食客 第14話

「最終決戦:兄弟対決」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
「一番安い部位で高級な味を出す」
気軽に買える牛のモモ肉で作る料理を思案中のソンチャン。
ふと、この料理には、以前味見させてもらった
総料理長の仕上げ醤油が合うと思いつきました。
あの時、海の香りがする醤油を味見し、
隠し味にムール貝を使ってるとソンチャンが気付くと、
嬉しそうに笑い、作り方を教えてくれた総料理長。

ボンジュとミヌがハッカンを隠そうとしたので、
「誰に聞いた?」と顔が曇るソンチャン。
それでもしつこく「だから店を出た」と食い下がるジンス。
また同じ事を聞いたら二度と会わないと
声を荒げて否定するソンチャン。

いつも笑顔で明るいソンチャンが怒鳴るなんて、
ショックが大きいけど、事実を隠そうとしてるとピーンと来たジンス。
サッタンヨンユ、雲岩亭、後継者
この三角関係をひもとこうと、考え込んでいたのでした。

最終決戦は、追加の延長線の割には大々的~。
ソンチャンとボンジュの顔写真の大団幕がバーンと貼られ、
競技(放送)が終わったら欲しいわ♪と思わず考えてしまった私(笑)

制限時間は1時間、テール料理を作るボンジュに対し
安い部位のモモを使うソンチャンに唖然…の面々。
「プルコギでは?」と恐る恐る口にするハン編集長に、
そうだと笑顔で答えるソンチャン。
驚くボンジュ、審査員もギャラーリーたちも、
えっ?そんな料理を勝負に?と面食らっていました。

タイムリミットまであと少しというところで、
残りあと二分…をジッと待つソンチャン。
仕上げ醤油のタイミングを待ってると気付いた総料理長。
---使うのは一度だけ。火を弱めた最後の二分に使う
料理の引き締め役だ---
総料理長の言葉が脳裏を過ぎるソンチャン。

ボンジュの方は、早々にユン先生が焼いた器に、
見た目も美しい“牛テールの煮込み”が完成。
もちろん仕上げは、コチュジャンソースに生クリームを加えたオリジナル。
そして時間ギリギリに、
仕上げ醤油をかけたソンチャンのプルコギも出来上がりました。

まずソンチャンのプルコギの試食から。
パサパサして味気ないモモ肉なのに、
軟らかく美味しくて驚く審査員に、
肉の切り方や果汁につけた工夫を説明するソンチャン。
海の香りに気付いた審査員にも、
仕上げ醤油の事を話し、「味に深みを出してくれ、料理を纏めてくれる。
僕にとって特別な醤油です」と答え、
満足そうに笑みが浮かぶ総料理長。
師匠として父として、嬉しい言葉だよねーーー。

一方のボンジュの料理は、
見た目も味も非の内の打ちとごろがないし、
現代人や外国人の舌に合うように作った独特のコチュジャンソースも高評価。
これはどっちが勝つのかわからず、
ソンチャンとボンジュはもちろん、
両社の関係者も固唾を呑んで結果を見守っていました。

料理の味、見た目、独創性すべて満点だった二人、
最後の市場性の点数で勝負が決まる・・・、
その結果、ボンジュは満点、ソンチャンは8点、
韓国牛の納入権は雲岩亭の手に。。。
自信があっただけに呆然・・・のソンチャン。
雲岩亭が勝ったとはいえ、
負けたソンチャンの気持ちを思い、
いたたまれない思いの総料理長。
市場性といえば一般家庭で手に入る食材を使った方が有利っぽいし、
何より主役はソンチャンだし
多分、テジン通商が勝つんだろうなぁ~と思ったら甘かった!
安い部位であれだけの味を出した事に高い評価だったけど、
韓国のソースで世界を考慮し広めたいという思いは、
料理界に関る人々の宿願でもあったのでしょうね。


勝負が終わり「お疲れさん」とソンチャンに声をかけるボンジュ。
勝者の余裕というより、わだかまりが消えたように見えます。
戦い終わった清々しさもあるだろうけど、
いい料理を作りたいという原点に戻れた感謝なのかも?

顔が引きつりながらも笑顔を浮かべて祝福し、
「さすが雲岩亭の後継者。これですっきりした。
少しは腕を見せたかった」とソンチャン。
「十分見せてくれたよ。
…帰ってこい」と以前の兄貴のようなボンジュ。
それに答えず、悔しさを滲ませながら会場を後にしたソンチャン。
そして、誰にも行き先を告げずに旅に出たのでした。

部屋を立ち退くソンチャンのため、
いい物件が見つかったと電話をすると旅に出るからいいと言われ、アパートへ駆けつけたジンス。
そこには迎えに来たボンジュも来ていたけど、
既に住人のソンチャンはいません。

すっかりたそがれてしまい、アテもなくトラックを走らせるソンチャン。
負けた事が相当堪えていたのでした。
黙って自分捜しの旅に出るになんて、
意外と打たれ弱い弟キャラだったのかなぁ。
それとも自分自身で乗り越えようとする強さ?!


江原道に着工予定の新・雲岩亭の建前式が
知事やチャン会長を招いて盛大に催されました。
以前に描いた青写真のように、
ここはリゾートホテルに近く、国内の客はもちろん
カジノに訪れる外国人客の集客を見込んでいました。
建前式が終わると、1人1人が瓦の裏に願い事を書きこみ、
これが屋根に使われるのでしょうね。

ソンチャンがいなくなり、心にポッカリと穴が開いたようで
コンペのビデオを眺めてたいたジンス。
建前式に行く気になれず、友人で同僚のユニに任せたのでした。
しかし、その記事&写真が気に入らず
「雲岩亭と何か?“雲岩亭ミステリー”は?」とお冠りの編集長。
かなり解明しミステリーを人に言う気になれず
言葉を濁して地方の茶畑へ取材に出かけたジンス。

ここには雲岩亭を辞めて田舎に戻ったチョさんがいました。
ボンジュの態度が気に入らなくて辞めたのかと思いきや
あっちへフラフラ、こっちへ…のジャウン先生のせいらしい。

社員と記者たちの前で、
店のすべての権利をボンジュに譲ると発表した総料理長。
あんなに欲しかった後継者の座なのに、
「まだ力不足です」と首を振るボンジュ。
ソンチャンとわだかまりを残したままでは、
納得出来ないのでしょうね。
「雲岩亭が発展するには、
気力溢れる若い頭脳が必要」と考えを曲げなかった総料理長。

あのプルコギこそ雲岩亭の伝統の味で勝ったと思ったのに、
世間が認めたのは違った事で、
自分は強情を張りすぎていた…と気付き決断したのでした。
「変わらぬものもある。あいつの料理に対する“真心”もだ。
金持ちも貧乏も食べられる
美味しい料理を作ろうとしたあの子の気持ちだ」とジャウン先生。
総料理長の思いもジャウン先生と同じ、
だからこそソンチャンの居場所はここ雲岩亭ではないと、
縛らず自由に羽ばたかせることにしたのでした。

取材に来てた他社にいる先輩から、
待令熱手の末裔の秘密を聞かされたユニ。

しばし、たそがれていたけど、
ようやく吹っ切れて商を開始したソンチャン。
海辺の街で煮干を買い込んでトラックに戻ると、
知らないおばあさんが野菜などを勝手に持ち出していました。
「お金を払って」と呼び止めるソンチャン。
悪びれなくトラックに乗り、家に帰ったら払うと言うおばあちゃん。

というわけで、案内どおりに行くたび、ここは違うと言われ
街中グルグルと行ったり来たりしながら、
ようやく到着してやれやれ…とホッとしたソンチャン。
しかし、降りた座席に“認知症です。住所は…”と書かれた札を見つけ、
バイバイ~と無邪気に手を振るおばあちゃんを放っておけず、
トラックに乗せてその街「ハドン郡」へ向かったのでした。

この港町からハドン郡までかなりの距離があり、
一体どうやってきたのか、なぜ来たのか不思議に思うソンチャン。
札に書かれた住所を頼りに家に着き
帰ろうとするソンチャンに、お金を払うと言うおばあちゃん。
野菜はあげるからと、逃げるように帰ろうとしたけど、
「泥棒扱いかい?いいから来な!」と
強引に家に引っ張りこまれたのでした。

しかし認知症ゆえ、どこに金をしまったか忘れていて、
アチコチ探し、ようやく棚の上と思い出し、
そこにある箱を下ろして欲しいと頼んだのでした。
でも箱はどれも空で、棚を物色するソンチャン。
その姿を見て突然、泥棒と思いこんでしまい、
驚いて家から追い出そうとするおばあちゃん。

丁度、茶畑から戻ったジンスとチョさん。
家の中から「泥棒!」と叫ぶ声が聞こえて来て
男をほうきや桶で叩き、容赦無く懲らしめたのだけど、
あら?この人はソンチャン!と気付いてビックリの二人。

「食客」他の回はこちらです。


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