天国への扉~Stranger than Paradise 第11話

---俺が今、どんなに怖いかわからないだろう?
俺はそれがバレるのが嫌で叫んだり悪態ついたが、
お前はチンピラと言って背を向けるだろう?さよなら…ノ・ユンジェ---
ユンジェのいない部屋で、へたり込んでしまうサノ。
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☆感想とあらすじ(ノーカット版・ネタバレです)☆
お前の苦しみだけが見える…と切なく見つめるサノに、「マネージャーとして当然」とはぐらかすヒラン。
「面倒臭いからってはぐらかせる」と言われ、「それならならなぜ言うの?最後まで隠しなさいよ」と声を荒げて行こうとすると、抱きしめて来たサノに、「やめて…」と静かに告げるヒラン。
突き放したものの、サノの気持ちを知り、ちょっと動揺気味で、
車から降りたけど、サノに何か言おうとするヒラン。
それを遮り、「チンビラの気持ちなんて無視しろ」と真顔のサノ。

眠ってる母を見つめ、「お母さん…どうすれば全部忘れられるのでしょうか?」と呟くユンジェ。すると帰って来たサノの呼ぶ声が。
「すまなかった…兄さん」と言うサノに、
正直に真実を言ってくれる?と思ったユンジェなのに、
次のサノのセリフは「ヒランと別れろ。兄さんを俺の手で殴れというのか?」と。
落胆し、出来ないと答えて「どれほど痛めつける気だ?お前のついた嘘ほど痛いのか?」と、とうとう告げたユンジェ。知られた事に動揺するサノ。

「よりによってなぜ僕だった?」と涙が浮かぶユンジェ。
肉親の愛を知らないユンジェ、本当にそうだわ・・・。
「俺が考えて行動した事あるか?俺の前に現れたお前が悪い」と開き直るサノ。
「お前は謝りもしないのか?」と愕然とするユンジェ。
「母親に会いたくて駄々をこねてる奴を母親に…」と酷い言葉を並べるサノ。
耐え切れずサノを殴りつけるユンジェ。
それでも「「金だけ出して去れば良かったのに。血の繋がりのない奴を誰が喜ぶ?兄貴面して。良い弟を演じて胸焼けする…」と益々エスカレート
嘘をつかれた事以上に深き傷つき、またサノを殴りつけるユンジェ。
それでもサノの罵声は止まらず、掴みかかり「兄と実感が沸くと言ったろ?」とすがる目のユンジェ、「血が混じってないと知ってるのに沸くものか」と睨むサノ。

絶望のまま、出て行き法律事務所の宿直室に泊まる事にしたユンジェ。
しかし、実はサノの酷い言葉のオンパレードは、ユンジェを家から出て行かせるため、そしてここに未練を持たないために、ワザとだったのでした。
「よくやったサノ…もうお前は兄貴でもなんでもない」と涙声で呟くサノ。

翌朝、カナダのおじさんに宿題を見せたいと、ユンジェを捜す母だけど、
「もういない」とつっけんどんに、ノートをぶん投げるサノ。

ナム社長の元を離れた(クビになった?)元担当のチャン室長に会い、
自作の曲のCDを渡し「契約金はなくていい」と移籍を持ち掛けるヒラン。
あの怖いナム社長からヒランを引き抜けばどうなるか…、
想像は難しくはありません。
法廷で争ってでも所属事務所を出るつもりのヒランに、
「ナム社長との正面対決は自殺行為」と説得するチャン室長。
「私も怖いです。でも一番怖いのは、私の人生全てを奪われる事」とヒラン。

ユンジェを心配して訪ねて来た神父様。
母親ではないと知りながら、黙ってた理由は
告解の秘跡で聞いた話は、何があっても漏らしてはいけないからで、
「お前の母親は死にたいと言う言葉だけ繰り返してた。
これだけしか言えない。カナダに帰った方がいい」と言う神父。
「いっそ“お前なんて生まれ変わっても家族なんて捜せない奴”
と言ってくれたら、期待などしなかったのに。
あの方…僕の母親じゃないとわかっても、目が離せないほど好きでした。
だから本当の母親に会えたらどんなに嬉しいか。必ず捜します」とユンジェ。

お見舞いに来て世話を焼いてくれるサノに、
「ヒランを頼む」とすごーく信頼してるヒラン父。
そこに病室に来たヒランは、昨日の事があるから気まずそう。もちろんサノも。
話があるとサノに呼ばれて、「兄貴の事、知ってたんだろ?
ゆうべ話をつけて出て行った」と聞き、驚くヒラン。
「てっきりお前と夫婦ごっこしてるかと」と嫌味なサノは、
「あんたには良心がないの?」とヒランが呆れても、
「そんなものとっくに捨てた。お前とどう別れさせようと悩んでたから良かった。
俺をこうさせたのはお前」と悪びれません。…というかワザとなのよね。
「おじさんに指一本でも触れたら許さない」とヒラン。
「お前の許しなんかいらない。愛ならいいけど」とサノ。

チョ室長の調べで。ヒラン父の入院&サノが出入りしてることを知り、
険しい顔が益々険しくなるナム社長。

携帯に撮ってた母の動画を見るユンジェ。
カナダにいるソンホに向けてのメッセージで、
自分が教えた英語も一生懸命に話していた母を、嬉しそうに撮ってたユンジェ。
愛しい母の姿に笑顔が浮かぶけど、切なくなってくるユンジェ。
自分に向けたメッセージだと思ってたのに、違うんだものね。。。

ユンジェを励まそうとウンスのカフェを借りたヒラン。
快く貸してくれたウンスに、「こんな事言える立場じゃないけど、
サノの力になって欲しい」と言うヒラン。
「言える立場じゃない人には、それがむごいってわからないでしょう」とウンス。

前にユンジェがしたくれたように、ロマンチックにセッティングしてコーヒーを煎れ
「私はおじさんみたいに温かい言葉も美味しいコーヒーも出来ない。
でもおじさんより得意な事がある。歌を歌う」と励まそうとするヒラン。
歌手だけど、すごーーく緊張して・・・というのも歌ったのは、
コミックソングみたいな振り付けありのおかしな曲♪
歌い終わって、恥ずかしいーーと照れるヒラン、
ヒランの気持ちが心にしみ、涙が流れて抱きしめるユンジェ。
「泣いてるんじゃなくて、笑ってます。ヒランさんがいなかったら、今よりもっと辛かったでしょう。本当にありがとう」と再び抱きしめるユンジェ。

店の外でそんな様子を見ていたサノ。
自分の前では決してみせる事のない顔で、無邪気に笑って歌うヒラン。
そして抱き合う二人の姿が切なくて、街中をフラフラと彷徨っていたのでした。

ウンスからコーヒーの指示メモのお礼の電話が来て、
サノの様子を尋ねるユンジェ。
騙されたとわかっていても、やっぱり心配なのね。
そこに店を訪ねて来て、「少しの間母さんの面倒を見て欲しい」と言うサノに、
「喧嘩したから、さっきサノが大丈夫か聞いたのね」と納得のウンス。
ユンジェが気に掛けてた事に驚くけど、強がる口調のサノ。
結局、困った時だけ頼って…と、断ったウンス。

事務所の前にいた実母は、突然ユンジェに声を掛けられてビックリ。
会いに来て迷ってたのだろうけど、このビルにいる人に会いに来たと誤魔化して、ユンジェに相談があると誘って喫茶店へ。

わざわざ足を運ばせた事を気遣う実母に、
「ノ神父の知り合いなら、僕にとっても特別な人」と言うユンジェ。
息子から聞く「特別な人という言葉に、ドキっとし、
「お母さんと会えて何が一番嬉しかったですか?」と聞く実母。
「母の存在はいつも漠然としてて、作文も絵も書く事が出来なくて、
書ける子が羨ましかった。今は語る事が出来て嬉しい」と笑顔のユンジェ。
次は、子を捨てた母親を憎まないか聞く母。
「お母さんが何の傷もなく暮らしてたら、憎んだと思います。
でも子を捨てた事を悔やみ、精神まで病んだ姿を見たら、一瞬にして許せました。地球の反対側で僕も母さんも心を痛めてたと思うと…」
ユンジェの言葉が胸に突き刺さり、涙が溢れ、涙もろくなって…と誤魔化す母に、
「僕こそ関係ない人の話を。もう終わった話です」と謝るユンジェ。

別れ際に、持参した絵をプレゼントする実母。
他の人への贈り物なのにと断るユンジェに、
「絵は魂を込めたものだから、自分の居場所をわかるみたい」と母。

別人の母親と一緒でも、幸せに暮らしてると思ってたのに、
つらそうな表情と最後のセリフに、何かあったと察し、神父様に聞きに行く母。
「ユンジェの存在を家族に話せますか?」と言う神父、
「子も大きくなったし受け入れるだろうと。ただあの子が受け入れないかも」と
実の母親であんなに喜んでたのに、
自分が劣って落胆させて傷つけてしまったら…と気にしてる母。
でもまだ、今の家族には何も話してないのね。。。

父の病院へ向かってたヒランとユンジェ。
「あまりにも走りすぎてるんじゃないかって。
ヒランさんはここでは有名人だし、カナダでお父さんとヒランさんと暮らすという事も考えました。アルバムを出す時だけ帰国すればいい」と言うユンジェ。
「歌手はパートタイマーじゃない。私はまだ25歳。どうして35歳の人に合わせるの?」とムッとするヒラン。
険悪なムードになっちゃって、“あなたたちハッピーエンドじゃない不吉な気がする”と、パク弁護士に言われた事が頭を過ぎるユンジェ。

ナム社長に投資話の相談に来たチャン室長を見かけ、
ヒラン父の話で、ヒランがチャン室長と内密に会ったらしい事を思い出し、
社長と何を話してるのかと気になるサノ。
話が終わって出てくると「病院へ行け」とサノに命じる社長。
すべてが筒抜けだった・・・と気付いたサノ。

サノが来てくれて笑顔だったのに、
ナム社長を連れて来たから愕然とするヒラン父。
チャン室長は、ヒランとナム社長を秤にかけ、ヒランの裏切りを売ったらしい。
自分が勝手に行かせたとヒランを庇うヒラン父に、
「俺から離れたいなら、歌うことは諦めろ。
何が子供の得になり損になるか考えるんだな」とせせら笑うナム社長。

エレベーターの中で、黙ってた事を詫びるサノに、
「残ってるチャンスは一度だけ」とナム社長。
外に出ると、丁度ヒランとユンジェが向こうから来るのが見え、ユンジェを殴らなければならなかったサノ、その様子を満足そうに笑ってるナム社長。
ヒランに止められても罵られても、蹴る事を続けるサノ。
「殴れ。兄貴じゃないなら殴れるだろ?僕はまだお前が尾等じゃないと実感出来ない。だから目を覚まさせてくれ」とユンジェ。
叫び声をあげて踵を返し、街中を走るサノ。
サノもまだ兄貴だという実感が残っているみたい・・・。

自分のために殴られたユンジェに涙が流れるヒラン。
「忘れられられればいいのに、憎もうとすめと目に浮かんで気になる。
以前のように暮らしたくなる。あいつも僕のように辛いのでしょうか?」
そう話すユンジェを優しく抱きしめて、
「あいつは口ではああだけど、心の底は誰より温かくて優しい」とヒラン。
ヒランはサノの事をちゃんとわかってくれてるのね。

サノが家に帰ると、母の面倒を見てくれてたウンスがいました。
ホント、この子はいい子だわ~。
あーあ・・・それなのに、
「オッパ」と呼ぶウンスの髪に掴みかかり、「人の亭主に!」と暴れる母。

眠ってる母を見つめ、傍らで団扇を扇いでくれてたユンジェを思い出すサノ。
目が覚めて、「カナダに行きたいって言わないから、
おじさんに帰って来てと言って」と母。
「母さんのせいだ。俺がこんな奴じゃなかったら、こんな事にはならなかった。
毎日、長男に会いに行く金を貯める為に仕事して、
俺を見るたびチンピラと叱り罵る。そんな奴がどう一人前になれるんだ?」
サノが気持ちをぶつけても、わからない母。
「あいつがいなくても暮らして来たじゃないか。
もう少し我慢して」と母に言いながらも、自分にも言ってるようなサノ。
チンピラのサノも辛い人生だったのね。

花束と共に届いたメッセージに「大事な話があるから、会社の前で待っててください」とあり、一体なぜ?と不思議そうなユンジェ。

今日の天気は雨だからと、バス停でユンジェを待つサノ母。
あちこち探し回って見つけたウンス(あんな事されたのに、ちゃんと来てくれてたのね…)が、ユンジェに電話したけど通じず、
会社まで傘を届けに行くと言うサノ母に、仕方なく着いて行ってくれたウンス。

チャン室長に呼ばれてきたのに、ナム社長も同席してて、失望のヒラン。
そのまま会社に行きサノに、
「昨日殴ったのもナム社長のせいね。あんたもこんな事止めたいでしょ?
私と組まない?ナム社長の弱点を少し見つけるだけでいい。
それをもってあんたと独立」と持ちかけるヒラン。
「ここを出ても俺に得はない。お前は何をくれる?」とサノ。
「望みは?」と聞くヒラン。「お前」と答えるサノ。

---ユ・ヒラン…自分の事しか考えない悪い奴。
カン・サノ。絶対に嫌と言って。私みたいな女に揺れないで。
今回も私を選んだら、本当に申し訳ないじゃない…---
悩むサノを見つめ、涙が流れるヒラン。
冒頭のシーンでヒランはサノを拒絶してたけど、
少し「愛」があるようにも見えるわ。。。気のせいかな?


「天国への扉」他の回はこちらです。

天国への扉
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