ファン・ジニ 第8話

サダタイトル・・・「髪かざり」
画像
☆感想とあらすじ(ネタバレあります)☆

チニとの婚姻を認めて欲しい。命を賭けてもいいと言うウノに、「そんなに好いていたとは」と驚くチョン・チュク。
一応娘の許婚なのに、あんまり怒らないなぁ…と不思議だったのだけど、
後のシーンで、ウノの父であるキム・パンスから恩義を受けていて頭が上がらないから…とわかりました。
考えた末、チニを傍に置いて構わないと認めたものの、結婚は娘・カウンとするようにと告げるチョン・チュク。
「妻となる人はただ一人。カウンは気立ての良い人です。
でも私の心は一つなのです。身も心も捧げる事は出来ません。
どうか私を友人の子とも両班の子弟とも思わず、一人の民として見てください。
民の苦しみや悲しみに手を差し伸べるのが役人と、男だと教わりました」と懇願するウノ。

その帰りに教房へ寄ったウノだけど、
ペンムとの約束があるのでチニは居留守を使って会いません。
「そっとあの人の手だけでも握りたかった。
手を握れたら、いくら辛くても耐える事が出来ると思った。
真心が通じれば私達が歩む道は開けると、そう言ってあげたかった」とウノの言葉を
扉越しにジッと聞いていたチニ。
このカメラアングルがgood~。

その夜、稽古をしてたチニを拘束し、
「邪魔するものは斬り捨てろとチョン・チュク様の命令」と連行しようするお役人。
その前に立ちはだかり、「なら斬り捨てなさい。出来ないならこの子を渡しなさい。
チョン・チュク様と話し、この子に罪があるなら引き渡す」と迫力のペンム。

「チョン・チュク様が地位を追われそうだった時、
助けてくれたのはキム・パンス様」と、裏話まで抑えていたペンム。
もしチニの命を断てば、まだ若いウノはカウンとの結婚を拒むだろうし、
死によって引き裂かれれば、初恋を引きずり廃人状態になるかも。
そうなればキム・パンス様も黙っていないだろうから、
困るのは後ろ盾を失うチョン・チュクの方だと軽く脅し
とりあえず、チョン・チュクを協力者にする事に成功したのでした。

突然の拘束劇の後、ずっと呆然としていたチニに、
「これはほんの序の口。勝つ自身がないなら愛を断ち切りなさい」と告げるペンム。
その言葉に発奮されたように、コムンゴの稽古に励むチニ。
ペンムの言葉はキツイようだけど、チニを奮い立たせる愛のムチなのよね。

鶴の舞いを習得するため、宙吊り状態の特訓が続く童妓たちだけど、
その域に達するのはまだまだ・・・。
それは当然で、何十年演じたペンム自身も
まだ師の域に達していないと感じているほどの難しい舞い。
実は、鶴の舞いを披露するつもりはなく、狙いは別の所にあったのでした。
「今まで覚えた舞いが変わるはず。、軽やかになり艶を増すだろう。
何よりチニの芸への情熱に魂に火をつけるはず。
チニは愛なしで生きられても、芸を離れて生きられない。
その本能に気付いてないだけ」とクムチュンに話すペンム。

都に滞在してる夫の元へ出向き、
チニとの結婚を考えてるウノの目を覚まさせるために、
「あなたの自身の手で、チニという娘の運命を教えてあげてください。
手荒な真似をしてでも」と頼むウノの母。

水揚げの日が近づき、童妓たちに田舎へ帰る休暇を与えたペンム。
チニは三千拝をするために、育ったお寺へ向かいました。
仏様にお辞儀をしながら、
「私はこの愛を守れるでしょうか…」と自問自答するチニ。
三千拝を終えたチニに、
「妓生の名を決めてなければ、明月(ミョンゴル)という名は?
妓生として来て行くのは楽じゃなくても、くじけてはならん。
欠けては満ちていくあの月のように、明るく堂々と生きなさい。
そしてお前の才能で、万物を照らす月のように
苦しみを抱える多くの人を慰めるのだ。そのように生きられるか?」と住職さん。
ウノとの愛に生きようとしてるチニには、頷くことは出来なかったけど、
住職さんの言葉は、心にしみたようでした。

一方、具合の悪い母親の為に、薬を買って戻ったソムソム。
しかし、「安い薬なんて効かない。水揚げしてもらって高い薬を」と文句を言い、
何かと気遣って助けてくれるチャンイの事を
「いい迷惑。下男のくせしてお前に目をつけて。
お前の器量なら偉いお役人さんが水揚げしたいって列を作る」と言う母親。
チャンイの心を踏みにじり、娘を金の道具にしか思ってない母親に
「偉い役人なんてみんな年寄り。娘が抱かれて胸が痛まないの?」とソムソム。
「ありがたい事。この暮らしをごらん」と悪びれない母に、
涙がこみ上げるソムソム。可哀想だわ。。。(:_;)

嘆願書に理解を示し、その前に父親の了解を得るように言い、
それが出来れば朝廷に伺いを立てるし、宴からチニを外すとチョン・チュク。
まさかこれがチョン・チュクの策略とも知らず、
宴まで数日あると、都にいる父親の元へ向かったウノ。

ウノを追っ払った間に、宴の日を繰り上げたチョン・チュク。
反対したペンムだけど、押しきられる形で従うことに。

前回、ピョク・ケスを取り入る事を失敗に終わったプヨンは、
リベンジに狩り出されることに。
「今度失敗したら、お前を妓席から外す」と脅すメヒャン。
しかし、笑顔を作って座敷へ向かったプヨンを待っていたのは、
見るからにエ○ジジィ・・・o(-_-;*)
驚いて逃げ出してしまったプヨンを待っていたのはメヒャンでした。
嫌だと訴え、すがる目のプヨンをビンタし、
「お前のせいで今や女楽の地位は崖の渕。
罪を犯したら(…ってあれが罪かい?!)償うのは当然。
妓席から外されたいか?あのあばら家に戻りたいか?
お前のその芙蓉(プヨン)という名は、濁る沼に根を張咲く蓮の花。
よく覚えておけ」とメヒャン。
貧しい暮らしに戻るのは二度と嫌、でもあの男と枕を共にするのも…
しかしメヒャンの言葉に従い、震えながらも水揚げに応じたプヨン。。。

ウノとの愛を選ぶつもりなのに、稽古してるチニに、
「勝負に勝ったとしても、待ってるのは、
絹を脱ぎ捨て雑巾みたいな服を着て、畑を耕す生活。
肥え桶だって背負う。それでも妓生としての生活を捨てるの?
あんたが守りたい愛がどんなのか分からないの?」とソムソム。
「心を無くして生きる方が哀れ。
私はこの気持ちに正直に真っ直ぐに進みたい」と答えるチニ。
自分もそう生きたいだろうに、家族のしがらみから逃れられないソムソム。
「私はあんたは特別と思ってた。でも違った。
あんたはこの世で一番の大バカ。私には出来ない。
そんな惨めな生活を送るなんて…」と叫ぶしか出来ないのでした。

外へ出ると掃除していたチャンイがいました。
「うちに手伝いに行って恩を売るような真似しないで。
私達は一緒になれない。もう話しかけないで」とソムソム。
母親にあんな風に言われるチャンイが悲しいからなのよね…。
わかった…と言い、綺麗な髪飾りのリボンを渡し、
「初めての宴に。お前の髪飾り、古くて気になってた」とチャンイ。
「わかってるの?これをして他の男に抱かれに行くのよ」とソムソム。
「それ位してあげたくて」とチャンイ。
「こんな田舎臭いのは嫌。いらない」と声が震えるソムソム。
二人の運命にやり取りに、胸が痛んで涙が…(T_T)
まさかこの後あんなことになるとは思わなかったけど、既に悲しかった。。。


宴を明日に控えた前夜、
「水揚げの前の晩は教房が泣くって。
妓生の運命が切ないって門がなき、柱が泣き…。
それはこの世で浮かばれなかった妓生の泣き声…
世間の嫁入りは幸せを感じる日なのに、妓生はこれから幾人もの…」
と先輩妓生が話してると、どこからともなくすすり泣く声が。。。
あ、ここにいないソムソムが泣いてるのね。と思ったら、、、

様子を見に行ったチニたちが見たのは、梁から首を吊っていたソムソムの姿。
「目を開けてソムソム」とチニが揺すっても反応なく、もう既に・・・。
皆が泣き崩れる中、「放り出せ。意気地のないものは最初から妓生に向いてなかった。明日は宴だ」と言うペンム。
なぜそんな事を?ソムソムなんですよ?」とその非情さが信じられないチニ。
たとえ親が死んで我が子が死んも宴をする。それが妓生。
お前が悲しめば生き返るとでも?」とペンム。

実に戻ると、ソムソムの遺書を握り締めていたペンム。
行首として厳しい事を言ったけど、
心が痛まないはずはないし、
ソムソムの苦しみをわかってあけられなかった悔しさもあるでしょう。

変わり果てたソムソムの姿を抱き締め、号泣するチャンイ。
そしてソムソムを抱きあげ、家まで連れて行ったのでした。。。
甘い言葉も交わせず、抱き締めるどころか手も握った事がなかったろう二人が、
こんな形で抱っこしてるのが哀しくって(ノД`);・

---チャンイ、チャンイ。一度も優しく呼べなかった。
でも心の中では綺麗な声で呼んでいたの。何で呼べなかったのかな。
本当はこの髪飾り、とっても気に入ってたの。
これと一緒に逝けてよかった。今度生まれ変わったときは、あんたは下男じゃなく私も貧しさを嫌う女じゃなく、生涯一緒に生きたい・・・---

食べることで悲しみを乗り越えようとしていたクムチュン。
実は姉のように慕ってた人も親友も、同じように亡くしてしたのでした。
「あの部屋の梁が頑丈すぎて…」って、なるほど。
---エンム、お化粧道具は全部あげるわ。
最後の夜、綺麗だったから嫉妬しただけだったのに、
椿油を貸してあげなかったことを悔やむエンム。
---チニ、私はあんたが羨ましかった。
あんたのように勇気を出して見たかった。
でも一度も自分の愛に正直になれなかった---
ソムソム…、これしか道はなかったの?哀しすぎるよーー。

ソムソムの形見の琴を弾き、
「愛なんて知らない方が良かったのです。私もソムソムも」と泣いてるチニに、
「愛を失いそうで怖いのか?屈するんじゃない。
辛く苦しいなら歯を食い縛り耐えるのだ。
その向こうにあるのが愛だ」と告げるオムス。 
包み込むような父親のようなオムス様の言葉にジーン・・・。

都に到着し、宴は明日だと聞いてトンボ帰りしたウノ。

美しく着飾っても、ゆうべのソムソムを思えば哀しい童妓たち。
しかしそれを乗り越え、宴の席へ向かったのでした。
両班たちが見守る中、上座にいるウノの父。
両班の中でも地位が高いのね。
一つ目の出し物の舞の最中、到着したウノ。
上座に来るように促すチョン・チュクを制して、
まだ若輩者だから末席へと言うウノの父キム・パンス。
次の芸の前に長剣を二本持ってきて、
「もしも一人を巡って競う時はこれで戦い娶っては?
よき余興になる」と提案するペンム。
あまりいい顔しなかったチョン・チュクだったけど、
何か考えがありそうで、賛成したキム・パンス。

次の芸は、チニが奏でるコムンゴのソロ演奏でした。
終わるとチニの元へ歩み寄り、水揚げを申し出るキム・パンス。
迷いながらも、震える手で髪飾りを解いたチニ。
ここのBGMがハラハラドキドキ…て雰囲気の曲で、また一段とドキドキ。
キム・バンスに髪飾りを渡そうとした瞬間、「お待ちください」と叫んだウノ。
この場面で、懐かしの“ねるとん”を思い出したのは私だけ?

サブタイトルの「髪飾り」は、宴で渡す髪飾り…と思っていたら、
ソムソムの悲しい髪飾りのストーリーもだったのね。。。

「ファン・ジニ」他の回はこちらです。

ファン・ジニ 1 (1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1) (ハヤカワ文庫 NV キ 11-1)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2008年06月04日 00:14
pandaさん、アンニョン♪
あは、参った!ねるとん?
私もその発想しなかったーー(笑)
私もまさかのソムソムで泣いてしまいました。チャンイも可哀想でー。髪飾りはジニだけではなくて二人のということだったんだねー。
このドラマ評判がよかったけど、面白くなってきたかも~♪
2008年06月05日 21:59
so-so♪。さん、アンニョン♪
おっとーー!「ねるとん」と思ったのは私だけ?でも9話を見るとこんな事書いて笑って申し訳なかったわ・・・。

ソムソムはプヨンとはまた違った感じで、チニと競っていくキャラ?と思ってたから、死んでしまうなんてビックリ!しかもそういう選択をしなければならない過程が悲しくって・・・。
チャンイにも泣けてきたし、「魔王」でイメージ崩れたけど、彼への好感度アップよ。

「髪飾り」の意味はチニとソムソムの事だったのよね。次の回の「雨の日…」ってタイトルも、そっちの雨の日だったの?!と驚いた私です。展開が読めそうで読めなくて、面白いドラマだわ~。
よしく
2008年07月20日 10:47
前回、今回はチニだけじゃなくソムソムも水揚げまでには何があるのだろうと思っていたら、こんな悲しい結末って!ドラマの脚本ってスゴ!! それに、髪飾りのタイトルは、これを読んで、ハッとしました。そっか~って!目の付け所が違いますね~、尊敬!次回も思わせぶりのようなので、気を付けて見なくては!
2008年07月25日 22:29
よしくさん、
今回はソムソムが悲しかったですね。
サブタイトルの「髪飾り」は、宴の最中に渡す髪飾りって事だと思ったら、チャンイからソムソムへの贈り物にも引っ掛かっているなんて(製作者の意図もそうなのか不明ですが…)深くて唸りました。「これと一緒に逝けて幸せ」なんてソムソムもチャンイも可哀想でしたね。

この記事へのトラックバック

  • ファン・ジニ 8・9話(ノーカット)

    Excerpt: ■送料無料■韓国ドラマ サウンドトラック CD+DVD【ファン・ジニ】 08/2/20発売 ファン・ジニ(1)泣いた・・・8話ではソムソムとチャンイに、9話ではウノに・・・まさかのウノの出来事。最初.. Weblog: diary(徒然なるままに) racked: 2008-06-04 00:13