ファン・ジニ 第23話

サブタイトル・・・「天下の名妓」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆

ジョンハンの手を振り払い、階段から転げ落ちてしまったチニ。
その結果、やはりお腹の赤ちゃんは流れてしまいました・・・。
予告で流れた紅葉のような子供の手は、タンシムの子だったのね。

こんな時こそ、チニの傍に着いていてあげたいと、
都へ行こうとするヒョングム。
でも今日まで飲まず食わずでヒョングム自身が病人のよう。
それで、余計にチニが心配するだろうから、代わりにタンシムが行くことに。
三年後にタンシムが出ないから、どうしたんだろ?と思ってたら、
無事にピョク・ケスの子を産み、教房で妓生をしながら育てていました。
この子はとってもトクパルに懐いていて、
タンシム、トクパル、子のスリーショットは、本当の親子のようで、
トクバルも「育ての親だから」と満更でも無い様子で、
それはそれで幸せそうに見えるけど、
子の将来を思えば、後のシーンでの選択に、、、


子供がいると知ってすぐに、子を失うなんて可哀想なジョンハン。
執拗に追いかけたせいと自分を責めるように、放心状態が続き、
そんなジョンハンを慰め、諌めてくれたのは友人のピョク・ケスでした。
「私は生きる価値もない人間だ。この手で子を殺した…」と
悲しみにくれるジョンハンに、
「あれは事故だ。そのように己を責めてどうなる?
それで子が戻るなら、百回、千回でも責めると良い。
しかし、子は戻らない。。気を鎮め教房へ行き、慰めてあげること。
それがそなたがすべき事だ」とケス。
ここのところ、いい人のケスにジーンと来るわ・・・(゚ーÅ)

タンシムがチニを見舞っていると、
「子がくずってる」とトクパルの声が聞こえ、
子を失ったチニを傷つけてしまったと、申し訳なさでいっぱいのタンシム。
でもチニは、「子に会いたい」連れてきて」と笑顔で頼んだのでした。
まるで逝ってしまった我が子を抱くように、
タンシムの子をギュッ…と抱き締め、泣いていたチニ。
ウルウル・・・もらってしまう...(/_;)

ケスに言われたように、教房にやって来たジョンハンだけど、
どうしても中へ入る事は出来ず、涙ぐみ佇んでいました。
慰めてやりたくても、子が流れたのは自分のせいと思っているから、
会わせる顔がないのでしょうね。。。

その頃、ジョンハンがコムンゴに刻んだ“知音”という文字を撫で、
前に“自分の心の代わり”と置いていった笛を取り出すチニ。
そして意を決したように文を書き、笛と共にジョンハンへ送ったのでした。
---3年間暮らした田舎の村のあの家で、
逝ってしまった我が子を見送りたい---
その思いで愛しそうにコムンゴを抱き、懐かしい家へ向かったのでした。

笛を持って現れたものの、
見送る資格かせないと自分を責めるジョンハンに、
「あの子が亡くなったのは誰のせいでもない。
あの子が自分で選んだのです。
賢く物分りのいい子だったのです。
この世に生まれても父と母は結ばれぬ運命(さだめ)、
二人が無茶をするのでは?と後悔をして暮らすのでは?と
そう考える、思慮深い子だったのです。
これからはそれぞれの手の届く居場所で、
人々を暖かく包んでいけたら…と思います」とチニ。
その言葉に涙が溢れ、コムンゴに合わせ笛を奏でるジョンハン。
我が子を送ると共に、二人の別れの合奏、
その音色は悲しく、胸が詰まる演奏でした。。。


父親に会った事のない哀れな我が子に、
一目だけでも顔を見せたくて、
トクパルに案内してもらい、ケスの屋敷へ向かったタンシム。
決して“あなたの子です”見せつけたいのではなく、
たとえ会えなくても、父親が毎日行き通う道を歩かせてあげたいという、儚い親心だったのでした。

すると偶然、屋敷からケスが出て来て、
子を隠すように、チョゴリの裾で隠すタンシム。
昔のケスなら、何しに来たーーと怒鳴ったろうけど、
今のケスは本当に人が変わって、屋敷にあげてくれたのでした。
尊い方の子なので簡単に名前をつけられないと言うタンシムに、
「私が名付けてもいい。お前さえ良ければ引き取っても」と言うケス。
驚きながらもそうして欲しいと言うタンシムに、
「お前は耐えられるか?さぞ寂しいだろう」とか、
「お前を引き取る事は出来ぬ。気の無い男の傍で暮らすのは辛いだけ」とか、
「二度と私のような男を好きになるな。
そなたの事を心から愛してくれる男に出会うがよい」とか、
そんな気遣いまでしてくれるケス。←私のツボに嵌ってしまった(:_;)

子を手放すのは、ホントに辛いことだろうに、
それでも子の将来を思い、手放す覚悟をして屋敷から出て来たタンシム。
坊ちゃんは?と、子が一緒じゃないことに驚くトクパルに、
「もうタムシムじゃなく、前のようにケトンと呼んで」と、
妓生をやめ、きっとトクパルと共に生きて行くのでしょう。

妓生としての名声を欲しいがままのチニ。
王はもちろん、両班たちも宴にミョンウォルを指名してくるので、
毎晩引っ張りだこで、疲れが取れないほどなのだけど、
愛を犠牲にした分、無理をしてるようにも見えます。

それと反して、さっぱり宴に呼ばれなくなってしまったプヨン。
「しおれていくプヨンが哀れ」と言われても、
力がすべて。越えられなければ諦めるしかないと
聞き耳持たず、チニのスケジュールを書き込むメヒャン。
プヨンに、この悔しさを糧に乗り越えて欲しいと思ってる気がするなぁ。

プヨンの気持ちも知らず(…っていうか、プヨンに対して心を許してる気も?)
「私達はなぜ妓生をしてるのかしら?覚悟して芸の道に戻ったの。
今日の宴で疲れてたせいか、
三度も弾き損じたのに客ときたら、褒めちぎるばかり。
芸の事なんてわからないくせに噂ばかり広がって。
褒めなければ恥をかくと思ってるだけ」と愚痴るチニ。
「ありがたい事でしょ?それで評判が上がるのに。
そんな言葉に飢えてる妓生が教房に溢れている。
多くの妓生たちが次々としおれていく。それが今の女楽」とプヨン。
そんなプヨンの苦しみは、今のチニには理解出来ないみたいな…。

一方りジョンハンは、自ら申し出て恵民署(ヘーミンソ)へ行き、
貧しい民たちの為に親身に働いていたのでした。
元イェージョパンソが…と友の身を憐れみ、
自分を追い詰めるのは良くないと言うケスに、
「自分の居場所に来ただけ。ここからやり直したい。
胸の奥でしか生きられないあの子の為にも」と
罪を背負い、自分がすべき道を全うしようと頑張っていたのでした。

後輩への指導もサボり、酒浸りのプヨン。
叱咤激励するメヒャンにも、
「女楽の行首の座は既に決まったも同然。
王を初め、みなミョンウォルばかり持て囃すのに、
今さら勝負を挑んでも笑われるだけ」と諦めムードなのでした。
「お前は納得できるのか?最後まで戦うのだ。
勝つに越したことはないし、負けても新たな一歩を踏み出せる」
メヒャンの言葉に涙のプヨン。

でもまだ心に火がつく事はなく、メヒャンが考えた策は、
チニとプヨンに女楽行首の座をかけて、勝負させることでした。
チニを贔屓してるように見えても、
フヨンの為を思っているような・・・。


鼓舞と鶴舞の二冊の舞譜を広げ、考えが閃いたプヨン。
最も素晴らしい2つの舞を合わせ、新たな舞を生み出せば、
それこそが最高の舞になる…と、
振りを考え、少しずつ完成に近づいて行ったのでした。

ペンムから託された“鶴の舞 ファン・ジニ”と書かれた白紙の本を広げ、
「行首様、今こそここに記す時が来ました」と呟くチニ。
自分の鶴の舞、それこそが最高の舞になると考えたのでした。
後輩たちの前で舞ってみせ、欠点を聞いてみるけど、
皆口々に、「ステキでした。完璧で直すところなんてありません」と答え、
修練にならない状態が続き、舞譜を記すまでいきません。

ふと、幼い頃に初めて見た妓生の舞を思い出したチニ。
舞なんて見た事ない自分の心を掴んだあの舞、
「舞とは、初めから感銘を受けようとする者を
説得するものではない」と思いつき、
民たちの前で舞を披露し、反応を確かめることにしたのでした。

酒や食事を振舞って人を集め、舞ってみせるチニ。
でもねぇ…、どうせやるなら、
ミョンウォルだとわからないようにやらないとダメじゃないの?


都に勉学に来たというのに、鉄打ちに励んでるソ・ドンギョク。
弟子(「魔王」の刑事・ジェミン)
に言われても、
「これが勉学。学びとは書物の中だけじゃない」と飄々と答え、
芸や学に対して一歩前を見てるって感じです。

ミョンウォルが舞うと聞き、見物に行ったドンギョク。
そこには美しく舞うチニと、それをうっとり…と見てる民たちがいました。
「天下一だと?才があると思ったがこれは天下一の商妓だ。
酒と体を売るだけ」とせせら笑い、その場を立ち去ったのでした。

その声に機嫌をソ損ねて舞を中断し、追いかけて来て、
「ソ・ドンギョク先生ですね?噂は聞いてます。私のどこが商妓と?
天下の名妓とも言われます。一体なぜ商妓と?」と言うチニ。
↑自分で言うかーー^^;
それに舞を途中で止めるなんて、見てる人を思ってないわ…。

「もう既にあの人々が答えている。
そなたは何を思い違いしてるか分かってないようだ」とドンギョク。

唇を噛みしめ、考え込むチニ。
冷静になると、自分がつけてるのは煌びやかな髪飾り、装飾品…、
皆がうっとりと見ていたのはこのせい?
いや違う…と確認したかったチニ。
天下の名妓・ミョンウォルという名が一人歩きして、
それに対してみなが褒めちぎっていると、
プヨンに愚痴っていたのにねぇ。。。

夜になってから、みすぼらしい格好でお面をつけて舞ってみると、
最初は人が集まってきたけど、すぐに飽きていなくなってしまいました。
ドンギョクが言ってた事は図星だった…と呆然と立ちすくむチニ。
今の自分は間違っていたと、思い知らされたようでした。

「ファン・ジニ」他の回はこちらです。



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