映画 『氷雨』 (2004年/韓国)

画像北海道の今年のお正月は、韓国映画が目白押し!
その中でも一番多かったHTBさんは、ワイドスクリーンのまま(これはキー局のテレ朝もですね)、そしてエンドロールトまで、ちゃーんと放送してくれてましたね~
しかも、放送時間も長くとってくれて、カットはほとんど無かったのでは?
オオカミの誘惑」もワイドでしたがカットが…「純愛中毒」とかは、どうだったのでしょう。
去年のフジ系「私の頭の中の消しゴム」は、二人のアップでは、
顔が切れていて、残念だったシーンもありました。。。

と、話が逸れましたが、「氷雨」
前に、何かの特集で、この映画のメイキングを見て、興味を引いた映画でした。
女子寮の壁を、ロッククライミングのように登るキム・ハヌルは、
ちゃんと本人が演じてしたのだけど、
遠くからの映像だったので、スタントに見えて、もったいなかったです。
命綱をつけてはいたけど、窓から中に入った時は、
怖さと緊張が解けて、泣き出してしまったハヌルちゃんだったのにーー
スクリーンで見たら、本人とわかったかな?

主演のイ・ソンジェは、少し前に「シン・ソッキブルース」の醜男を見たので、
そうそう、こんな素敵な人だったのね~と改めて思えました。
ソン・スンホンは、今まで彼のドラマを数本見た限りですが、
カッコよくてモテる男が多いので、そんなイメージ。
それに比べると割りと地味目なウソンという役なんだけど、
それがまた良かったりして~という感じ。
キム・ハヌルは、二人から愛される女性ですが、
芯の強い、男勝りな感じながらも、可愛らしい女性でした。

雪山のシーンなど、これはワイドで放送してくれて正解だったと思います。
この映画は、現在のアシアックというアラスカの山の時間軸で話は進み、
そしてその中で、時々ジュンヒョンとウソンが、それぞれの回想して過去の時間が進んで行くので、最初は少し戸惑いました。 

すごーく感動した!という映画ではなかったけど、
中盤の病院のシーンと、最後の場面はホロリとしました。
色々の場面でのそれぞれの厳しい選択、
そして、ジュンヒョンとウソンが、なぜこの山に登ったのかが、
少しずつ明らかになって行き、理由がわかっ来た時には。。。
それぞれの3人の愛に、共感出来なければ評価は低くなるかな?
私はラストにホロッと来たのだけど、
よく考えれば、違うラストでも良かった気もしてきました。

アラスカのアシアックという山で出会ったジュンヒョン(イ・ソンジェ)と、
元野球部なのに、3年前にこの道に入ったというウソン(ソン・スンホン)。
↑なぜ道を変えたのか?という疑問を持ちつつ見て行きました。
それぞれの回想に、ギョンミン(キム・ハヌル)が出て来るけど、
どうやらお互い初対面で、ギョンミンと関りのある人とわかってないらしい。
幼馴染の事を懐かしそうに話し、「この山に来た事は言ってないけど、今頃わかってるかな」と、遠い目をしてたウソン。


以下、展開に関するネタバレあますので、ご注意を!!

  ↓  ↓  ↓







その幼馴染とは、ギョンミンの事。
大学に入ってから再会し、ドンドンと好きになって行ったウソン。
でもギョンミンの方は。。。

ジュンヒョンがギョンミンに出会ったのは、
OBとして参加した大学の山岳会の新入生の歓迎会。
その時、話は交わさなかったけど、帰り道にぶつかりそうになったりという場面もあり、家に帰ってからも、少し心ここに在らず…という感じのジュンヒョン。
この時、家には妻らしき人が。。。

次に会った時は、道路の向こう側で、頭を下げるギョンミン。
え?俺?って感じで戸惑うジュンヒョンが、何だか可愛らしい。
思いっきり手を振って、息切らして、自分の元へ走って来たギョンミン。

駅のポスターの山を、「アシアック。あの山を登れば、この世で別れた人に会えるそうだ。姿が美しい山」と教えるジュンヒョン。
「あの山、先輩に見える。少し寂しそうな横顔とか」
ギョンミンの言葉どおり、結婚していても、寂しかったのかもしれません。

夏の登山で、靴を無くしたギョンミンのために、次の日靴を盗んできてくれたり、
夜中に二人して目覚めてしまって、微笑みあったり、
二人の距離が縮まっていった様子です。
一緒に海に小旅行に行ったり、二人の時間を過ごすために、
寮を出てアパートに越したギョンミン。
でも母が尋ねて来ても、友人とウンスが尋ねて来ても、
ジュンヒョンがいる時は、紹介する事が出来ない相手なので、
ドアを開ける事は出来ない。。。
韓国では「不倫」ものには、かなり世間が厳しいそうだけど、
この映画はどうだったんでしょう(・・・?)

アシアックへの登山は、最初は天候が良かったものの、
生憎吹雪と落雷に見舞われてしまい、
ザイルに捕まって崖を登ってる時に、先輩が雷に打たれて落下、
一緒に落ちそうになったウソンを、
ジュンヒョンが力でザイルを引き上げてくれてくれました。
しかし、ザイルを支える金具が外れてしまって、二人共落下。。。
この時の映像は、いかにもCGという感じで、ちょっといただけないわーー
先に落ちた先輩(ここまではコミカルな役どころだったのだけど…)は見つからず、
ジュンヒョンは足に大怪我を負ってしまってました。

一方、キャンプを張ってるジュンヒョンの友人のインス。
連絡が途絶え、この天候…このままでは全員死んでしまうと、
ここから撤収すると、泣く泣く決断。
友を見捨てなければならないインス、辛かっただろうなぁ。。。
でもこれが山男の掟。 
一方が危険な場合は、ジュンヒョンは自らの犠牲は覚悟していたのでしょう。
(インスを演じた俳優さんは、「達磨よ!ソウルへ行こう」では、シン・ヒョンジュンの部下、「王の男」では大道芸人のユ・ヘジン)

洞窟に非難してたジュンヒョンとウソンは、
眠らないように、お互いの愛する人の話をしていました。
ジュンヒョンの手にヤケドの跡を見つけ、
「火の中に落ちた恋の歯を拾った」と聞き、
ギョンミンの恋人が目の前の男と気付いたウソン。

雨の日に、ギョンミンのアパートを尋ねた時、
ジュンヒョンとすれ違ってたウソン。
せっかく尋ねて来たのに、よそよそしい態度のギョンミンと、
玄関の男物の靴で、察したウソン。

でもこの日は、ジュンヒョンとギョンミンも別れの日でした。
勝手にシャツを洗った事に怒って帰るジュンヒョンに、
「ウンザリ。先輩には帰る家がある」と別れをつきつけたギョンミン。
ビンタし、「ウンザリか…わかった」と言って帰るジュンヒョン。
叩く事ないでしょーーギョンミンの本心もわかってよ!とこの時は思いました。

ジュンヒョンがケガしたと聞き、一目散に駆けつけたギョンミン。
でも、ジュンヒョンの傍らには妻がいます。
「よかった」と笑顔を浮かべて、帰るギョンミン。
そんなギョンミンを、潤んだ目で見つめてたジュンヒョンは、
妻がいるのも構わず、点滴を外して、追いかけました。
出口にいたギョンミンはも微笑んで首を振り、来ちゃダメよ…という顔、
黙って見つめているしか出来なかったジュンヒョン、
目から涙が零れ、本当に愛してた人が誰なのか気付いたよう。。。
きっと奥さんとは、別れたんでしょうね。

一人になると泣きじゃくってたギョンミン。
そんな時「アシアック」のポスターが目に入り、これに登るという希望が。

ジュンヒョンたちと登ったアシアック。
しかし絶壁を登る時に、踏み外してしまったギョンミンは、
パートナーのジュンヒョンと共に、ザイルで宙吊りに。
こういう時は、ジュンヒョンが登って、ギョンミンを引き上げるのだろうけど、
更にザイルを支える金具が外れそうで、二人の体重は支えられるかどうか…
ナイフを取り出しザイルを切ったギョンミン。
愛する人を助ける為になのか、山の仲間の為にそうしたのか。。。
ここのシーンって、どうもセットっぽく見えて・・・ロケだったらごめんなさい

私は山には素人なんだけど、現在も3年前も、金具が外れそうになるなんて
頑丈な場所に打たないからなんじゃ?という気もしちゃいます。

3年後、ギョンミンに会いたくて、アシアックにやって来たジュンヒョンとウソン。
ウソンが野球をやめて、山の道に入ったのは、
ギョンミンに会いたかったから、
ギョンミンが好きで最期を迎えた山に行きたかったからでした。

3年前、アシアックに登る前に会った時、
付き合って欲しいと言ったウソンに「帰って来たら」と答えたギョンミン。
待ってるからという言葉をかけたウソンだけど、戻って来なかったのでした。

3年前のギョンミンの死の真相を聞き、
複雑な表情を浮かべ、涙がこぼれるウソン。
ケガしてる自分を置いて下山しろと言うジュンヒョンだけど、連れて行くと聞かないウソン。
どうせ死ぬならここでと訴えるジュンヒョンに、そうはさせないと答えるウソン。
正義感からなのか、それともギョンミンが助けた命を、
何としても守りたかったのかもしれません。

自分の体に括りつけて、ジュンヒョンを引っ張って歩くウソンだけど、
意識が朦朧としている状態です。
山男のジュンヒョンは、このままでは足手まといになるとわかってたし、
雪に打ちつけられ、もう自分の命の限界を知ったのかもしれません。
それとも、本当にギョンミンの死んだ場所で死にたかったのか…
自分とウソンを繋ぐ金具を外しました。

ウソンが気付いた時には、もう命が尽きていたジュンヒョン。
泣きながら、ギョンミンの形見の時計をジュンヒョンの腕につけてあげるウソン。
ギョンミンとの関係を知ってからは、それまでの慕う表情から一転、
どこかぶっきらぼうな顔してたウソンだったけど、
不倫であっても、ジュンヒョンのギョンミンへの思いは、本物だったと、
二人の愛を結びつけてあげようとしてくれたような。。。
ここのシーンは、ホロリとしました。。。
でも、後から考えると、ギョンミンが犠牲になって助けた命、
ジュンヒョンには生きていて欲しかったような気もしてきます。

氷雨 豪華愛蔵BOX
氷雨 豪華愛蔵BOX [DVD]

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • ソン・スンホン 主な出演作品一覧

    Excerpt: ソン・スンホン大好き!ソン・スンホン情報からトラバ失礼致します^^ソン・スンホンの色々な情報を集めています。今回は、出演作品についてです。 Weblog: ソン・スンホン大好き!ソン・スンホン情報 racked: 2007-01-26 11:14
  • ソン・スンホンの「氷雨」

    Excerpt: ソン・スンホン大好き!ソン・スンホン情報からトラバ失礼致します^^ソン・スンホンの色々な情報を集めています。今回は、「氷雨」についてです。 Weblog: ソン・スンホン大好き!ソン・スンホン情報 racked: 2007-01-26 11:17
  • ソン・スンホンのカレンダー&ポスター

    Excerpt: ソン・スンホン大好き!ソンスンホン情報からトラバ失礼致します。ソン・スンホンのグッズにも色々な物がありますが、カレンダーとポスターは・・・ Weblog: ソン・スンホン大好き!ソン・スンホン情報 racked: 2007-01-30 11:13