ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー 第1話

「オーケストラの誕生」
☆感想とあらすじ(ノーカット版・ネタバレです)☆

開演まであと10分、
主催者の懇願にも脅しにも屈せず、
「こんなレベルではオーケストラとは呼べない」と
頑なに指揮を拒否する世界的な指揮者マエストロ・カン。
略して“カン・マエ(「白い巨塔」チャン・ジュンヒョクのキム・ミョンミン)

それから10年後、、、

未来の指揮者となるカン・ゴヌ(「ファン・シニ」ウノ「プラハの恋人」ジェヒ弟のチャン・グンソク)は交通課の巡査。
暑い中、繰り返されるトラブルにウンザリしていました。
道を塞いで、衝突事故の責任をなすりつけ合う男たちにとうとうキレてしまい、片方の車に乗りこみ、もう一方を押っつけて無理やり解決!

未来のオーケストラの楽長、トゥ・ルミ((「太王四神記」スジニのイ・ジア) 音楽大学でバイオリンを学んだものの、入った楽団はことごとく解散(運が悪いのね)、市役所の公務員をしてました。
同僚達にリクエストされるけど、誰もクラシックなんて分かっちゃいない。
心の中では「あんなた達の為に演奏しろ?!」と
キレて凄みながらも、こんなしたらクビに決まってると、ガマンして演歌(?)を弾いて盛り上げ、『人生なんてこんなもの』と自分に言い聞かせる日々。

役所でコピー取りやら雑用の毎日の中、
海外で活躍してる同級生をネットで見たルミ。
うまいし、何よりちゃんとバイオリンをやってる・・・。
ムカつく…と屈辱感を覚え、クラシックへの情熱が燃え、
市をあげて音楽の都市を目指す、
“プロジェクトオーケストラ”の企画を立ちあげたのでした。

メンバーも揃って準備が進む中、生き生きとしてたルミ。
ところが、依頼したフロデューサーが詐欺で逮捕され、
それにまんまと引っ掛かってしまったのでした。
集まったメンバーの前で跪き、
「初めてベートーベンの“ロマンス”を聴いた時、、
感動で目の前が真っ白に。
音大を卒業しても留学経験がないと楽団に入れない。
私は今まで公演をしたことがありません。
嫌々公務員をしてるけど、今でも“ロマンス”を聴くと幸せに。
ギャラは払えませんが、助けてもらえませんか?」と
音楽への情熱と公演への思いを語って頼むルミだけど、
残ったのはパク先輩(「スポットライト」社会部副部長)1人だけ。

バスタブに沈み、崖から海へ身投げした気分になりながら、
「“天が崩れても脱け出る穴がある”と人は言う。
でも私に必要なのはお金…3億」と呟くルミ。
そう…死んでなんていられないのでした。
まだ詐欺を知らない市長(「春のワルツ」スホ父「チェオクの剣」ペク・チュワンのイ・ハヌィ)から、
「音大出身のルミさんだから出来る。
わが市の死活が君にかかってる」と激励の電話が入り、
「穴は自分で掘る!」と自らメンバーを集めて、
プロジェクトを成功させようと決意したのでした。

アチコチに団員募集の貼紙をするルミ。
それに興味を示す男、
貼紙を剥がすバイトをしてる女子高校生。
イチゴ牛乳を手にし「わしは白い牛乳しか飲まん!」と
偏屈…というか、ボケて来てるらしいおじいさん。
↑後々、病が進行して深刻になっちゃうのかな…。
家族の世話に明け暮れている主婦チョン・ヒヨン
(「ファッション70」ヤンジャ「冬ソナ」チュンサン母のソン・オクソク)

チラシを手にした彼らが
オーケストラに入ってくるのでしょうね~。

隣町からトランペットの音色が聞こえ、
引き寄せられるようにその家へ向かい呼び鈴を押したルミ。
オーケストラに誘おうと思ったのだけど、
言い出す前に「もう吹きません」とアッサリ撃沈。

トランペットの彼はヒヨンの甥っ子で、知り合いが海外へ行ってる間、庭の草狩りなどを条件に留守番がてら豪邸に住むカン・ゴヌ。
冒頭に登場した警察官で、そのトラブルで休職中の身でした。
なら時間があると喜ぶルミに、
チラシを見てオーケストラに誘ったけど断られたし
一度言い出したら聞かない性格と話すヒヨン。

でもこんな近くにいるトランペッターを見逃したくなく
「困ってる人を見たら放っておけない優しい子」
とゴヌの性格を聞き、作戦を考えたルミ。
心を揺さぶるようにウソのチラシを作って配り、
ゴヌの前でバイオリンを奏でたのでした。
耳の障害があるってのはやりすぎじゃーー?

“追伸 トランペッター募集”の一言に、心が揺れるゴヌ。
焦ってるせいか、
「口の形からトランペットを?」と話しかけるルミ。
待っていればいいのにねぇーー。
拒否されてガックリしてる間に、電車から降りてしまったジヌ。
ところがやっぱり「優しい性格」ってのは当たりで、
「独学だからあまりうまくないよ」と遠慮がちに、
誘いに乗ってくれたのでした。
謙虚にそう言うけど、試しに吹いてると通行人が足を止めるほど、腕前は確かのようです。
うまく勧誘したと思いきや、
市長からの電話にルミが普通に話してしまったもんだから、
怒って帰ってしまったゴヌ。

再来週、市長が見学に来ることになり、
早くメンバーを揃えなくてはならなくて、
入団基準をドンドンと下げ、何度もチラシに上書きしていくルミ。

ようやくメンバーが集まったけど、
トランペットだけが見つかりません。
穴が開いてたトランペットケース用にシールを渡したり、
ジヌをスカウトしようとつきまとうルミ。
あれだけの腕ならプロになれたのにと言われ、
「大学を出てない。クラシックは嫌い。それをやってる連中も。中でもお前が一番ムカつく」と答えるコヌ。

ルミからコントラバスで参加して欲しいと頼まれ、
忙しいと断ったパク先輩。
何だかよくわからないけど、ストをやってる社員たちから社長宅を守るために、人間バリケードになっていました。
容赦しない社員から生卵をぶつけられ押され、
それでも必死に頑張っていたけど、妻と子に見られ
幼い娘は父の哀れな姿に泣いていたのでした。

かつて大学オーケストラの初代団長を務め、
インカレサークルを作ったこともあり、
ルミを支えてあげる事にしたパク先輩。
会社に疲れたのかもしれないし、
パパのカッコイイ姿を娘に見せたかったのかな~。


オーディションに集まった面々は、
まず、ジヌの叔母でルミの大家さんである主婦ヒヨン。
彼女はチェロ担当で
おばさんと呼ばれると「チョン・ヒヨンです」と釘を刺し、
いつもお母さんとか、お前とかおばさんと呼ばれるから、
ここにいる間は、音大時代の自分自身でいたいのでしょうね。
ところが楽器を結婚する時に売ってしまい、
貸して欲しいと頼んだけど、ルミにそんな余裕はなく…。

その夜、義母の遺影に跪き、
8年間、親身に介護した事を語り、
葬式代の残りのお金を差し出し、
「これでチェロを買わせて。許してください」と頼んだのでした。
ソッポを向く遺影の義母。
そこにタイミングよくクラクションが鳴り、
「あれがお義母さんの返事ですね~」と喜ぶヒヨン。

待望のトランペッター、ペ・ヨンギ(「ニューハート」ペ・デロ、映画「光州5.18」タクシー運転手パク・チョルミン)
大学を出たと言ってるけどウソっぽく
どう見てもキャバレーで吹いてるって雰囲気です。

ソウル市警の楽団でオーボエを30年吹いてたと話す、
イチゴ牛乳のおじいさん、キム・ガピョン(「ホジュン」ウィテ先生「新貴公子」のチェ・ジウの父「12月の熱帯夜」ジファン父のイ・スンジェ)

貼紙はがしをしてた女子高校生ハ・イドゥンはフルート担当。
高い給料じゃないと引き受けれないと言われ、
恐る恐るその金額を聞いてみると、「20万」
まだまだ可愛い高校生ね~って感じで、当然採用。

そしてエレキバイオリン(?)を弾くバイオリン二人組も加わり、
ようやくオーケストラが始動し、第一回目の練習日です。
指揮者が来るまで楽長のルミがタクトを振る事にし、
一度みんなで音あわせをしたのだけど、
1人突っ走ってしまうペ・ヨンギ。
「キャバレーじゃないんだ」と言うパク先輩に食ってかかり、
喧嘩になってしまいました。

トランペット不足なのでこんなヨンギでも貴重(←失礼?)だし、
更にあと数名はトランペットが必要なのでした。
ゴヌを引き入れるために、「押してもダメなら壊すそう」作戦に出たルミ。

ヒヨンから聞いたゴヌ宅のキーロックの暗証番号は、
小学生のような「1234」(笑)
それで勝手に侵入し、「出て行ったらオーケストラに入る?」と
無謀な交換条件のルミ。
不法侵入で警察に通報しようとするゴヌを止め、
なぜクラシックが嫌いなのか聞く事に。
次々と嫌な部分を語り出し「やたら英語を使う」とゴヌが言うと、
「イタリア語」とツッコミを入れるルミ。←そうそう!
そういう態度が気に入らないとムキになり
「クラシックをやる人間に二人会った。1人はお前、もう1人は…。
クラシックへの夢をそいつが叩き潰した」と語るゴヌ。

ここで冒頭のシーンに戻ります。
指揮を拒否して帰ろうとするカン・マエを捕まえる主催者。
「五分だけ考えさせて欲しい」と渋々従ったカン・マエの前に現れたのが、中学生(小学生?)のゴヌでした。
「学校の宿題で、指揮者と話したい。
“クラシックは○○だと定義すると…”」と言うゴヌに、
「四角じゃなく?」と、ふざけてるんだか本気なんだかのカン・マエ。
そして「自分はどう思う?10分考えろ」と聞かれ考え込むゴヌ。
傍で主催者が時計を指差して急かすもんだから、
すぐ答え出すゴヌに、「まだ1分経ってない」と遮り、
答えにいちいち茶々を入れ
「お前は定義をわかってない。
オーケストラ同様観客も最低」と呆れるカン・マエ。

クラシックへの思いが粉々に砕け散り、
怒りの表情で「クラシックはクソだ」と宿題の答えを書いたゴヌ。
でもカン・マエはキツイけど、なんかわかるような・・・。
教科書どおりの答えで、
ゴヌ自身の思いがなかったような気がします。


それを聞いて、ひどい人。名前は?と聞くルミに、
おかしなことに…と言いかけて、ムカつく奴と答えるゴヌ。
カン・マエの本名は、同姓同名なんだろうね~。

そんなヘンな人なんて二人といないと言うルミに
「いる。お前だ。嫌がる相手に脅したり…。
自分がクビにならない為に」とジヌ。
その言葉が胸に突き刺さり、退散する事にしたルミ。
出て行く時に
「確かにクビになりたくない。でも公演は流れる。
17年楽器をやったけど、公演したことないの。
うちのオーケストラの人はみんなそう。
みんな下手だけど、やれば出来るって…。
そういう気持ちもあるの」と語り、涙がこみあげるルミ。

待望のトランペッターが来てくれたけど、
「いないと困るでしょ?」と足元を見て
高い給料を提示する高飛車な奴。
市長の視察に間に合わせるため、
条件を呑んで入金したのに時間になっても現れません。
そこに現れた救世主がゴヌ。
しつこいルミに辟易してたけど、
ルミの公演への思いに打たれたのね。

高飛車なトランペッターは遅刻して来た上に、
合奏してるのに、携帯電話で喋りまくってる有様。
ファーストパートを任され、始まったら入るって言ったのに一向に入る気配がなく、指揮をしながら顔が強張るルミ。
みんな文句を言いたいけど我慢する中、
ファーストパートの音色がーー。
高飛車野郎じゃなく、ゴヌがファーストを吹いている…
イヤーな空気が和やかムードに変わり、
高飛車野郎抜きで、まとまった合奏が続いたのでした。
楽しそうに演奏するみんなの姿と音は、何だかジーンと来るわ~。

市長へのお披露目もうまく行き、
あとは指揮者が来れば完璧。
ルミが手配した指揮者がカン・ゴヌ先生と聞き、
「もしやマエストロ・カン?」と知ってたガピョン。
実力は申し分ないけど、
オーケストラキラーと言われるほど求める水準が高いと言い、
昔、見た公演の事を話しました。
国内有数のオーケストラなのに気に入らず、
結局、冒頭のシーン、ゴヌとのやり取りの後、
渋々タクトを振ったのでした。
しかし、客席に大統領が来てたのにも関らず、
途中で指揮をやめて「今の演奏はクズ。これを聴くならチケットを払い戻してCDを買う方がいい」と観客に告げ、ステージを降りてしまったカン・マエ。
そして彼は、音楽界から追放されたらしい・・・。

そんな彼とやって行く…と緊張が入る団員たち、
そして「クラシックは○○…。そいつだ」と呟くゴヌ。

その頃、ベートーベンの運命のBGMが流れる中、
10年ぶりに愛犬と共に帰国したカン・マエ。

「ベートーベン・ウィルス」他の回はこちらです。




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