ベートーベン・ウィルス 第9話

「不惑の人」
  ☆感想とあらすじ(ノーカット版・ネタバレです)☆

辞めると宣言した市響団員達と話し
カン・マエともめた時の話を持ち出され、
もっと酷かったと文句言うイドュンに、
「あなたも悪い。携帯をいじって…」と
発奮させるために仕掛けたとわかってるヒヨン。
でもそのヒヨンも、「クソ」と発言の事を持ち出されると、
あれは八つ当たりだったんじゃ?と思い始めました。
実際下手だったと諌めるヨンギだけど、
そんな彼も、指導する価値ないと酷い事言われた1人。
結局この3人は、カン・マエに反抗しようという結論に。
単純?と思ったけど、傷つけられた心は根深いのよね。。。

そんな3人の意見に猛反対するガピョン。
前回の、クビ事件があったけどそんな恨みはなく、
「カン・マエに得がないのにけなすのは、我々を育てるため。
指揮者は船長、反抗したら全員海に落ちる」と説得。
何となく納得したものの、辞めた団員達を引き止める作戦には、
なんだかんだと理由をつけて、避けていた3人でした。

団員だけじゃなく合唱団まで辞めると言い出しました。
「練習だけでも他の人と代わって…」
と言いづらそうな団長(?)に頷き、
後をゴヌに任せると告げたカン・マエ。
何も聞かされてなかったゴヌはビックリだし、
合唱団のみんなも、新しい指導者がオーケストラと二足のわらじで音大を出てない、数ヶ月前まで楽譜も読めなかったと聞き、大反対。
すると「練習楽しくしたいのでしょう?
指揮者が折れると思った計算が外れました?
曲のことなんて頭にない」と怒るカン・マエ。
温厚そうな団長さんも腹が立ち、
「この事態を私達のせいにしているが、
成功は団員のせい、失敗は指揮者のせいと言う先生が我々の能力を引き出さねば。士気も高めないと。
人のせいにしないで。先生がダメにした」と。
正しいと思ってやって来たカン・マエには、
ガツンと頭を叩かれた気分だったのかも。。。


この事態に大焦りで、彼らに謝るように頼む市長。
ところがそんな気はサラサラなく、
「団員はオーディションで次点だった人を呼べば良い」と余裕のカン・マエ。
彼らには既に課長が連絡してたけど、
市響団員から呼びかけられたようで、全員から断られたと…。

パク先輩と手分けして
補充要員を捜すカン・マエだけど、中々見つかりません。
第九から曲を変えては?とパク先輩に言われても、
「辞めた連中の鼻っ柱を折らねば」と意固地な事を言いつつ、
第九だけを練習した研究団員たちの為にも
絶対に変えない
」と優しい一面を見せるカン・マエ。。。
そんなカン・マエの気持ちに打たれたパク先輩は、
新しい団員を見つけようと気合を入れ直していました~。

出て行けと言われたのに、
カン・マエ特集が載った本を持ってきて読み始めるルミ。
最初は褒めたたえる言葉が並んでいたけど、
「彼はいつまで持つだろうか」と否定的な文が。
戸惑うルミに続けるように促すカン・マエ。
“彼は六ヶ月以上、一つのオーケストラに留まったことがない。
筆者は予言する。団員達の抗議が置きるだろう。
彼は市響に愛着などないからひと月以内に韓国を去る”
ショックを受けながらも、
「ひと月我慢する」と冗談を口にするカン・マエ。
励まそうと思ったのに逆効果になり、ションボリ…のルミ。

部屋を出て行く前に、
自分が説得し、二人の団員が戻ったことを言うと、
「まだ楽長気取りか?あの日のスープのせいか?
勘違いだ。私にとってお前は下手で耳が遠いお荷物団員。
それと弟子の恋人。あちこちにいい顔するのは浅はか」と、
きつい言葉を投げつけるカン・マエ。
「ただ力になりたくて…」と涙がこぼれるルミ。
「その力はゴヌに捧げ」と声を荒げるカン・マエ。
そう言ってしまってから、後悔の色が浮かぶのでした。
「指揮者と団員…わかってたこと」と自分に言い聞かせるルミ。

イドュンが電話で「交渉」と話してるのを聞き、
ヒヨンとヨンギを含め3人が
市響団員たちの味方になったと知り激怒のルミ。
「カン・マエは私達を受け入れてくれた」と言うルミに
「実力で入った」と何様のイドュン。
「クビにしてもまた受け入れた。
楽長もマスターも変えられる、そんな人が私達を採った。
研究団員として見学させ、私達に機会をくれた。
第九をやると言ったのも、ガピョンさんを受け入れたのも…。
憎まれ口を叩いても、
最後は私達の力になってくれた」と説得するルミ。

あれがカン・マエ流の親しみだと言われても、
半信半疑のイドュンに、
「お前もそうだ。わしに憎まれ口を」とガピョン。
うん、確かにそうだわ!

その頃、ヒヨンとヨンギを連れて
カン・マエの元へ交渉へ向かった市響楽長たち。
人格を尊重、練習時間、侮辱的発言への謝罪と再発防止…と言いたい事を述べる楽長。
黙って聞き、ヒヨンとヨンギと話したいと言うカン・マエ。

日頃の鬱憤を晴らす時と憎まれ口のカン・マエに、
「仲裁がしたいだけ。我慢して謝罪して」と頼むヒヨン。
すると、またクソ発言をするし、
ヨンギには話す価値がないと言わんばかりのカン・マエ。
頭に血が上り「人間として言わせてもらう。
あんた指揮以外に何が出来る?
ショックを受けたくせしてカッコつけ、あんたこそクソ」とヨンギ。
前までヘコヘコしてたくせして子供に恥かしいと、
また傷つける事を言うカン・マエ。
「子供や友達の意味も知らず、犬しか知らない男だ。
怖かったからヘコヘコした。でも気の毒に思った。
友情も愛も義理も知らない。人生には音楽より大事なものがあるのに」と涙で訴えるヨンギ。
ヨンギを宥め、自分達も卑怯だったと詫び、
「でも先生の撒いた種。私達にも感情がある」とヒヨン。
まあそこまではわかるけど、
「先生みたいな人は子を育てては行けない」ってのは、
言いすぎだよーー)


「詫びれば済む。つらいけどみんなそうして生きている。
そえすればみんなも助かる」と頼み、出て行った二人。

二人に言われ事が胸に突き刺さり、
私はヘンタイか?見るのも嫌か?とゴヌに聞き、
「私の指揮は真似ても気概は真似るな。
この際、デビューするか?私は引退する」とカン・マエ。
弱気になってるのに気づき、車から降ろし。
「これは車。気に入って貯金をはたいて買ったのに
突然自分を鳥だと言い出し飛んでいくと。どう思います?
先生は確かに変態で性格も破綻してる。
そんな事も知らずに生きてきたんですか?
40なら自分の生き方がわかるでしょ。
逃げないで。先生は師匠で人生の先輩です」とゴヌ。
ゴヌの励ましに笑顔が戻り、
「good」とお茶らけた返事をするカン・マエ。
慰める気なんて無いといいつつ、ちゃんと励ますゴヌにも、
ジッと聞いていたカン・マエにもジーンと来た。。。


デビューに備えてタキシードを新調してくれたカン・マエ。
「デビューはお前を利用し、観客に比較させるため。
次の指揮者と雲泥の差だとわからせないと」言うけど
ゴヌが気を使わないようにそう言ってるのかも。
ルミとは順調か?と聞くと、もちろんと答えるゴヌ。
すると何だか寂しくなり、
「40にして惑わず…。嘘だ。みんな惑っている」と呟くカン・マエ。

ヨンギたちに抗議されて落ち込んでるだろうと思い、
カン・マエを呼び出したものの、
また叱られないように、どう対応しようか練習中のルミ。
「浅はか」の真髄を見せようと、
7枚のビスケットを一度に頬張って見せようとリハーサル。
後ろからその姿を見て吹き出してしまうカン・マエ。
そして、交渉の事を聴かないのか?と切り出し
「私は子供だそうだ。私のように人間は子を育てるなと。
…謝罪に応じようと思う」
笑いながら話しているけど、涙を堪えていたのでした。
そんな気持ちが痛々しくて、泣いてしまうルミ。
自分の為に泣いてくれる人がいる…、
でも戸惑って何も出来ないカン・マエでした。

辞めようとした団員達を前に、謝罪文を読むカン・マエ。
遺憾だから、言葉も詰まってしまいます。
「心から謝罪…」と言いかけて、
影から見てるルミの姿が目に入り、「しません」と宣言
そして上っ面の謝罪文を破り、本音を語ったのでした。
「実力がないから才能を伸ばす。そうすれば公演も成功し手当てまで出る。なぜそれをしないのです?
実力以外のことを問題にしましたか?
言い方は生まれつきですから直せません。
その代わり約束します。
給料も諸手当も保証します。国家の演奏にも報酬をつけ、
スケジュール以外の演奏もさせません。
何より皆さんに恥をかかせない。
観客の心が洗われるような音楽を奏でてみせます。
それが市響を始めた目的であり夢。
皆さんにもその夢を共に形にしてもらいたい

カン・マエの思いは、みんなの心に熱く響いたのでした。

影で見ていたルミに声をかけ、
「これでもう泣くな」と笑顔見せるカン・マエ。

この出来事がカン・マエとみんなの絆を強くし、
そして不協和音が漂っていた市響団員と研究団員は
結束力が生まれたし、なんだかいい方向になった気がします。

練習が終わって帰ろうとしたカン・マエの耳に
ハッピーバースディの演奏が・・・。
この前まで自分を嫌ってた団員たちが弾いてくれ、
そして紙吹雪やプレゼントまで~~~
呆然としてプレゼントを受け取っていたカン・マエ、
そんなに感動したのねーーーと思いきや、
「今日じゃない。陰歴に祝う」と。
でもこれはカン・マエ流の照れ隠しでしょうね♪

バースディケーキまで用意してくれていて、
「誕生日を祝うのは久しぶり」と声が震えるカン・マエ。

楽しい輪の中から抜け、帰ってしまったルミ。
ドンドンとカン・マエに惹かれていき、
冷静で居られなかったからでした。

今日は公演日だというのに、生憎の嵐。
延期を勧める市長に断るカン・マエ。
すると、「公演会場に被災者が非難してる。
気が立ってるから近づかないように」と注意する市長。
その言葉どおり、団員たちに向かって
「金持ちは気楽」と思わず嫌味を言ってしまう被災者たち。

公演を強行したけど、看板や横断幕は吹き飛ぶし、
大雨でぬかるみに嵌った楽器を積んだトラックは埋まるし、
時間に間に合うかどうか・・・。

課長からカン・マエに書類にサインを頼まれ、
ホントは避けたかったけど、押し付けられて控え室へ向かったルミ。
課長の言うとおり、不機嫌なカン・マエだけど、
しばらく顔を見せなかったルミに、体調は?と気遣い、
そして「ゴヌとデート?じゃないな。浮気か?」と。
浮気は少しだけ当たっていてドキマキし、
「ゴヌが好きです。でもゴヌはどうだか」とルミ。
このゴヌは目の前の自分を差してるのだけど、
あっちのゴヌと思い「好きだろう」と答えるカン・マエ。
「本当に好きなの?もう1人のゴヌは?」とルミ。

指揮者デビューを前に、感じがつかめなくて
カン・マエの控え室へ向かったゴヌ。
そこではルミとカン・マエが真剣な顔して向き合っていて、
「いい年してひねくれ者のゴヌです」とルミの言葉が聞こえ、
驚いてドアにぶつかってしまったゴヌ。
ゴヌの腕を引っ張ってきて「もう一度言え」とカン・マエ。
カン・マエもルミに惹かれているから、
いい方向で応援してあげたい気持ちも山々だし。
ルミのこういう真っ直ぐなところがいい所なんだろうけど、
恋人と思ってるゴヌが哀れに思っちゃう・・・。


「ベートーベン・ウィルス」他の回はこちらです。




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