韓国ドラマ『白い巨塔』 第18話

サブタイトル・・・「正義と代償」

イ科長への圧力をオ学会長に頼んだものの、
この分野に熟知しているイ科長が牙をむく可能性を懸念する副院長に、
「避けるよりオリに閉じ込めましょう」と怖い事を口にし、
医師会会長の力を借りて再就職先に手を回してもらう事に。

難しいと言う医師会長に、手は打ってあるとニヤリとするジュンヒョク。
その声と同時に登場したオ外科学会長。
彼にこちら側の鑑定証人になってもらう事と、
イ科長の再就職先であるサンジェ病院の経営者に、
口添えをしてもらう事を既に約束していたジュンヒョク。
「イ科長をサンジェ病院に推薦したのはこの私」とオ学会長。
そういやそうだったわーー。

そうとも知らず、初出勤の日にスーツを着て出かける準備をしていたイ科長。
そこに待ったの電話が入り愕然。。。

鑑定証人を引き受けてくれたウォン先生からお断りの電話が入り、
説得に向かったユンジンだけど、やはりダメでした。
「パパには失望した。院長になる事がそんなに大事?
良心を裏切って真実を隠すの?チェ先生みたいな人もいるのに、
犠牲を覚悟して法廷に立つのよ」
ユンジンの言葉が響くけど、やはりダメなイ科長。
「私がやる。パパみたいな人生は嫌」と、涙を堪えて睨みつけるユンジン。
今のイ科長は、あんなに嫌っていたジュンヒョクと似た者同士のような…。

しばらく考え込み、ドヨンに電話し
「元気なような元気じゃないような…。
君は立派な人だ。それだけ言いたかった」とイ科長。
「そんな事はないです。科長は立派な医学者です」とドヨン。
「それを言われると胸に突き刺さる」と電話を切ったイ科長。

「自分に恥じない生き方をする」
そう決意し、保留にされた再就職先の病院の会長に
妻が止めるのも聞かずに、自分から退くと告げたイ科長。
ウォン先生の所へ行き、「分かってるなら協力しろ」と
清々しい表情のイ科長に、驚きのユンジン。嬉しかったろうねぇ~。

色々手を回して準備はバッチリ…なんだけど、
オ先生の証言が気がかりで、
研究中の札を無視して研究室へ入り、
ジュンヒョクが勝訴しないと病院全体が困ると言い、
反対側についたドヨンの名を挙げる副院長。
「真実を隠すことは、逆に病院の名誉と権威を失墜させるのでは?」
オ先生に逆に言い返され、苦虫を噛み潰す副院長。

第二回口頭弁論。
証言台に立ったオ先生は、
すい蔵ガンの手術は完璧だった事、肺の下にガンが転移していた事、
手術前に転移を知るのは肺の生検が必要で、
それを怠ったから転移に気付かなかったと証言。
肺への転移を知った上で手術を行うのは?という質問には、
「臨床医に質問する方がいい」と答えたのでした。

次は、被告人側のイ弁護士からオ先生への尋問に。
医師免許を持っているだけあって専門用語が並んで難しぃーー!
と思ったら裁判長から「誰にでもわかる言葉で」と注意がありました~。
左肺にガン細胞があったのは間違いないと答えたオ先生に、
それが死亡原因なのかと質問するイ弁護士。
「転移とは関係ありません」
オ先生の答えに満足なジュンヒョクたち。

最後は裁判官からの質問で、
被告人であるジュンヒョクの処置について尋ねられ、
「転移を知ってて手術したなら根拠があるでしょう。
しかし、検査を怠って転移を知らなかったなら、
臨床医として注意不足」と答えたオ先生。

次の証人訊問は、原告側鑑定証人のウォン先生。
キム弁護士の質問に、「転移を知らずに手術したのは被告人の過失。
なぜなら他の臓器への転移もありえるから、
すい臓のガンだけ取り除くのは急ぎすぎた手術だった。
肺に影が見えたらガンを疑うべき。
必要なない手術で合併症を起こして死亡した。
これは肺の生検を怠ったことが問題」と。

そして被告側の鑑定証人・オ外科学会長。
さっきのウォン先生とは正反対に、「今は手術するのが主流で、
1センチ程度の影ならば、患者の負担になる検査は省いて観察すべき。
レントゲン写真の壁は結核の跡と見るのが妥当。
すい臓ガンが肺に転移する可能性はとても低い。
だから検査しなかったのは注意不足ではない」と。
裁判官が影を定規で計ると影は0.9センチ。
陳述を証明する資料もたくさん提出して、ぬかりなく、
医術に素人のキム弁護士は、反対尋問出来ませんでした。

しかし、黙ってて手をこまねいてるキム弁護士でありませんでした!
反対尋問はしないが、代わりに口頭弁論をと言い、
「医師は患者の状態を把握し、治癒させるための判断が必要で、
そこに個人的な意図が介入してはいけない。
これはすべての医師に国民が求める注意義務です。
しかしチャン医師は、個人的意図を介入させなかったでしょうか?
そんな中、適切な治療を受けられず、苦しみながら死んで行った故人と
それを見ていた原告の苦痛を想像しましたか?」と。
キム弁護士の思いに、涙が流れるクォンさんの奥さん。
真っ直ぐに自分を見るキム弁護士に対し、
どこかやましい気持ちがあるようなジュンヒョク。

裁判所の廊下ですれ違い、火花がバチバチ…のジュンヒョクとイ科長。
「あんまりですね」とジュンヒョク。
「君が卑怯な手を使った結果だ。よほど後ろめたいのだな。
必ず明らかにしてやる」とイ科長。
それをせせら笑うように、「今も現役のつもので?
私にかなわなかったのに。まさか相手になるとでも?」と嫌味なジュンヒョク。
「その傲慢さは相変わらずだ。いつまで続くか」と負けていないイ科長。
ジュンヒョクったら、ここまで言うなんて、人としていかがなものーー?

口頭弁論が終わり、弁護団で今後の対策について話し合いで
術後の処置をドンイルに任せたと言うジュンヒョクに、
「それは事実で?それとも訴訟用?」と聞くイ弁護士。
ジュンヒョクとしては自分はミスしてないと証明したい、
でも弁護団はどんな事をしてでも勝ちたいので、裁判に対する思いが違うのでした。
機嫌を損ない、話し合いの場から出て行ったジュンヒョク。

二階席からジュンヒョクたが行ってる手術を見学しながら、
チャン科長はこの病院に必要だ」と隣にいるドヨンに語りかける副院長。
「わかっています」とドヨン。
「行動と矛盾してる。意外と自分勝手だな。
私がどれだけ君を庇っていると?」
「庇ってもらえなくてもいいと思ってます」
そう言って退室してしまったドヨン。
手術しながらチラ見して、二人の会話が決裂したと悟ったジュンヒョク。

当時の入院患者から話を聞こうとしたキム弁護士。
しかし副院長が先に手を回していたらしく、全員退院した後でした。

キム弁護士の姿を見かけ、
医局から話しが漏れる前に口裏を合わせることに。
ジュンヒョクのそのやり方が上手いと言うか何というか・・・。
こう言え!と命令するのではなく、
「回診でドンイルから生検の話が出た時、俺は何と?
いい質問だとドンイルを褒めて、転移の可能性もあるが
まず手術と話した」と言うジュンヒョクに、
違うとわかっていても肯定する医局長。
そして医局長は、その場にいた医局員たちに
こういう会話だったと虚偽の会話を認識させたのでした。

ドヨンの行動に納得してない妻に、
「遺族に比べて私達は恵まれている。
でもあの人たちには頼るところがない」と説得するユンジン
「どうして彼?家庭が壊れそうなのにそうすべき?」と、自分生活が大事で(クォンさんや遺族を見てるわけじゃないから仕方ないか…)聞き入れない妻。

内科からあがってきた書類を決裁し、
「これが最後のチャンス」と、証言をしないように圧力かける副院長。
誤診騒ぎの時には嫌がらせで否決にしちゃってたもんねーーー。

その頃、キム弁護士の訪問を受けていたイ科長。
ウォン先生が協力してくれることになったと話すキム弁護士に、
彼は外科学の教科書を執筆した権威だし、
肺に転移のあるすい蔵ガン手術は
絶対にしてはいけないと主張していると言うイ科長。
その答えに感銘し、「先生のような方が証人になってくれれば、ミョンイン大学に大きな影響を与えられる。
先生には悪いですが、チャン科長の傲慢な態度が我慢ならないんです」とキム弁護士。
「私もそう思うが出来ないし、目の前の真実を認める事も出来ない」
ジュンヒョクが誤診したとわかっていても、
イ科長派は自分の身を守るために目を瞑るしかないようです。

「白い巨塔」他の回はこちらです。


オリジナル・サウンドトラック「白い巨塔」
Geneon =music=
2008-04-23
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この記事へのコメント

2008年07月06日 11:25
日本版とは違う部分もたくさんありますが、
こんなに東教授の娘が前面に出てくる『白い巨塔』は初めてです。
何があっても周囲に何を言われても自分のポリシーを貫くジュンヒョクとドヨン。
今は相容れない立場のふたりですが不思議なくらい似ていますね・・・。
2008年07月07日 22:05
sannkenekoさん、こんにちは~。

原作はどうなのかわからないのだけど、東教授の娘の役とごろは花を添えるってイメージでした。韓国版は違って活躍してますよね。それがまた良いなぁと思います。それにドヨンへの恋心の描き方も最小限ですよね。

ジュンヒョクとドヨン、道が違ってしまったけど、自分のポリシーを貫くところが似てますね~。違うようで似てる二人だから認め合うよき親友だったと思います。
これからどんどん辛くなって行きますね。。。

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    Excerpt: 注意不足なのか裁量の範囲なのか。 両者の主張は平行線のまま・・・。 第18話『正義と代償』 Weblog: 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 ~ドラマ編(仮) racked: 2008-07-06 11:16