ファン・ジニ 第14話

「偽りの音色」

☆感想とあらすじ(ネタバレです)☆

チニを懲らしめるため、示し合わせて舞の振り付けを変えてしまったプヨンたち。
一人取り残され立ちすくんでいたチニだったけど、
咄嗟に機転を利かせて兵の持ってた剣を抜き取り、舞を始めたのでした。

まるで最初からそういう踊りだったように、
違和感なく舞う姿は美しく優雅で感動的・・・。
そしてその振り付けは、かつてペンムが教えてくれた“鶴の舞”。
ずっと舞うことを拒んできたチニが、あの舞をやってくれるなんて、
戦いとか、チニへの後ろめたさなど関係なく、感無量のペンム。
一方のメヒャンは、自分が仕込んだ舞じゃないので悔しそう。

チニの脳裏を過ぎるのは、ウノの前で舞った時のこと。
まずい・・・。私、ウノの笑顔を見ると泣けて来るーー(ノД`);・
---あの喜びを思い出してしまいました・・・。
この舞を、あなたに捧げます---

心でウノに語りかけながら舞い続けるチニを見て、
複雑な表情が浮かぶキム・ジョンハン。

チニの心の中に気付いているのよね。。。
・・・と思ったら、ジョンハンが複雑だったのは違うことだったみたい。

みなが拍手喝采する中、解散を告げるジョンハン。
「あれは群舞ではない。この宴の目的は心を合わせ美しい群舞を舞うこと。
それを壊した妓生たちの罪は重い」と厳しい言葉を告げたのでした。

メヒャンの平手打ちをかわし、睨みつけるプヨン。
ジョンハンの事が引き金となったけど、自分を利用してきたメヒャンが、チニを目をかけてることが耐えられなかったのだろうなぁ。。。
でもメヒャンにはプヨンの気持ちなどわからないのでした。

ゆうべ振りを変え、行首のメヒャンから許しを得てると言うプヨンに、
女楽の座を守るためには、それが正しいと答えるしかないメヒャン。
チニは注目を浴びたかったから勝手に違う舞を踊り、
その証拠にあの舞は用意してないと、いきなり舞えないと言い張るプヨン。
違うと言っても形勢不利で、意義を唱える事をやめたチニ。
チニと舞を教えたメヒャンへの罰を言い渡そうとするジョンハンに、
「行首様は、この者に舞いを教えるのにどれだけ苦労したのか。
弟子に裏切られただけじゃなく、罰なんて惨い」と庇うプヨン。

チニの処分は官婢にするのが妥当と言うソン長官に
あの才能は女楽の行首にもなれるのに、
それを捨てるのはあるまじき事と反対するピョク・ケス。
「でも二度も行首を裏切った」とジョンハン。
「才能ある花が行首になるべき」と言うピョク・ケスと、
「行首は花がなるのではなく、肥やしとなるものがなるべき。
人望がなければ行首にふさわしくない」とジョンハンの意見は真っ向からぶつかり、友人関係だった二人も亀裂が生まれつつあるようです。

メヒャンは不問になり、チニには仲間や師を裏切った事で厳罰に処すと。
それを聞き、自分から官婢なると告げるチニに
「そなたにとってそれが厳罰か?ペンムの元へ戻って師と協力し、
完成してないの鶴の舞の舞譜を作り上げるのだ」と告げるジョンハン。

チニを叩きのめしたかったのに、計算が狂ってしまったプヨン。
そしてこんな形でプヨンに助けられたメヒャン、
主従関係が逆転しそうな?と思ったけど彼女は強かった!

「お前への借りも、そのせいで再びペンムに負けるしかなかった屈辱も決して忘れぬ」と、プヨンに強く言い放ったのでした。

「ペンムを倒す為には、私とお前が共に倒れるわけにはいかない」と
チニを庇わなかった理由を、もっともらしく告げるメヒャン。
いや、私には自分の身を守るために見えたわ。
チニに舞を教えてた姿は、本当に楽しそうで、感動したのだけど。。。


チニとプヨンの舌戦が続いた後、
「あなたの師もこれを願ってたはず。
じゃないとあなたの初恋の話なんてしないはず」と言うプヨン。
ペンムがウノの事を話した事を知り、愕然とするチニ。
利用するためだと思っただろうねぇ。
まあペンムにそんな気持ちがなかったのか?と言われれば分からないけど、
たとえそうでも、チニの為だった気がするなぁ。
都に戻って“鶴の舞”以上のものを完成させると
プヨンの宣戦布告も耳に入らないチニでした。
↑ちょっとプヨンが滑稽に見えたわ(;^_^A

死んだ人まで利用するなんてと談判するチニに、
「お前達親子ときたら、真心で聞いたら見境いなくなびく」と
まるでチニの気持ちを煽るように、屈辱的な事を言うペンム。
世の中には真心を囁く男は星の数だけいる」とキツイ事を言い
そしてキム・ジョンハンの事を、
長い事左遷され宮中に戻った任された仕事が、楽譜と舞譜の編纂。
だからチニに近づいたと言わんばかりの事を吹き込んだのでした。

ペンムの部屋を出てジョンハンとバッタリ顔を合せ、
「それほど権力が欲しいのですか?取るに足らない初恋を利用するほど、その権力は尊いものなのですか?」と言うチニ。
最初は訳がわからないって表情だったけど、
ペンムが何か言ったのだと悟ったジョンハン。

朝鮮の妓芸発展の為にも、ペンム、メヒャン、チニ、ブヨンの4人が必要と考えてたのに、なぜこのような事を?と聞くと、
「放っておけばあなた様の真心に溺れてしまうからです。
ミョンウォルに恋してますね?ミョンウォルもそう。あの舞がその証拠。
ミョンウォルの人生から去ってください。
あの子を遊具として扱えますか?」とペンム。
妓生を遊具に例える事に反発するジョンハン。
「だからあなた様には無理なのです。妓生を相手に出来ません。
すべてを与えない殿方が、妓生にどんなに虚しい夢を見させるか。
ミョンウォルがまた苦しむ姿は見たくないのです。
芸の為だけに生きさせてあげてください。
そうすれば朝鮮の妓芸も花開くはずです」とペンム。
やっぱりチニの為を思ってだったのね。
それが正しいのかは、私には分からないけど・・・。


ペンムの気持ちをわからないまま、涙に暮れていたチニ。

ペンムから稽古があると言われても、素っ気無い態度で
ピョク・ケスの宴に呼ばれたから稽古は出来ないと言うチニ。
恨みを持ってるのはわかるけど、
師に対してのこの態度はいかがなものか…と思ってしまう私。

稽古はいつでも出来るし、宴は妓生にとって大事な務めと
チニの挑戦的な態度を軽くかわすペンム。
で、益々チニに火がつくのだろうねぇ。

宴の最中、コムンゴを奏でるピョク・ケスに、挑発するような目を向けるチニ。
今度こそ…って感じでニンマリのピョク・ケス。
しかしアクビをして「退屈な演奏はもういい。オウムのように繰り返すだけ。
それはピョク・ケス様が一番ご存知のはず」と宴を出て行くチニ。
侮辱され激怒するピョク・ケス。
チニの態度だけじゃなく、
楽器の音に関して絶対の自信を持っているのに、こう言われちゃね・・・。

演奏は素晴らしかったと、泣いて慰めるタンシム。
ピョク・ケスの事を本気で愛し、心を痛めていたのでした。
「お前に何がわかる?!お前に心があるのか?
そうか心とは玉代の心配か?」と大金を差し出し、ミョンウォルの心を掴む方法を言えと異常な雰囲気(←失礼?)で迫るピョク・ケス。
それでも黙って泣いてるタンシムを抱かなかったのは、
少しは気持ちがわかったのかしら・・・?

酔ってフラフラの状態でジョンハンと顔を合わせ、
よろけたところを支えてもらったけど、正気に戻って睨むチニ。
それは、ジョンハンへの愛と失望があったから・・・。
母・ヒョングムに幼子のように抱きつき、心の内を語ったのでした。
「もう一度舞を舞った。とっても楽しかった。
舞ってない間はもどかしく死ぬほど辛かった。
“もう一度舞わせて欲しい”と行首にお願いするつもりだった。
あの方は私の舞が好きだった。心が綺麗な方だった。
今の私を見たら、きっと悲しむ…。
だから許そうと思ったのに、絶対に許せなくなった。
自分の権力の為に人の真心を弄ぶ人じゃない。
ペンムに操られて動く人じゃないはずなのに…。
あの方が逝ってからこんな気持ちになったのは初めて。
あの方が官服を着たら、あんな感じかな…と思うの。
だから、その気持ちを利用したペンムが許せない。
でもね…、そんなペンムの執念より、あの人に腹が立つの。
違うって言わず言い訳もしない。。真心なんて妓生に与えるものじゃないと
わかっている大人だから…。あの方とはそこが違う」
ペンムへの憎しみとジョンハンへの思いを語り、眠ってしまったチニ。

夜中に尋ねてきたタンシムの様子から、
何か悲しい事を抱えていると気付き、理由を尋ねるヒョングム。
堰を切ったように泣き出し、「チニの心を掴む方法を知りたいのです。
それをピョク・ケス様に差し上げたい」とタンシム。
「それほど深く愛してしまったの?お止めなさい。
一人苦しむだけです」と、優しく諭すヒョングム。
自分と同じ苦しみを味わせたくない…。そんな感じです。

それでもタンシムの決意は変わりませんでした。
たとえその結果、自分の愛が終わるとしても後悔しないと言うので、
望みとどおりにしてあげる事にしたヒョングム。
ピョク・ケスの元へ行き、
ゆうべの演奏で弾いたような太い弦を使う曲を控え、柔らかい音の細い弦を使うように言い、弾き方を伝授してあげたのでした。

チニをピョク・ケスの元へ?と驚くオムスに、
「チニの才能を認めてくださってる上、権力を持っている」とヒョングム。
ヒョングムがこんな事を言うなんて信じられないオムス。
しかしヒョングムには、考えがあったのでした。
ペンムのやり方が嫌いで、チニをペンムの手の届かないところへやりたい。
都へ行かせてあげたい…。そんな思いだったのでした。
タンシムの気持ちを思いやるオムス。←優しい~。
いつまでも報われない愛を追うのは可哀想。
その愛も断ち切ってやりたいと答えるヒョングム。

鶴をイメージした衣装を身にまとったチニは、ホントに綺麗で、
その姿に心が揺れるジョンハン。
ゆうべ、途中まで出来上がった楽譜と舞譜を見つめ、
自分はどうべきか悩んでいたのだけど、出した結論は、、、
「あの問いに答えようと待っていた。
言われたように、手柄を立てて王の信望を得たい。
だから昨晩のような事は止め修練せよ」とチニに告げたのでした。
チニへの思いが募っても、ペンムに言われたように自分のすべてを捧げられるのか…と自問し、気持ち抑える事にしたのね。

後をピョク・ケスと長官に託し、都へ帰る決意をしたジョンハンに、
「ピョク・ケス様には無理です。王が呼び寄せたのは、譜の編纂だけじゃく民の声に出来るだけ耳を傾けて欲しかったから」と止める長官。
「だから都へ戻るのです。私の心の中に民はいません。
相手の人が負う追う心の傷を癒してやる自身がないのです。
私は逃げるのです。無責任となじられても仕方ありません」とジョンハン。

タンシムから渡されたピョク・ケスからの詩に驚くチニ。
そこに書かれていたのは、チニの心を揺さぶる詩だったのでした。

これはもちろんピョク・ケスの作戦で、チニが屋敷に来るのを見計らい
ヒョングムに習ったようにコムンゴを奏でていたのでした。
計算どおり、足が止まり聞き入っていたチニを見て
「さすが母親」とほくそ笑んでいたピョク・ケス。

「あの詩は心の赴くままに書かれたのですか?」と聞くチニに、
そうだと答え、チニを置いて立ち去るピョク・ケス。
コムンゴを自分で持って身分が高くても楽器を大切にしてると見せつけ、
馬の乗り方もそーーっと・・・。
すべてヒョングムに言われた通りにやって、失礼だけどおかしい・・・

いつもならしつこく言ってくるのに、違うピョク・ケスの背中に、
「青き山のピョク・ケスよ…」と詩を詠むチニ。
自分の事を詠んでくれるなんて、天にも昇る気持ちで嬉しくって
思わず振り向きたくなったケスだけど、
『決して振り返ってはいけません。そうすれば娘はあなた様の後を追うでしょう』とヒョングムの声が脳裏を過ぎり、そのまま帰ったのでした。
チニはあれが“偽りの音色”と気付いたのかな?と思ったけど、
ピョク・ケスの背中を見つめる潤んだ目は、本当にグッと来たような気も?


今回、「ガラスの仮面」みたいだったシーンは、、、(興味ない人はスルーしてね)
剣を取って舞ったチニは、
嫌がらされてお手玉が使えなくなった時、
咄嗟に目についたミカンを手にしたマヤみたいだったわ~。

「ファン・ジニ」他の回はこちらです。




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この記事へのコメント

よしく
2008年07月07日 21:37
こんばんわ。私もファン・ジニを録画視聴の一人でした。録りためてたものを見ていたら、なんと取れていない回が!それで、パンダさんが、録画視聴というのを他のブログで見つけて、訪ねてきました。ダビングをお願いしたいのです!お礼も致します。ご返事頂ければ本当に嬉しいです。yo_shiku@yahoo.co.jp
2008年07月07日 22:07
よしくさん、こんにちは。
ダビングの件ですが、録画は残してないので出来ないのです。お役に立てなくて申し訳ないです。
よしく
2008年07月07日 23:25
回答すみません。お初なのにこんな厚かましい事を書き込みしてしまってすみません。
パンダさんのブログを見れば大体が分かるので、そうします。さっきまで、初回から読んでいました!細かさに驚きです。また、お邪魔しますね。大変失礼でした。。
2008年07月09日 10:48
よしくさん、
少しでもお役に立てて嬉しいです。
褒めてもらったというのに二回ほど飛んでるところがあるんで・・・。勘弁してくださいっm(__)m
よしく
2008年07月21日 17:21
こんばんわ、最近ちょっとpandaさんのあらすじが読めないでいる私です。。プリントしてじっくり読もうかしら・・えっと、ご迷惑おかけしましたが、ファンジニのDVDがやっと9/26に出ることになったようです!待ってましたです。
ジウォンちゃんの生声で見なくちゃ♪
舞い上がって、カキコしてしまいました。
2008年07月25日 22:31
よしくさん、
忙しくてレビューを書けないでいるのでゆっくりどうぞ…(汗)
DVDがいよよい発売ですか~。多くの人に見て欲しいですね。生声も良いけど今回の吹き替えも気に入ってます。

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