太王四神記 第13話

サブタイトル・・・「疾風のごとく」
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騎馬隊が到着するまで待てというタムドクの伝令が届いたものの、回りの兵士たちは「戦闘に疎い方の命令。進軍すべき」と言う声が大多数。更に朱雀の守り主(キハ)も同行するから士気を高めるようにとの父からの伝令を聞くと、このまま出撃すべきか否か迷うホゲ。

一方、百済への出陣を前に、絶奴部族長・フッケから、戦闘船の説明を受けながら、
貨物船の図面に目が留まり、「これが必要だ」と言うタムドク。
波があれば進み無ければ止まるという船なのだけど、たくさんの兵士と馬を乗せて移動できる事に目をつけたのでした。

ダトムクの兵士になり、仲間たちを呼びに向かったチュムチ。
チュムチのシウ部族って、確か百済の領地になってしまっただったっけ?
各地に散らばって暮らしてた仲間たちは、
ずーっとチュムチからの呼びかけを待っていたらしく、
次々と集まって来た仲間たちを見て感激し、「死が待ってるかもしれない。俺についてくるか?」と呼び掛け斧を振り上げるチュムチ。

「この方が王様だ」と紹介されても、
「シウ部族の地を取り戻してくれるとか?俺達を騙して服従させようって腹なら…」と挑戦的なシウ部族の仲間達。
そんな事で気分を害するタムドクではなく、宥めようとするチュムチに「お前ホントに部族長?信頼されてない」とコソッと告げ、
チュムチの方も「お互い様。貴族達も王様を無視してる」と返し、
中々いいコンビ?!

この時代、東西に別れていた百済。
その中心にある関彌(クァンミ)城の前に世界最大の造船所があるので、ここを落とせば海を掌握出来る。
だから近隣の国はみなここを欲しがっていると説明するヒョンゴ。
だからこそ、警備が固く一斉攻撃しても簡単に落とせないらしい。
10歳で城主になり、数々の戦闘に一人で身を投じたというここの城主。
城主が出撃した時の兵士たちの役割は、遠く離れて見物する事、
下手に近づけば巻き添えになって死ぬから…!
ヒョンゴの説明と共に流れる映像は、
仮面をつけて戦う殺人鬼のような城主の姿。
彼が振るう槍は青い光が飛び散り、敵を一層していたのでした。

そう聞いても、この城を攻めると言うタムドク。
自分達だけではもちろん無理なので、ホゲ軍が来るまで、
地ならしをしておこうという作戦です。

父が眠る聖堂に行き、出陣の挨拶をするタムドク。
大掛かりな出陣式をしないのは、「敵を欺くには味方から」ってわけで、
内密に動く策で、表向きはしばらく狩りに出かけるという事に。

関彌(クァンミ)城まで行く経路は陸路と水路の二通りあるものの、
陸路を進むには、30の城の落城が必要で兵力と時間が足りず無理。
それでもう一つの経路・水路を行き10の城を落城して行くことに。
もちろん、世界一の水軍を相手にするのではなく、
川を下ろうという作戦を考えたヒョンゴ。
ヒョンゴって、飄々として頼りなく見えるけど、中々の参謀ぶり!

出撃した後、「百済に進軍した。進路や目的地は極秘に」
とヨン・ガリョに伝言したタムドク。
伝えたのは、ガリョに信頼を置いてるって証だと思うのだけど、
黙って出陣した事や目的地を教えない事に腹を立て、
極秘にって言われたのにもかかわらず、大長老には教えて
「国王が誰とどこに行くのか知らされないとは」と愚痴るガリョ。
まあ、大長老はタムドク出陣の情報は既に得てたようだけど。
火山会が調べたタムドクの経路から見ると、西に進んでいるので、
「百済の援軍を討つためでなく、絶奴との友情を誓いに行ったようだ。
同行した大半は山賊のようなやつら(シウ族の事ね)で、
戦争を起こせる兵力ではない。
各部族長に追うの口車に乗らないように説明してください」と囁く大長老。
「王タムドクを幼い頃から見てきた。決して侮れない」と呟くガリョ。

百済の領地に入っても、船から降りず海に出て
潮が満ちたと同時に上陸し、昔賢(ソッキョン)城を攻めると言うタムドク。
この船を選んだのは、大勢積めるという利の他にも、
貨物船だから警戒されないだろうとこういう利点を考えていたようです。
手始めに大きな昔賢(ソッキョン)を攻めるという作戦は、
小さな城を先に攻めれば、大きな城が守りを固めるからでした。
ダムドクの考えた作戦は、昔賢を攻めるのは近衛隊とシウ族が。
援軍を出されないようにするためと
ホゲ軍に向かった敵の援軍が驚いて戻ってもらう為に、
絶奴部族には関彌(クァンミ)城を攻撃するフリをする。
援軍が戻る頃、自分達は逃げる。最高の騎兵と馬、最軽量の鎧がある…と。
みすみすホゲに勝たせるのか?!と意見するフッケに、
「百済とホゲ、どちらと戦いたいですか?」と冷静なタムドク。
それでも皆の意見は、フッケと同じような感じです。

冒頭、迷ってたホゲだけど、タムドクの命に従ったようです。
進軍しない事に苛立つ者も出始め、
ホゲの方も、朱雀の守り主・キハは来ないし色々な情報で苛立ってた頃、
コムル村から、タムドクの王命を伝えに来た人物がやって来ました。
「機密なので文に出来ない。私がお伝えを。
昔賢(ソッキョン)城を討つ為、百済の領地に入ったはず。
ホゲ様は関彌(クァンミ)城に進撃を。
進撃中の西百済軍が撤退するからそこを討てと」と聞き、
自虐的な笑いを浮かべ、
「王は絶奴部族と友好を深めに行ったという情報も。
拘束して王の意図を吐かせろ」と命じたホゲ。

ホゲの元へ向かう前日、穏やかな笑顔だったタムドクとスジニを思い出し、
大長老の話が耳に入らないほど、心を痛めていたキハ。
そんな様子に釘を刺すように、
「お仕事が山ほどあります。まずホゲ軍の士気を高める事。最近、力が強まってるキハ様が火をつければ兵はいらないかも」と話しかける大長老。
それを遮り、「あの方がチュシンの王ですね。
火山会が信じるホゲ様ではなくあの人が」とキハ。
「必要なのはチュシンの王の血を継いだ男と四つの神器。
実を言えば、本当のチュシンの王がいれば困る」と大長老。
確かに、自分たちの野望を果たすにはそうでしょう。
「もう一人、血を引くものがいたら?」と聞くキハ、
「消すべき。天の力を得たら残すわけにいかない」と大長老。
もう一人のチュシンの血を引く子=お腹の子に手を当て、考え込むキハ。

「朱雀様」と民に見送られ、騎馬隊と共にホゲ軍の元へ向かったキハ。
道中、いつの間にか籠から抜け出し、
キハが向かった先は、二千年前のあの谷?
脳裏を過ぎるのは、雨の中、自分を他人を見るような目で一瞥し、
聖堂で自分の手をすり抜けて行ったタムドクの姿。
身を投げようとした瞬間、止めたサリャンに、
「“本当なのか”と聞いてもくれず私を殺そうとした。なぜ傍に置いたのか。
朱雀の守り主になりたいと望んだ事はないのに。
私の願いはただ一つ、あの人だけだったのに…。
火山会もあの人も同じ。私が必要だから利用し捨てる」悲しく語るキハに、「
「それでお腹の子も道連れに飛び降りるのですか?」と見抜いてたサリャン。
「どうせ死ぬ運命。殺されるの傍で見てられない」
「今度はキハ様が、この世もあの方も火山会も利用する番。
それでこそ子を守れる」と死のうとするキハを止めるサリャン。
「」それをこの子が望んでいる?」と涙が溢れ、谷から身を投じたキハ。

その瞬間、朱雀の力に守られたキハ。
不思議な光に包まれたキハを目の当たりにし、
跪いて敬意を称するサリャンと騎馬隊長。
遠く離れたタムドクにもその力が伝わったようで、
不思議な夢にうなされていたのでした。

甲板に出て気持ちを鎮めるタムドクに、どんな夢だったか聞くスジニ。
「変だろ?夢の中で何か聞いたけど思い出せない…」と遠い目のタムドク。
ここにいるのが申し訳なさそうに、眠くなったと退散しようとするスジニ。
行くのを呼びとめ、「鎧を着せて欲しい。お前に」とタムドク。
戸惑い、ドキマキしながらも着せてあげたスジニ。
「お前も先に行くのか?残れ」と言うタムドク。
えっ?傍にいて欲しいのかしら?と一瞬ドキッとしたろうに、
「問題を起こすから」と言うタムドクに、「居候じゃない」といじけるスジニ。
スジニに背を向けてるタムドクの顔は、
ホントに傍にいて欲しい…って感じだったし、
いつの間にか安らぎを感じるようになったのかな?
着替えが終わると、母の形見の品を渡したタムドクに、
嬉しそうに受け取ったスジニ。
一人で悩み苦しんでるキハを思えば、二人の接近は複雑・・・。

出陣を前に兵達に注意を与え、最後に「死ぬな。命を捨てるものはいらない。最後まで私の傍にいる。それが王の命令だ」と告げるタムドク。

先行部隊として、修行僧のフリをして怪しまれずに昔賢(ソッキョン)城に入ったヒョンゴとスジニたち。
そしてタムドクの兵達も、商船のフリして埠頭に到着し、一斉に出撃。
入城を阻止しようと矢を放つ昔賢(ソッキョン)城の兵士達。
しかし、こちらの楯や鎧は頑丈でバッチリです。
「戦うな。高句麗の旗を残せばいい。第一陣は恐怖心を与えること」と
何より命を大切に思っているタムドクの言葉を胸に刻み、
城門を突破して戦う兵士達。

「太王四神記」他の回はこちらです。

エンディングテーマ Beautiful you/千年恋歌
Beautiful you/千年恋歌(ジャケットB)

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