砂時計-モレシゲ- 第1話

サブタイトル・・・「テスとウソク」
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第1話未見だったのですが、ようやく見る事が出来ました。もうじきレンタルも始まるようですが、STVさんありがとう!
このドラマ、第三話くらいまで、時間が行ったり来たり、また戻ったり…で、テス、ウソク、ヘリンの過去、そして出会いを描いて行ってます。

☆感想とあらすじ(ネタバレあり)☆
1976年春。
留置所から出たパク・テス(チェ・ミンス)ら組員たちを待ってたのは、イ・ソンポム親分(「チャングムの誓い」パンスル・「オールイン」スヨン父他のイ・ヒド「白夜」長白隊を追うイ・ビョンホンの案内人)
その様子をチラリと見ながら、黒塗りの車に乗って立ち去ったチャン・ドシク(「ドクターズ」イ部長・「白夜」国家安全企画部のナム・ソンフン)

バスでわざわざソウルに向かうソンボムの舎弟たち。
(その中には、「オールイン」サング・「太陽に向かって」マ隊員・「ピアノ」デホのイム・デホも)
野党である新韓民主党の全党大会を潰しに向かったのでした。
大会を守ってたのはノ・ジュミョン一派(こちらもヤクザ)のインジェ(「クッキ」中村・「風の息子」イ部長)たち。
乗り込んで来たテスをはじめとするソンポム一派と殴り合いのケンカの末、大会のぶち壊しに成功したソンボム組。
政治の世界とヤクザが繋がっているという感じ?
そういや「風の息子」でも、チンピラたちが演説会を暴力で妨害してたわ。。。

その謝礼として、かなりの大金を受け取ったソンポム親分だけど、
政治の世界には関わらないという主義の親分、
乗り気じゃなく、仕方なくやった事なので、表情は晴れません。
尋ねて来たチャン・ドシク(HPによれば、彼がこの件の仲介に入った)にも、
自分は出向かずテスに行かせました。

「これはチャンスだ。鶏小屋から出て、大空を飛ぶんだ」と言うチャン・ドシクに、
「どうして政治家がヤクザを?」と怪訝そうなテス。
人がヤクザと言っても、見方が違えばヤクザではない。
どうせ拳を振るうなら、国の為に振るわないか?と誘うチャン・ドシクに、
「ソンボム兄貴は、政治に足を突っ込むと、
最後は死刑になると言いました」と答えるテス。
せせら笑うように、大笑いするチャン・ドシクでした。

テスと高校時代からの同級生のイ・ジョンド(「神話」ヒョング・「白夜」第2話のキム氏のチョン・ソンモ)は、ソンポム親分の思いと違って、
「チャン先生との出会いはチャンス。いつか国会議員にもなれる。
木浦の先輩も、今は国の仕事をしている」と、
政治家とつるむ事に大賛成。
「ソンポム親分の手を煩わせるまでもない。俺達でやっちまおう」と、
テスを誘うけれど、「今回は見逃そう」とテス。 

住所のメモを頼りに、ウソク(パク・サンウォン)の下宿を探すテス。
必死ぶりの再会に、笑顔のテスとウソク。

1973年冬・・・
ウソク(「新貴公子」グァンス・「恋愛世代」ジノ弟のホン ・ ギョンイン)とジョンドの通う高校に転校して来たテス。この時三人は一年生で、テスの席は、ウソクの隣になりました。
お弁当のおかずを盗った相手と、早速ケンカになるテスは、強い!
やっつけてしまって、ケンカを見てたギャラリーを見渡して「お前」と指差し、
出て来たジョンド(「ドクターズ」ウ医師)と握手。
ジョンドがボスだと、テスは気付いていたような感じです。

ジョンドら不良仲間と仲良くなって、自宅に招くテス。
テスの家は遊郭を経営してて、キーセンがたくさんいて、
高校一年の彼らは、チラ見してます。
テス母(「ラブレター」アンドレア母・「白夜」ホン課長・「愛の群像」ジェホ伯母・「風の息子」「神話」他のキム・ヨンエ)は、テスが友達を連れて来た事に嬉しそう。
食事を振舞い、高校生にビールはまずいけど、それ位の気持ちなんでしょうね。

ある日、他の高校とケンカしてるのをバスから見たテスたちは、
わざわざバスから降りて加勢。一年生なのに、強いテス。
やられた他の高校の連中の上に立ってたのが、ソンボム親分だったのでした。

学校に謝りに来たテス母、帰り道川辺に座り、
「毎晩騒がしくて、勉強できないでしょ?
やめてまた行商をやる事も考えた。でもまた風呂敷包みを背負って、
歩き回る自信がないの。あの時の苦労はもうしたくない…」と、
遊郭をやっているせいで、テスが暴力に走ってしまうのでは?と自分を責め
「テス…ごめんね」と声を震わせ、涙する母。。。

母の姿に心打たれたのでしょう、勉強に身を入れる決意をして、
学年トップのウソクに、「勉強を教えてくれ。その代わり用心棒になる」と言うテス。
「イヤだ」と断ったけれど、
席に着くと「2つにひとつ。勉強かケンカか選べ。出来るか?」とウソク。

ここの間に、第2話にあったシーンがあるのでしょうね。

「水兵リーベ、僕の舟…」ってすごく懐かしい元素記号の覚え方!
ウソクと復唱しながら歩いてると、ソンボムの部下に連れて行かれるテス。
「ケンカしないと約束しただろう?」と止めるウソクだけど、
着いて行ってしまったテス。

「ケンカが強いところを見せろ、これはスカウトだ」と言われたテス。
ウソクとの約束を守る為に帰ろうとすると、
大勢に取り囲まれてしまい、棒を持って喧嘩の構えに。
ガラス越しに様子を見てて、失望して帰るウソクの耳に、棒を投げた音が。
振り向くと、抵抗せずにボコボコにされるテスの姿が・・・
ウソクが助けに入ると、血だらけの顔で「見たか?約束は守った」とテス。
テスの言葉に涙が溢れて、引きずるように連れて行くウソク。
皆が止めようとすると「帰してやれ」とソンボム親分。
いつか戻ってくる…と、この時ソンボム親分は言ったのだけど、
数年後、そうなってしまったというわけです。

テスとウソクは、毎晩のように一緒に勉強し、
友情をはぐくんで行きました。

1975年4月・・・
軍事独裁政治に抗議するデモが多くなってきたのでしょう。
新聞の見出しは「大統領緊急措置一号宣布」と。
その新聞を敷き、ここもヒマと花札してるキーセンたち。
その夜、テス母の遊郭の客で来てたパク議員(「風の息子」チェ候補)に呼ばれたテス。
学徒報国団の連中にさえ、一目置かれてるテスに目をつけ、
「学生達を取り締まるために、大統領が緊急措置を出した。
井の中の蛙ではダメだ。わしの下で海を目指してみないか?」と。

部屋に戻りウソクに、
「朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の出身校・陸軍大学に俺も行く。
大統領になってクズどもを一掃して新しい世の中を作る」と決意を。
パク議員に膝を触られても、ニコニコして酒を注いだり接待する母を、
辛そうに見てたテス。 母の為にも、新しい世をと希望に燃えてた気がします。

しかし大学受験の面接で、父親の事を聞かれたテス。
試験官の渋い表情・・テスは大学を受けられなかったのでした。

テスは母に事情を聞いたのでしょう。
「私でさえ忘れてたのに、人様は覚えているものだわ」と、
母から聞かされた父の過去。
テスの父は、共産主義者の智異山パルチザンだったのでした。
「智異(チリ)山にこもって二度目の冬が過ぎた頃、討伐隊に捕まり刑務所へ。
翌年釈放され、これで父さんと自由に暮らせると思ったのに、
妊娠に気付いた頃、連れて行かれ、戻る事はなくてそれが最後・・・」
拷問死したのか、処刑されたのかわからないですが、
普通の弔いは許させれなかったようで、
「遺灰をまく時は、人目を避けて、墓標を立てられず、
蒔いたチリ山の谷間を探しても探しても、
同じような谷が広がって墓参りが出来ない…」と泣くテハ母が悲しい。。。

遊郭をして、テスを育ててる事で、自分を責めてた母、
ようやくテスが大学を目指して、勉強してた事が、誇らしく嬉しかったでしょうに、
息子・テスの行きたい道を阻んで事が、苦しかっただろうなぁ・・・

そのチリ山のどこかで、焼酎を蒔き、夫を弔うテハ母。
その帰り、線路に落ちたスカーフを取ろうとして、電車に。。。

あまりにも急な母の死に、火葬の時は泣き叫ぶテス。
そして、父の眠るチリ山に母の遺灰を蒔きました。
その間、傍らにずっとついていたウソク。

母の形見の指輪…父からもらったという指輪を自分にはめ、母を思うテス。
冒頭の政治集会の殴りこみに向かう時、そっと指輪を外してたテス。
そういう事をする姿を、母には見せたくないような、
母の指輪をした手で、殴りたくないような。。。

ある日、ウソクを誘って写真を撮ろうと言い出したテス。
鏡を見ながら、ウソクの帽子をワザと曲げるテス、
真面目なウソクは、真っ直ぐに被り直してます。
ウソクに、大学の入学金だと封筒を渡すテス。
そして、「お前は法科にいくんだろう?俺も行く当てがある」と。
それは、ソンボム親分の元なのでしょう。
法の道に進むだろうウソク、ヤクザの道に踏み入ろうとするテス、
違う道を行く前に、写真に残して置きたかったのかもしれないです。

シャッターが切られる時に、ウソクの帽子をヒョイと突っつくテス、
お互い見合って、無邪気に笑う2人の写真が、
数年後、ウソクの下宿の机にありました。
それを懐かしそうに手にするテス。

テスの手の甲の傷を見て「相変わらずか?」とウソク。
「まったく」「こいつ」とじゃれ合う2人。
そしてチゲを作って、焼酎で一杯やってると、
戸が開き、「ウソクさん」と顔を出したのがヘリン(コ・ヒョンジョン)
見知らぬ男=テスに少し戸惑い、ウソクを手招きするヘリン。
隣に済む同じ大学の子で、お金を借りに来たと言うウソク。
戸の隙間から見えるウソクとヘリンは、少しいい仲っぽくて、
そんな2人を見て微笑むテス。

民主主義国家でありながら、軍事独裁政権だったこの時代の韓国、
お隣の国でありながら、あまり詳細を知りませんでした。
このドラマで、色々と勉強にもなり、考えさせられました。

「砂時計モレシゲ-」他の回は こちらです。
(第2話以降、最終話まであがってます♪)

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この記事へのコメント

ぴぴ
2006年10月02日 00:12
(砂時計)も書いてくださるのですね。楽しみです。
私は、今まで見たドラマの中では(砂時計)は、
ダントツ1位です。ヘリンは凛として美しい!
2006年10月02日 11:51
ぴぴさんも見てたのですね。
私はBS朝日で見たのだけど、未見だった1話&4話を見て、レビューをあげたいと思ってます。
改めて第1話を見ると、泣けて来て困りました・・・
ヘリンは、最初は学生運動していて、気の強い女性というイメージだったけど、段々とその強さに美しさがプラスされていった感じがしました。まさしく「凛」という言葉がピッタリです。
2006年10月02日 20:44
・・・テス母の死は事故ではないと思うのですが。
夫を弔った後ですし、虚ろな目で線路を歩いていましたし、風に舞うスカーフで暗示させるという表現ではないかと。
とりあえずこの母の嘆きと悲しみだけは共感できましたが・・・。
2006年10月04日 11:56
sannkenekoさん、こんにちは。
テス母は私も、列車が向かってきた時の表情が、逃げる風ではなかったので、ただの事故ではないと思いました。ただ、最初からそういうつもりだったのか、スカーフを取ろうとして線路に降りた時に「このまま…」と思ったのか、どうなんだろ?と悩んで見てました。

1話&2話は、感触は良くなかったようですね。もう少し進めば、ハマっていくのでは?と思うのだけど、それは人それぞれですしね。実際私は、最初の回でダメなら見続けれないタイプなので、無理強いは出来ないけど、見て欲しいなぁ(←って、無理強いしてるわね、私^^;)次回はイ・ジョンジェ登場するし♪

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