純愛中毒 (2002年/韓国)

正直言って、「純愛」には違和感が。。。
でもやっぱり、これも「純愛」なのかな?
北海道では、先日の夜中に放送されましたが、
この機会に、以前、友人からいただいたDVDをようやく見ました。

このタイトルで、何の先入感を持たないでいた時は、
兄と弟、兄嫁の三角関係?なーんて思ってたのですが、
愛する人を守るために、弟の体に兄の魂が宿る・・・
という宣伝文を目にして、なるほど~そういう事ね、と見て行きました。

公式サイトはこちら。 あらすじもここでどうぞ♪

以下、内容に関するネタバレしています。

事故が起こる前、3人で暮らしてる時、
ウンスを見るテジンの眼差しに、どこか「愛」を感じ、
兄とウンスの前では、気持ち抑えてるように写りました。
だから、目覚めて「ホジン」と言った時は、違うでしょ?と半信半疑で見てたので、
ラストのオチは、やっぱりという思いが強かったです。
それと同時に、そこまでのウンスに対する愛が、何だか怖かった。。。

医者が「魂が憑依してる」と診断した時は、
医者なのに、非科学的な事を肯定するのは、ちょっと違和感でした。
日本では絶対に、医学的に診断しますよね、きっと。

歯磨きをつけてあげたり、水撒きするスタイル、
家具の製作など、ホジンを思わせるテジンの振舞いに、
まさか?と思いながらも、違うと打ち消してしたウンス。
これで決着をつけようと、ホジンやテジンが知らないだろう、
ずっと以前に工事現場に行った時の事を話すと、
その時、ウンスを見た事、日付までキッチリと言うテジン…。
極めつけは、事故の日に預けた、切れたネックレスを
「ようやく渡せた」とつけてくれた事、
仕事場で愛し合った時に、ガタガタする机の下に、入れたコインを知っていた事…

それでウンスは、ホジンと思い、愛し合うようになり、
幸せな日々が戻って来たかと思われたのだけど。。。

偶然瓶の中にあったネックレスを見つけたエジュ、
その時は、ショックで動転したのか、テジンを問い詰める事なく、
留学先から、テジン宛に送り、それを開けて事実を知ったウンス。

半信半疑だった私、テジンでしょ?と思いつつも、
やっぱりホジンなのかしら?という思いも、少し過ぎってきました。
テジンの話し方が、ホジンにソックリでーー
今「北京MyLove」というドラマで、ホジン役のイ・オルさんを見てますが、
声や話し方がとっても似てるんです。

でも、瓶からネックレスを取り出すシーンは無かったし、
結婚記念日に渡すことは、テジンはきっと知ってただろうから、
つけてないウンスを見て、プレゼントしたのかな?と思い、
コインのことは、仕事場で愛し合ってる時に、車が来たので、
あの時、覗いてたのかしら・・・と、ちょっとゾッとしてしまいました。
もしかすると、ホジンとウンスのラブレターで、
コインの事は知ったのかもしれないですが。。。

実は、ホジンとウンスが出会う前に、ウンスに一目ぼれしていたテジン。
自転車で通り過ぎる時のイ・ミヨンの笑顔は、本当に素敵~
そのときに、白くなったタンポポの間を通り過ぎ、
舞い上がったタンポポの種を、大切に取ってあったテジン。

何でもテジンに話していたホジン。
ウンスが信用したエピソードも、それで知ったらしい。
ラブレターを書いた事のない兄の為に、書き方を教えてあげてたテジンなので、
二人の愛だの事は、何度も知りえていた。。。 
私は、書いてあげてたというより、
盗み見てたから知ってたと思っていました。

初恋を貫くため、そして「あなたがいなければ何も出来ない」と言う愛する人を守るため、兄として生きる決意をしたテジン。
それは純愛なのかもしれないけど、私は怖い…と思ってしまって。。。
でも、見終わって、宣伝用のあの涙目のテジンを見れば、
この生き方は、辛くないの(・・・?)という思いが過ぎります。

そして、真実を知って愕然と泣き叫びながらも、
赤ちゃんのいるお腹を押さえ、考えたウンス。。。
出した結論は、知らないフリをして、そのまま生きる事。
展覧会に戻ったウンスの、すこしぎこちない笑顔。
子供の為とも取れるけど、私はホジンと言い張るテジンと暮らした日々で、
テジン自身を愛したからのような気もしました。
もしかすると、ホジンと言わなくても、
いつかテジンを愛してくれたのでは?とも思えて。。。

ラストにテジンが遺灰を撒くシーンになった時は、
一瞬、ウンスが?!と思ってしまいました(^_^;)
兄の遺灰を撒いた時の、テジンの思いが語られたのですが、
ちょっと長かった気がします。
そうそう、ホジンの人工呼吸器を止めた時は、
テジンはどういう思いで見つめていたのかな。。。
そしてホジンと思ってテジンと手を握り合ってたウンス、
事実を知ってから、その事を思い返せば複雑だろうなぁ・・・
壊死が始まっていたから、もう止めるしかなかったのだけど、
あの時は、夫の体だけを見送ったつもりだったから、
ウンスはホジンとちゃんとお別れしてないんですね。。。
わかっていれば、それなりに送れただろうし、
夫に申し訳ない気持ちで、後悔したのでは(・・・?)


純愛中毒
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この記事へのコメント

2007年01月05日 21:22
3年前に見た記憶が戻ってきました。
原題は『中毒』・・・これも意味深ですけどね。

テジンの催眠療法のシーンで事故の瞬間を思い出した時にイメージしたのが後ろから見た風景だったことで、これは嘘だと。
ホジンなら当然車内で見た画像にならなければいけないですから。

後になってたんぽぽの花言葉を調べてみました。
『思わせぶり』『真心の愛』『愛の神託』そして『解きがたい謎』。

ウンスは信じてしまった。
テジンはウンスさえ信じてくれれば良かったんですね。
>あの時は、夫の体だけを見送ったつもりだったから、
 ウンスはホジンとちゃんとお別れしてないんですね。。。
しかもお腹には・・・。
2007年01月06日 19:58
sannkenekoさん、こんばんは。
見終わった後、テジンの「純愛」にゾゾゾ…としてしまいました。原題は「中毒」なんですね。やっぱりテジンのウンスがすべてという中毒が怖い。。。けど切ないです。

催眠療法の映像、一瞬でしたよね~気付くとはすごい!
たんぽぽの花言葉は、意味深ですね。それを聞くと、この映画に色々と盛り込んでいたんだとわかって面白いです。

そしてウンス…ちゃんと夫を見送れなかったのか気がかりでしょうね。それも夫と信じて、赤ちゃんまで出来てしまった…見終わって、とってもやるせなかったです。
でもレビューを書きながら、きっとテジンとわかっても、愛を感じたからなのでは?と思えてきました。そうじゃないと、生まれてくる赤ちゃんが可哀想で・・・

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    Excerpt: 切なさと哀しみと悲しみと・・・狂気の愛と。 「純愛中毒」 Weblog: 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常 racked: 2007-01-05 21:31