映画 『エンジェル・スノー』 (2000年製作・韓国)

画像若い夫婦が様々な困難に立ちむかい、
絆を深めていく姿を描いた韓国映画の感動作。
夫はおもちゃ会社に勤め、妻は衣装デザイナーとして働く仲のよい夫婦。
結婚して6年の月日が経つが、子供を授からずに不妊治療を受けていた・・・
泣きました・・・
6年も不妊治療をして、ようやく出来た子が・・・
でも、最後は、穏やかな気持ちになれた映画でした。

以下、ネタバレしてます。↓↓↓


結婚して6年経つけど子供が出来ない夫婦、
ソギュン(イ・ソンジェ)とジヌォン(コ・ソヨン)
顧客のおばさんにしつこく聞かれて
5歳になる女の子がいると答えてしまうジヌォン。
「お子さんは?」と聞かれるのも、しばしばなのかな?
この顧客のおばさん、子供服を扱ってる仕事をしてる人で、
会社に子供服を大量に持ってきました!
会社のみんなは、事情がわかっているから、
みんな目を伏せて・・・ジヌォンが可哀想でした。
そんな時に、ガチャーンと書類を落としたジヌォンの同僚の一人、
そのおかげで、ジヌォンはそのおばさんから、離れる事が出来ました。
きっと、その同僚は、ワザとやってくれたんでしょうね。。。

今日が出来やすい日だから、すぐ帰って来てと、夫を呼び出したり、
出張で釜山に行くからと断られると、
先回りしてホテルで待ってたり・・・子供を作る事に必死なジヌォン。
幼い頃に両親を無くして、おばさんに育てられてから、
家族を作りたいという思いが、ひとしおのようです。

夫に原因がある…でももう一度だけお願いというジヌォン。
多分人工授精をしたのでしょう。
「二人だけでも幸せよね…」と、半ば諦めて結果を聞きに行った二人。
医者役は、「新貴公子」カメラマン、「その陽射が私に…」リュ・シウォンの先輩、キム・チャンワン 
すると、ようやく出来てた赤ちゃん!
「エギオンマ!」と、大声で言うソギュン、
他の人がいるのに、やめてよ~照れるジヌォン。
抱き合う二人。。。本当に良かった…とこの時は思いましたよ。。。

子供部屋がいるからと、新しい家に引っ越す二人。
引越しの時に、妊娠を喜び、「部屋に貼ったお札のおかげ」と、笑うおばさん。
どこに?と、壁を見ても見当たらないのに、
ベットのマットレスの後ろに、いっぱい! 
可笑しくて、笑ってしまったけど、
ジヌォンに家族を…と、思う叔母さんの気持ちに、胸が暖かくなりました。

妻に内緒で、部屋いっぱい、ブロックで飾ってたソギュン。
赤ちゃんに話しかけ、日記をつけているジヌォン。
どんぐりの料理を食べたいと言い出したジヌォンの為に、
どんぐりを買いに行き、動物病院でようやくリスの餌?を買ったソギュン。
でも、粉が売ってるっておばさんから聞いて、ガックリしながらも、
ふざけて、鼻にどんぐりを突っ込んで発射するソギュン(笑)
と、こんな風に、子供が出来て幸せ一杯の二人だったのですが、、、

赤ちゃんは「無脳性」でした。
ようやく出来たのに…悲しすぎます。。。(:_;)
生まれても、1日くらいしか持たない、母体の為に、堕胎を勧める医者。
でも妻に言い出せないソギュン。 そりゃあ、そうでしょう・・・
洗面所に入って、泣き声が聞こえないように、水を流し、
声を殺して泣くソギュンに、貰い泣き…

診断書を見て、知ったジヌォン。
諦めようと言うソギュン。信じられなくて担当医に聞きに行くジヌォン。
医者は休みで、看護師は、不妊治療のせいではないと言いたかったから?
原因は、ジヌォンの方にあると、ポロリと話してしまいました。
自分に原因があると、妻に話してたソギュンの思いやりにジーンとすると共に、
自分のせい…と知ってしまったジヌォンの表情に、胸が痛みます。

二重のショックで、電気もつけないで泣いていたジヌォン。
両親が死んで、おばさんがいるのに、反抗したから?
あなたがいるのに、他の人を好きになったから?
赤ちゃんができて、嬉しくて幸せだったから、バチが当たった?
ごめんね…本当にごめんね…
そういって、自分を責めるジヌォンが可哀想で。。。
そしてジヌォンの肩を抱くソギュンが、優しく包んでいて、ウルウル。。。

手術する日、車を暴走してしまい、反対車線に飛び出したジヌォン。
危なくぶつかりそうになり(相手の車を運転してたのは、「チャングムの誓い」ピルドゥ、「オールイン」サンドゥの部下だわ~)何とかハンドルを切りました。
そしてそっとお腹に手を当て・・・命を感じたのでしょうか。。。

産みたいと言うジヌォン。
反対するソギュンは、ジヌォンが作ってた育児日記を、メチャメチャに!

医者に話をしに行き、「脳だけなんですよね」とソギュン。
業界では、産んだ場合、他の子に臓器移植をする方針と話す医者。
一般の人に、いきなりこういう話は、非情です・・・
驚いたのは、韓国では、乳幼児の臓器移植が可能だという事。
日本では、出来ないですよね?確か。

料理を作ってくれたおばさんに、頑なな態度しか取れないジヌォン。
ソギュンが家に向かうと、ちょうど帰ろう出てきてたおばさん。
ジヌォンの事は、実の娘とは思ってないと話すおばさん。
「実の娘かどうかは関係ない。私とあの子は二人で一人。
何物にも変えられない。あの子は私の全てだったわ」

ジーンと来る言葉でした・・・親子というのは、こういうもの。。。
おばさんは、ドングリの粉なんて売ってると電話で言ってたけど、
わざわざ山でドングリを拾って、料理を作りに来てくれたのでした・・・

たった1日でも生きる望みがあるなら、産みたいと言うジヌォン。
ずっと待ち望んでた子供…
その思いに、ソギョンも応える事に。。。
二人で名前を考えたり、絵本を読んであげたり、散歩したり、
どこにでもいる、子供を待つ親でした。

おばさんの家に行った時、
「あなたなら大丈夫。いいママになれるわ」と言ってくれた叔母さん。
帰り際、何度も振り向くジヌォン。
堪えてた涙が、溢れそうになるのを我慢して手を振る叔母さん。
「叔母さん、知ってるのね…」 
叔母さんとジヌォンを見てると、またウルウルです。

産気づいたジヌォン。
救急車で運ばれる時に、「お願いだから悲しまないで」とジヌォン。
出産を待ってる間、ジヌォンの育児日記を読むソギョン。
「あなたの名前、何度も呼べないかも…でもママの声忘れないでね」
涙が流れるソギュン。。。私も泣けて来ました・・・(:_;)

二人が思っていた通り、女の子でした。でも思ったより容態が悪くて・・・
「今何時ですか?」と聞いて、街を走るソギュン。
出生届を出しに行くんだなぁ・・・と思って、もう涙でした。。。
出生届を出しただけじゃなく、ちゃんと住民票を持って来たソギョン。
ここでは紛れもなく、三人の家族の名前が・・・
「ユンジンをどうしたらいいの?かわいそう…」と泣くジヌォン。
「悲しまないって約束しただろ?」と抱きしめるソギュン。

もう命が燃え尽きようとしてるユンジンを見つめ、
臓器移植を決意するジヌォン。「もしユンジンが嫌がったらどうしよう」
外を見てというソギュン、ジヌォンが窓を見ると、雪が・・・
大丈夫、大丈夫、
ふわふわと降ってくる雪の中、頬の赤い女の子の声も聞こえてくる
大丈夫、大丈夫…

「妊娠を告げたのは雪の夢よ。雪の降る音。
“大丈夫、大丈夫って言いながら降るの」
本の一説を嬉しそうに話すジヌォンに、
あまりロマンがなく、「雪が降るのはいい事」と素っ気無かったソギュンにも、
今降ってる雪の音が聞こえているようでした。
今、逝ってしまう二人の赤ちゃんが、
パパとママに、話しかけているような・・・

おそらく数年後のクリスマス。この日も雪が降ってます。
二人は男の子の養子を迎えてました。
ツリーの下にプレゼントを置き、もう寝ようとする二人。
「目が覚めたのかも」と様子を見に行きたいジヌォンに、
違うと言って寝室に行く二人。
すると、こっそり様子を見に行くソギュン。


子供が出来ないくて辛い思いをしてる二人なのに、
神様は、なぜこの二人に、もっと辛い思いを課したんだろう・・・と、
本当に可哀想で、可哀想で・・・
でも、子供と過ごした時間は、ほんの僅かだったけど、
妊娠時代も含めて、二人の赤ちゃんに対する思いは、
幸せな時間でもあり、命を見つめた時間でもあり、
決して無駄な時間ではなかった気がします。

子供が出来なくて、養子を…という話をしてたけど、
あの時点で養子を迎えたならば、
子供が出来ないから迎えたという思いが、残ってしまってた気がします。
今は、きっと、子供を愛しむ思いで、迎えたと思います。
最後に、子供を失った悲しみを乗り越えて、
子供を引き取ってた二人、顔は見えなかったけど、
とっても穏やかな雰囲気で、最後は何だかジーンとした気持ちで終わりました。
ソンギュンとジヌォン、二人の演技が、本当にとても良かった・・・
映像も、キレイでした。

ベビー用品売り場は、クォン・ヘヒョさん♪
(「冬ソナ」キム次長、「ポップコーン」オ次長、映画「ラストプレゼント」の詐欺師)
赤ちゃんの心音が聞こえる器具を売ろうと、店の子のお腹にあてると、
何と!・・・「俺の子?」と焦るクオン・ヘヒョさんがおかしかったです。

コ・ソヨンさんは、どこかで見た…と思ったら、
第1話だけ見た「裸足の青春」のヒロインですね。
この時は、口紅が赤くて、化粧も濃かったなぁ(この時の流行だったんでしょうね)
イ・ソンジュさんは、初見です。
もうすぐ公開の映画「DAISY-デイジー」に出演されてますね。
私の家の近くの映画館には、
イ・ソンジェ、チョン・ウソン、チョン・ジヒョンのデカイ看板がデーンとあります。
最近行った時は、「イソンジェって誰かしら?」と思ったけど、
今度行ったら、ゆっくりイ・ソンジュさんを見て来るわ~


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この記事へのコメント

2006年05月17日 12:59
pandaさん♪ こんにちは!
喜びのシーン「エギオンマ!」はホント嬉しそうなシーンで... 一転、障害がわかってからの苦悩のシーン...
そしてラストは私も何故か安らかな気持ちというか...

ヒロインのジヌォンの設定が良く出来ているなぁ~と..
私は途中まで 自己中心的で...どうして産むのか?とさえ思っちゃいましたけど... 最後まで観て...私もジーンとしちゃったです。

ドラマの合い間にちょこっと映画っていいですよね♪
こんな名作ならまた見たいなぁ~って...
また、立ち寄ります
2006年05月18日 09:20
じゅんさん、こんにちは~
全然あらすじとか知らなくて見てたので、「エギオンマ!」と喜ぶシーンは、本当に嬉しそうで…あらすじを知ってから見返すと、とっても悲しくて…
ラストは、何だか安らかで穏やかな気持ちになれた映画でしたね。赤ちゃんの障害や死がテーマという感じではなく、夫婦二人の姿に心打たれたからかもしれません。

映画は長いから、ドラマ二話分見れると思ってしまい、少し遠のいてしまってました。
ドラマの合間に映画も良いですね~♪
2006年05月19日 21:26
半年ぐらい前にみましたが、ラスト以外はこの映画と全く同じ状況の友人がいたので内容は知っていましたが観るのに暫く時間が掛かりました。
映画の前半では夫婦間の考え方の違いが大きくなっていましたがラストでは同じ意見になったようでほっとしました。養子なのか1-2年後なのかはぼやかしてありますがその方が救いがある描き方ですね。
2006年05月20日 09:33
SOPHILさん、
友人や本人が同じような状況だと、身につまされるでしょうね。。。
この夫婦は考え方の違いでぶつかり合ってたけど、夫の妻への思いやりで大きく包んでたような気がしてました。
そして最後の子供を引き取ったであろうシーンがあって、子供を見送った事を乗り越えただろう二人の姿に救われました。

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