映画 『達磨よ、遊ぼう!』 (2001年/韓国)

先に『…ソウルへ!』を見ましたが、ようやくこちらもレンタル出来ました。
95分と短いのだけど、その95分間、思いっきり楽しめました。
寺に舞い込んで来た、ここには似つかわないヤクザたち。
彼らを追い出そうと、勝負を挑む僧侶たち。 この対決がおかしくてーーー
僧侶といえば、厳格な職業。
なのになぜかコミカルで、おまけにチョンミョンは武道が達者で、
喧嘩が強い!←なんでこんなに強いんでしょ??? 
寺で僧侶がが武道といえば、今のジェットリー、当時リー・リンチェイの
中国映画『少林寺』を思い出すわ~

と、話しがズレましたが、
最後…、ラストシーンではなくて、ラスト近くの見せ場の部分は、
ジーンと来ました。(コメディなんだけどね~)
『達磨よ、遊ぼう!』、『達磨よ、ソウルへ行こう!』も、どちらもオススメです。
『…遊ぼう!』を先に見れば、『…行こう!』のあのシーンは、
なるほどこんな風に…とニヤリとするかも。

そうそう、このたび「親分」がそのまま「オヤブン」と発音してると発見、
今まで散々韓ドラ見て来たけど、初めて気付きました。

パク・シニャンは、『パリ恋』ギジュしか知らないけど、
今回の役名は、ジェギュ…少しゴッチャになりそうです
パク・サンミョンの役名が、プルゴム。
「オールイン」では、ブルゴム組ボスだったのを思い出しました。
(他には「星を射る」パダ・「グリーンローズ」・映画「リベラ・メ」など)

他の配役陣で、知ってる顔は、
*住職さん…キム・インムン(「初恋」ソン家のお父さん、「ホテリアー」ドンヒョク父・
                    「おいしいプロポーズ」師匠・「砂時計」ウソク父)

*チョンミョン…チョン・ジニョン(「ガン&トークス」)
*ヒョンガク…イ・ウォンジョン(「海神」師匠ムチャン)
*テボン…イ・ムンシク・・(「チェオクの剣(茶母)」マ・チュクチ) 
*無言の僧・ミョンチョン…リュ・スンス(「冬ソナ」役名失念....)
*ヤクザチームの末っ子・マンネ…ホン・ギョンイン(「新貴公子」グァンス・「砂時計」少年ウソク・「恋愛世代」)
*チャングン兄貴…イ・デヨン(「ナイスガイ」神父)



以下、ネタバレあります。未見の方は注意!!!!


ヤクザ同士の抗争の後、
兄貴分からしばらく身を隠すようにと言われたジェギュ。
田舎はダメ、船で逃亡もダメ、車は動かない…
「頭を丸めて坊主になるか?」・・・するとタイミング良く、遠くから鐘の音が。

僧侶テボンを人質に、寺に乗り込むジェギュたちと、止める僧侶達。
「中で」話を聞こうと言う住職さんは、いきり立つジェギュに、
「飯食ったか?」とか「茶が冷める」とノンビリしつつも、
ジェギュを見て、「真っ直ぐな目をしてる」と言い、
修行の邪魔をせず、寺の規則を守って宿泊代分働くなら、
一週間だけ居ても良いと。

ここにいる事が外部に漏れたら、大変な事になってしまうやくざ達。
ジェギュがはねつけてくれたけど、
「消しましょう」「指の一本や二本」と怖い事言う舎弟たち。

体操したり、瓦割りしたり(マンネ=末っ子が割れなくて、みんなで手伝ってあげる姿が良かったわ~)、サッカーしたり、自由気ままなヤクザたち。
奇襲をかけた時に、向こうが待ってたと、疑問に思うナルチに、
「計画したのは俺とチャングン兄貴。
兄貴はケガで入院中、なら俺が裏切り者か?」と怒るジェギュ。

連絡が来ないので、まだ居座るヤクザチームに、
「修行の邪魔」とチョンミョン、話し合いで決めなさいと言う住職さん。
しかし話し合いなどならず、テボンの提案で、
三千拝をして、勝った方の言い分を聞くという事に。

「子供の頃から礼儀正しい」らしいワングラは、
最初張り切って飛ばしてリードするけど、最後はヨロヨロ。
膝をつきお辞儀→立つ…の繰り返しで、膝が擦り剥けそう。。。
淡々とこなすミョンチョンに負けてしまいました。
こちらは修行してる身、ジェギュが怒るように有利でしょう。
でも、ジェギュがやるって言ったのよーーー

次の勝負は足とヘディングのバレー、何てスポーツ?
【追記】
アジア大会で見ました。セパタクローですね~多分。
すごいオーバーヘッドキックのスパイクが決まり、
涼しい顔して、「準備運動は終わりましたか?」とチョンミョン。
これは勝てないと見たジェギュは、花札勝負を提案。
ヤクザといえば、やっぱり賭博は得意?大勝ちのマンネ。
それも、坊主の札で締めたのが、何とも可笑しいヾ(>▽<)o

1対1になって、次の勝負は潜り。
海兵隊出身同士で、テボンが先輩とわかり、ちっちゃくなるプルゴム。 
プルゴムが勝ったけど、気を失ったから・・・(笑い事じゃないけど、笑える)

これで2勝1敗で、ヤクザの勝ちと思いきや、仏家では、五番勝負が常識とチョンミョン。
次の勝負は、「369ゲーム」
みんなで輪になって、真剣な男達。
白熱したところで、「待ったーー」と思わず声を出したのは、
無言の行修行中のミョンチョン。ジェギュの間違えを発見したのでした。
喜ぶ僧達、法を破りガクリのミョンチョン。
でも、実は、彼はものすごいおしゃべり。今まで苦痛だったでしょうね~

それでも出て行かないヤクザたちに、
穴の開いたカメに、水を溜めよと、住職さんから問題が。
一休さんのトンチみたいです。
私はすぐあの池に沈めれば?と思ったわ~
住職は自分達の味方と、あまりちゃんと考えてなかった僧達、
残り時間切れで、結局解けませんでした。
一方のヤクザたちは、色々と試したあと、
時間切れ寸前に池にカメを投げ込んで正解し、あと一週間、いて良い事に。

焼きイモを頬ばってると、尼僧がここに来たと聞き、
口の周りに炭をつけたまま、談判するジェギュに
「罪があるなら償えばいい。無ければ気にすることはない」と住職さん。

住職との約束、宿泊代は働く事を、ようやく実践するジェギュたち。
本堂のホコリをはらいながら、仏様は中国人?インド人?と論争になり、、
底を見ると、「MADE IN CHINA」
そしてそのまま引っくり返ってしまいましたーーー

僧達が来て、何とか起こしたけど、哀れ…耳がポロリ。
怒りに燃えて、住職様に追い出すように言いに行く僧達に、
「お前たちは木切れを拝んでいたのか?耳位で。仏は心の中にある」と住職。
あんなケダモノたちを庇うのですか?言うチョンミョンに、
「情けない奴」と呆れる住職は、外見だけで判断せず、
心の内で判断してるお方のよう。

ジェギュも、何も言わない住職様の気持ちが、分からない様子。
「水にカメを沈めた時、何を考えた?
ワシもお前たちを心に投げ込んだだけ」と住職様。

「もう我慢出来ません。私がケダモノになります」
そう言って、ヤクザたちをボコボコにしたらしいチョンミョン。
電話を掛けに行ってたジェギュだけ、無事でした。
(電話した後、自分達の指名手配のチラシを見て、呆然)

「誰にやられた!」と怒鳴るジェギュに、思わず鼻のツッペが落ちる舎弟(笑)
怒ったジェギュは、チョンミョンに勝負を挑むけど、
なぜか僧なのに強いし、まわし蹴りも決まってるチョンミョン。

と、いうわけで、今度から寺の修行を真面目にやる事になったヤクザたち。
座禅の時は、ヤクザチームを思いっ切り叩いてるみたいなチョンミョン。

迎えが来るまで出られないけど、我慢出来ない舎弟たちは、
武術を習いたいと呼び出したチョンミョンを、騙し打ち!
それを聞いたジェギュは、チョンミョンの元へ走り、
そして舎弟たちを叱りつけ、一番上のプルゴムに愛の鞭。

住職さんのところに謝り行ったジェギュは、
「ヒグマにやられた」と事実を言わなかったチョンミョンに、驚き。
部屋に戻り、プルゴムの傷を冷やしながら、「痛いか?」と言うジェギュは、
住職さんチョンミョンの気持ちに涙ぐんでいるよう。

チョンミョンにタメ口だったのに、敬語でお礼を言うジェギュ。
ここを出たら、ビジネスをやるんだと話すジェギュに、
「山を降りるな。どうせ悪さしかしない」とチョンミョンは、
ふざけるように喧嘩して、微笑ましい風景です。
信じてた兄貴分が裏切り者と分かった事を話しはじめ、
「俺を信じてる弟分には、どうしたら…」と気持ちを吐露するジェギュ。

ようやくチャングン兄貴たちが、迎えに来たのだけど、
裏切り者は誰?と持ち掛けても、「オヤジの運転手が裏切り者」と白々しい。

「僧侶は自分の修行だけしても僧侶にはなれない」と、
明日の朝食の支度をしながら、そうチョンミョンに話す住職。

自分達が指名手配されている事を話し、
裏切りチョンミョン兄貴と教え、寺に迷惑がかかるから、
黙って出て行こうとするジェギュたち。

しかし見つかり、殴られ掘られた穴の中に入れられてしまったジェギュ、
「俺はいい。アイツは見逃してくれ」と懇願しても、
俺の下に入るならと言うチャングン兄貴。
もちろん弟分たちは、どこまでもジェギュに着いてく覚悟です。

土を被せられると、助けに来たチョンミョンが!
そして、ジャージ男から聞いたのでしょう、他の僧達も助太刀に。
ちょっとこのシーンは、感動。。。
僧侶&ジェギュ連合は、裏切り者たちをボコボコに、
「ジェギュ…」と情けない声出すチャングンを
何度も何度も殴りつけるジェギュ。

お互いにねぎらい合う、僧達と舎弟たち。
おお!ジャージ男も加勢してたのね

その夜、ひっそりと逝ってしまった住職様。
僧達、舎弟たちに見送られ、
一人住職様の部屋で、元気だった頃の言葉が頭に蘇り、
涙を流して見送っていたジェギュ。
ジェギュの心にも、チョンミョンの心にも、大切な事教えてくれた住職様。

ジェギュたちが出て行く時、それぞれがそれぞれ相棒と別れの挨拶、
自分の武勇伝を小坊主に話してたマンネが、寂しそうだわ~
ジャージ男も共に着いていくらしい。

尼僧に恋した?それともナイフを振り回しながら、時勢に何かを感じてたのか、ナルチは、寺に戻って僧に。
今ビジネスに忙しいジェギュから、たくさんのプレゼントと共に、
チョンミョンだけに特別プレゼント。 あけてビックリ、ジャージ男


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この記事へのコメント

2006年11月22日 20:06
ヤ○ザさんもお坊さんも大真面目にふるまっているんですが妙に可笑しくて。
ヨングクですね、リュ・スンスは(^-^) 。
無言の行はどんな修行よりも苦しかったと思いますが(苦笑)。

ヒグマのせいにして庇ってくれたチョンミョンに裏切られたこと、弟分にどう話していいのか、何より自分はこれからどうしたら・・・。
不安そうに打ち明けるジェギュと心配そうな顔になるチョンミョン。
・・・私はこのシーンが一番印象に残っています。
2006年11月23日 15:53
sannkenekoさん、こんにちは。
そうそう、ヨングク!! スッキリしました~
あんなにおしゃべりだったとは、可笑しいですよね。苦行だった事でしょう。

sannkenekoさんの印象的なシーン、
あの時のハッと顔を上げたチョンミョンの横顔は、今でも胸に焼きついてます。(その割りには感想には端折ってたわ…)

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