギョム。

絵の意味が掴めないまま、
「世孫様が地位を追われるかも」と聞き、益々焦るソンヨン。
絵をじっくり見て行くうち、「読み解くものじゃない」と確信、
そして、描かれてる紙が厚いと気付きました。
タク・チスとイ・チョンに見てもらうと、
絹を貼り合わせてるにしても、違う厚みがあるという意見。
ふと絵を見ると、老人も若者も子供も亀を指差していて、
その亀の辺りに触れてるうち、
紙が剥がれると気付き、
絵と絹の間に、隠されていた「手紙」を発見したのでした。

早くサンに知らせようと宮殿へ行ったけど、
東宮殿は兵士が見張ってて、誰も近づけない状態でした。
しかし迷うことなく、王宮殿へ向かったソンヨン。

王様に頼まれた絵を持ってきたと言い、面会が叶いました。
ソンヨンは病の事知らないのよね?
王様が知らないと言えば万事休すだし、
認知症の症状が出てるときでも、同じだったはず。
でも天が味方してくれたのか、王様は正気な時で、
「最近、物忘れが激しく昨日のことも思い出せない」と。
黙っていればそれで済んだろうに、
「嘘です。急いで渡したい手紙があったのです。
だから死罪を承知で…」と正直に告げたソンヨン。
病を利用してる王妃と大違い・・・(゚ーÅ)ジーン。

ソンヨンの真心は王様にも通じてました。
咎める前に、そこまでして持ってきた理由を尋ねる王様に、
思悼世子が最後に残した手紙を差し出し、
「14年前、王様に絵を渡すため、
世孫様が宮殿を抜け出した事を覚えてますか?
あの時、世孫様は命がけで絵を届けたのです。
手紙はその絵の裏に」とソンヨン。

息子が残した手紙を読み、泣き崩れる王様。
14年前も、胸の奥で息子を信じたい気持ちもあったでしょう、
でもまわりの状況から疑いがぬぐいきれず、
王朝を守るために
米びつに入れるというむごい罰を与えてしまった・・・。
あの時息子は、「私は無実です。無念でなりません」と
まっすぐな目を向けていたのに・・・。
「罪のない息子を…」と後悔しても、
しきれない王様でした。。。。

息子の為に出来事は、一刻も早く詫びることでした。
すぐにお墓に向かうとそこはチェ隊長が言ってたように、
本当に荒果てていました。
人払いをし、王ではなく1人の父として息子に語りかける。
「なぜ余に全てを話さなかった?
この父を決して許してはならぬ…。すまなかった…」
墓にすがり泣き崩れていた王様。。。(T_T)

王様がソンヨンから手紙を受け取った頃、
サンの信念を曲げさせたくない、
でも座を追われる姿を黙って見ていられない…、
明日の政務報告会を前にして迷いながらも、
サンの母が面会にやって来ました。
「父の存在を否定しても座に留まっていて欲しい。
でも世孫はそうしないとわかってする」と泣いている母。
母も気持ちは痛いほどわかる、でも・・・。
この私は母上様の息子、父上様の息子です。
その事実を曲げる事は出来ません」と胸が痛み、
涙のサン。

王様が寅の刻に出て行ったっきり、帰ってないと聞き、
なぜ報告しない!と怒る王妃に、
「私が報告するのは、容態が変わった時だけ」と内侍官。
おお!
ちょっと拍手したくなったけど、
でも今まで王妃に情報流してたからねぇ。

と、内侍官とやりとりしてる時に王様が戻り、
表情をコロッと変えてニコヤカに接する王妃。
王妃の策略を知ってるのか、知らないのか(多分前者?)、
今日は疲れたからと、王妃を帰した王様。

王様からの呼び出され、例の返答だと思い参ったサン。
しかし王様は内官と女官を遠ざけ
「折り入って話したいことがある。そちも25才、いい頃だ。
余は誰の子だ?と聞いたそうだが覚えていない。
そちは理由を知ってると聞いた。
そうだ。認知症にかかっている。
そのせいでそちにつらく当たり、
その事をすっかり忘れてしまう」と
淡々と、そして穏やかな笑みを浮かべて語る王様。
王様は自分の病を知っていた・・・。
この事実はサンも意外だったでしょう。
1人で悩み苦しんでいたとは・・・。
祖父の気持ちを思うと、胸が締め付けられるよね。。。

「なぜ余の行いを病のせいと言わなかった?
一体何故、そちは死んだ父親に似たのだ?
そちは思悼世子の息子。
確かに余の息子であるソンの息子であり、
余の跡を継ぎ、王位に就くべきこの国の世孫だ

祖父の言葉に涙が溢れるサン。

そんな涙が乾かぬうち、王様の爆弾発言がーー。
余は本日王位を退き、そちに王位を譲る。
覚悟は良いか?これから朝鮮を治める王はそち

記憶が曖昧になるうちに…と思ってたから、これはよかったかも。
しかし果たしてスンナリと進むかどうか?
・・・ま、いずれサンが王になるのはわかってるから
今回ダメでもいつかって言う安心感があるけどね~。


世子が描いた絵は、投げっぱなしのハズないだろうから、
いつ出てくるんだーーーと思ってたんで、ようやく!でした。
絵を見て、息子が謀反など企てるはずない、
どれほど父を思っているか…ってわかる展開と思ったら、手紙を隠してたとはねぇ。
今までキーになって来た「絵」、
それなりの意味が欲しいところです(次回あるかな?)

「イ・サン」他の回はこちらです。


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この記事へのコメント

TAMAMI
2010年05月08日 19:26
PANDA様

いつも力作ありがとうございます。
TVを観たあと、しばらくしてこちらを拝見して、一粒で2度おいしいイサンです。
あと、PANDA様のツッコミが極上です。

王妃は毎度のこと、いらっとします。

あと、サン、ひげがあんまり似合わないっていうか、男前度が0.5くらい減退しちゃったと思うのです。

いろいろ不思議です。

サンのお父さんはあのちいさいコメビツのなかでどういうふうに生息できたのかとか(トイレはどうしたのとか)、
ソンヨンは、会社でいえば一女子社員の立場なのに、会長職以上の人に、あんなにもたやすく会えたりしていいのとか。

タルホおじさんの処方箋探しにはドキドキしました。
(成功するだろうとはわかってるけど)
2010年05月08日 22:55
TAMAMIさん、
>サン、ひげがあんまり似合わないっていうか、男前度が0.5くらい減退しちゃったと思うのです。
そうですか。私はイ・ソジンのヒゲは「チェオクの剣」で見慣れてたので、ヒゲが無いのが違和感でした^^;

タルホおじさんのミッションは、私も成功するとわかっていつつもハラハラしてました。
タルホおじさんの焦りと、近づいてくる医官…と流れがうまいですよね。
ソンヨンが王様に会えたのは、図画署の画員として地図を持って参上してた事や、一度寝所に呼ばれた(側室に?って噂が立った時)経緯があったんで、すんなり行ったのではないでしょうか。
ゆきるん♪
2010年10月26日 23:48
わぁ~ぃ(*^^*)
パンダ様61話でのコメント返し!嬉しかったですっ
ぁりがとぅございますm(_ _)m

またまたぉ言葉に甘えてぉ邪魔いたしましたm(_ _)m

本当に まだまだ長い道のりざます
38話の視聴,よぅやく終わり王位を阻まれたりが長ぃ(苦笑)

けど…ソンヨンが手紙鳥届けた時に王様が正気で本当にホッとしました

その後、息子さんへの墓参りで泣き崩れてる姿にジーン(;_;)


王妃をさりげなく遠ざけた王様ステキでした
きっとパンダ様の読み通りだと私も思ぃました

その後サンを呼び出してからの王様の目が深くて暖かくて何とも言えない穏やかな表情でしたね~(悟りを開いた仏陀の様でした)
サンも暖かい言葉に涙涙でしたね

あ~早く次が見たくて仕方なぃですっ!(≧ω≦)


パンダ様のブログのぉかげで先の展開が何気に分かってしまったので62話の『夢叶う』をアート見て楽しもぅとも思ってるゆきるん♪ざますあははは
2010年10月30日 17:09
ゆきるん♪さん、こんにちは~。

この辺りは認知症におかされた王様が哀れで…。
この回ではポイントとなる部分で正気だったのでホッとしたし、俳優さんの深い演技に感動でした。
そうそう、サンに語る場面は確かに仏陀の様でしたね。
息子の墓の前で、一国の君主じゃなく「素」で詫びる姿はもらい泣きでした(:_;)

62話の「夢叶う」ようやく見ました。
ネタバレになるのであまり語りませんが、ジーンと来ましたよ。
ゆきるん♪さんがノーカット版で見れる日は大分先だけど、お楽しみに~。

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