食客 第21話

「雲岩亭の危機」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
調味料の味が変わった原因は
豆が痛んでいたせいと気付いたソンチャン。
えこれで一件落着か?と思いきや、
豆だけが原因と思えない…と総利用利長の懸念どおりで、
今年の調味料だけじゃなく、雲岩亭にある瓶すべてがダメに・・・!
「家が潰れる兆し…」と天を扇ぐ総料理長。
他の原因も必ず突き止める!と励ますソンチャン。

臨時休業を提案して総料理長。
そうはさせじと、役員会を召集し、
今まで自家製造してた調味料を、
外部発注に切り替えると提案したボンジュ。
確かに自家製造は手間がかかり非効率的で、
今後、海外フランチャイズ化が進めば限界でしょう、
でも、今まで培ってきたものを切る捨てるなんて・・・。
ボンジュの言ってる事が、他人のように聞こえる総料理長。
私もそう思うのだけど、
休業による役員の中にはリスクを提案すると、
賛同する人が多いのもチラホラいるのも事実。
まあ利益を考えれば、そんなモンかもしれません。

そして次の提案=食器の変更を提案するボンジュに、
気分を害して席を立ったユン先生。

会社に戻ったジンスに突然、「好きだ。
会いたいし、メシ食ったことも思い出す。
それって好きってことだろ?」と愛の告白したソンチャン。
オイオイ、総料理長と約束したのに、
調味料の原因を探るのは後かい( ̄ー ̄?).....??アレ??

キョトンとするジンスに、告ってるソンチャンの方がちょっとパニってカワイイ~。

そこに編集長が出て来て、
雲岩亭が調味料を外部発注すると聞かされ
総料理長が賛成するはずないのに…と心配で、
雲岩亭に向かおうとしたソンチャン。
それを止め、「原因を突き止めるのが先。
今行っても変わらない」とジンス。 ←冷静ね~。見直したわ!

ジンスを助手席に乗せて、原因探りの旅へ出たソンチャン。
まず塩が原因では?と考え、産地へ向かいました。
例年通りの良い塩が出来てると聞き、問題なさそうだけど、そのまま帰るのもナンだしってワケで、少し手伝っていく事に。
雲岩亭に送る塩を積めながら、
「寝かした塩なんで甘いだろ?
日本や中国の料理人も欲しがる」と教えながら、
ジンスの顔に塩がついてるのを見て笑みがこぼれるソンチャン。
「ごめんな」と言いながら優しくほろってあげながら、
目を瞑ってるジンスを見てると思わずキスしたソンチャン、
ビックリして怒り出し、塩を投げつけるジンス。
子供のように塩でたわむれる二人でした(爆)
これが功を奏し、塩がサラサラしてないし、甘くなく、
以前の寝かせた塩と違うと気付いたソンチャン。

塩の業者さんに聞くと、以前は寝かせていたけど、
今はすぐ送る事で店と話がついていると。。。
丁度、5年間寝かせてもらってた塩を取りに来た奥様がいて、
味見させてもらうと、ずっと以前口にしたのと同じ味でした。
「今年カメ置き場を工事するので、
5年前に注文しておいたのです」と奥様の話に、
瓶置き場の土台が傾いていたことを思い出し、
雲岩亭が工事した時、寝かせてない塩を土台に使ったのでは?それなら大変な事だーーと雲岩亭へ急ぐソンチャン。

同じ頃、総料理長も塩が違うと気付きました。
これでキムチを漬けたなら、返品されたのも頷けるのでした。

以前は仕入れた3年ものを更に店で2年寝かせ、
5年ものを使ってたのに、
去年あたりから1年ものに変えたらしい。
担当のミヌがやったのか、ボンジュも寝耳に水でした。
そこに塩を抱えたソンチャンが来ると、
知ってたよ~って感じで、
「担当者を変えた際のミス」と冷静に答えるボンジュ。
ところが、問題は原料の塩だけじゃなく、
カメ置き場の工事で、土台に使う塩(赤土など12層の土を敷くっていうのももビックリだけど、塩も敷くってのもオドロキ!)も原点だと言うソンチャン。
だから去年のだけでなく、在庫もダメになったと納得の総料理長。

自分は全然気付かなかった事で、それをソンチャンが突き止めたなんて、ショックが大きいボンジュ。
ジュヒとこじれたのもソンチャンが原因だし(本人は知らないけど)
「手を出すなと言ったろ。
俺のやり方で処理する」と冷たく告げるボンジュ。
「それじゃあダメなんだ」と諭すソンチャン。
しかしボンジュは聞き耳持たず、
変わってしまった兄貴に、も返す言葉がありません。。。

ボンジュとの仲を修復しようと、
ジュヒを交えて食事に誘ったユン先生。
しかし、今のボンジュにジュヒの同席は逆効果で、
頑なな態度を崩さず、結婚は白紙にした事を告げ
「雲手岩は諦めてください」と挑戦的なボンジュ。
娘が弄ばれたという怒りと、バカにされた怒りで、
人の目もはばからずにボンジュにナプキンを投げつけるユン先生。
動じる事もなく、不敵な笑みさえ浮かんでたように見えるボンジュ。
わざと怒らせるようにしたみたい。

「長い間、君を愛してきたが後悔してる。
君の為の時間はすべて無駄だった」と決別を告げるボンジュに
「わかった。でもその怒りは私だけにぶつけて。
私や父、総料理長…みんなを巻き込まないで。
あなたと同じように、私にも大切な店なの。
それをあなたが潰すのは許せない」と震える声で告げるジュヒ。
失って、初めてボンジュの大きさに気付いたよう・・・。

店の事、ボンジュとソンチャンの事…、心労が重なり倒れてしまったジュヒ。
偶然通りかかったソンチャンが病院へ連れて行き、
たまたまジュヒの代わりに出た電話で、
婚約式がキャンセルになったと知ったソンチャン。

点滴を打ちながら、堪えた涙が溢れ出るジュヒ。
二人の間をフラフラしてーーと
ジュヒに対してテンションが下がってたけど、
こういう表情を見せられると、同情・・・(実はホロッとした...:_;)

それほど兄貴を愛してるんだ…と実感したソンチャン。

食べたいものを作るからと言うソンチャンに、
誕生日に作ってくれたワカメスープをリクエストしたジュヒ。
「初めて作ったからまずかったろ」と俯くソンチャン。
首を振り、工夫して入れた材料や調味料まで
ちゃんと覚えていてくれたジュヒ。

食欲が全然なかったけど、
ソンチャンの心のこもったスープは口に出来ました。
何か言いたそうで口ごもるソンチャンに、
「あなたのせいじゃないから謝らないで。
私は大丈夫、食べて元気になる」と痛々しい笑顔のジュヒ。

ボンジュにないがしろにされた同士、
ユン先生に共闘を持ち掛けるミヌ。
いい大人のユン先生が乗ってしまったのは、
財務状況が大変だと知り、
雲岩亭を守りたい気持ちがあった…と思いたい。

ミヌとユン先生の仲間に加わったのは、
以前、ボンジュをスカウトした事があり、
牛肉対決で審査員をやってたヨン先生で
考察中のある青写真を持ち掛けたのでした。。。

その夜、秘かに帳簿を盗み出したミヌ。
これが後々、、、

調味料のカメを見つめ、
やっぱり自分のやり方で…と決意を固めたボンジュ。
カメ置き場の工事をやり直せば済むのに、
理事会で提案した通り、調味料の外部発注を進めたのでした
「伝統の味がなくなり雲岩亭は終わる。
それはこの父を捨てるも同然」と止める総料理長。
「仕方ないこと。先に父さんが捨てたんです。
今度は自分だけを信じます」決別を告げたボンジュ。
思わず殴り「お前の好きに…」と呟き、
力のないフラフラとした足取りで行ってしまった総料理長。

息子でありながら、もう止める事も出来ない・・・。
憔悴し、ガックリと肩を落とす総料理長。
そうしてしまった原因は自分…と責めているようにも見えます。

最終話に向け(?)、新キャラが登場~。
世界中に50以上の日本料理チェーン店を展開してる
日本料理界のドン「マツモトジュンイチ(「犬とオオカミの時間」ミンギ父「ニューハート」内科長「いかさま師」デホおじさん、「恋人」サンテク、「美賊イルジメ」パク・ビスのイ・ギヨンさん。初見は「白夜」だったけど最近良く拝見するわ~^^)」なる人物で、
彼は、韓国の伝統料理をメニューに載せ、
客はカルビやビビンバを日本食と思っているのだそうで、
韓国人から見ると、何それーー?!ってカンジ。
そのマツモトが今韓国に滞在中で、その理由を探る事になったジンス。

マツモトの傍らには、
雲岩亭のたびたび訪れ味が違う…と指摘してた日本人がいました。
彼は店を探っていたって事かしら?
ホテルでマツモトを張り込み中、
ミヌとユン先生を見かけ、「店が大変な時なのか」と首をかしげるジンス。

そう…、ミヌたちはマツモトと手を組む事にしたのでした。
マツモトの狙いは雲岩亭の経営権、
まずは海外展開が白紙になるよう、手を打っていたのでした。

ミヌが盗んだ帳簿は国税庁に渡ったようで、
雲岩亭に税務調査が入りました。
海外支店のオープンが間近だったのに天を扇ぐボンジュ。
可哀想だけど、ユン先生たちが話してたとおり、
経営を知らない素人が無謀に突っ走っても、失敗するだけ。
やり方はナンだけど、暴走するボンジュを止めるいい機会(ヘンな言い方だけど他に思いつかず…)だったのかも。。。

更にマツモトの横槍で、海外経営の認可が取り消され、
益々ピンチのボンジュ&雲岩亭。
ボンジュはどこかへ雲隠れしちゃったし、
そんな中、倒れてしまった総料理長。

日本人に経営権を渡すなんて聞いてない、
利用されて捨てられるのでは?と心配するミヌとユン先生。
すると、心配には及ばない、
マツモト会長が全世界に店舗を展開できたのは、
現地の者を使う戦略で、
彼らを捨てていれば成功はないと説明するヨン先生。
迷いながらも、マツモトを信じて賭ける事にした二人。
ミヌはまだしも、ユン先生は総料理長と旧知の仲のに、
なんで相談しないのよーーー。


マツモトの事を説明し、憤慨するジンスに、
「日本人が何を出そうが関心ない。
俺が今傷ついてるのは、雲岩亭が味を失った事だけ」とソンチャン。
そこにジュヒから、総料理長が倒れたと電話が入り、
雲岩亭へ急いだのでした。

総料理長が倒れたのは心労だけじゃなく、
診察した主治医が首を振るほど、
病が悪化していたからでした・・・。
「ボンジュとソンチャンには言わないでくれ」とジュヒに頼み、
残された時間を病院ではなく、ここで全うすると言う総料理長。
「雲岩亭をこんな状態にしてしまい、
このまま死んだら先祖に合わせる顔がない」と
死の淵にいるのに自分より店を気遣う総料理長に
涙が止まらないジュヒ。

駆けつけるなり、幼い子供のような表情で
心配そうなソンチャンに、
大丈夫と元気な素振りをする総料理長....(T_T)

こんな形で雲岩亭に戻り、
税務調査が入った事、海外進出がダメになった事を聞いたソンチャン。
この危機に戻る決意をしたかしら~
いや、ぜひ戻って支えて欲しい・・・。

「食客」他の回はこちらです。


食客 5 (KCデラックス)
講談社
ホ ヨンマン

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