朱蒙(チュモン) 第66話

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
--卒本の民をお救いください--
寒空の下、自らの命を賭けて天地の神に祈り続け、
とうとう気を失ったチュモン。

食糧が底をついたら卒本が滅びるのは時間の問題と、
プヨ宮の誰もがそう思って喜んでいたのだけど、
ただ1人、クムワだけは慎重に考えていました。
そりゃそうです。飢えに苦しんでるのはプヨも同じなのだから…。
今は、国境を封鎖している事が功を奏しているけど、破られれば事態は急変するだろうから、早期決着をつける必要がありました。
自分を騙したチュモンへの恨みから、兵をと名乗りでるテソに、
「既に機会を与えた。お前は思いあがり、
うかつに機会を逃がした。下がっていろ」と厳しい口調で告げるクムワ。
悔しいテソを尻目に、ザマーミロって顔のヨンポ。

チュモンが死んだと聞いた時、半信半疑だったのに
マウリョンのお告げですっかり信じ込んでしまった…。
怒りの矛先はマウリョンに向き、
「私は死んだとは言ってません」と言い訳されると、思わず剣を向けるテソ。
テソーーー気持ちはわかるけど逆恨みだよw( ̄∇ ̄;)w!! 
そしてマウリョン、神殿の巫女として見苦しい…。

「これ以上、事を大きくしないで」と懇願する王妃の声に
渋々剣をおろしたものの、やり場のない怒りに涙が浮かぶテソ。

「焦らなくても機会は来る」と宥める王妃の言う通り、
国境の視察に同行するようにとクムワから命令が下りました。
クムワから卒本の村を攻撃するように命じられたテソとヨンポ。

大使者に「チュモンに降伏を勧めて欲しい」と頼むクムワ。
テソとヨンポに命を陣営から遠ざけたのは、
このためだったのかも?
「このままではチュモンの末路は哀れなものになる。
今降伏してくれれば、チュモンを殺さぬ名分が立つ。
チュモンと卒本を守るためだ」と、
クムワはこの戦争に勝つ自信があるらしいし、
今でもチュモンとタムル軍を大切に思っているのでした。
・・・それとも、ユファが悲しまないために?

卒本の村に襲いかかい、容赦なく殺していくテソらプヨ軍。
村を守ろうと戦うプブンノを見つけ、
裏切った恨みから斬りつけようとするナロ。
プブンノ危うしーーってところだったけど、しっかりと避けて(ナロより腕が立つ?)、チュモンに報せに向かったのでした。

チュモンの祈りが届き、卒本に振り続いた雨が止みました。
しかし食糧を求めて南へ向かったソソノは戻らないし、
各君長たちは、飢えと疫病が解決しないことで、
再び不満が沸き、卒本には崩壊の危機が迫っていました。
意識が戻ってその事を聞き、
まだつらい体を押して民の前に出て行こうとしたチュモン。
そこに戻ってきたプブンノから村が皆殺しになった事実を知り、
急いで現場へ向かったのでした。

国境近くのその村は壊滅状態で、
無残な殺された村人の死体の山…(T_T)
ここまでしたのは自軍の兵士の士気高揚のため…。
テソとヨンポが兵を率いていたと聞いても、
怒りというより、呆然としていたチュモン。
民を哀れみ、自分の不甲斐なさを嘆いているように見えます。
---こんな試練を与えるのは教えをくださるためですね?
私は試練に屈しません。卒本お守りください---
再び神殿の前に跪き、天に祈りを捧げ続けたのでした。

大使者がケルに到着し、一旦祭儀は中断。
クムワの意向を聞き、
「プヨに屈するのは漢に屈するも同然。
屈辱を抱えて生きるより、潔く死にます」と答えるチュモン。
「立派な指導者は民の声を聞くもの。疫病と飢えに苦しむ民の泣き声が聞こえないのですか?」と説得する大使者。
「確かに今の私は目も耳も塞がれています。
卒本の民がプヨの計略で皆殺しにされたのを見て…。
しかし民の声は耳ではなく心で聞くもの。
今の私には強い国を求めて死んだ民の絶叫が聞こえます。
陛下にお伝えください。漢と結託したプヨに跪きませんと」
無念に死んでいった民たちを思い、涙を浮かべて告げたチュモン。

降伏に応じなかったのなれば、もう容赦することなく、
「卒本全域の国境地帯を攻撃させろ」と命じたクムワ。
その命を受けたテソとヨンポ率いるプヨ軍は、
村人たち次々と殺していきました。
戦争で犠牲になるのは、罪のない弱い人たち(/_;)

タムル軍もチュモンの指示で守備を固めていたものの、
守る範囲が広すぎるて防ぎきれないのでした。
早く手を打たないと卒本の崩壊は寸前・・・。

大将としてどうすべきなのか・・・。
タムル弓を手にし、「天下に最も強大で豊かな民の国を建てようとしたのに、
戦争せずに卒本を統一したのに滅びるのですか?
タムル弓の主は本当に私なのですか?」と語り掛けるチュモン。
すっかり気弱な顔つきになってるチュモンに、
「大将がくじけたら卒本は一つになれません」と巫女・ソリョン。
しかし、天地の神に祈っても真心が通じず、
自分を信じてくれた民たちが虐殺されたのに何も出来なく、
自信がなくなっているチュモン。
ふとタムル弓に目をやると、
“世に利する朝鮮大王の物”という文字が目に入り、
それがヒントとなったのかな?

神妙な顔つきでやってきて、
敵陣営に忍び込んで、テソの首を撥ねると決意を告げるオイたち。
「大将はゴロツキだった俺達に生きる目的を与えてくれました。
大将になら命を差し出せるし、今も信頼は揺らいでません。
卒本は滅亡の危機にあります。
今、卒本が滅びたら、生きた証も残せません。
死んだとしても大将と卒本は守りたいのです」
口々に思いを口にし、危険なミッションを遂行しようとする三人組。
その思いはチュモンの胸を打ち、
「気弱になっていた自分が恥かしい。
私を信じるお前達がいる。天は私を見捨てない。
お前達は大業を果たす高句麗の支柱。
みんなが死んだら大業へ続く険しい道を進めない」と、答えるチュモン。
チュモンは3人の思いに胸を打たれ、
3人は自分達を信頼してくれねチュモンに涙が溢れるのでした。
3人の心でチュモンも目が覚め、
自ら攻められてる国境付近へ行くことに。
この3人+チュモンの絆が良いわ・・・(゚ーÅ)

連合軍ら追われる民たちを見つけ、助けに向かったチュモン。
見つかったら大変な事になると止められても、
目の前にいる民たちの方が大切なのでした。

連合軍をやっつけて助けた民たちの姿を見てビックリ!
彼らはサヨン一行だったのでしたーー。
封鎖の為に全員での侵入が困難なので、
まず少人数で現状を報せに行こうとしたのでした。

国境近くのオグム山で食糧を待機してるソソノ。
タムル軍の兵士を集めてそこへ向かい、
国境警備の兵士達を皆殺しにして、封鎖を解いたチュモンたち。

戻るのが遅くなったのは、疫病の薬を手に入れてたからと言うソソノ。
飢え→疫病と進むと予測するなんて、先見の目を持っているわ~。
食糧と薬が十分手に入り、「タムル軍、万歳」と声が響き渡り、
分裂の危機だった卒本の各部族が、また一つになったのでした。

食糧と薬剤を民に配り、混乱は収まりつつありました。
その報告を受け、驚くクムワたち。
厳重だった封鎖を破られ、またチュモンへの怒りが増すテソ。
卒本と交易した国を調べるように命じたクムワ。

その夜、クムワが見た夢は、大勢の兵士に追いかけられ
最後はチュモンにトドメを刺される…というものでした。
---大きな災いが待ち構えてます。
数年前の日無光は新しい太陽の到来を告げるもの。
新しい国を建て、子孫が古朝鮮の領土を取り戻し天下を取る。
プヨは衰退し、滅びる---
始祖山の巫女から言われた事を思い出すクムワ。

テソの調べで卒本と交易した国は、
自分達の支配下ではない南の国とわかり、
手をこまねくしかありません。
オグム山の陣地を奪われたから、その道を処断するのも困難で、
「チュモンは膨大な量の穀物を持ち込む方法を見つけました」と告げるテソに、「チュモンが卒本を脱出してる間、何をしていた!」と叱りつけるクムワ。

チュモン大将を信じ切れなかった事を詫び、
「ピリュの民は大将に救われました。
私は大将を主君とし、心からお仕えします」と頭を下げるソンヤン、
そして各君長たち。
裏切ろうとした彼らを責める事なく、
そうなった気持ちが十分にわかっているチュモン。
「今回の事は人生で一番つらい出来事でした。
天は卒本を見捨てませんでした。
天は卒本の民に、苦痛を克服し完全な統一を成し遂げろと。
苦痛を乗り越えた統一は、もう決して揺らがないでしょう
今回の事で考えを得ました。
大業は1人の力で成し遂げられません。
皆さんが私を信じ、任務を全うしてくれたので乗り越えられたのです。
これを胸に刻み、強い国を作るため、全力を尽くします」とチュモン。
今回の一件は、多くの犠牲を払ったけど、
その代償に多くのものを得られた気がします。

「朱蒙(チュモン)」他の回はこちらです。




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