映画 『デスノート the Last name』 (2006/日本)

原作は読んでないし、前編を劇場に行ってまで見ようと思わなかったけど、
テレビ放送された前編を見て、これは後編を見に行かなくては!と、
すっかり、日テレの策略(?)にハマってしまったかも(笑)

月(ライト)とLの攻防は、相手がどう出るか読んで、駒を動かす、
チェスのようにも思えました。
2人がチェスをする場面では、ライトが勝ちましたが、
実際の2人の対決はどうなることか。。。




以下、ネタバレありますので、未見の方は注意!!!



    
    ↓    ↓     ↓




大学に現れたL(松山ケンイチ)が、ひょっとこのお面を被ったり、
ミサにお面を取られて、キョトンとした顔したり、
詩織の葬儀の時、後ろでアレコレとちゃちゃを入れるリュークを
思わず振り払い、頭をかくような誤魔化しをしたライト、
クスッと笑えるシーンも折り混ぜながらも、
感心したり、ホロリと来たり、面白かったです。

ライト(藤原竜也)の策、、、
自ら監禁されて、デスノートの所有権を放棄するなんて、
一つでも歯車が狂えば、永遠にデスノートを手に出来ないかもしれないのに、
そんな事は微塵も考えない、その通りになるという計算、ライト君凄い!
再びデスノートに触れて、記憶が戻って、
ようやく、そっかーーーと感心してしまいました。

記憶がない間、前のキラと今のキラをプロファイリングして、
Lに見せに行くシーンは、
ライトが、今の法律や警察に絶望しなければ、
いつか、こういう風に2人の天才が事件を解決していく事もあったのかも?

大学で見たLの名前は覚えてなくて、
もう一度死神の目をもらったミサ(戸田恵梨香)。
前の取引で寿命は半分、また半分、
そしてレムからもらって、一体この子の寿命は、いくつになったんでしょう?
レムの声は、池畑慎之介、ハマってました。

対策本部に来たミサを見て、寿命がまた短くなってると気付いたレム、
そのレムが、ミサを助けるために、
Lの名前を書くだろうと読んだライト。
ライトに利用されたと気付いたのに、ミサを守るために消えていったレム、
死神の死だけど、ずごく切なく感じました。
そういやミサは、ストーカーから助けてくれた死神に好かれ、
前編では、リュークがテレビで見て、ポッとしてたし、死神に好かれる子?

レムに名前を書かれたワタリとLは、心臓発作で死に、
「チェックメイト」と勝ち誇った表情のライト。
どうやって回避したかまでは、想像出来ませんでしたが、
ここでLは死んでないだろうと予想してましたが。。。

最後に父の名までも、デスノートに書くライト。
前編の詩織の時も思ったけど、ここまでするとは!
父を殺されたミサの「殺しちゃうの?」という言葉が可哀想でした。

が、しかし、このデスノートはニセ物で、Lの策にハマったライト。
Lは、ミサの持ってたデスノートをすりかえて、
13日ルールが無効→ミサが第二のキラと見込み、
ライトを追い詰めるために、デスノートに自分の名を書きました。
ライトやミサにノートの切れ端に書かれても、死神に書かれても、
無効となるように。。。愕然とするライト。

自分の理想の正義のために、罪人だけでなく、
妨げになる人物も容赦なく殺すライトに、ちょっと違和感を覚えてたのだけど、
ライトの言う「正義」も真っ当な気がしてきて、可哀想になって来ました。
彼は彼なりに犯罪を人一倍憎み、正義のためにやってただけなのでしょう。
それでも、父・総一郎(鹿賀丈史)の言うように、「それは正義ではなく殺人」。
人が人を裁いて、命を奪っていいはずはないのです。
総一郎さんは、ノートに自分の名が書かれたのも、見ていたのですよね。
Lが「ライト=キラ」と話した時も、最後まで息子を信じると言った父。
ライトに訴える姿は、胸が詰まりました。

頼みの綱、腕時計に隠してた切れ端も見つかり、
最後の手段、リュークに「全員の名前を書け」と命令するライト。
ノートに書いたのは、「夜神月」・・・そう書くのでは?と思ったけど。。。
ライトとリュークのやり取りは、リンゴを渡す場面や会話が、
どこか友達関係みたいな、同士みたいにも見えてたのだけど、
でもリュークは、所詮死神でした。

「キラは僕が死刑台に送る」と言ってたライト、
自分の言葉で、「死神に頼るようじゃおしまい」と言われて、
名前を書かれてしまったのが、何とも皮肉な感じもするし、
ライトは自分の中のキラと闘ってた気もしてきます。

前編を見て、月(ライト)は死ぬだろうと思ってましたが、
そっか・・・Lもなのね。
Lが自分の命をかけるなんて、驚きでした。
「ライト君を救えなくて、申し訳ありません」
これから死に行くのに、そんな言葉をかけるLは少し涙ぐんでるように見え、
ウルっと来ました。
そして、もうそろそろ時間ですと、夜神本部長に見せた笑顔、
Lの最期は、初めてみせた人間的な表情だった気もします。。。

チョコを食べる手がガクッとし、そのLの傍らには、ワタリ(藤村俊二)の写真。
親を知らないLにとって、ワタリは父親のような存在だったのかな。
笑顔のワタリに、ホロリ。。。

1年後、ライトの誕生日ケーキを作りながら、涙が溢れてくるお母さんと妹、
飾られたライトの笑顔の写真が、また、もの悲しくて。。。
家族で一人だけ真相を知ってる夜神総一郎さんは、
どんな思いで暮らしてきたんだろう…と、
雪の中、ライトの妹と歩く姿を見て、ふと思いました。

ミサはデスノートに関する記憶が無くなったから、
1年後、処罰されずにそのままの生活でしたね。
そこが唯一、腑に落ちない部分です。
ライトも高田清美も、罪のない人を殺してるから、
最後に死ぬのは仕方ない事と思ってたのだけど、ミサは。。。

今、放送されているアニメも見始めました。
ラストは原作と映画は違うそうで、アニメはどう終わるのか楽しみです。


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この記事へのコメント

まりの
2006年11月23日 20:10
アニメはたぶん原作に沿った展開で進むと思うので、映画との違いを楽しんでくださいね。
アニメは声がつくので、原作よりは熱さがあると思いますけども…
映画を見て思ったのは、生身の人間が演じるとこんなにも実在感が出るんだなということです。演じたのが藤原・鹿賀だというのも大きかったけども。
原作と違うというのは表面上のことで、実はかなり原作のストーリイ骨格とはリンクしています。ある意味、前編に比べたら後編は「原作どおり」と言えるかもしれません。
でも、原作を知らないで映画を見た方が原作を読んだら、かなりびっくりするとは思いますが…
映画のLが、最後にワタリの写真を側においていたのがほんとにじんとしました。
2006年11月24日 12:13
この前のアニメは、ようやくLの姿が…絵だと意外とアッサリに感じました。人がやるとリアルですね~
>藤原・鹿賀だというのも
この父子は、ピッタリでしたよね。上手いし。2人のやり取りは胸が詰まりましたもの。。。
アニメは南空ナオミの…で、映画の方は劇的だったから、何だかあっけない気もしたけど、ライトが本名を聞き出そうと焦るのは、人間的に感じました。映画と別物として見れて良いです。ラストがどうなるのか、どんなビックリなのか、楽しみにしてます!

ワタリの写真は、やっぱりホロリ・・・ですよね。

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