ファン・ジニ 第5話

サブタイトル・・・「許されぬ定め」
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チニを平手打ちし「卑しい妓生の分際で両班をたぶらかすなんて!」と怒るウノの母。
サブタイトルは「運命(さだめ)」ではなく「定め」
法で定められ「罪」になってしまう二人の恋愛。
「ご子息からもらった詩に返事を書いただけで罪と思いません」と反論するチニ。
卑しい妓生の分際のチニの口答えに、益々怒ってしまうウノの母。
元々真っ直ぐな子だし、若さゆえなのだろうけどもう少し何とか…^^;

死罪もいとわないと怒鳴るウノの母。
「死罪?一体何が…」と、必死に駆けつけようとするヒョングムの姿に、今まで強がってたチニの目にみるみる涙が・・・。母を悲しませる事だけは避けたかったろうにね。。。ジウォンちゃんの表情が本当に上手くてホロッ...(:_;)
「母親は目が見えなくて、娘は心の目が見えない」とせせら笑うウノの母に、侮辱しないで欲しいと反論するチニ。
しかし、両班に口答えしても、益々この状況を悪化させるだけなのでした。

悪いのは自分と、ようやく止めてくれたウノ。
しかし、素直だった息子が母に逆らうのは、チニのせいだと嘆き、
庭にあった熱湯を汲んで、チニに向かってぶっかけたウノの母。
それを身を挺して庇ってくれたのは、ペンムでした。
私、第1話でこのドラマは「ガラスの仮面」みたいと書いたけど、
このシーンはまさしくマヤを庇った月影先生~!「妓生にとって顔は命」ってセリフも似てるし…。


ヤケドの痛みに堪えながらも跪いて、許しを請うペンム。
自分達の事を「虫けら同然」と言い、すべては行首の自分のせいだから、望むなら自害も…と、自分の為に頭を下げるペンムの姿に、胸が痛むチニ。
それと同時に自分とウノとの壁を痛感しただろうねぇ。
涙が流れるチニを気にしながらも、母に促されて帰るしかなかったウノ。

帰り際、オムスと顔を合わせ、目を逸らしてしまうウノ。
前回、あんなカッコよく宣言したというのにこのザマだもんね。
家に帰ると、父から、正式に先方に縁談を申し込んだと言われるし、
もうどうしたら良いのやら…の状態なのでした。

「私がいけなかった。あの若者ならと思ったがやはり両班。
あの方々が口にする愛はもろく崩れやすい」と
ウノを信じた自分を責めるオムス。
ヒョングムの時も、信じて見守っていたのだろうなぁ。。。

ペンムのチマの下はひどいヤケドの状態でした。
薬を塗りながら、涙が止まらないチニ。
自分を庇い、心も体の傷ついたペンムの為にも、
ウノへの思いを断ち切ろうと思ったのでした。
「慕っていたのか?思いを寄せても虚しいだけ。
熱い思いは捨て、見初められてもそっと目を閉じよ。
それが妓生…。男の真心などあてにならぬ」と遠い目をしていたペンム。
ペンム自身も過去に長官と何かあったようだし、
チニの姿は自分に重なったんじゃないかな?


恋愛ではないと強がるチニに、そんな筈はない言うヒョングム。
その言葉にウルッと来て、「お母さんみたいに目が見えなくなるくらい悩めばいい?」と、きつい事を言っちゃうチニ
「そんなに慕っていたのね」と、ちゃんとわかってる母・ヒョングム。
母の前で涙を見せまいと、さっさと部屋を出て一人で泣いていたチニ。

話をつけようと教房を訪ねて来たカウンは、
その妓生が書庫で会ったチニだったのでビックリ。
言うべきか迷ったのか、しばしの沈黙の後、
「私の許婚が、一時花に心奪われたことも、
身分もわきまえず愚かな娘が夢を見て騒ぎを起こした事も、
すべて無かっことに。」と、両班な物言いをし、
今後こういう事があれば、ペンムが教房の行首でいられなくなるよう、
父のチョン・チュクに圧力をかけると脅すカウン。
↑結構怖い娘(*_*;
母親が「破談にする」と息巻いてたし、
ウノと結ばれるには、キツイ事言って引き離さないダメだもんね。


一人で声を殺して泣いてたチニに、
「声を出して泣きなさい。忘れる事にも心を尽くしなさい」と声をかけるペンム。
それでも泣けないチニに、では蚊の方法と言って共に舞を踊り、
「鍛錬に悲しみを込めよ。一人の男に寄り添えないのが妓生の運命。
その愛を無理に消さず舞い続け、
痛みと悲しみを込め微笑めてこそ妓生」と告げるペンム。
涙で濡れた目で笑顔を浮かべるチニだけど、まだ無理している感じです。 

競い合いに向け、厳しい稽古をつけるメヒャンだけど、
中々思い通りに動いてくれない妓生たちにイラつくばかり。
それにしても、彼女の教える舞いは衣装や大道具など斬新だわ。
かつて宮廷舞いの名手だったペンムと、そのペンムが連れていた“王様の心を打ちお涙を頂く”言ったチニの事が気がかりなメヒャン。
勝つために何倍も稽古に精進すると言うプヨンだけど、
メヒャンの作戦は、正攻法ではなく裏から手を回そうと考えたのでした。
そのために、王族の血筋であるピョク・ケスに取り入ろうと。
ピョク・ケスとは、舞いと音に関して優れた感性を持っている人物で、
審査の筆頭を任されるだろうと予想していたメヒャン。
その通りになるなのか、女楽の競演についてケスに相談してた長官。
ケスの登場シーンは爪を磨いてもらい服を着せてもらい…まさに王族!って感じ。

夜中に抜け出そうとすると母に見つかるし(そりゃそうだ^^;)
昼間はトクバルの目が厳しくて、自由行動が叶わないウノ。
下校時、抜け出すチャンスはここしかないと思い、友人のサンスにウソの伝言をトクバルに伝えてもらい、抜け出したのでした。

まず向かったのはカウンのところで、カウン宛に手紙を託しました。
てっきりお詫びの手紙と思って喜んで開けたカウンは、
婚約を破棄して欲しいという内容に愕然。 
何だかカウンが可哀想だったなぁ…。
直接話せばいいのに…。しかも内容も…(-_-;)ウノ甘いわ。。。と
それに家同士の決めた婚約なんだし、カウンの父親は高官だし
勝手にこんな事したら大変な事になりそうな。


次に教房へ行ったウノ。
ウノの言葉に心が揺れ、俯いたままのチニに代わり、
「謝っても身分の違いが消えるわけじゃない。
分別のない行動をすれば、傷つくのはこの子です」と一蹴したオムス。
オムスの言葉は図星で、思いは募るばかりなのに、
何も出来ないことが歯がゆいまま、教房を後にしたウノ。
チニが舞いを見せてくれた場所で、
あの時の笑顔を思い出し、涙していたのでした。

厳しい言葉を投げつけたけど、「言いすぎたかな」と呟き
チニには「耐え抜いて欲しい」と励ますオムス。 いい人だわ。。。

前回同様、、手作りの化粧品を売りつけては、金にしてるソムソム。
彼女がそこまで金に執着するのは、貧しい家族の為でした。。。
その金をすべて家族に送っていても、父親はバクチでスッてしまい、
母親は病気、腹を空かせ教房にやって来た弟達。
汚い格好の子供達に白い目を向ける中、兄弟と言えないソムソムに代わり、自分の兄弟だと言ってくれた下働きのチャンイ。
弟達の話から、チャンイが自由に家に行けない自分に代わり、何かと面倒を見てくれ、家の仕事までやってると知り、申し訳なさからイラついてしまうソムソム。
小屋の中に入って行き、これが望みでしょう?と服を脱ぐソムソムに、
「お前が不憫だなだけだ。髪飾り一つも買えないお前が。
これ以上心を傷つけるな」と優しいチャンイ。
その言葉に涙が溢れるソムソム。
決して投げやりなわけではなく、「妓生の体はお金でいくらでも買えるもの。嫌な奴に抱かれる前に…」という儚い女心だったのよね。。。
しかし、下働きと妓生。こちらも許させざる愛なのかしら?


悲しみを乗り越えようと、コムンゴ(玄琴)の練習してるチニ。
その横に座り、一緒にカヤグム(伽椰琴)の練習をしようとするソムソム。
「私は一流の妓生になって金を稼ぐつもりだから、
あんたもあんな男の事は忘れて最高の妓生になって」と言われても
「今まで何度も思い通りに出来ると思っていたけど、それはうぬぼれだった。
この思いは消し去る事は出来そうもない」とチニ。

ウノが勝手な行動をしたせいで、
むしろに巻かれて暴力を受けるハメになったトクパル。
それを命じてるのが、誰よりも優しかったお母さん・・・。
跪いて自分が悪いと詫び、トクパルを助けたウノだけど、
その手を振り放って、ヨロヨロとした足取りで行ってしまったトクパル。

トクパルへの暴力を咎めるウノに、
「お前だけは私の胸の痛みをわかってくれるかと。
それなのに父と同じような真似事を」と嘆く母。
ウノの母があれほど怒り狂ったのは、身分差という事もあるけど、
女遊びの耐えない夫の事も影響しているのでした。

トクパルに、煎じた薬を持って来て謝り、
自分と5才しか違わないのに、ずっとそんざいな口の利き方をしてきた事、
年上のトクパルが丁寧に喋り、身の回りの世話をしてくれるのが当たり前と思って来たと話し、
「両班というものは、恥知らずな輩なのかも。
身分が下だからと道具のように扱い、相手の気持ちも考えず自分さえ良ければいいのだ。すまなかった。私の罪は深い。とても…」と告げるウノ。
両班に生まれこんな風に感じてくれる人が、一体どれだけ居たことか。
その思いにジーンと来たよ。。。(゚ーÅ)


初めて人間扱いしてくれたウノの気持ちに打たれ、
チニに手紙を渡す手助けをしてくれたトクバル。
「一度は会わないと…」と決意し、会いに向かったチニ。
ウノへの気持ちを断ち切る為だったけど、
会ってしまうとそう行かないのが「愛」なのよね~。

チニが進む方向に、ビッシリと敷き詰められた花。
ウノってロマンチストだわ(#^.^#)
その道をゆっくりと進んで行くと、東屋にヒモがぶら下がっていて、それを引っ張るとスルスル…と指輪が落ちてきました
“吾則汝 汝則吾” 我はすなわち汝、汝はすなわち我…
指輪に彫られた詩を読み、「百年千年変わらぬ契りをそなたに送ろう」
そう言って指輪をはめキスするウノ、涙が流れるチニ。。。
百年千年…きっとその気持ちは揺らがないだろうけど、
法で定められた運命にどう立ち向かっていくのでしょうか。

「ファン・ジニ」他の回はこちらです。

ファン・ジニ 1 (1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1)

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この記事へのコメント

2008年05月11日 23:49
こんばんは。
>“吾則汝 汝即吾” 我はすなわち汝、汝はすなわち我…
何が彫られているのか気になっていたのですが、これなんですね。いやー、プレゼントの仕方がロマンチック!!でも、非合法なことをしようとする覚悟にもこれくらい使って欲しいと思いました。
2008年05月13日 11:25
stanakaさん、こんにちは。
録画視聴なので、何が書いてるんだろう?と一時停止してチェックしました(笑)
よく考えると、一体いつの間に用意したの?と思うのだけど、渡し方もロマンチックでしたよね。
ただ私もstanakaさんと同じように思いました。
>非合法なことをしようとする覚悟にもこれくらい使って欲しい
ウノ君を見てると、法に反する覚悟がどの位あるのだろ?と疑問で、甘いよ~と思っちゃいます。自分も若ければ二人の愛に感銘するのかな?と思ったりして(汗)
2008年05月16日 17:21
こんにちは♪
この回は、放送時間がずれていたため後半見れませんでしたが、pandaさんの詳しくてわかりやすいブログのおかげでやっと繋がりました。
ありがとうございます!
トクパルが筵に巻かれて罰を受けていたんですねぇ。ウノ母は時々人が変わったように怖くなりますが、そういう意味もあったんですね。複雑ですよね。
トクパルは本当にいい人で憎めないです。ウノもそれに気がついたみたいでよかった~。
本当にこれから二人がどう立ち向かっていくのか気になるところです。ではでは~
2008年05月17日 20:26
YUZUJAMさん♪
そうそう、この回は放送時間がズレてましたね。
トクパルは可哀想だったのよーーー。大の男がそれでもただ謝るしかなくって…(:_;)「チェオク」でも言ってたけど、この時代の奴婢は家畜同然…だったのでしょうね。。。
ウノが身分差に疑問を持ち、傷だらけのトクパルが救われました。ジーンと来ましたよ。
怖いウノ母だけど、妓生に入れ込む息子が夫と重なってるようでした。ああいう夫はイヤだわね^^;
よしく
2008年07月08日 00:12
身分の差って自分ではどうしようもない事なだけに、はがゆいよね・・・家同士の政略みたいなものもこの時代にはつきものだろうし。
今の時代ってホントに幸せだなって痛感。
2008年07月09日 10:54
よしくさん、
第4話へのコメントのお返しは、ここへの返信と被ってしまいます^^;
自由な現代から見ると、生まれが違うだけでこんな目に…とつらくなりますね。
でも親の気持ちもわかる気もします。自分も両班の家に育ってたらウノ母のように思うかも。

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