ファン・ジニ 第21話

「引き裂かれる愛」

☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆

チニが捕まらないように、自ら兵たちの前に出たジョンハン。
その気持ちを汲みながらも、捕まるのは一緒…という思いで前へ進むチニ。
そこにムミョンがチニの口を塞ぎ、身を隠させたのでした。
チニの思いに、薄っすらと笑みがこぼれ、完成したコムンゴをチニに渡すように頼んで、潔く兵達に捕まったジョンハン。
この時のジョンハンの表情にウルッ・・・(ノД`);・
この先のシーンで、辛い事に耐え覚悟を決めたのは、
チニの愛を確認できたからだった気がします。


コムンゴの裏にはジョンハンの手で彫られた“知音(音色を解する友)”という文字が刻んでありました。
その文字を、コムンゴを撫でながら、涙が止まらないチニ。
都に送られたジョンハンを追いかけようとするチニを
「あの人の気持ちがわからないのか?
お前が行っても何も変わらない」と止めるムミョン。
行けば、自分もジョンハンも死ぬとわかっているのだけど、
愛する人を1人で死なせたくない…、
自分の為に大切な夢を捨てたジョンハンと一緒に
逝ってあげたい…という思いが強いのでした。
それは強い愛情という事もあるだろうけど、
1人寂しく逝ったペンムやウノの事があったからかもしれません。


しかし、気が変わったらしく(←ここは、カット?)
都で身を隠す事にしたチニ。
「今はまだ死ぬわけには行かない」と言い。
お腹の子の存在を認識し、
何とかジョンハンと自分が生きられる術を見つけようと思ったからでした。
チニの頼みに、領議政(ヨンウィジョン)の別宅に連れて行ったムミョン。
ここに入れたのは、父が領議政様の執事だからとウソを言ったけど、
官職の最高位である領議政は、実はムミョンの父親だったのでした。

裏切り者のへの憎しみで厳罰を与えようと考えてた王。
ジョンハンを疎ましく思う臣下はほくそ笑み、
味方のソン長官は、策を講じる前に左遷されてしまいました。
激しい拷問をされても、チニの居所を決して口にしないジョンハン。

ジョンハンとチニを愛するが故に恨みが募っているピョク・ケス。
チニをジョンハンの前に引きずり出して、
苦しむところをジョンハンに見せつけてやろうと考え、チニを何としても探し出すように手下に命じていたのでした。
やっぱりケスってドM…(^_^;)
危険を承知で都に来るハズないという部下に、
「必ず来る。愛とはそういうもの」と言ってたケス。
何だかんだ言っても、「愛」を口にするなんて、少しずつ変わって来てるみたいね。

ジョンハンを助けるためにチニが考えた策は、ピョク・ケスを頼ることでした。
いや、利用すると言った方が正しいかな?
ジョンハンを殺そうとしてる張本人たけど、
でも逆に考えれば、運命を握ってるのはピョク・ケスだから・・・。

自らから拷問場に現れ、犯した罪を問い詰める王に、
「無断で任地を離れ官位を放棄した罪、
妓生を連れ出し妻にしようとした罪、王のご信頼を裏切った罪…。
償う術などございません。この命をお取りください」と俯くジョンハン。
命乞いをしないという事は、自分を捨ててチニを庇ってると思え、
望みどおりに命を断つと宣言した王。
王を裏切ってしまった自分をあがなうために、
命乞いをしなかった気がするんだけどなぁ・・・。

すぐに殺すのではなく、ジリジリと苦しめながら命を断つと言う王。
王もドM?…と思ってしまったけど(笑)
そうしてる間にジョンハンの気が変わる事を望んでいたのかも。


ミョンウォル(チニ)の身を案じるメヒャンに、ジェラシーのプヨン。
プヨンを見てると、姉を心配する親を見て、自分は可愛がられてない?と思ってしまってた幼い頃の自分を思い出してしまう^^;
文句の一つでも言ってやろうと息巻き、女楽・行首のコネを使って宮に入り、
取り調べを受けてるジョンハンの所へ行ったプヨン。
でも王から死の宣告を受け、拷問でボロボロのジョンハンに、
文句なんて言え無かったのでした。
「笑ってやれば良かったのに」と言う先輩妓生に、
「私もそうしようと思いました。でも出来なかった…」と、
あまりにも不憫で可哀想で泣いていて、
愛を拒絶され恨むのは筋違いなのだと気付いたようでした。

ケスをチニの所へ連れて行くため、
取り巻きたち見事に蹴散らしたムミョン(カッコイイ!)
恐る恐るムミョンと共に向かった先にチニが待っていたので、
驚きながらも、ぬけぬけと会いに来た事に呆れ、
屋敷に戻る事が出来たら、チニを捕まえさせ殺してやると息巻くケス。
「イェージョパンソ様をお救いする為、あなた様のお命は頂戴出来ない。
救うことが、本当に殺す事になるのです。
王様にも民にも卑しい妓生にも真心で接し、
その真心であなた様に屈辱を与え続けた男を
今死なせては、あなた様は永遠に勝つことが出来ません。
ならば真心を捨てさせるのです。力あるものに諂わせるのです。
それで、イェージョパンソ様に勝て、私の命も断てるのです」とチニ。
屋敷に戻り、しばし考え込んでいたケス。

チニの計画は、ケスが王に進言する→王がジョンハンの心に訴える→情に折れたジョンハンは自分の居所を吐くだろう…と。
そのためには、牢のジョンハンにチニの居所を伝える必要があり、
プヨンに協力してもらおうと考えたチニ。

普通に考えれば協力してくれると思えないけど、
ムミョンの協力で夜中に教房に忍び込み、プヨンに頼んだチニ。
「あなたが手を貸してくれればあの人は助かる。
私は舞はおろかコムンゴを弾く事も出来ない。体が動かない。
だから妓生だったミョンウォルは死んだ。
今度は、道を外したファン・ジニが死ぬ番」と言うチニに、
「行首様が悲しまれる」とメヒャンを思うプヨン。
すると、「あなたがいるわ。あなたがいて本当に良かった」とチニ。
協力してもらうための口八丁ではなく、
本当に信頼してるって感じで、ジーンと来たわ。。。


チニの頼みを聞き、ジョンハンに伝えてくれたプヨン。

そしてケスもチニの計略どおりに王に進言を。
(進言のシナリオまでチニが考えたのかケスが考えたのか不明)
「本当はジョンハンを死なせたくないのでは?
あの妓生を彼の手で処罰させるのです。
それこそが忠臣を失わぬ道」とケスに言われた王は、
ジョンハンに3日の猶予の間にチニの居場所を言うように告げ、
「そうすれば不問にして、再び重用する。
余をと慈しんだ世の民を悲しませるな」と。。。

計画がうまく行ったらジョンハンは助かるけど、
チニは死罪になるのでは…と心配なムミョン。
「お前は生きてくれるのか?」と問いかけても、ため息のチニ。

いくら拷問を受けても、決して居所を口にしないジョンハン。
見かねて牢に行き、王に従うように告げたケス。
「政敵の中で孤独に戦う王様の身になれ。
王様を見捨てる事になれば、善政を敷くお心まで踏みにじる事になる」と
この時のケスは、蔑むというより友を哀れんでいるように見えました。

ジョンハンがチニの居所を吐いた事がわかれば、
プヨンが教房の前に提灯をかけてくれる事になってました。
しかしいくら待っても、提灯がかかる事はありません。
そう・・・ジョンハンは考えてたよりずっと真心を大切にする人だったのでした。
もちろんチニを守るという事もあるし、
裏切った王への償いだったのかもしれません。
「バカな人…」と呟きながらも、その思いが心に染みるチニ。
嬉しいけど悲しいよね。。。

とうとう猶予の3日過ぎたけど、
「女人1人守れぬこの腕で、大きな世の中が掲げられましょう。
故に王様がこの私をお捨てください」と答えたジョンハン。
怒り、車裂きの刑を宣告した王。
それを受け入れ、閉じた目から涙が流れるジョンハン。
チニを守って死ぬ事に後悔はないだろうけど、
王を悲しませた事が心残りのようでした。


何とかしてあげたい思いで、牢のジョンハンの元へ行ったメヒャン。
けれど、もう全てを終わらせる覚悟で、
「そなたが案ずるのは私の命ではない」と、
最後まで伝統を守って欲しいと願うジョンハン。

プヨンを問い詰め、チニをおびき出すために提灯を掲げさせ、
確認しに来たムミョンにチニの所へ連れて行くようとメヒャン。

死ぬ覚悟をしてるチニを平手打ちし、「なぜ命を粗末に?
お前を舞の名手にした師匠を思えば出来ないはず」と言うメヒャンに、
「私に生きてる価値はない。私の未熟さが尊い命を奪いました。
この命で1人の命を救えるなら。私も一緒に黄泉への道を。
かつて1人、そして今も私の為に命を捨てようとしてる人が。
こうする事が私の出来るお詫びなのです」と泣いているチニ。
「最後までペンムの死を仇にするのか?
ペンムもイェージョパンソ様も嬉しくないだろう。
詫びとはそうではない。生きて最後まで生き延びよ」と訴えるメヒャン。
そう言われると、また別な涙が溢れて来て、
「私は妓生として生きられない」とチニ。
「なら日陰に身を投じ、後人を育てなさい。私が力を貸す
それが亡き師への、イェジョーパンソ様への償いなのだ」とメヒャン。
師であり母のような人だわ・・・(/_;)

ジョンハンに車裂きの刑が執行される日、
盛大な宴を催せと命じた王。
妓芸を愛したジョンハンを最後まで苦しめようとする、
そんな惨い計画をチニに伝え、声が震えるプヨン。
それでも女楽行首として仕切らなければならないメヒャン、
舞わなければならないプヨンも、やり切れない思いなのでした。

教房にやって来て、その宴に出たいとメヒャンに頼んだチニ。
そうすれば捕まり、死罪になるのは目に見えているけど、
妓生として生きたいのです
命ある限り、いつ死のうと舞台で舞いながら死にたい
」とチニ。
妓生の道を捨て、舞えないと言ってたチニが、舞おうとしている…、
絶望ではなく、前向きな表情にも見えます。
そんなチニの最後の望みを叶えてあげるため承知したメヒャン。

しかし、チニを宴に出すという事は、メヒャンの命も危険。
そうまでしてチニを庇う師に、「私達の事は考えないのですか?
私は幼い頃に教房に入り、今は母の顔は思い出せません。
暖かく接してくれなくても、それでも私は行首様を…」と泣くプヨン。
手を握りしめ、涙を拭いてあげながら、
「行首として当然の事をしただけ。最期を早めても悔いはない。
後にはお前がいる」と穏やかな目を向けるメヒャン。
メヒャンはこう言うだろうなぁ…と思ったけど、
二人のやり取りにホロリ....(T_T)


チニの命を助ける為、父を頼ったムミョン。
ここで判明したムミョンの父・領議政(ヨンウィジョン)は、
ジョンハンを取り調べていた人でした。
人を助けて欲しいと頼むムミョンに、
家に戻って官職に就くように条件をつける父親だけど、
しかし助ける相手がジョンハンと聞くと、出来ないと。
かつて親友のチョ・グァンジョを裏切ってまで、
今の座を手にしただろうし、
政敵を助けらて、今更その座棒にふれないでしょう。


死ぬ覚悟を決めたものの、
お腹の子を思うと、申し訳なさでいっぱいのチニ。
来世では必ず幸せにしてあげると語りかけ、
死を選んだ事への後悔はないのでした。

メヒャンの教房にやって来たチニの母・ヒョングム。
てっきり止めに来たのかと思ったら、チニの意志を汲み、
最後に会いに来たようです。

久しぶりの練習に望んだものの、体が動かないチニに、
「気を楽に。出来ぬはずがない。
動きは体が覚えている。舞は心で舞うもの」と励ますメヒャン。
ペンムがいれば、同じ事言ったろうなぁ・・・。
手が動き、足が動き、3年前のように軽やかに舞い始めたチニ。

宴に行く前に挨拶に来たチニに、
「無事でいるのよ」と声をかけたヒョングム。
ヒョングムもオムスも、それは叶わないだろう…とわかっていても、
涙を見せぬよう堪えて送り出したのでした。

宴が始まるまでバレないように、演出の蓮の花の蕾に入り、
メヒャンたちと宮中へ向かったチニ。
途中、処刑場へ連れて行かれるジョンハンの荷車が向こうから来ました。
二人を会わせてあげたい気持ちだったのでしょう、
蓮の花を見やるメヒャンとプヨンだけど、
今はどうする事も出来なかったのでした。
互いに傍にいると気付かず、すれ違ったチニとジョンハン。
うまい演出だわーー。

どこかで見た事が・・・とずっと気になってたけど、
ジョンハンを取り調べてた家臣のムミョン父じゃない方、
「復活」でカンジュの上司だった方だわーー。
他にも「初恋」でチャニョクの事故の警察官もやってました。
あ~スッキリ♪


「ファン・ジニ」他の回はこちらです。


ファン・ジニ 完全版 DVD-BOX I
VAP,INC(VAP)(D)
2008-09-26

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック