ファン・ジニ 第17話

「舞えぬ鶴」
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☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆

宮中での舞の披露を控え、ペンム&チニの“鶴の舞”、メヒャン&プヨンの“鳴鼓舞”の稽古が佳境に入ってきました。

いつまでも魂を抜かれたようなチニの舞に、怒り出すペンム。
叱られてもいつものチニだったら、キッと睨んで必死に食い下がるのに、
首を傾げて、何かが噛みあわないと感じているようでした。

勝手に稽古をやめてしまったチニに、稽古をするように叱咤するペンムに、
「今は舞えないのです」と言うチニ。
時間がないだけに焦りもあるようで、
チニを吊るして拍子が取れないなら叩くように命じるペンム。
ペンムに逆らうように…いや、自分自身に納得出来なくて拍子を取らないチニのふくらはぎは、クムチュンの叩き棒で血が滲んでいたのでした。

飲まず食わずでそれが3日も続き(!)、「舞えません」とうわ言のように呟くチニ。
それでもまだお仕置きを続けるように言うぺンムに、
「出来ません。チニの足が折れる前に私の命が尽きます」と
チニの頑固さに根負けしたクムチュン。

身重のタンシムの為に、精のつく薬を持ってきてくれたトクパル。
…と言っても、気を失ったチニの為に煎じた薬を失敬したそうで^^;
でも好きなタンシムが他の男の子を宿していても、
「自分に出来るのはこれくらい」と献身的なトクパルが良いわ~。


「ずっと舞いたかったと言ってたのに、
イエジョパンソ様と離れてしまったのがつらいの?」と聞くヒョングムに、
「そうじゃないの…」と答えるチニ。

宮中に戻り、即位20年を祝う宴席の話し合いで、
豪華にするべきだと言う大臣たちと
質素にやるべきと言うジョンハンの意見がぶつかってしまいました。
宴に費やす金を飢えに苦しむ民に与えて欲しいと言うジョンハン。
「それは余の不得のいたすところと?」と聞く王に、
「左様でございます」とジョンハンが正直に答えたもんだから、
何て事を!と激怒する臣下たち。
「甘い言葉を並べるだけでは臣下ではない」と彼らに言い、
王には、「君主の不得は力添え出来ない臣下のせい。我々を罰してください。
我々を罰しても王様は善政を敷き、厳しい意見に耳を傾けてください。
聖君とは全知全能の神ではなく、不得を認めて正してこそ、後の世まで聖君と崇めるのです」と告げるジョンハン。
その意見に納得してくれた王様。

宮のジョンハンを尋ねてきたピョク・ケス。
久しぶりに親友に会いに…と言いつつ、
チニとの事を探ろうとしてるのがバレバレ・・・。

「ミョンウォルに二度と会うつもりはない」と答えるジョンハンに、
「天下のカタブツが相手だから私は譲ったのに、
女子の心を掴めなかったとは」と何だか嬉しそうなピョク・ケス。←滑稽。

今がジョンハンを落とすチャンスだと言いに来た先輩妓生に、
乗り気じゃないプヨン。
「これほど思いを寄せられる方に二度と会えないでしょう。
追えば引くのが男だという事を忘れるほど焦っていました。
今は舞に打ち込み、あの方に朝鮮一の妓生と認めてもらいたいのです。
やり直す時はおなずと訪れると…」
もう色々画策するのはやめて、芸一直線で行って欲しいわ。

鉱脈を探しあてようとしているピョク・ケス。
私財を投じてでもやろうとしてるのは、王の心を掴むためで、
そうすればミョンウォルを手に入れる手立てが見つかると思っているのでした。
ただ、今までもかなりの金をつぎ込んでるらしくて、
ピョク・ケスさん、これで破産とかしちゃったりして?

チニと詩を交換しあった事など、
共に過ごした時間を思うと笑みがこぼれるジョンハン。
離れていても心は一つなのよね。

ムミョンの手引きで、変装して教房を脱出したチニ。
じきに舞譜を完成させなければならないのに焦りが募り、絶対に探し出せ!と命じるペンム。

きっと都へ行ったのでは?と言う妓生たち。
しかしチニが向かったのは、本物の鶴の生息するところだったのでした。
親鳥の反応が見たいからと、ヒナのいる巣を取り払うように言うチニ。
あのーー。鶴が可哀想なんだけど。。。
私の住む地域では鶴といえば「丹頂鶴」なので、
最初はえっ?!これが鶴と思ってしまった…^^;


ホンモノを見なければ…とただの真似っこに過ぎないから
自分の目で確認しようと?と思ったら、チニの思いは違いました。
駆けつけて戻るように言うペンムに、
「あれを見ても何も思わないのですか?何か感じるはずです」とチニ。
舞ってるような鶴達を見ても、それが?って感じのペンム。
「自分の過ちに気付いてない。あの舞譜は紙くず同然」と言い放つチニ。

「確あの舞は確かに難しい。なぜ難しいと思います?
基本からやり直すべきです。これは妓生が技を引けらかしてるだけ」
チニの言葉は、自分が仕上げた舞を否定するもので
「この世で最も美しい舞を血と汗を流して作った」と反論するペンム。
「“これは私にしか舞えない”
そのおごりが一番大切なものを欠いてしまっている。
この舞譜は鶴を真似ているだけ。
鶴の美しさも人間が感じる心もない」とチニ。
その言葉に、ガツンと頭を叩かれた衝撃を受けたペンム。

ホンモノの鶴を見て感じた動きをするチニは、
見事に鶴の気持ちを表現していて、
チニを否定しつつも、見とれていたペンム。
「舞は体で舞うものではない。舞にあった表情をすべきです。
妓芸を披露するのは、腕前を自慢するものではありません。
心のこもってない薄っぺらな舞。
あなたが作り上げた舞譜なんて捨てた方がいい。
宮中で披露する夢なんて捨てた方がいい」
チニに言われた事は、自分が築きあげてきたものの全否定。
納得したくはないけど、チニの舞を見てしまった今、
自分の作った舞譜はただの紙くずにしか見えません。
それでも30年も生涯を捧げて生きてきたわけで、
自分が正しいと信じようと、「心がどこかにあるはず。舞譜を完成させなければ…」と狂ったように舞譜を探すペンム。しかしそれは見つかるはずがなく…。

師と作り上げた鶴の舞を踊ってみるけど、
チニが正しいという思いがぬぐえず、以前のように舞えないペンム。

ウノとの思い出の橋へ行き、
「ごめんね。あなたを愛したのと同じ位、
いえそれ以上他の人を深く愛してしまった。
私の事を許してはダメ」と語りかけ、指輪を川へ落としウノへ返したチニ。

そこにペンムがやって来ました。
チニが正しい。二人で真の鶴の舞を完成させたいとお願いされても撥ねつけ、チニ…と呼ばれると、「ミョンウォルです。あなたに名を呼ばれたくない」と固い表情のままのチニ。
「どうすれば私と舞ってくれる?」とすがるペンム。
「ここで跪いて謝ってください。私にではなくここで死んだあの人に。
出来ないでしょう?あなたはそういう人」と声を荒げながらも、
ここにいるウノの魂を思い涙が溢れるチニ。
言われたように跪くペンム。

「勝った。あの高慢な行首に」と言うチニに、
「気は済んだか?」とペンム。
「まだ。鶴の舞は舞いたくない。
私はあなたのその頑なな執念が大嫌い」とチニ。
心から詫びてなく、舞の完成の為に跪いたと感じているのでしょうね。

一方のプヨン&メヒャンの“鳴鼓舞”チームは、、、
プヨンの懸命さもあり、ほとんど舞譜が出来上がり、
あとは稽古でそれをモノにするだけ。
いつになく褒めてくれたメヒャンに「当然のこと」と答えるプヨン。

その舞譜を書いてる男に言いより、「私の言う事を聞けば亡くなった奥様の代わりを。舞譜をもう一つ言う通りに書いて欲しい」とプヨン。
まさかメヒャンに恥をかかせようと?

宴の日が近づき、ようやく鉱脈を探し当てたらしく、
楽器にして献上したピョク・ケス。
他にも明国の舞譜を集めたり…と手柄もあり、褒美を与えると言う王様。
最初はポーズで遠慮していたけど(このヘンが小ズルイ-_-;)
「妓生のミョンウォルを側室に」と願いでたのでした。

ミョンウォルの事は放っておけと諭すジョンハン。
それはチニを愛していて奪われたくないという以前に、
妓生としての才能を潰したくないという思いからでした。
しかしそんな事を聞き入れるハズがなく、
未練があって邪魔しようとしてると言うケス。

ミョンウォルがケスの側室になると聞き、
開口一番「鶴の舞はどうなるんです?」とペンム。
チニはこういうところがイヤなんだろうなぁ。
王命なら仕方ないと表情変えずに答えたチニ。

この話はタンシムにとっても衝撃でした。
「見向きもされないとわかっていたはず」と自分に言い聞かせながらも、お腹を押さえて泣いていたタンシムを見て、胸が痛むチニ。

松都教房にピョク・ケスたちがやって来ました。
タンシムを思うと複雑そうな妓生たち。
↑いつもイジワル言うけど心配なのよね。
みんなより遅れて登場したチニは、なんと白装束姿!
縄を差し出し自害も厭わないと言うチニに、
すんなり受け入れるハズないと思ったと意外と驚かず、
「そんなにイヤか?なら逃れられる道を教えよう」とケス。
その方法は宮中から連れて来た学者七人と詩を競い、
勝ったら側室話を水に流すというのでした。

七人どころかケスたち三人も加わって十人で競う事、
負けたら一枚ずつ服を脱ぐルールを提案したチニ。
結局、チニは一枚も服を脱ぐことなく、
ケスたちが次々と脱いでいくハメに。
屈辱の表情が浮かぶケスに勝ち誇った笑みを向けるチニ。
このままでは彼らはスッポンポンに・・・w( ̄∇ ̄;)w!!
そうなる前に、続きはまた…とペンムがやんわりと止めたのでした。

自分で仕掛けた罠に嵌り、悔しさでいっぱいのケス。
つい酒も進んでしまい、妓生たちの舞の最中に盃を放り投げ、
「こんな舞など見たくない」と怒り出したのでした。
宥めるペンムにも盃を投げつけ、
「舞がなんだ?調べがなんだ?そんなものは男の気を引く道具。
お前達も両班も愚弄するつもりか?酌をしろ」と妓生たちにに命じるケス。
慌てて言う通りに酌する妓生たち。

「舞はまだ終わってません」と何度お願いするペンム。
舞はもういい!老いた妓生は下がれ!と怒ると言うケス。
妓生を軽んじて言いたい放題のケスに堪忍袋の尾が切れ、
妓生たちに撤収するように命じ
「舞は最後まで舞うもの。それが芸に生きる妓生」と訴えるペンム。
止めに入ったチニを突き飛ばし、
舞を続けさせて欲しいと言い続けたのでした。
「貴様達の臭い舞など見たくない」
ケスの最後の一言に耐え切れず、お膳をぶちまけ
「卑しい身分だからと尊い芸まで見下す気か?!」と
妓生の誇りを守ろうとするペンム。
こういうペンムの芸への思いがチニに通じて、
変化をもたらしてくれるといいな。。。


「ファン・ジニ」他の回はこちらです。

と違ってに


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