食客 第2話

「料理人対決」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
実子に跡を継がせず、競合で後継者を決める…。
ソンチャン初め、誰もがボンジュの心中を図る中、
言葉を失い会場を後にするボンジュ。

『ニベ』という魚の浮き袋の部分は珍重されるべきなのに、
いい調理法がないのだそう。
確かに浮き袋って食べた事ないわーー。
その浮き袋を使って料理を作れと、課題を出した総料理長。
競合は誰でも参加できるけど、中々ハイそうですか~とは行かず、
料理長のボンジュ、副料理長のミヌ、
そして迷いながらもソンチャンも名乗りを挙げました。
「感動的な料理を作れ。料理は想像力。
想像力こそが料理の歴史を変える」と三人の候補者に言葉をかける総料理長。

ソンチャンが名乗りをあげたのは、ミヌへの対抗心?と思ったけど、
そんな単純な理由ではなかったです^^;
ボンジュを気遣い、
「ごめん、仕方なかったんだ。
料理を始めた時、俺に見込みがないと言う父さんに、
“一番になる”と誓ったんだ」と申し訳なさそうなソンチャン。
「約束は守らないとな。父さんは公平にこの包丁を継がせ気だ。
お前とミヌには頑張って欲しい」と笑顔で答えてくれたボンジュ。
兄貴は怒ってるんじゃないか…とションボリしてたのが一転、
「本当にやるぞ。後で文句言うなよ。
兄貴、頑張るよ」と元気になるソンチャン。

ソンチャンが行ってしまうと固い表情になり、
飾られてる古びた待令熟手(テリョンスクス)の包丁を見つめてたボンジュ。
表向きは、気にしてないよ~と兄貴としての態度をしつつも、
内心穏やかじゃないのでした。

頑張る!と宣言したものの、いいアイデアが思いつかないソンチャン。
とりあえず浮き袋の中に何か詰めようと考えたけど、
その中の食材や味付けも問題です。
ソンチャンの横では、着々と下ごしらえするミヌがいて、
益々焦って苛立ってしまうのでした。

徹夜したのに、いい調理法が思い浮かばず
心身共に疲れ果ててしまったソンチャン。
そんなソンチャンの胸の内がわかっていて、
「まだでしょ?気晴らしに行かない?」と誘ってくれたジュヒ。

実はジュヒはボンジュの恋人。
二人で車に乗り込むのを見てしまい、動揺が走るボンジュ。

後部座席にチョコがあるとジュヒに言われ、
助手席から手を延ばして取ろうとするソンチャン。
おのずと運転席に接近するので、ちょっとドキマキのジュヒ。
そしてソンチャンの方も、「香水つけてる?
室長は遠くいても、いい香りがする」とソンチャン。
もちろん料亭では香水はご法度。
ソンチャンが感じる匂いは、何なんでしょうね~~~。
ジュヒの事を「室長」と呼んで敬語で話していたけど、
タメ口でいい?と了解を得て、くだけた調子で話すソンチャン。
そしてつい「ジュヒ」と呼び、以前はそういう仲だったのが伺えます。


店に戻って来たジュヒから、
ソンチャンの包丁を取りに行ってたと聞いて安心してものの、
「ソンチャンの気晴らしも兼ねて」と聞くと、また複雑な心境になるボンジュ。
「ボンジュさんが一番つらいのはわかってる。
でも大丈夫でしょ?あなたは強いし実力もある。
さすがボンジュさん。動揺してない。
つらい時には言ってね。私がそばにいる」とジュヒ。
ソンチャンの胸の内を言われなくてもわかってあげてやってるのに、
自分の胸の内をわかってくれていない・・・。
ボンジュは恋人としてショックだろうなぁ。。。
誰にも拠りかかれず孤独なボンジュが可哀想。


スタッフが仕込んだ醤油を色々と味見してみるミヌ。
去年のものから、10年もの、
薄口から熟成したものとあるけど、どれもピーンと来ない様子。

ボンジュは、特殊な酢を手に入れるため、
助手を使いに出していたけど、入手が難しいと連絡が。
必ず手に入れるように念を押していました。

そしてソンチャンは、食材を浮き袋に詰めて作ってみたけど、
色取りは良いけど、中のウニと薬草の味が強すぎ
肝心の浮き袋の味がしなく、これでは勝てっこない…と実感。

そんな中、雲岩亭では30名の予約ミスが発覚。
スタッフを前に、電話を受けて伝え忘れたのは誰?と犯人探しをするボンジュとミヌ。
すごい剣幕を前に、「僕です」と言い出せず、
小さくなってるソクトン(ソンチャンを慕ってる見習い)に気付き、
黙ってるように耳打ちするソンチャン。

名乗り出ない犯人探しをしても始まらないので、
ボンジュを中心にみんなで一丸となって、
1時間で30名の料理を作ることに。
目が回りそうな忙しさの中、そつなく急な予約をこなし、
さすが名門の「雲岩亭」
裏でそんな事になってるとも知らず、舌鼓を打ち、満足していた予約客。
ドラマ「王様のレストラン」、客は知らないのよね…と、
鈴木京香がしみじみと語ってたのを思い出したわ~。


犯人探しの時、様子を見ていてソクトンが犯人と気付き、
ミヌにチクッた助手。
「注文の電話なんて取るな!」とソクトンを痛めつけるミヌ、
「俺の助手だ。叱るのは俺の役目」と止めるソンチャン。
「情けない料理人には情けない助手か」とせせら笑うミヌ。
ミヌ=ヨンポ@チュモンから「情けない」を聞くなんて、プチ感激^^;

この騒ぎで床に落ちた浮き袋をソクトンが踏んでしまい、
浮き袋に穴があいてしまいました。
これでは詰め物は作れない・・・、途方に暮れるソクチャン。
(いや、それ以前に踏んずけた物なんて使えないかーー)

課題が出されて3日後、いよいよ審査の日がやってきました。
調理に取り掛かる二人に対し、手がつけられず、
時間だけが刻々と過ぎて行くソンチャン。
テーブルにある浮き袋って、まさか床に落ちたヤツ?と驚いたけど、
HPのあらすじによると、『ミヌの使い残しの素材をもらい』と。


ソンチャンの脳裏を過ぎるのは、
必ず一番になると父に約束した事、
自分を料理人に昇格した父を、「老いぼれ」と罵倒したミヌ、
約束を果たす為にも、父の名誉の為にも・・・。
そんな時、「料理は想像力だ」と父の言葉が蘇り、
あるアイデアが思いついたのでした。

調理する三人や手元を三分割や六分割にして映す映像は、
リアルだし緊縛感が溢れてgood。
浮き袋に詰める事は出来ないなら、巻こうと考えたソンチャン。
「韓国では昔から葉で食材を包んで食べてきた。
巻くことによって、食材がバラバラになるのを防げる」
浮き袋で食材を包み、更に葉で巻く、
そして仕上げは水ではなく、海水で蒸す事でした。

使いに出してた助手が間に合い、
持って来た酢を使ってボンジュの料理は完成。

そしていよいよ実食。
まずボンジュの刺身の混ぜご飯から。
生なので、臭みがあるんじゃ?と懸念する中、
ちゃんと塩で洗い、湯通ししたり工夫していました。
ご飯は自分で精米したものを、鉄分とミネラルが豊富な炭酸水で…と手が込んでいて、感心し試食する総料理長。
歯ごたえがいいし、ご飯と浮き袋の調和も良いと褒め、
特殊な味のするコチュジャンについて尋ねる総料理長に、
「昔行った海辺の食堂で見つけた酢で
マッコリから作っている」と説明するボンジュ。
助手に探させたのは、コレだったのでした。

そして次はミヌの「水ギョーザ」
ソンチャンに対して嫌なヤツだけど、
この年齢で副料理長になるだけあって、腕は確かなのね。
二色の花に見立てた水ギョーザ、
内臓の臭みを取るためとザクロの花に見えるように、
ギョーザの中心に緑茶の葉を置いたり、
料理と合うようにと竹のスプーンを用意したり、
スープにニベの骨を使って具との調和を計ったりと、
工夫も中々で味も最高。
そして仕上げは、お醤油でした。
スタッフが作った醤油に満足せず、
「母が作った17年もの」を使ったミヌ。
母への思いが込められていて良いですね~

そしていよいよソンチャンの番。
急遽作ったので、料理の名がないと言うソンチャンに呆れつつも試食し、「口いっぱいに海の味が広がった」と総料理長。
そして、「詰め物にしてたらよくなかった。
開いて巻いたから味が損なわれなかった。
たとえ混ぜ合わせるに具材が同じでも、
どう混ぜるかによって味も変わるのだ」と告げ、
水ではなく海水で蒸す工夫に驚き、感激する総料理長。
ソンチャンは、瓢箪から駒…というか、失敗を見事に成功に結びつけたのでした。

三人ともいい出来だったけど、これは勝負。
その結果、今回の勝者はソンチャンと告げた総料理長。
呆然…のボンジュ、納得出来ないと反論するミヌに
「二人とも素晴らしかったが、料理の技術に凝りすぎ、
素材の味を十分に生かせてない。
料理の基本は素材を生かす、ソンチャンは怠らなかった。
食材を落としたのは失敗だが、
短い時間で予定したものより良いものを作った。
それも料理人の腕」と答え、二人に食べてみるように告げる総料理長。

それは確かに総料理長の言う通りの味でした。
更に、ボンジュの酢とミヌの醤油を混ぜたものに、
ソンチャンの料理をつけて食べろと言うので試してみると、
さっきの味より、数倍美味しいーー
「こうやって力を合わせるんだ」と
三人の力で完璧になった料理に満足&感動し、
弟子たちに背中を向けて溢れる涙を隠す総料理長。

競わせて後継者を選ぶというのは、
もちろん正当な跡継ぎを選ぼうといる意志なのだろうけど、
力を合わせながら向上して欲しい気持ちもあるのかも。。。
それでもやっぱり、ボンジュとミヌは負けた気持ちが悔しくて、
拍手喝采を浴びるソンチャンに対して、心から祝福出来ません。

それから数日後、
南北首脳会議で来韓中の北のキム代表が来店すると言う報せが。
キム代表は食通で知られており、
更に午前中の会議が難航した直後だったので緊張した雰囲気が漂い、
南北統一の為にも、失礼のない対応をしていました。
今も受け継がれている宮廷料理について尋ねた後、
庶民の伝統料理はどうなのか?と質問するキム代表。
宮廷漁には詳しいけど、一般家庭の料理に疎い総料理長に代わり、
「今も食卓で食されています」と答えるジュヒ。
すると、こちらが用意した最高級の料理ではなく、
チャングッチャン(これ)が食べたいと言うキム代表。

チョングッチャンを作れない総料理長に代わり、
名乗りをあげたミヌ、それに続いたボンジュ、
そうなると、もちろんソンチャンも名乗りをあげました。
「誰が作ってもいいが、雲岩亭の運命がかかってる。
満足させられなかったら後継者から外す」と念を押す総料理長。
そうなると、二の足を踏むボンジュとミヌ、
しかしソンチャンだけは、辞退しませんでした。

出来上がったチョングッチャンチゲを出すと、
わざわざ作ってくれた事に感謝し、口に運んだキム代表。
見た目でも首を傾げていたけど、食してみるとやはり違う・・・。
乱暴にスプーンを置き、
「これが南のチョン・グッチャンか?」とソンチャンに尋ねるキム代表。
雲岩亭の運命もかかっているけど、
南北統一の運命もかかってる料理だったのに、
一気に顔が強張るソンチャン。
漫画「サ・シェフ」でもこういうような展開があり、
その時は、グルメで味にうるさい人物の心を掴んだのは、
最高級品な珍味ではなく、懐かしい故郷(母親だったかな?)の味でした。
このドラマでは、どうなるでしょう~?


「食客」他の回はこちらです。




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