朱蒙(チュモン) 第55話

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆
チュモンが囚われたと知り、牢獄へ行こうとするヨンポを
「チュモンはプヨの敵となるもの。敵と内通したと誤解されます」と止めた大使者。
ヨンポを心配してというより、チュモンと接触させたくないみたいな感じです。

クムワもフクチも信じられない!プヨの人間は信じるな!と怒るオイ。
信じてただけに、この仕打ちはショックでしょうからね。
オイとは逆に「ここからどう脱出するか考えるべき」と冷静なチェサ。
用意周到なムッコが、懐に毒針を隠し持っていて、
見張りを殺して出られそうなのだけど、良い機会が訪れません。

ケルに連れ戻され、いきなりヨンチェリョンからビンタを受けてしまったソソノ。
それにしてもヨンチェリョン、兄のヨンタバルの目の前で・・・( ̄  ̄;)
いや、それどころかヨンタバルを投獄してしまったのでした!
ヘンイン国へ行くと偽ってプヨに行った事への制裁もあるけど、
クムワと結託したら自分の地位が揺らいでしまう…と恐れているようです。
この仕打ちに、「今までお前が道理を踏みにじっても許してきた。
だがこれからは実の兄妹という事は忘れる。
権力は握り締めるほど、砂のように手からこぼれる。
そうなった時、お前が私にどんな態度を取るか」と
絶縁宣言&実の妹へ釘を刺したヨンタバル。

---タムル軍は陛下の同士でした。
私は漢を討つのです。なぜそれが反逆なのですか?
亡きヘモス将軍が嘆きます---
チュモンの訴えが脳裏から離れないクムワ。
ユファとイェソヤが面会に来ても断っていたのでした。

この状況をいい気味~って感じで、せせら笑う王妃に、
「陛下は賢明な判断をくだします」と毅然としてるユファ。
「陛下がチュモンを守ると思ったら大間違い。
テソがヘモスを殺し、その首を漢に渡しても、
権力を奪われても陛下は罰しなかった。
それは肉親への愛着が強いから。
最後はチュモンじゃなくテソを選ぶ」と言い捨てる王妃。

貢物の件で埒が明かず、代わりにチュモンを漢へ送れと言い出すチン大人に、
躊躇していたヨンポ。
しかし、世話係のテマジンから、そうした方がチュモンを災いの元と見てるプヨの悩みは解消されるし、漢との関係も改善される。
成功させれば、ヨンポが認められることに…と言われれば、
ヨンポもつい調子に乗ってしまうのでした。

得意げにそう告げるヨンポを怒鳴りつけ、
チン大人に「帰れ」と告げるクムワ。
自分は漢の皇帝陛下の命でここにいるのだし、
貢物も受け取ってない。チュモンを捕らえてないと食い下がるチン大人。
すると剣を突きつけ、「首を撥ねる」と脅すクムワ。
これはスッキリーーと思うのだけど、
漢との関係が悪化しちゃうのでは?
そしてそれを懸念するヨンポには、
軍馬の調教場へ行けと命じ、
「馬糞を片付けながら、頭の中に詰まってる漢への残滓を洗い流せ!」と告げたのでした。
これは屈辱的な降格処分。
厳しいけど、ホントに頭の中を洗い流して欲しいわ

牢兵に握り飯のワイロ(?)を渡して、牢のチュモンに会い、
ヨミウルが何者かに誘拐されたことを報せたムソン。
プヨの仕業なのは間違いなく、
直ちにモバルモと共に本渓山の砦に戻り、
タムル軍と流民を守って欲しいと頼んだチュモン。
チュモンの安否が気になりつつも、
「必ず砦に帰る」と言うチュモンの言葉を信じ、行動したムソン。

砦を攻められるのは時間の問題で、早く戻らなければ…。
というわけで、ムッコの毒針を使い今晩脱獄することに。

その頃、プヨ宮の神殿に連れて来られていたヨミウル。

大使者からヨミウルを捕らえたと聞き、神殿へ向かったクムワ。
顔を背けたまま「これほどの腐れ縁とは」言うヨミウル。
まだクムワを慕う気持ちがあるみたいな。
「チュモンの生死はヨミウルにかかってる。
タムル軍を解散し、プヨに戻るよう説得して欲しい。
そうすればチュモンに全て譲るし、太子にするつもり」と言うクムワに、
「自分を欺かないでください。
陛下は命ある限り権力への執着を捨てられません。
権力が脅かされれば、いつでも突き放す方。
ヘモス将軍の死に際も権力に執着していた」とヨミウル。
これは図星らしく、何も言えなクムワ。

「チュモン大将は必ず建国し、ヘモス将軍の志を果たす。
それが天が与えたチュモン大将の運命です」
ヨミウルの言葉に、「タムル軍を解散するよう説得せよ。さもなくばチュモンとヨミウルの命はない」と、静かな口調ながら脅しにかかるクムワ。

チュモンを御所に呼び、ヨミウルと会わせた大使者。
「建国は私の父ヘモスの志。遺志を継ぐのが私の運命」と言うチュモンに、
「そそのかしたのはヨミウル。タムル軍解散の説得に呼んだ。
太陽は二ついらない。新しい国を立てるのはプヨの敵となる」と言い返すうちに、段々と興奮状態になって行った大使者。
それを諌めるように、大使者から黙れ!と怒鳴られても、
「プヨの太陽は消えました。日無光を見ましたね。
天はタムル軍を見捨てません」と言い続けたヨミウル。
するとカッとして、ヨミウルを剣で切りつけた大使者。
あーあ・・・ヨミウルが。。。(T_T)

「これでヘモス将軍にお詫び出来ます。
大将の国で三足烏をお守りいたします」
チュモンへは最後まで建国を託し、信じる道を行けるように告げ、
クムワには、ずっと愛を捨てられなかった…と伝えて逝ったヨミウル。
力を振り絞り、心の思いを伝えたヨミウルは、
巫女ではなく、一人の女性としてあの世へ旅立ったのでした。

ヨミウル様…と泣きながら呼び続けるチュモン。
しかし息を吹き返すことはありませんでした。
駆け寄る事もしないクムワを見て、何て非情・・・と思ったら、
クムワの目から涙がしたたり落ちたのでした。
そっか・・・駆け寄る事なんて出来なかったのね。。。
この時のクムワは陛下ではなく、一人の男の表情でした。


しかし陛下たるものは、感情に浸ってはいられないのでした。
未練を捨てるように進言され、
出来ないなら自分がチュモンを殺すと告げた大使者に、
クムワが下した決断は、、、

大使者がフクチに、チュモンを殺す…と告げていた頃、
脱獄を決行したチュモンたち。
方法はよくあるパターンで、一人が腹痛で苦しんで騒ぎ、
兵達をおびき寄せ、毒針でやっつけたのでした。

そんなチュモンたちの前に立ちはだかったのは、フクチ大将軍でした。
「私はプヨの家臣です」と深々と頭を下げ、
チュモンたちに襲いかかってきたフクチ。
いくらフクチでも勝てないでしょ…
チュモンに逃げて欲しいけど、フクチが死ぬのは…と思ってたら、
その騒ぎにクムワが止めに入ったのでした。

「行け。これでお前と私の縁は終わりだ。
ユファとソヤは送り届ける。早く行け」
チュモンに告げて背を向けたクムワ。
この時の表情がまたなんとも・・・。
陛下ではなく息子を送り出す父親のようでした。
プヨに将来を思えば、大使者や臣下の言うように、チュモンを殺すのが得策なのだろうけど、クムワには出来なかったのよね。。。ヨミウルの死も影響したろうし。


クムワの気持ちに感謝し、敬意を表して
チョル(お辞儀)をしてプヨ宮を出て行ったチュモン。
とめどなく涙が溢れるクムワ。
しかしこの親心が、この先はどうなって行くのか。。。

約束が違うと言う大使者に、
「約束どおりチュモンを捨てて縁を切った。
これ以上チュモンの話をしないでくれ」とクムワ。
「後悔しますよ。チュモンを生かしたことを悔いる日が…」と
うらめしそうにクムワに告げた大使者。

テソにトンムン国境守備隊の総官を命じ、
ヤンソルランと共にプヨ城を出るように告げたクムワ。
「権力と欲への執着を捨ててこい。
その時はお前にすべてを与える」と
息子を叱咤し、生まれ変わって欲しいと願っての事だけど、
テソは多分、「また私をないがしろに…」って思ったんじゃ?


砦に戻ったチュモンが真っ先にしたことは、
亡くなったヨミウルを弔う祭儀を行うことでした。
師匠の死を悲しむ巫女たちを前に、
何も出来なかった自分を責めるように涙ぐむチュモン。
しかし大将たるもの、ここでグッと締めなければなりません。
「ヨミウル様はタムル軍と共にいるとおっしゃいました。
建国することだけがヨミウル様の遺志にかなう」と
悲しい気持ちを堪え、皆を奮い立たせたのでした。

そうして次々とまわりの部族を掌握して行ったタムル軍。
いつの間にか、チュモンにヒゲが!
・・・って事は数年過ぎたようです。

「朱蒙(チュモン)」他の回はこちらです。


朱蒙 公式ノベライズ(下)
朝日新聞社
チェ・ワンギュ

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