太王四神記 第21話

【崩れゆく大軍】

---私は早くから謀反の心を抱き見識がなく無能でした。
その罪をもっと早く償うべきでした---
ヨン・ガリョのモノローグと共に流れる、彼の決意と最期・・・。
長い遠征で不在の間、こんな自分を信じて政治を任せて行ったタムドク。
それに応えるように、高句麗の新しい10の城を守る秘策を考え、部下に託したガリョは最期まで忠臣でした。。。
首長証を使って王族しか入れない霊廟に入り、
ホゲの為に“朱雀の心臓”と“青龍”を盗み出してキハに渡した後、
妻が使った毒薬で自ら命を絶ったガリョ。

---天がすべてを決めるなら、我々人間が苦労するのは何のためでしょう?
既にチュシンの王を決めていたのなら、その根拠と基準は?
天に見放された息子ホゲは、神器を操る事は出来ないでしょう。
でも私はこう意ってやりたい。
“今後、天の力などに頼ることは出来なくなった。
自分の力で王になれ”と---
ガリョもホゲの母も、“天が定めた運命”に翻弄されてしまった
悲しい生涯だった気がする。。。

ガリョがそんな選択をしたとは知らず、
「クァンミ城の造船所の懸案はガリョ様が詳しいから」と話してたタムドク。
ちゃんと造船所の事を部下に伝えていたわよ・・・(T_T)

前回、契丹の部族長たちから言われた条件どおりに
7人の部下だけ連れアウセ野原へ向かったタムドク。
コ将軍、チュムチ、フッケの息子…と武術に優れたものの中に記録員がいて、
王を守れる者を一人でも多く連れていくべきと意見するフッケに、
「私に過ちがあれば記録しておくのです。同じ失敗を繰り返すのは罪…」
と言いかけ、これはスジニが言ってくれた言葉と気付いたタムドク。

向こうから話し合いを持ち掛けて来る事は、タムドクの計画どおり。
そしてもう一つの作戦を着々と進めていたのでした。

部族の民を殺され、激怒する各部族長たち。
すると、ずっとタムドクを探っていた部族長が、
「彼は契丹人の遺体をすべて弔ってくれました」と言ってくれたので、
冷静になり、ようやく話し合いが開始です。

「契丹を襲ったホゲは反逆者でその罪を問うつもり。
契丹が団結して高句麗に勝てますか?私の軍の威力を見たいですか?
4部族のうち最初に高句麗と兄弟になるのは?弟になれば侵略の心配はない」
タムドクの言葉に侮辱された気分になり剣を抜く契丹部族だけど、タムドクの兵に抑えられてしまいました。
「屈辱的でも他に道はない。
契丹は建国以来、部族同士団結した事がなく、殺し合い奪うだけ。
やせた地で人々は飢えている。それで良いのか?」と告げるタムドク。
天幕が落ちると、いつの間にか契丹の兵達が取り囲んでいました。
しかし、タムドクの言葉が図星で、グサッと来たようだった首長のアティラがそれを制し、ようやく話し合いが開始です。

そちらの家畜と、こちらの反物や鉄器と交換しょうと言われ、
王が商売をしに?と自嘲するアティラ。
「商売?西域の端まで道を作る。その道は契丹の中央を通過する。
この意味が理解出来ないか?高句麗は約束を守る」と剣を置くタムドク。
自分も武器を置いたものの、
ヨン・ホゲの首を持って来た時点で考えると答えたアティラ。

ホゲ軍の兵士に向けて、上空に上げた凧から(「チュモン」を思い出した!)
「3日以内なら家に帰す」と書いた紙をバラまいたヒョンゴの弟子。
「姑息な手段」とせせら笑い、将軍たちに兵を統率するよう命じたホゲ。

そんなホゲに納得行かない表情の騎馬隊長。
「11才で後燕(こうえん)の参戦されたのを近くで拝見してました。
幼いのに先頭に立ち、笑顔も絶やさなかった。
“どんな王になるのか”と思ってましたが、その想像さえも謀反でした」と
ホゲが天が選んだチュシンの王じゃないとわかってるのでした。
それでも、「自分は地獄に落ちるかも」と言うホゲに、
ずっと着いて行く覚悟をし「お供します」と告げる騎馬隊長。
その言葉に一瞬表情が緩んだホゲ。
タムドクにはコ将軍、ホゲには彼が支えという感じです。

白虎の事を話さなかったことも、兄が命をかけて守った神器をホゲに渡してしまった事も、申し訳ない気持ちでいっぱいのパソン。
「この手を切り落とそうと思いここに来ました。
でも刃こぼれした剣がたくさんあって…」と刃を研ぎながら泣くパソンに、
「この手は一人のものじゃない。傷つけたら許さない。
この手の持ち主に食事を休息を」と温かい言葉をかけるタムドク。
パソンだけじゃなく、チュムチもタルビもホロッ…。

ホゲ軍兵士の物資の様子を気にするタムドク。
ここで役に立つ情報をくれたのは、囚われていたタルビでした。
あんな状況でも、ちゃんと観察していたとはさすが!
靴が古くなっても替えがないから布を被せていた。
皮膚病にかかった者も。肉を食べられるのは隊長以上だけ。そして水不足。
これを聞き、一刻も早くホゲ軍に向かわねば…と決めたのでした。

そのホゲ軍では、下っ端の兵士たちは↑のような状況だし、
ホームシックのかかる者もいて、すっかり士気が低下していました。
ビラの効果もあり、とうとう脱走者がーー。
以前、裏切り者は見せしめの為にすぐ処刑とホゲが宣言した通りに、
追いかけて処刑しろと命じる騎馬隊長。
捕まったものは、無残にその場で斬り捨てられてしまったのでした(>_<)

チョロと共に戻る事にしたけど、王に会わないと言うスジニ。
「目覚めた理由があるはず」と、それが何なのか知りたいのでした。
朱雀の守り主としてタムドクを守るため・・・なのよね。
それで契丹に来ていて、惨状を見てるしか出来なかったスジニ。
まだ息のある者を探し、手当てするのが精一杯だったのでした。

脱走者は数百を越えていて、すべて処刑していいものか…と判断をゆだねられて迷うホゲ。
連行された脱走者に、なぜ太王に着こうとしたのか理由を聞くと、
「老いた母がいる家に帰りたかった」と泣いて答える兵士。
「高句麗の為というば助けたものを…間違えたな」
ホゲの言葉の意味を理解し、非情にも彼らを殺すホゲの部下。

何とか逃げられた兵達がどの位いたのかわからないけど、
太王軍に投降して、受け入れてもらえたのでした。

高句麗に従うことを決意し、二千の兵を連れて来た契丹首長のアティラ。
しかし、彼らの目的はホゲの首。
それを聞き「不愉快です。その首を跳ねるのは高句麗の王のみ」と
勝手な振る舞いをしないように、釘を刺すタムドク。

ガリョが二つの神器を盗み自害したと報せを受け、
「高句麗は最高の政治家を失いました」と、心痛むタムドク。
もしホゲがあの夜に生まれなかったら、違った運命を辿ったのかも。。。
ガリョの死を知った後では手ごわくなるので、急いで出陣することに。
元々いた太王軍の兵+契丹の兵、兵達を後陣に据え、いよいよ出陣することに。彼らと争うのが目的ではなく、
ホゲ軍を混乱させる事、投降兵を救う事、
そして一番の目的はホゲ軍内部の反乱と告げるタムドク。
脱走兵の処刑を、信じられない様子で見てた二人の将軍、
彼らがキーとなるのかしら(・・・?)

出陣するチュムチに衣服を直して着せてくれたタルビ。
何だか夫婦みたいね~。
思わずタルビを腕を捕まえて、帰って来たら話が…とチュムチ。

ガリョからの最後の手紙を持ち、ホゲ陣営に現れたキハ。
最後という言葉に、タムドクが処刑したと思い激怒するホゲに、
「自害しました。奥様と同じものを差し上げた。
霊廟で似たような事があった。先王様は息子の前途を邪魔しないように言われ、
私に濡れ衣を着せて命を断ちました。
ヨン・ガリョ様は“息子が王になるのを助けて欲しい”と言いました」と告げ、
2つの神器を差し出し、お腹の子の父親になって欲しいと頼むキハ。
「太王の子か…」と呆然とし、何を言われても黙れ!と怒鳴るホゲ。
「何があってもそばにいてくれる約束は?」と言われても、
キハを愛するからこそ、そんな願いを聞き入れられないでしょう。
サリャンに剣を向け、
「あの女を連れて帰れ。二度と現れるな」と涙目で睨むホゲ。

西方の兵士が離脱し始め、崩壊しそうなホゲ軍。
それでも数千の脱走兵を殺せと命じるホゲに、将軍たちが大反対。
ホゲに賛成するものと、太王軍の元に行こうする部族が対立する中、
西から太王軍が、南方からは契丹軍が攻めてきたと報せが来て、
対立する部将達の言い争いはピークに達し、
離脱して太王軍に行こうとした部将を斬り捨て、
「背中を見せるな」と呟くホゲ。
ホゲ自身、もう何が何だか…って状態で、目がいっちゃってる感じが。

タムドクの身に何か起きそうな予感が過ぎるチョロ。
スジニを連れ帰る約束を果たしたいと言うチョロだけど、
黒朱雀の話を聞いてるから、行きたくても行けないスジニ。
「私は見つからなかったと言って欲しい。私の王様をお願い。
生まれ変わったら恩は返すから。会えて嬉しかった。来世で会おう」
そうスジニに言われ切ないチョロ。
来世で会えたのに、また片想いだったものね。

ホゲと話した後、突然産気づいてしまったキハ。
何とか空き家まで連れて行って寝かせた後、民家に押し入り、
出産を手伝えそうな子持ちの女性を強引に連れて行ったサリャン。
キハの一大事にすごく焦ってたのが印象的。

空き家に入っていくのを偶然見かけ、
両親の敵を討とうと、剣を振り下ろそうとしたスジニ。
でも出産の苦しみで必死にもがくキハを見てると、
剣を降ろして、その手を握り締めてあげたのでした。

しかし、この家の回りにいつの間にか火山会の面々と大長老がーー。
スジニがキハと子を守ってくれればいいなぁ・・・。

「太王四神記」他の回はこちらです。

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