犬とオオカミの時間 第12話

「解けていく謎」

「“イ・スヒョン”、久しぶりだな。
君には伝えたいことがたくさんある」
謎の人物(チョン部長)の言葉が信じられないケイ。
でもイタズラじゃないと感じたようで、
プロジェクターに入ってたCD-ROMを持ち帰ったのでした。

二度と青幇(チンバン)協力したくないヨンギル。
しかし、「チンバンの事は私よりご存知でしょ?
お嬢様のために考えてください」とペ・サンシクに脅され、
結局、チンバンの沼底から抜けきれません。

幹部と話していても、つい考え込み心ここに在らずのケイ。
「疲れてるなら休め」と気遣うマオに、自嘲するペ・サンシク。
自分に対しての態度と全然違うものねーー。

輸入品の中から、象の彫刻がなくなっているのに気付き、
後からBSエンターが追加し、引き取った物と聞き、
ケイに会って確かめることに。
「会長の個人的な物で自宅へ」と言われ、とりあえずは信用しました。
思い切って自分に似た男の話を聞いたケイ。
「全然違う。行動も性格もスヒョンとは正反対」とジウの答えに、
謎の人物が言ってたのと同じ名前“スヒョン”に愕然となるケイ。
そんなケイを見て、「一つだけ似てる点が。
スヒョンも今のあなたのように、
時々別世界の人に見えた」とジウ。

自分は本当にイ・スヒョンなのか…。
ここ数日悩んでるケイを見て、一対一で話すことにしたマオ。
すり込まれた記憶しかないケイにとって、
謎の人物よりマオの方が信用できるのでしょう。
それに反応を確かめたかったのかも?
情報院が接触してきたことを話し、
「自分に似た諜報員がいて
同一人物だと言って抱きこもうとした」と告げたケイ。
すると、抱きこみに成功したらお前はここにいない」と笑い飛ばすマオ。
会長が信じてくれるなら…と
後は自分で解決することにしたケイ。
「共に死を乗り越えたら信頼などいらない。
一心同体だ」とケイを絶対的に信用しているマオ。

ミンギにコーヒーを渡すフリして
機密データ入りのカップの中入れて渡すミョンジェ。
傍からみれば、何でもない素振りでも、「あの二人、何してるように見える?」とチェックが厳しいパクチーフ。

青幇(チンバン)がバラ撒いた“バルーン”が猛威をふるっているのに、
さっぱり尻尾が掴めなくてイラつくイルト。
そこに、ミョンジェが仕入れたデータ...ヨンギルのがやってるリゾート法人からタイに送金内容を持ってきました。
ただの輸入品にしては、190億という大金を見て、
「やっぱり美術品に隠してたんだ」と確信したミンギ。

先日事務所に乗り込んだ時の事を言われ、
「焦ってた。ごめん」と謝るミンギ。
すると、「でも私より先にケイさんに」と言うジウ。
またしても「ケイ」の名に辟易し、
「謝りたいのは君だけ。絶対に作品に隠して麻薬を運んだんだ。
申し訳ないのは、君たちを利用するヤツらの証拠を掴めないこと」とミンギ。
おお!カッコイイ~。 
マオが、仕方なくとはいえ娘を利用してるのは事実だもんね。

ところが、実父の事を悪く言われてカチンと来たジウ。
わかってもらおうと、「チンバンの一員だ」とミンギ。
すると益々機嫌を損ね、
「父は娘を利用したりしない」と、行ってしまったジウ。
ジウとヨンギルを守りたいだけなのに、
わかってもらえないし、つい言いすぎてしまうし…、
歯がゆい思いのミンギ。

意を決してヨンギルに自分の正体を明かし、
「青幇(チンバン)に利用されてますね?」と切り出したミンギ。
しかし聞き耳持とうとせず、追い返したヨンギル。
「ジウの幸せのためです。
逃れるには相手を潰すのみです」と必死に説得したミンギ。
この言葉は、ヨンギルの心に響いたようだけど、
でもやはりチンバンに逆らうこと出来ないし、
組織を知ってるだけに潰すなんて無理だろうと
思っているのでしょう。


ジウの方も、ミンギにはああ言ったけど、
象の彫刻のことが気になっていてマオの邸へ行き、
ケイに水を持って来てと頼んで席を外させ、
その隙に象の彫刻をカメラに収めたのでした。
帰り道、一刻も早く確かめたく、
ホンモノの写真を見比べてみると、偽物・・・!
騙されてたなんて、利用されていたなんて、
怒りがこみ上げるジウ。

その事を話し、「麻薬も偽装して輸入されるとか?
正直に言って。パパも利用されてるの?」と言うジウに、
「カン君を信用するな。彼は疑うのが仕事だ」とヨンギル。
いつまで逃げるの?逃げるのは一度で十分
私が調べる。あの人達を許せない」と真っ直ぐな目を向けるジウ。

その頃、ひどく驚いた様子で、呆然としていたマオ。
またタイから無謀な司令を受けたのか、
ジウが事実を知ったのに気付いたのか
まさか、ケイの正体を知ったからなのか・・・。

何者かの密告で、社外捜査がオ・チーフにバレ、
「今までカン室長の為と目を瞑ってきたけど、今回は違う」と
監察チームの調査が入り、身動き取れなくなったミンギたち。

「どうすればジウのお父さんを説得できるかな…」と悩むミンギに、
「内偵を受けてる身なのに」と叱咤するピョン。
そこに何者からか電話が入り、コッソリと出て行ったので、
何事?って顔してたミンギ。

呼び出した相手はケイでした。
ミンギと一緒に行動してピョンが、情報屋だと調べ
「イ・スヒョンの事を調べて欲しい」と。
このケイの行動は思惑どおりで、
こちらから送った情報をケイに渡すように命じたチョン部長。

いつまで逃げるの?とジウに言われた事で、
決意を固めたヨンギル。
「私が我慢すればいいと思ってた。
お前の言う通り、逃げたらまたヤツらに振り回される。
これ以上、逃げたりしない」と
ヨンギルの言葉に安堵し、抱きしめるジウ。
私のパパならわかってくれると信じていたのでしょうね。

「今回の件でジウを傷つけたくない」と釘を刺し、
帳簿の入ったケースをミンギに渡したヨンギル。

それをチョン部長に渡し、
「チンバンの資金洗浄の経路がわかる。
検察に渡せば送金網を遮断出来る」と告げ、
これで懲戒を撤回してください。
他の者は協力しただけ。僕だけの責任」と頭を下げたミンギ。
みんなを庇うところは、やっぱり優しいミンギだわ~。

“犬とオオカミの時間”の絵をジッと見つめて考え込み、
「世界がぼんやりする時間…今の俺のようだ。
彼はこの絵を見て何と?」と尋ねるケイに、
何て答えたら良いのか黙ってしまうジウ。

まだ忘れられない?とケイに聞かれ、
「実は忘れてたのに、あなたのせいで思い出した。
あなたにスヒョンを重ねたけど、あなたは彼じゃない。
だから二度と彼の話はしないで」とキッパリと告げたジウ。
象の彫刻の件で騙され、ケジメをつけれたようです。

BSエンターに検察の捜査が入り、
「組織が黙ってません」と心配するケイに、
「仕方ない。ボスには説明する」と安心させるマオだけど、
ヨンギルが絡んでると気付いてるのか、
この事態を収拾させるのに頭が痛そうです。

検察の取り調べが終わり、会釈して別れたヨンギルとムン理事
何か目配せしていたようにも見える…?

青幇(チンバン)の資金網が断たれた今がチャンスだと
やっきりなってるミンギに、
「家に帰って風呂に入り親孝行し、ジウにも会え。
チンバンを潰すのは長期戦だ。ペースを調整しろ」とピョン。
まるでお父さんみたいね~。

ピョンから受け取ったデータを見ても、
“父はチンバンの捜査中に死亡、
母はチンジンの大規模取引後に殺される”と読んでも、
やはりピーンと来ないケイ。
ママが殺されたのは強烈な記憶だろうに、
それすらわからないなんて、何とももどかしいわーー。

そんな時、イ・スヒョン”の映像を見てるうちに、
自分が持ってる腕時計と同じものしてると気付き、
拾って来た時のこと、
バンコクの家族や友人の事をアファに聞いてみました。
「拾ってきたのは韓国に戻ってすぐ。
孤児だから家族はなく、友達もいない」と聞き、
“自分の過去は、自分が言った話”と知ったケイ。

花束を持ってジウに会いに向かってたミンギ。
しかしタイミング悪いことに、
先にジウの所に来たのはケイでした。
「彼は時計をしてなかったか?
ガラスが割れて壊れた腕時計を」と切羽詰った様子のケイに
「なぜ知ってるの?」と驚くジウ。
「何時で止まっていた?」と食い下がるケイ、
言いながら、いつしか涙がこぼれています・・・。
そのシーンだけみれば、何してるーー!ってわけで、
ケイを殴りつけ、何度も何度も蹴り続けるミンギ。
殴るミンギを止めてケイを庇うジウ。

ミンギには、ケイよりジウの方が憎憎しく見えるのでは?
せっかく持ってきた花束はズタズタになっていて、
まるで今のミンギの気持ちのようです。

その帰り、また呼び出されて約束の場所へ向かい、
ようやく姿を表したチョン部長に銃を向けるケイ。
それに臆することなく(←さすがーー)
「君の名はケイではなくイ・スヒョン。潜入捜査員だ」と言い
証拠の映像を見せるチョン部長。

---カン室長相手に暗記した「ケイ」の経歴や
チンバンの内部の事を複唱してるスヒョンの姿、
彼が喋る経歴は、マオから聞いた自分の知るものと同じ…。
そして「疲れたか?少し休むか?」と気遣うカン室長に、
「はい、お父さん」と答えるスヒョン---

あの時死んだ諜報員が、お父さん・・・?!
言葉を失うケイに、
「潜入捜査員と知ってるのは私とカン室長だけ。
カン室長は死んだから、
君を元の場所に戻せるのは私だけ」とチョン部長。
動揺の色が広がり、それでも違うーーと訴えるように、
スクリーンに映し出された映像を撃つケイ。
顔色変えずに、スクリーンの写真をケイのものからスヒョンに変え、黙って出て行くチョン部長。
君がそう言っても、スヒョンなんだと言ってるように…。

情報院にいる内通者から聞き出した情報で、
「裏切り者はソ・ヨンギル」とボスに電話したマオ。
このシーンに出た情報院内で携帯を持った人物は
パクチーフには見えないけど、ダミーっぽい感じもするし・・・。

邸に戻ったケイに、「幽霊でも見たみたい」と言うマオ妻。
中々鋭い!と感心。

裏切り者のヨンギルを消せと組織からの命令を受け、
自分がやると買って出たケイ。
成功させれれば自分はケイと納得出来る…そんな感じです。

しかし偶然というのは恐ろしいもので、
事務所に潜りこんだその夜、ジウもヨンギルのところへ。
殺すのが早いか、ジウが追いつくのか、ハラハラドキドキ…。

一足早く到着し、覆面姿で銃を向けるケイに、
「誤解だ。マオと話させて欲しい」と命乞いし、
銃を避けようとしたヨンギル。
その瞬間、咄嗟に発砲したケイ。
部屋に入ってきて、
血にまみれて怯えてるヨンギルに驚き、
駆け寄り暗殺者から庇おうとするジウ。
迷いながらも二人に銃を向けるケイ、
やめて…と声に鳴らない声で、振るえて手を差す出すジウ、
その姿は、ママを殺されたときのスヒョンと同じ…。

幼い日の記憶が蘇り、出て行くケイ。
車を走らせながら、
失っていた記憶がフラッシュバックのように戻り、
とめどなく流れる涙・・・。
ねじれた運命を正す最後のチャンスと言われ、
潜入捜査員になったのに、
益々ねじれてしまった自分の運命。
ジウとの再会、愛、殺されたママ…。
映画館で刺されたのはお父さん。
きっと、自分に事実を言おうとしたのだろうに…。
自ら頭を撃ち抜こうとしたものの、
出来ないケイ...いや、もうスヒョンです。。。

「犬とオオカミの時間」他の回はこちらです。


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